2009年 試合速報
2009 J1リーグ 24節 VS.ガンバ大阪
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山口 智
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チョ ジェジン
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茶野 隆行
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村井 慎二
船谷 圭祐
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二川 孝広
武井 択也
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チョ ジェジン
山崎 雅人
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成岡 翔
金沢 浄
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茶野 隆行
大井 健太郎
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山崎 雅人
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下平 匠
安田 理大
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパスタジアム | 8/29(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 成田 雅明 | 廣瀬 格 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 高橋 佳久 | 入部 進也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.2度 | 83% | 唐紙 学志 | 大石 裕樹 |
7 | シュート | 16 |
7 | ゴールキック | 13 |
3 | コーナーキック | 4 |
9 | 直接FK | 11 |
4 | 間接FK | 4 |
3 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
2009年J1リーグ第24節がエコパスタジアムで行われる。
対戦相手は、前節名古屋に敗れ現在の順位を6位とした強豪ガンバ大阪。
このチームには、DFに中澤聡太や加地亮、MFに二川孝広や橋本英郎、FWではレアンドロこそ海外のクラブに移籍してしまったが、ルーカス、チョジェジン、播戸竜二などがおり、まさにタレント揃い。
そしてなんと言っても遠藤保仁。
この選手がチームの中心であり、この選手の調子がチームの調子と言っても過言ではないほどのまさに支柱である。
そして、それをまとめているのが、名将西野朗監督である。2002年にガンバの監督に就任してから既に8年が経過している。その間に数々のタイトルを獲得し、名将の名をほしいままにしている。
一方、前節清水との静岡ダービーでまさかの大敗を喫してしまったジュビロ。
DFラインでミスが目立ち、相手のFWをフリーにさせ、まさに猛攻を受けてしまい5失点。
攻撃陣でも、前田遼一が1得点を奪い一矢報いたとは言え、チャンスらしいチャンスは少なく、防戦一方となってしまった。
しかし終わってしまったことをどうこう言っても何も変わらない。
過去の試合は早く忘れ、前を見つめることが重要である。
新たに選手も加わった。元ジュビロ磐田の選手であり、元FC東京の金沢浄選手が移籍してきたのだ。
前節5失点を喫してしまった守備陣にテコ入れをする形をなった。
33歳とベテランなだけに、その経験を生かしたサッカーを見せ付けてほしいところ。
強豪ガンバが相手とは言え、決して臆することなくガンガン前から守備、そして攻撃をし、大勝して2週間後のゲームを迎えたい。
スタメンを見てみよう。
前節の5失点からか、多少守備を変更してきた。
GKは守護神川口能活。
DFには日本代表に選ばれた駒野友一、そして那須大亮を最終ラインで起用。茶野隆行と組ませ、左サイドには山本脩斗を選択。移籍してきたばかりの金沢浄がバックアッパーとして控えている。
MFは、ボランチに山本康裕と成岡翔を。サイドは西紀寛と村井慎二が先発。
FWには不動の2トップ、前田遼一とイグノが組む。
一方のガンバは加地亮、明神智和らの元日本代表メンバーに加え、橋本英郎、遠藤保仁らの現代表選手。
そして2トップにはルーカスとチョジェジンの外国人コンビが先発と、豪華な顔ぶれ。
ベンチにも播戸竜二や、安田理大、山崎雅人らが控えている。
試合会場は、エコパスタジアム。
ここは、なんとしても皆でスタジアムへ足を運び、エコパをサックスブルー一色に染めてジュビロの選手に力を与えてほしい。
試合は午後7時キックオフ!
両チーム共に選手交代は無し。
ガンバ、絶好の位置からのFKだったが遠藤保仁の蹴ったボールは枠に入らず。
バウンドが合わず、ラインを割ってしまうが狙いはよかっただけにこれを続けたい。もっとたくさんボールを動かしたいところ。
足を痛めてしまった成岡翔はそのまま金沢浄と交代。
金沢浄は移籍後初出場!
ジュビロ選手交代、足を痛めた茶野隆行に代わり大井健太郎を投入。
西紀寛がダイレクトでシュートを放つがボールが浮いてしまいゴールキック。
ロスタイムは3分。
失点するまでは、守備に関しては粘り強くやれていたと思います。ただ、相手のボールを奪ったあと攻撃に入ったときに、動き出しも遅かったし、前線で時間を作ることもできなかったし、サポートも遅れていた。攻撃に関しては、ブレーキがかかっている状態に見えました。少し怖がっているのかなという印象でした。
本当は、0-1で粘りたかった。残り15分くらいまで0-1くらいでいけば、向こうもあまりコンディション自体は良さそうではなかったので、なんとか粘っていこうとハーフタイムに言って送り出したんですけど、ああいう形で2点目が入ってしまいました。
カバーリングということを、グループ、チームとしてやっていかないと、ああいう失点が出てしまう。もう一度そこはやりなおしです。それとセットプレーからの失点というのは、シーズン始めから取りくんでいますけど、まだまだ修正できていないので、やっていかないといけない。
攻撃については、本当に最後のところでみんなが動き出してボールに絡んだプレーができた。ああいうプレーをもっともっと、90分のなかで沢山出さないと、相手を崩して得点をすることは難しいかなと思います。
でも、最後の最後にそういうことができたので、2週間あきますけど、残り10試合に向けて、いま言ったような課題を修正しながらやっていきたいと思います。
とにかく下を向かずに、残り10試合、しっかり闘っていきたいと思います。
Q.茶野選手はコンディション的な問題があっての交代か。また、攻撃について怖がっているというのは具体的にどういうことか
茶野は、スタート時点ではそんなに問題はなかったと思いますけど、腰とハムストリングスにちょっときたということで代えました。
怖がっているというのは、ボールを追い越すプレーが非常に少ない。先程言ったように、2トップに入れて、2列目やボランチのサポートが少なかった。翔、康裕は、攻撃的選手ですから、2トップに入ったときには、ボランチ一人が必ず顔を出してサポートしようということを言っていたのですが、そういうことができていなかった。前節の早い時間で3失点したというのが、もしかしたら頭にあったのかなと思います。それで、ブレーキがかかってしまっていたのかなと。そういう意味で言いました。
Q.前半早い時間からピッチサイドで声を出していましたが、どういう指示をしていたのですか?
いくつかあるんですけど、一番大きいのは、ゲーム前に言ってあったんですけど、二川と遠藤が、トップ下で、外から中に動いて我々のボランチとCBの間に入ってくるけど、それに対してあまり注意深くボランチがケアしていなかったので、そこは、翔か康裕のどちらか一人がつるべの動きで、しっかりケアしなさいと。攻撃については、ガンバは中にしぼって守備もする時間か多いので、サイドチェンジを使いながら攻撃しなさいと。翔、あるいは康裕あたりが絡んで展開しなさいということを言っていました。
今日は、我々が相手よりも動けなかった。ミスが出てはいけないところでミスが出てしまって、大変残念に思います。マークについては、自分一人ではなくて、チーム全体の連携で打開をすることが必要だと思います。そのためには、もっと近い距離で、走って、動いて、というプレーをしていかないといけないと思います。最後に、連携でチャンスをつくってゴールを奪えたのは幸いでした。
いまのチームの雰囲気を変えるためにも、次の試合が大事だと思います。それ以外のことを考えずに、焦点を次の試合だけにしぼって、準備したいと思います。
前半、高い位置でボールを奪ったあと、もうちょっとやりようがあったと思います。何回かとれているのに、「なんで?」と思うようなプレーもありました。チーム全体として、攻撃する時間が少なかったという感想です。全体で攻めの意識が薄れてしまっている。攻め気をなくしてしまっているのではないかと感じるので、もっと、ガッといっているときにみんなが前への意識、こぼれ球への意識を持っていきたいなと思うんですけど。どんなチームに対しても、攻めの意識は必要だし、苦しい時間も、ある程度攻撃の形をつくっていくことが、苦しい時間を減らすことになると思いますから。
苦しい時間があったとしても、とりあえずまず勝ち点40をとることが、自分たちには必要です。そこから先は、残り試合数とかと相談しながら、そういうサッカーを目指したい。サポーターには本当に申し訳ないですけど、とにかく早く勝ち点40近くをとって、そこからは攻めの意識を中心にやっていきたいと思っています。自分を含めて、そういう前への意識、攻めの意識がもっと必要だと思います。
思ったより相手の中盤のプレッシャーはきつくなかったので、もっと中盤で受けて、展開していきたかったんですけど、ビルドアップのときに、すぐに前に入れようとするシーンが多かったと思います。みんなで意識すれば、今日の感じだと回せると思ったんですけど、ビルドアップのとき、どう崩すかというのが、周りの選手とちょっとあっていなかったような気がします。僕も含めて、距離感が前半の最初の頃は悪くて、ボールをさわりたいがために、近すぎたりしたときがあったので、そういう距離感も大事にしていかないといけないと思います。
チームとしてセカンドボールが拾えませんでした。もう少しサイドチェンジができればよかったけど、起点になるところがあまりなかったので、早め早めに潰されてしまった感じで前にいく時間が少なかったのが、反省点です。
交代は、だいたい流れで感じていました。可能性はあると思ったので準備はしていました。後半最初に2点目をとられたので、ピッチに入るのであれば、攻撃的にということを考えていました。
出たときは、サポーターのみなさんは、久々の顔がいるぞ、みたいな感じだったのではないかと思います。試合は、難しい状況でした。相手としては、たぶん余裕を持ってゆっくりサッカーをすればいいという状態になっていたので。1点目も痛かったですけど、2失点目でほぼ相手のペースになってしまったかなと思います。
Q.チームについて、もっとこうしていけばいいとピッチで感じたことは?
もっとボールを動かしていく、もっとチャレンジしてもいいのではないかと感じました。試合によって違うと思いますけど、今日の試合に関してはそう感じました。それと、前半からありましたが、ちょっと攻め急ぎがあるかなと。ボールをとったあとすぐに失うということが何回かあったので、そこでリズムがつくれなかったというか、もう少し遅攻にして、自分たちの時間を長くするというのも必要だと思います。そこの使いわけというのは、今日はポイントかなと思いました。パスが通っても次がないといことも多かったので、その次のことまで考えてやっていかないといけない。奪ったあとの視野を広げるということを、みんなが意識しないといけないと思います。
この2週間は立て直すいい期間だと思うので、立て直しを意識して練習したいです。
Q.久々にサックスブルーのユニフォームで試合に出た気分は?
気分ですか?また着ることができたことは嬉しかったですけど、負けている状況だったので、ユニフォームを楽しむ余裕があまりなかったですね。でも、練習着にしろ、ユニフォームにしろ、みんなに違和感はないと言われています。けっこう着こなせていると思います。
連戦の疲れからか、ここ数日のコンディションの変化なのか、全体的に少し重い感じのするゲームだったとは思うんですけど、両チームともそうだったと思います。内容的なクオリティは高いものは感じない前半だったと思いますが、うまくリスタートで先手を取れて、後半はそのアドバンテージをいかしながら、少しずつテンポも上がって有効に攻撃ができたかなという感じがします。後半の頭の得点も、非常に有為だったと思います。ここ2試合、後半失速気味の内容を、今日はうまくカバーしたと思います。選手起用もそういう形で、多少ショートカウンターにはなりましたけど、全体コンパクトにディフェンスをしてからのアタックというものが、効率良くできたかなという感じがします。2試合とも2点を追いかけられるというか、突き放せないゲームだったので、どうしても自分の中で、守りきるというよりは、ここ数試合できなかったダメ押しをしていく形に持っていきたいと思っていまた。布陣は少し中盤を重くしましたけど、自分の中では3点目を取りたいというメッセージは出しながら選手を送り出しました。入った選手が、ポジションの中でしっかり役割を果たしてくれたと思いますし、半分学習できたかなとは思いますけど、やはりロスタイムの失点が、「まだか」という感じですね。3点入れるとまた油断して、集中力がああいう形になってしまうということも、また課題として残った。よりクオリティを上げるためにも、そういう90分プラスアルファの時間をしっかりコントロールすることが必要です。それは2週間後のゲームにいかしたいと思います。