2009年 試合速報

2009 J1リーグ 26節 VS.京都サンガF.C.

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
5 分
11 敗
37 得点
46 失点
勝点 32
順位 12

3
  • 1
  • 0

  • 2
  • 0

0
sanga
sanga

10 勝
5 分
10 敗
28 得点
29 失点
勝点 35
順位 9

前半
41分
ハーフタイム
角田 誠
金 成勇
後半
10分
13分
柳沢 敦
林 丈統
15分
佐藤 勇人
中村 太亮
村井 慎二
船谷 圭祐
27分
川口 能活
八田 直樹
43分
44分
1
川口 能活
3
茶野 隆行
5
駒野 友一
6
那須 大亮
16
金沢 浄
11
西 紀寛
14
村井 慎二
19
岡田 隆
23
山本 康裕
18
前田 遼一
33
イ グノ
SUB
31
八田 直樹
2
鈴木 秀人
15
加賀 健一
10
成岡 翔
17
犬塚 友輔
28
船谷 圭祐
22
カレン ロバート
監督
柳下 正明
21
水谷 雄一
6
染谷 悠太
8
中谷 勇介
14
李 正秀
24
増嶋 竜也
3
シジクレイ
7
佐藤 勇人
16
安藤 淳
26
角田 誠
10
ディエゴ
13
柳沢 敦
SUB
1
平井 直人
19
森下 俊
15
中山 博貴
17
中村 太亮
9
豊田 陽平
11
林 丈統
28
金 成勇
監督
加藤 久

13,860
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 9/19(土) 15:03
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 成田 雅明 山西 博文
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 名木 利幸 長谷 忠志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
26.4度 44% 数原 武志 大石 裕樹
18 シュート 5
12 ゴールキック 10
6 コーナーキック 1
10 直接FK 14
3 間接FK 3
3 オフサイド 3
0 PK 0

Jリーグ Division 1第26節が間もなく始まる。
対戦相手は、10勝5分10敗と勝率5割で9位につけている京都サンガF.C.。
今シーズンの京都は第6節~第9節にかけて4連敗したものの、それ以降は連敗がなく状態は上向きである。
前節の強豪FC東京戦では、開始早々にディエゴが先制点を決めると、後半に追いつかれたものの、85分に途中出場の金成勇が値千金の勝ち越しゴールを奪い、そのまま逃げ切り見事に勝利している。
さらに、今シーズンの京都は、ガンバ大阪、アルビレックス新潟、サンフレッチェ広島、川崎フロンターレから勝ち点を奪っており、強い敵ほど燃える傾向にある。
しかし一転して、大分トリニータ、大宮アルディージャ、柏レイソル、など下位チームから勝ち星を落とすなど不安定なシーズンであるとも見受けられる。

今シーズンのジュビロとの対戦は、4/25(土)に西京極で対戦している。この試合では、前田遼一、イグノ、ジウシーニョが得点を奪い3-2でジュビロ磐田が接戦を制している。

そのジュビロは、前節の大分トリニータ戦では、最下位のチームに終始主導権を握られ、1-2で敗戦。内容を見てもほぼ自陣内での守備に時間を割いてしまい完敗。
イグノがセットプレーからのヘディングシュートで一矢報いるのがやっとであった。
しかし今は決して下を向いている場合ではない。

今私たちにとって一番必要なものは、どんな形であれ『勝つこと』。
勝利を手にさえすれば流れはジュビロに傾いてくれるだろう。
今日は、何があっても勝利を手にし、自信を取り戻したい。
そこから連勝がスタートする。

スタメンを見てみると、前節からの変更点はDFの鈴木秀人に代わり、茶野隆行が戻ってきた。前節は怪我で欠場したが、1試合で戦列復帰の形となった。
左サイドには、山本脩斗に代わり村井慎二が先発出場。
今日もキレキレのドリブル突破から幾度となくチャンスを演出してくれることだろう。
その他のメンバーに変更はなし。

京都の注目選手は、2トップの柳沢敦、ディエゴも危険だが、注目したいのは李正秀。
元々FWだった選手がプロに入ってからDFにポジションを変え成功した選手である。
185cmの身長をいかした空中戦やスピードも兼ね備えている選手である。
元FWだっただけに得点能力も高く、実際今年のオールスターではJ-ALLSTARSの一員としてプレーし、1得点を奪い見事にMVPに輝いている。
この選手には気をつけたい。

試合会場は、ヤマハスタジアム(磐田)。
キックオフは午後3時。

サポーターの皆さんには是非最後まで熱い熱い声援をお願いします!

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、右サイドでボールを持ったイグノがクロスを上げるが、ボールが弱くなってしまい、GKが直接キャッチ。
前半3分、ジュビロ、イグノが前線から積極的な守備でボールを奪う!
前半3分、ジュビロ、左サイドから村井慎二の突破!最後は得意の左足でクロスを上げるがボールが逆サイドまで流れていき、京都ボールのスローイン。
前半5分、京都、左サイドからクロスを上げるが金沢浄が体を張って競り合い、難を逃れる!
前半7分、ジュビロ、前田遼一が落としたボールに岡田隆が見事な飛び出し!
シュートまではいかなかったが、この動きを続けたい。
前半8分、ジュビロ、前半1本目のコーナーはGKにパンチングされてしまう・・・
前半9分、京都、角田誠がドリブルでエリア内に進入するが、山本康裕がスライディングタックル!山本康裕の好判断でピンチを免れる!
前半12分、ジュビロ、サイドチェンジから駒野友一、西紀寛、前田遼一に繋ぎ突破を試みるがボールを奪われてしまう。
前半14分、京都、ディエゴを中心にした攻撃が目立つ。この左足には注意したい。
前半18分、京都、左サイドからのクロスに柳沢敦と金沢浄が反応。柳沢敦がエリア内で倒れるがホイッスルは無し。金沢浄のすばらしい守備!!
前半19分、ジュビロ、右サイドからのコーナーキック。村井慎二の蹴ったボールは逆サイドまで流れ、相手のスローイン。
前半20分、ジュビロ、左サイドから突破を試みるがシジクレイの守備がすばらしかった。
前半21分、ジュビロ、エリア内でボールを受けた前田遼一だったが、コントロールできず相手に奪われてしまう・・・
前半22分、ジュビロ、左サイドから村井慎二のクロス!前田遼一が頭で落としを見せるが、これは誰にも合わない。
前半24分、ジュビロ、柳下監督ラインギリギリまで立ち大きな声で指示を出している。
前半27分、ジュビロ、右サイドからの西紀寛のクロス、エリア内でDFを背にしながらシュートするも、ボールに勢いはなくGKが直接キャッチ。
前半28分、ジュビロ、右サイドから岡田隆のサイドチェンジのボールを金沢浄が頭で落とし、前田遼一がダイレクトでシュート!しかし枠には入らず・・・
前半28分、京都、右サイドから安藤淳のクロスに角田誠が落とし、最後は柳沢敦がシュートするも、川口能活ががっちりキャッチ!
前半30分、京都、味方のシュートがディエゴに当たってしまい、担架でピッチの外へ運ばれ心配されたが、すぐに立ち上がりプレー再開。
前半32分、ジュビロ、ロングボールに反応したイグノだったが、笛がなりイグノのファウル。これに対してイグノが珍しく怒りあらわに。

前半39分、ジュビロ、DFラインからFWを狙ったボールは長くなってしまう。
前半41分、ジュビロ、中盤からのスルーパスに反応した村井慎二がGKと1対1となりシュート!これは防がれてしまうが、しっかり詰めていたイグノが冷静に詰め、ボールは無人のゴールへ!【1-0】
イグノは3試合連続ゴール!
前半アディショナルタイム1分、京都、右サイドからのクロスにヘディングシュート。しかし枠には入らずゴールキック。このゴールキックを川口能活が蹴ったところで前半終了のホイッスル。
後半0分、京都ボールで後半キックオフ!
京都、角田誠に代わり金成勇が投入される。
後半1分、ジュビロ、右サイドからイグノの強引な突破!最後は村井慎二が左足でシュートを放つも、これはミスキック・・・
後半6分、ジュビロ、駒野友一が中盤で中に切れ込み、左足の強烈なシュート!
しかし枠を捉えることができず、ゴールキックとなってしまった。
後半8分、ジュビロ、右サイドからのコーナーキック。村井慎二のボールにイグノが頭で飛び込むがGKに防がれてしまう。
後半9分、ジュビロ、3本連続してコーナーを得るが、いずれもチャンスらしいチャンスにならず・・・
後半10分、ジュビロ、右サイドから中に切れ込んできた駒野友一がまたもや強烈なシュート!GKが反応はしたがキャッチすることができず、それに詰めた前田遼一が流し込み追加点!【2-0】
後半13分、京都、柳沢敦に代わり林丈統が投入される。
後半15分、京都、佐藤勇人に代わり中村太亮が投入される。
後半16分、ジュビロ、右サイドからのクロスをファーサイドで待っていた駒野友一がフリーでシュート!GK反応できず、ゴールかと思われたが、京都の増嶋竜也がゴールギリギリでヒールでクリア。
後半21分、ジュビロ、中盤からガンガン守備に行っており、後半はピンチらしいピンチは見当たらない。しかし、大事なのはこの後。
しっかり集中したい。
後半23分、ジュビロ、岡田隆、イグノ、村井慎二で細かく1タッチパスでチャンスを演出。最後は村井慎二がシュートを放つが枠に入らず。
後半25分、ジュビロ、スルーパスに反応したイグノがエリア内から前田遼一へマイナスのボール!そのままダイレクトでシュートを放つがゴールならず・・・
後半26分、京都、右サイドからのロングボールに走りこんだ、中村太亮がダイレクトでループを狙うも枠に入らず!
後半27分、ジュビロ、村井慎二に代わり船谷圭祐が投入される!
後半32分、ジュビロ、ゴール前でボールを奪った前田遼一が、シュートを放つが、ゴールならず。
後半33分、ジュビロ、西紀寛が右足でシュート!しかし、ボールはバーの上・・・
後半35分、ジュビロ、ここにきてさらに追加点を奪うべく、怒涛の攻撃。右サイドに開いていたイグノからクロス!こぼれ球に岡田隆がミドルを放つが枠に入らず。
後半43分、京都、金成勇がスルーパスに反応するが一歩追いつかず。川口能活が足を痛め交代。
川口能活に代わり八田直樹を投入。
川口能活は担架に運ばれピッチの外へ。
外に出る際にはサポーターから能活コール!
後半44分、ロスタイムは5分!
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、前田遼一からのボールを左サイドで受けた西紀寛が李正秀をかわし左足シュート!ボールはサイドネットに突き刺さりジュビロ追加点!【3-0】
後半アディショナルタイム5分、最後は、京都が攻めに転じようとしたところで試合終了のホイッスル!攻めては3得点を奪い、守っては見事な完封勝利となった!
柳下 正明 監督

今日は、スタートからゲームが終るまで、選手たちがアグレッシブにやってくれたし、スピードも落ちずに非常によかったと思います。前にいくことは誰でもできるけど、相手ボールになったり、自分を越されたボールに対してのプレイスバックやリカバリーのスピードも落とさずにやってくれたので、このゲームを続けられるようにやっていきたいと思います。非常によかったと思います。

Q.後半はよかったが、前半、もうひとつ思い切っていけないところも見えたが。
前半は相手もフレッシュですし、少し蒸し暑さもあったのかなと。ひと汗かいてから動きはよくなったと思います。どんな素晴らしい選手も、チームも、ミスがゼロということはない。ミスを恐れずにアグレッシブにいこうということを今週やっていたので、それはやってくれたと思います。

Qイ・グノが良くなっているのではないか。
少しずつ良くはなっていると思いますけど、自分が悪い状態でDFの方が良い状態のときに、もう少しシンプルにプレーした方がもっと彼の良さが出るのではないかと思いましたが、ここ2試合はだいぶ上がってきたと思います。

Q.マンオブザマッチの岡田選手について
こちらが願っているプレーをきちんとやってくれました。もちろん、隆ならやれるだろうと思っていましたが、安定したプレーをやってくれました。彼にとっては、安定したプレーなんですけど、他の選手にとっては難しいプレーです。それを90分間やってくれたので、さすがだなと思います。

Q.交代枠を残した理由は?
誰を交代させたらいいか。村井慎二は疲労がありました。西はしんどそうだったけど、まだまだ走っているスピード感は落ちていない。(山本)康裕は足がつりかけたけど、まだまだ大丈夫だということで、代える必要はないなと。2-0の状態であっても、外からポンと入ったときに、ゲームのリズムに乗るのは難しい。代えるとしたら、前線の選手になりますけど、そこも交代は必要ではありませんでした。

岡田 隆 選手

岡田 隆 自分としては、前節の大分戦で、相手ボランチに自由に展開されていたので、今日はボランチにボールが入ったときに、厳しくいこうと思っていました。前の人が追ってくれて、それに周りも連動していたのですごくやりやすくて、それについては、できたかなと思います。
みんな、最発から飛ばして、90分終ったあとにぶっ倒れるくらいの気持ちでやっていたと思うし、それがいい方向にいったと思います。サンガは、前の選手の技術が高くて、中盤もうまい選手が多いので、厳しい闘いになると思っていましたけど、今日は本当に気持ちで勝っていたと思います。
すごくプラスの材料が多かったと思うので、これを次にいかしたい。これからタフな試合が続くので、全部勝つ気持ちでやっていきたいです。
マンオブマッチは、俺でいいのかなと。みんなのおかげです。サポーターの方もすごく応援してくれて、よかったです。
Q.前半は前にいってもとれなくてつながれた時間があったけど、そこであきらめなかった。そうですね。
つながれていたけど、決定機まではいっていなかったし、その前で止めることができていたので、このままいこうというのは言っていました。そこで下がってしまうと、相手にボール持たれてキツイので、できるだけ自分たちがボールを保持する時間を多くしたいので、やはりブロックを前目に保ちながらということを意識していて、それをみんなが共通理解を持ってやれていたので、高い位置を保つことができたのではないかと思います。守備については、全体のバランスを保ちながら、みんなが自分のディフェンスエリアに入ってきた選手をつかむという意識で、今日はやっていたと思います。
Q.ディエゴやシジクレイに対しても体をうまく使っていましたね。
勝ったとは思っていないですけど、タイミングよくいければ、どんな選手でもやれると思うので、相手がトラップした瞬間だとかは狙っています。

前田 遼一 選手

前田 遼一 3連敗していたので勝てて本当によかったです。大きい勝利だけど、次が本当に大事になると思います。自分はさんざんシュートを外してしまったので、ちょっとみんなに申し訳ないですね。自分のゴールは駒野のおかげかなと思います。嬉しかったですけど、もう1点とりたいなと思っていました。次は、沢山動いて、点に絡みたいと思います。

西 紀寛 選手

西 紀寛 先取点の入り方はなんかさっぱりしない入り方だったんですけど、後半はさっぱりしていたからよかったかなと思います。展開がよかった。今日やっていたような、相手に蹴らせるということ、できるだけ前からいくということをやらないといけないということは、みんな気付いたと思う。あとは、それをいかに持続してできるか。今日は相手が1点をとられて前がかりになったところを、ディフェスもうまくはまった感じになったけど、基本的なことを、もう1回やりなおさないと。自分たちがやろうとしていることをもう1回しっかりつきつめないと。いつも投げた石が左か右かどこに転ぶかわからない、形がない、ということだけは避けたいなと。今日、見てくれた人たちもよかったと思ってくれなら、それを続けたいです。でも、今日みたいなことをやると、5-4みたいな試合になる可能性もあります。コマ(駒野選手)が上がってゴール前につっこむなんて、いままであまりなかったし。でも、そういうのもあっていい。いった選手をカバーするのがみんなの役目で、そういうことができていなかっただけだと思います。
勝ったけど、まだまだです。次に負けないようにしないといけない。でも、いいところをつきつめて、結果としてもし負けるんであれば、また別の反省点がみつかると思います。

駒野 友一 選手

駒野 友一 (ゴールにつながったミドルシュートは)、前があいていたので、それが結果につながりました。
今日は自分の持ち味を試合で出せたと思います。
立ち上がりからプレッシャーにいくことで、高い位置でボールをとれました。大分戦でそれができなかったので、それを選手全員で確認して試合に入りました。
敵の攻撃は、ディエゴのところでフリ-でボールを持たせると、いろんなボールを出されるので、そこと、最終ラインの裏に3トップが飛び出すのでしっかりついていくことを気をつけてやりました。
Q.奪ったボールをつなげることが多かったが、手応えは?
選手一人ひとりが、奪ったあとに確実に自分たちのボールにするという意識があったから、つなぐことができた。今日は落ち着いてみんなできたと思います。いつも中盤でつなぐこと、時間をつくることができなかったけど、とくに後半、ああいうようにつなぐことで、相手に前に出てくるし、それで自分たちの時間で試合を進めることができたと思います。
自分たちのサッカ-ができているのは、やはり前からプレッシャーをかけているとき。それを思い出してやった結果が勝利につながったので、それをやり続けていきたい。ホームだからプレッシャーにいけたというのではなく、アウェイでも受け身にならずに立ち上がりからいければ、今日みたいにいいサッカーができると思います。

那須 大亮 選手

那須 大亮 自分はセンターバックとボランチといろいろやりながらだったんですけど、いまは固定してもらっているので、言い訳はできないと思って、絶対に失点0という形で、勝利で、見返すというか、こたえたいという気持ちはありました。危ない場面もあったけど、完封できて、価値ある勝利だと思っています。
今日は、強気で、ラインを高めに設定して、怖がらずに前からいこうといことで、それで結果として高い位置でとれて、自分たちらしいサッカーができて、そこから攻めにもつながったし、相手のミスも誘えたので、ああいう形が90分間これからも続ければいい結果がついてくると思います。
前線の選手が、ああやってスペースにどんどん抜けてくれると、相手も裏を警戒して、今度はバイタルエリアがあいてくるし、それをうまく使い分けしながらできました。そこはよかったと思います。守備では、相手の1トップとか気にせず、とにかくボランチを押し出して高い位置で守備をしよう。いつもより1~2メートル高く設定しようということで、みんな集中しながらやった結果、相手のパスの出所を早い段階でつぶせたので、いいパスが相手の前線にこなかったし、それが、またラインを高くできることにもつながったので、そういう部分も成果があったと思います。
Q.八田選手との連携は?
ハチ自身、能力がある選手だし問題ないです。最初のゴールキックをいい感じで飛ばしてくれたので、大丈夫だと思っていました。

イ グノ 選手

イ グノ 勝利を渇望していました。試合のスタートからみんな積極的にやって、勝つことができた。
今日の最大の勝因は、守備についてみんながやろうとしていることができたことです。最後まで無失点で終れたというのは、大きな収穫です。きのう、守備についてみんなで話しあったし、声を出しながらコーチングしながらやったし、自分もみんなも、もう1歩相手に近づくというか、ポジションを修正することで、ディフェンスをよくすることができたと思います。
(ゴールは)村井選手がDFとせっていて、そんなに簡単にいくとは思わなかったんですけど、常にこぼれてくるボールに対して準備はしています。
コンディションは最大限良くするよう努力しています。1試合1試合、良くなっていると思います。

八田 直樹 選手

八田 直樹 「時間がないから、1点くらいいいから思い切りやれ」とベンチの人に言われました。監督からも思い切れやれと。シンさん(森下GKコーチ)からはクロスに出ろとか、はっきりしたプレーをしろとか、時間がないからしっかり声を出していけといろいろなことを言われました。そういうことを忘れずにやりました。
自分たちのゴールキックからだったから、よかったのかなというのもありますし、すぐに点を決めてくれたので、楽になりました。0-0だったり1-0だったらもっと緊張したかなと思います。
今日はホームで、スタジアムの雰囲気とかは練習でもけっこうやっているので、あまり緊張しなかった、また、去年の試合の(途中出場)ような経験があったから、楽に入れたかなというのはあります。
チーもこれでひとつでも上にあがっていければいいと思いますし、自分もいろいろなプレーでチームに貢献できたらいいと思います。

村井 慎二 選手

村井 慎二 あの先制点で、リラックスできたと思います。(後ろの)金沢選手の指示が的確ですし、ポジショニングも細かくコーチングしてくれるので、すごいやりやすかったですし、自分を前に押し出したくれるので、より高い位置、FWに近い位置がとれたのではないかと思います。

京都サンガF.C 加藤久監督
 

今日のゲームは、立ち上がりからお互いに集中力の高い状態を維持していたと思いますし、どちらも負けられないという気持ちが出ていた試合だったと思う。こういうふうに立ち上がりから拮抗した内容になるということは、ある程度予測していたので、こういう時にミスが出た方が負けるというのは、サッカーの常だと思います。ハーフタイムのちょっと前に、こちらの処理のミスを突かれたというところですが、それほど難しい処理ではなかったと思いますが、フッと気を抜いた瞬間を突かれてしまった。ハーフタイムにこれを引きずらないように言いましたし、何とか追いつきたいということで、少し前目の選手も入れてゲームを変えようとしましたが、あってはならない失点をして、少し落ち着きがなくなってしまったなと思います。2点目、3点目はバランスを崩して出ていった後の失点で、バランスを崩して出ていっても、そこで数的同数あるいは向こうが多い状態の中で止めきれる力をつけていかなければいけないと思う。そこでの1対1の応対のところは、また甘さが出ていたと思う。ただ、選手は何とか追いつこうという姿勢の中で、そういう戦いをしていたので、何回かあった決定機をものにしていれば、負けるにしても3点差を1点差、2点差にすることはできたと思うので。そのへんで決定機を決められなかったのは非常に残念だと思います。こういう試合は、ある程度原因がはっきりしているという部分もあるので、次の試合に引きずらないように、またサンガの良さをみんなに出してもらって、今度は久しぶりに西京極に戻って試合をやりますので、そこでしっかりしたゲームを見せたいなと思います。