2009年 試合速報
2009 J1リーグ 26節 VS.京都サンガF.C.
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 9/19(土) | 15:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 成田 雅明 | 山西 博文 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 長谷 忠志 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.4度 | 44% | 数原 武志 | 大石 裕樹 |
18 | シュート | 5 |
12 | ゴールキック | 10 |
6 | コーナーキック | 1 |
10 | 直接FK | 14 |
3 | 間接FK | 3 |
3 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第26節が間もなく始まる。
対戦相手は、10勝5分10敗と勝率5割で9位につけている京都サンガF.C.。
今シーズンの京都は第6節~第9節にかけて4連敗したものの、それ以降は連敗がなく状態は上向きである。
前節の強豪FC東京戦では、開始早々にディエゴが先制点を決めると、後半に追いつかれたものの、85分に途中出場の金成勇が値千金の勝ち越しゴールを奪い、そのまま逃げ切り見事に勝利している。
さらに、今シーズンの京都は、ガンバ大阪、アルビレックス新潟、サンフレッチェ広島、川崎フロンターレから勝ち点を奪っており、強い敵ほど燃える傾向にある。
しかし一転して、大分トリニータ、大宮アルディージャ、柏レイソル、など下位チームから勝ち星を落とすなど不安定なシーズンであるとも見受けられる。
今シーズンのジュビロとの対戦は、4/25(土)に西京極で対戦している。この試合では、前田遼一、イグノ、ジウシーニョが得点を奪い3-2でジュビロ磐田が接戦を制している。
そのジュビロは、前節の大分トリニータ戦では、最下位のチームに終始主導権を握られ、1-2で敗戦。内容を見てもほぼ自陣内での守備に時間を割いてしまい完敗。
イグノがセットプレーからのヘディングシュートで一矢報いるのがやっとであった。
しかし今は決して下を向いている場合ではない。
今私たちにとって一番必要なものは、どんな形であれ『勝つこと』。
勝利を手にさえすれば流れはジュビロに傾いてくれるだろう。
今日は、何があっても勝利を手にし、自信を取り戻したい。
そこから連勝がスタートする。
スタメンを見てみると、前節からの変更点はDFの鈴木秀人に代わり、茶野隆行が戻ってきた。前節は怪我で欠場したが、1試合で戦列復帰の形となった。
左サイドには、山本脩斗に代わり村井慎二が先発出場。
今日もキレキレのドリブル突破から幾度となくチャンスを演出してくれることだろう。
その他のメンバーに変更はなし。
京都の注目選手は、2トップの柳沢敦、ディエゴも危険だが、注目したいのは李正秀。
元々FWだった選手がプロに入ってからDFにポジションを変え成功した選手である。
185cmの身長をいかした空中戦やスピードも兼ね備えている選手である。
元FWだっただけに得点能力も高く、実際今年のオールスターではJ-ALLSTARSの一員としてプレーし、1得点を奪い見事にMVPに輝いている。
この選手には気をつけたい。
試合会場は、ヤマハスタジアム(磐田)。
キックオフは午後3時。
サポーターの皆さんには是非最後まで熱い熱い声援をお願いします!
シュートまではいかなかったが、この動きを続けたい。
イグノは3試合連続ゴール!
京都、角田誠に代わり金成勇が投入される。
しかし枠を捉えることができず、ゴールキックとなってしまった。
しっかり集中したい。
川口能活に代わり八田直樹を投入。
川口能活は担架に運ばれピッチの外へ。
外に出る際にはサポーターから能活コール!
今日は、スタートからゲームが終るまで、選手たちがアグレッシブにやってくれたし、スピードも落ちずに非常によかったと思います。前にいくことは誰でもできるけど、相手ボールになったり、自分を越されたボールに対してのプレイスバックやリカバリーのスピードも落とさずにやってくれたので、このゲームを続けられるようにやっていきたいと思います。非常によかったと思います。
Q.後半はよかったが、前半、もうひとつ思い切っていけないところも見えたが。
前半は相手もフレッシュですし、少し蒸し暑さもあったのかなと。ひと汗かいてから動きはよくなったと思います。どんな素晴らしい選手も、チームも、ミスがゼロということはない。ミスを恐れずにアグレッシブにいこうということを今週やっていたので、それはやってくれたと思います。
Qイ・グノが良くなっているのではないか。
少しずつ良くはなっていると思いますけど、自分が悪い状態でDFの方が良い状態のときに、もう少しシンプルにプレーした方がもっと彼の良さが出るのではないかと思いましたが、ここ2試合はだいぶ上がってきたと思います。
Q.マンオブザマッチの岡田選手について
こちらが願っているプレーをきちんとやってくれました。もちろん、隆ならやれるだろうと思っていましたが、安定したプレーをやってくれました。彼にとっては、安定したプレーなんですけど、他の選手にとっては難しいプレーです。それを90分間やってくれたので、さすがだなと思います。
Q.交代枠を残した理由は?
誰を交代させたらいいか。村井慎二は疲労がありました。西はしんどそうだったけど、まだまだ走っているスピード感は落ちていない。(山本)康裕は足がつりかけたけど、まだまだ大丈夫だということで、代える必要はないなと。2-0の状態であっても、外からポンと入ったときに、ゲームのリズムに乗るのは難しい。代えるとしたら、前線の選手になりますけど、そこも交代は必要ではありませんでした。
自分としては、前節の大分戦で、相手ボランチに自由に展開されていたので、今日はボランチにボールが入ったときに、厳しくいこうと思っていました。前の人が追ってくれて、それに周りも連動していたのですごくやりやすくて、それについては、できたかなと思います。
みんな、最発から飛ばして、90分終ったあとにぶっ倒れるくらいの気持ちでやっていたと思うし、それがいい方向にいったと思います。サンガは、前の選手の技術が高くて、中盤もうまい選手が多いので、厳しい闘いになると思っていましたけど、今日は本当に気持ちで勝っていたと思います。
すごくプラスの材料が多かったと思うので、これを次にいかしたい。これからタフな試合が続くので、全部勝つ気持ちでやっていきたいです。
マンオブマッチは、俺でいいのかなと。みんなのおかげです。サポーターの方もすごく応援してくれて、よかったです。
Q.前半は前にいってもとれなくてつながれた時間があったけど、そこであきらめなかった。そうですね。
つながれていたけど、決定機まではいっていなかったし、その前で止めることができていたので、このままいこうというのは言っていました。そこで下がってしまうと、相手にボール持たれてキツイので、できるだけ自分たちがボールを保持する時間を多くしたいので、やはりブロックを前目に保ちながらということを意識していて、それをみんなが共通理解を持ってやれていたので、高い位置を保つことができたのではないかと思います。守備については、全体のバランスを保ちながら、みんなが自分のディフェンスエリアに入ってきた選手をつかむという意識で、今日はやっていたと思います。
Q.ディエゴやシジクレイに対しても体をうまく使っていましたね。
勝ったとは思っていないですけど、タイミングよくいければ、どんな選手でもやれると思うので、相手がトラップした瞬間だとかは狙っています。
3連敗していたので勝てて本当によかったです。大きい勝利だけど、次が本当に大事になると思います。自分はさんざんシュートを外してしまったので、ちょっとみんなに申し訳ないですね。自分のゴールは駒野のおかげかなと思います。嬉しかったですけど、もう1点とりたいなと思っていました。次は、沢山動いて、点に絡みたいと思います。
先取点の入り方はなんかさっぱりしない入り方だったんですけど、後半はさっぱりしていたからよかったかなと思います。展開がよかった。今日やっていたような、相手に蹴らせるということ、できるだけ前からいくということをやらないといけないということは、みんな気付いたと思う。あとは、それをいかに持続してできるか。今日は相手が1点をとられて前がかりになったところを、ディフェスもうまくはまった感じになったけど、基本的なことを、もう1回やりなおさないと。自分たちがやろうとしていることをもう1回しっかりつきつめないと。いつも投げた石が左か右かどこに転ぶかわからない、形がない、ということだけは避けたいなと。今日、見てくれた人たちもよかったと思ってくれなら、それを続けたいです。でも、今日みたいなことをやると、5-4みたいな試合になる可能性もあります。コマ(駒野選手)が上がってゴール前につっこむなんて、いままであまりなかったし。でも、そういうのもあっていい。いった選手をカバーするのがみんなの役目で、そういうことができていなかっただけだと思います。
勝ったけど、まだまだです。次に負けないようにしないといけない。でも、いいところをつきつめて、結果としてもし負けるんであれば、また別の反省点がみつかると思います。
(ゴールにつながったミドルシュートは)、前があいていたので、それが結果につながりました。
今日は自分の持ち味を試合で出せたと思います。
立ち上がりからプレッシャーにいくことで、高い位置でボールをとれました。大分戦でそれができなかったので、それを選手全員で確認して試合に入りました。
敵の攻撃は、ディエゴのところでフリ-でボールを持たせると、いろんなボールを出されるので、そこと、最終ラインの裏に3トップが飛び出すのでしっかりついていくことを気をつけてやりました。
Q.奪ったボールをつなげることが多かったが、手応えは?
選手一人ひとりが、奪ったあとに確実に自分たちのボールにするという意識があったから、つなぐことができた。今日は落ち着いてみんなできたと思います。いつも中盤でつなぐこと、時間をつくることができなかったけど、とくに後半、ああいうようにつなぐことで、相手に前に出てくるし、それで自分たちの時間で試合を進めることができたと思います。
自分たちのサッカ-ができているのは、やはり前からプレッシャーをかけているとき。それを思い出してやった結果が勝利につながったので、それをやり続けていきたい。ホームだからプレッシャーにいけたというのではなく、アウェイでも受け身にならずに立ち上がりからいければ、今日みたいにいいサッカーができると思います。
自分はセンターバックとボランチといろいろやりながらだったんですけど、いまは固定してもらっているので、言い訳はできないと思って、絶対に失点0という形で、勝利で、見返すというか、こたえたいという気持ちはありました。危ない場面もあったけど、完封できて、価値ある勝利だと思っています。
今日は、強気で、ラインを高めに設定して、怖がらずに前からいこうといことで、それで結果として高い位置でとれて、自分たちらしいサッカーができて、そこから攻めにもつながったし、相手のミスも誘えたので、ああいう形が90分間これからも続ければいい結果がついてくると思います。
前線の選手が、ああやってスペースにどんどん抜けてくれると、相手も裏を警戒して、今度はバイタルエリアがあいてくるし、それをうまく使い分けしながらできました。そこはよかったと思います。守備では、相手の1トップとか気にせず、とにかくボランチを押し出して高い位置で守備をしよう。いつもより1~2メートル高く設定しようということで、みんな集中しながらやった結果、相手のパスの出所を早い段階でつぶせたので、いいパスが相手の前線にこなかったし、それが、またラインを高くできることにもつながったので、そういう部分も成果があったと思います。
Q.八田選手との連携は?
ハチ自身、能力がある選手だし問題ないです。最初のゴールキックをいい感じで飛ばしてくれたので、大丈夫だと思っていました。
勝利を渇望していました。試合のスタートからみんな積極的にやって、勝つことができた。
今日の最大の勝因は、守備についてみんながやろうとしていることができたことです。最後まで無失点で終れたというのは、大きな収穫です。きのう、守備についてみんなで話しあったし、声を出しながらコーチングしながらやったし、自分もみんなも、もう1歩相手に近づくというか、ポジションを修正することで、ディフェンスをよくすることができたと思います。
(ゴールは)村井選手がDFとせっていて、そんなに簡単にいくとは思わなかったんですけど、常にこぼれてくるボールに対して準備はしています。
コンディションは最大限良くするよう努力しています。1試合1試合、良くなっていると思います。
「時間がないから、1点くらいいいから思い切りやれ」とベンチの人に言われました。監督からも思い切れやれと。シンさん(森下GKコーチ)からはクロスに出ろとか、はっきりしたプレーをしろとか、時間がないからしっかり声を出していけといろいろなことを言われました。そういうことを忘れずにやりました。
自分たちのゴールキックからだったから、よかったのかなというのもありますし、すぐに点を決めてくれたので、楽になりました。0-0だったり1-0だったらもっと緊張したかなと思います。
今日はホームで、スタジアムの雰囲気とかは練習でもけっこうやっているので、あまり緊張しなかった、また、去年の試合の(途中出場)ような経験があったから、楽に入れたかなというのはあります。
チーもこれでひとつでも上にあがっていければいいと思いますし、自分もいろいろなプレーでチームに貢献できたらいいと思います。
あの先制点で、リラックスできたと思います。(後ろの)金沢選手の指示が的確ですし、ポジショニングも細かくコーチングしてくれるので、すごいやりやすかったですし、自分を前に押し出したくれるので、より高い位置、FWに近い位置がとれたのではないかと思います。
今日のゲームは、立ち上がりからお互いに集中力の高い状態を維持していたと思いますし、どちらも負けられないという気持ちが出ていた試合だったと思う。こういうふうに立ち上がりから拮抗した内容になるということは、ある程度予測していたので、こういう時にミスが出た方が負けるというのは、サッカーの常だと思います。ハーフタイムのちょっと前に、こちらの処理のミスを突かれたというところですが、それほど難しい処理ではなかったと思いますが、フッと気を抜いた瞬間を突かれてしまった。ハーフタイムにこれを引きずらないように言いましたし、何とか追いつきたいということで、少し前目の選手も入れてゲームを変えようとしましたが、あってはならない失点をして、少し落ち着きがなくなってしまったなと思います。2点目、3点目はバランスを崩して出ていった後の失点で、バランスを崩して出ていっても、そこで数的同数あるいは向こうが多い状態の中で止めきれる力をつけていかなければいけないと思う。そこでの1対1の応対のところは、また甘さが出ていたと思う。ただ、選手は何とか追いつこうという姿勢の中で、そういう戦いをしていたので、何回かあった決定機をものにしていれば、負けるにしても3点差を1点差、2点差にすることはできたと思うので。そのへんで決定機を決められなかったのは非常に残念だと思います。こういう試合は、ある程度原因がはっきりしているという部分もあるので、次の試合に引きずらないように、またサンガの良さをみんなに出してもらって、今度は久しぶりに西京極に戻って試合をやりますので、そこでしっかりしたゲームを見せたいなと思います。