2009年 試合速報
2009 J1リーグ 23節 VS.清水エスパルス
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岩下 敬輔
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枝村 匠馬
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大井 健太郎
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兵働 昭弘
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兵働 昭弘
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大井 健太郎
加賀 健一
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村井 慎二
船谷 圭祐
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枝村 匠馬
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西 紀寛
成岡 翔
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兵働 昭弘
藤本 淳吾
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岡崎 慎司
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ヨンセン
長沢 駿
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
アウスタ | 8/22(土) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 松浦 敏夫 | 村上 伸次 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 中井 恒 | 下村 昌昭 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
28.3度 | 52% | 前田 敦 | 山崎 光太郎 |
14 | シュート | 7 |
11 | ゴールキック | 8 |
8 | コーナーキック | 5 |
11 | 直接FK | 12 |
1 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第23節が22日開催。
対戦相手は、今シーズン9勝9分4敗、5位と好調の清水エスパルス、そう静岡ダービーである。
今回のダービーはアウェイのアウトソーシングスタジアム日本平で行われる。
前回のダービーはホームでの対戦、3-0と圧勝している。
そう、ジュビロサポーターなら誰もが忘れることの無い、イグノが衝撃的デビューを飾った試合である。
この試合、ジュビロ加入後初先発したイグノは前半10分に前田遼一が落としたボールをボレーシュートで先制点を叩き込む。さらに、28分にもやはり前田遼一の落としを受け、DFを振り切りシュート!勢いのあるボールがネットに突き刺さり追加点を決めた。
何とデビュー戦、静岡ダービー、2得点という、まさに衝撃的な活躍であった。。
この試合に快勝したジュビロは、ここからチーム状態が上向き、開幕以来、降格圏に沈んでいたチームを見事中位にまで押し上げ、まさに救世主となったのである。
今回のダービーでも必ずや、勝利に貢献する活躍をしてくれることだろう。
そしてこの試合、最も注目したいのが、日本人FW対決。
ここ最近5試合で4得点とまさに絶好調のジュビロのエース前田遼一、対するは若干23歳ながら日本代表に定着しつつあるサムライストライカー岡崎慎司の対決である。
両者共に、得点ランキングでは11得点を奪い2位タイにつけており、どちらが先に抜け出し、どちらがより多くの得点を奪うのか。
技術、強さ、決定力、高さ、速さが備わったジュビロの2トップから目が離せない!
伝統の静岡ダービー。
Jリーグでは年2回しか行われないこの戦い、両チームの選手共にこの試合の重要さをわかっている。
お互いに全力を出し切った素晴らしい試合になることを期待したい。
さて、本日のスタメンを見てみよう。
GKは守護神、川口能活。
バックス陣は、右から駒野友一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4バック。
ハーフ陣は、ダブルボランチに山本康裕と那須大亮。
サイドには西紀寛とここのところ好調をキープし続けている村井慎二を配置。
今日の試合もサイドからのキレのある突破、クロス、そしてアシストを期待したい。
そして、フォワードには、前節2得点と絶好調の前田遼一とイグノが2トップを組む。
サブにはGK八田直樹、DF鈴木秀人、加賀健一、MFに成岡翔、船谷圭祐、FWにカレン ロバート、今シーズン初のベンチ入りとなった中山雅史が入った。
ベテランの選手にはもちろんプレー面でもそうだが、精神面でも選手達の助けになっている。
対する清水の注目選手はなんと言っても23番のFW岡崎慎司。
憧れの中山雅史選手が見守る中のプレーとあり、かなり気合も入ってくることが予想されるだけに、ジュビロDFとしては注意が必要である。
大注目の静岡決戦
試合会場は、アウトソーシングスタジアム日本平。
試合は午後7時キックオフ!
サポーターの皆さんには、最後まで熱い声援をお願いします!
清水、いきなりのチャンス。左サイドでのFK。兵藤 慎剛が蹴ったボールは川口 能活の正面。
一旦ボールをキープし、落ち着いた攻めを見せたいところ・・・
その際にヘディングシュートした那須 大亮が倒れこんだまま立ち上がることが出来ず、そのまま担架でピッチの外へ。
ジュビロ大井 健太郎に代わり加賀 健一
村井 慎二に代わり船谷 圭祐を投入!
ボールは枠を捉えるが、川口 能活がスーパーセーブ!右手のみで弾き、難を逃れる!
まずは、最後まであきらめることなく熱い声援を送ってくださった、サポーターの方たちに、このような結果になってしまって申し訳なく思っております。
ゲームについては、早い時間に1、2点を与え、前半の25分くらいまでに3失点してしまったことで、前節出来ていた、短いパスを使い、ミドルパスを入れながらリズムを変えて攻撃するということができなかった。エスパルスの選手の高い集中力と攻守の速い動き出しに、そこを制圧されてしまった。
後半は、メンバーを替えて我々も点を取りにいったんですけど、リスクマネージメントをしっかりせずに、相手の狙い通りのカウンターでやられてしまいました。
完敗なので、逆に早く切り替えて、今日たくさんでた課題のなかで、とくにマーキングというものをもう一度をしっかり確認しないといけないと思います。次はこんなぶざまな試合をしないように、しっかり準備をしたいと思います。
Q.清水は、前田やグノへの楔を徹底して消してきた。それに対しての対策は?
基本的にはもう少し、先程言ったように、短いパスやミドルパスを入れて、サイドから攻撃をするということをやれば、だんだん相手の中央に形成しているブロックがバラけて、いい状態でトップに入るだろうと。そうしたら、トップをサポートしなさいというのはいつも言っていること。でも、今日は狙われているところに入れていたというのはあります。もっとサイドを揺さぶって攻撃する、ゴール前を相手が固めているのであれば、クロスを入れながら次を拾ってミドルシュートを打つということをやれば、もう少し崩せたかなと思いますが、清水の選手が高い集中でやっていたので、なかなか崩せませんでした。
Q.アプローチの早さなども差があったのは、集中の問題か?フィジカルなど他にも問題が?
いろいろあると思います。予測がなかったら、セカンドボールに対しても1歩目が遅れるだろうし、フィジカルのスピードも上がらない。集中という大きい言葉で言いましたけど、高い集中からの予測、狙いに関しては、エスパルスの選手たちは非常に隙がないプレーをしてました。我々は、出されてから寄せるという、後手後手を踏んでいるような感じがみられたので、アプローチのスピードの差も出てきたのではないでしょうか。
Q.後半開始に2人一気に替えた意図は?
前半、左サイドでだいぶやられていました。一番注意していたところがやられて失点につながっていたので、替えないといけないと。それから大井の状態があまりよろしくない。1歩遅れて先にポジションをとられている。それと、ボランチのところを少し前でプレーさせようと思い、攻撃的な船谷を入れました。
3-1の状態で1点をかえすことが出来ていたら、状況は変ったと思います。後半立ち上がりから、いけそうな雰囲気はあったんですけど・・。圭祐(船谷選手)が入ってボールも動き出したし。工夫が足りなかったというのはもちろんありますけど。
前半は、相手の圧力を後ろの選手がちょっと必要以上に感じてしまったところがあると思います。ただ、相手のシュートもうまかったし、すごい決定力でした。
Q.後半に入るとき、巻き返すために一番意識したことは?
球を動かして、全員で攻めましょう、と。それが目標でした。15分以内に1点をかえせければ勝てる目が出てくると思っていたので。でも、カウンターからの失点で試合が決まってしまった。相手にいいポイントで点をとられてしまいました。
Q.次に向けてどう切り替えますか?
とにかく今日みたいなことをやってはダメということだけはわかったので、それをベースにもっとがんばります。
先制点をとられてから3失点目までが早かったので、そこで、自分たちの勢いが出せなかった。前半終了間際に1点とれたけど、それを後半にいかすことができなかった。
相手もボールを回すのがうまいし、サイドチェンジを入れてくるチームなので、そこを、させたくなかったんですけど、2列目の選手についていくということができなかったので、そこから、失点につながった場面が前半はありました。2列目の飛び出しは、ボランチがついていくことも考えないといけないし、センターバックが待っていれば、受け渡すことができるけど、そこがうまくできなかったと思います。
点を入れるしかなかったので、ピッチに入ったときは、前への意識をすごく持ってプレーしました。中盤では、自分のところが起点になると思ったので、そこから攻撃をしかけようと。とにかく点を入れることしか考えていませんでした。
個人的にも5失点はすごく悔しいです。この負けは現実として受け止めて、また立て直さないといけない。しっかりとみんなで話あっていきたい。今日の敗因は、球際で全体に勝てなかったことだと思います。
入ったときは、まずは1点をとろうと。そのために、前目でポジションをとっていいという感じだったので、康裕くん(山本康裕選手)の負担か大きくなったとは思いますけど、2トッフの近くでやれれば、と思っていました。清水のカウンターが速くて正確だったので、脅威でしたけど、でも、それを怖がらずに、前へという意識でした。
攻撃については、もっと工夫がほしい。サイドからが多くなっているときは、ダイレクトで前に入れたりというのができればと思います。少し単調になってしまったと思います。
清水はカウンターが主ですが、そのカウンターにやられました。術中にはまってしまったところもあります。試合の入り方が悪かった。全部、後手後手にまわってしまっていた。相手の方か運動量も勝っていたし、球際の強さ、出足の速さなど、すべてにおいて、相手に支配されてしまった試合でした。立て直さないといけない。
まず、本当にたくさんの熱い声援を、サポーターには感謝したいと思っています。また、そのサポーターの気持ちに応えて、選手たちも90分間よくハードワークしてくれたと思っています。前回のアウェーで0-3で負けた、そのリベンジを何が何でも果たしたいと思っていました。試合の入り方は、本当に良かったと思います。また非常に好調のジュビロということで、選手も気合いの入ったプレーをしてくれたのではないかと思っています。そういうちょっとの気持ちの差というのが、最終的にはこういう結果につながったのではないかなと思っています。3連戦の最後の試合、非常にタイトなスケジュールの中で、ジュビロも同じスケジュールで戦っている中で、この3連戦の最後がダービーで、何が何でもホームで勝ちたいというゲームで、最高なパフォーマンス、結果を出してくれたことを非常にうれしく思いますし、またジュビロという素晴らしいライバルがあったからこそ、こういうゲームができたと思っています。また次戦、お互いに素晴らしいゲームができるように、それまでそれぞれがきちっと戦っていきたいと思っています。