2009年 試合速報
2009 J1リーグ 22節 VS.川崎フロンターレ
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 8/19(水) | 19:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 川上 覚 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 越智 新次 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.8度 | 63% | 間島 宗一 | 大石 裕樹 |
16 | シュート | 15 |
17 | ゴールキック | 9 |
6 | コーナーキック | 5 |
9 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 2 |
1 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
8/19にホームのヤマハスタジアムにて川崎フロンターレ戦が行われる。
前回の試合から中二日とこの季節には厳しい日程が組まれている。
今節の相手は独走状態の鹿島に次いで2位の川崎フロンターレが相手である。
最近の川崎は10戦でたったの1敗しかしておらず、まさに難敵。
前回の対戦では、両チーム共に集中した戦いを見せ、後半の35分過ぎまでスコアレスの状態が続く。
しかし、37分、右サイドを駆け上がった森勇介のクロスにジュニーニョが頭で合わせ、川崎が均衡を破る。
その後も川崎の時間が続き、ロスタイムに鄭大世が川口能活との1対1の状況から、冷静にボールをネットに突き刺しホイッスル。
試合は2-0で川崎が勝利することとなった。
試合は拮抗していたにもかかわらず、終わってみれば2-0という結果。
敗因はやはり集中力の差だろう。
最後まで中村憲剛、ジュニーニョ、鄭大世らを中心とした川崎の攻撃陣が集中力を切らすことなく攻め続けた結果が2-0という数字に結びついたと言える。
負けてしまったとは言えジュビロも試合終了間際まで川崎の超強力FW陣を無失点に抑えたことは評価できる。
あとは集中力を最後まで持続させることが出来れば、勝利することは可能だろう。
ジュビロにも川崎に劣らない強力な2トップがいるだけに、いかにして守備陣が川崎の攻撃を抑えることができるかがカギを握っている。
何としても先制点を奪い、流れをジュビロに持ち込みたいところである。
それでは本日のスタメンを見てみよう。
GKは、守護神、川口能活。
バックスは、駒野友一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4バック。
次にハーフ陣は、ボランチのポジションに那須大亮と岡田隆が、また、サイドは右に西紀寛、左には村井慎二が先発。
最後に、フォワードには、2トップ、イグノと前田遼一を配置。
控えは、GKに八田直樹、DFには鈴木秀人、加賀健一、MFには山本康裕、成岡翔、船谷圭祐、最後にFWカレンロバートと続く。
今日もどこかで必ず彼らの助けが必要となる場面があるはずだ。
対する川崎は鄭大世、ジュニーニョ、山岸智のスリートップ。これに中村憲剛が加わった攻撃はまさに一級品である。
この攻撃をいかに食い止めるか、いかに失点を防ぐかで勝敗を分けるだろう。
また、守備でも菊池光将、伊藤宏樹のセンターバックコンビはいずれも180cm超えと高さがあるだけに、セットプレーでも武器になるだけに注意が必要である。
試合会場は、ヤマハスタジアム(磐田)。
試合は午後7時キックオフ!
平日開催ではありますが、皆さんのご来場お待ちしております!
続けて駒野 友一がクロスを上げるも、これは川島 永嗣が直接キャッチ。
この勢いで先制ゴールを奪いたい。
中村 憲剛の蹴ったボールは壁に当たり直接ラインを割ってしまう。
ロスタイムは1分。
川崎、山岸 智に代わりレナチーニョを投入。
川崎、エリア内でジュニーニョ、中村 憲剛の速いパス交換。最後は、中村 憲剛のスルーパスに反応したジュニーニョが右足でお仕込み川崎が1点を返す・・・【2-1】
しかしこれは力なく、川口 能活が見送り、ジュビロボールのゴールキック!
当てればゴールというシーンだっただけに、非常に悔やまれる。
中村 憲剛がふわっとしたボールをあげるが、川口 能活が飛び出しパンチング!
ロスタイムは5分!
黒津 勝は累積4枚目で次節出場停止。
ジュビロはJ通算300勝!
次節は静岡ダービーとなる清水戦に弾みがつく試合となった!
前半の45分に関しては、危ない場面は1、2度ありましたけど、今シーズンで一番よかったのではなかったかと思います。非常に気持ちも入っていたし、動く量も多かったし、とくに西が中に入ることで、2トップの距離を縮めて、非常に人もボールもよく動いてプレーができたと思います。
後半に関しては、ハーフタイムにレナチーニョが入ってきそうだということがわかったので、おそらく3トップ気味で中村憲剛がトップ下に入るだろうということは伝えたんですが、向こうの動きもボールも速くて失点してしまいました。しかし、柏戦や千葉戦のときに比べて、みんなが声を出し合っていたので、1失点した後に、そんなにバタバタせずに、なんとか踏ん張れたのではないかと思います。
そのあたり、いままでのもろさ、弱さを消せたのではないかと思います。
後半も、チャンスがあったし、粘り強くチームがひとつになって闘えた結果、勝ち点3をとれた。この勝ち点3は大きいと思います。中2日で、清水戦が待っているので、いい状態で次のゲームに臨みたいと思います。
Q.連戦のここにきて、前半あれだけ、よいサッカーができた要因は?
大宮戦が終って中2日ですから、トレーニングといってもほとんどできない。何が変ったかといえば、メンタル、気持ちと思います。選手一人ひとりの気持ちが、プレーに出てきた。川崎に勝ってやろうという気持ちが、あれだけの動く量、ボール回しにつながったと思います。攻撃力ある川崎に対して、前半、パーフェクトではないけど、ほぼ守備ができたので、やはり気持ちではないかな思います。
それと、川崎は2位ですよね。おそらく川崎が勝つだろうという周りの雰囲気は選手たちにも伝わっていたと思います。だから逆に、怖さがない。自分たちよりも下位のチームにはミスして負けるのが怖くてプレーが小さくなってミスをしてしまうことがあるけど、そういうところがなかったので、大胆に、ああいうプレーができたのではなかったかと思います。
西なども、90分間やるということをおそらく考えていない。そう感じたほどの動きでした。前半、真ん中から逆サイドにいって、また、守備のときには自分のサイドに戻って下がるという、彼の動きが相手を混乱させたのではないかと思います。
Q.前節は、前田選手がシュート0でしたが、変ったところは?
動きは、いつも相手のあいているスペースへ量も多く動いているんで、動き自体は特別に変わっていないと思うんですけど、周りとのタイミングが今日は非常によかったのではないかと。出し手と非常にあっていました。グノもそうでしたけど、前田が動いたところにボールが入ってくる。そこが、いままでのゲーム、とくに大宮戦との違いだと思います。大宮戦でシュートゼロというのは本人も意識していたと思います。練習でも、シュート練習を積極的にやっているし、とにかくシュートを打とうという気持ちが、ゲームに出ていました。
Q.チーム通算300勝について
一人で300勝したわけではなく、いままでの積み重ねで達成できたことです。Jリーグで2番目の早さですよね。いまプレーしている選手は、そういうことも胸に刻みこんで、トレーニング、試合に臨んでいってほしいと思います。チームとして300勝の重みを感じながらやっていって欲しいと思います。
Q.村井慎二選手の交代の意図は?
特別悪いというわけではないけれど、守備のところで1、2度背後をとられたので、最終ラインも、相手はスピードがあるので、加賀を入れました。守備を改善しようとして入れました。
今日は、ボールがくる前に、お互いをみる、というプレーが、前の試合よりはできていたと思います。プレスも、前からけっこういけていい形がとれていたし、そこからのパスも、落ち着いて回せる場面が多くなったと思います。
西選手がすごく動いてくれて、中盤で動きが出たというのもありますし、前半に関しては、それでボールを動かせていたと思います。そして、シュートまでいけていたのが一番よかったですね。
Q.岡田選手がバイタルエリアのスペースをよく使っていました。
那須さんが、後ろでバランスをとってくれるから、ちょっと前目でという意識があったし、西選手も、2トップもよく動いていて、あと相手のDFラインの間というのはあくというのも狙っていました。いちばんは、遼一さんとグノが体を張って、キープして時間をつくってくれたので、本当に今日はそれが素晴らしくて、そのおかげで、どんどん上がれたのだと思います。
Q.後半については?
ハーフタイムに指示があって、おそらくトップ下に中村選手が入るので、まずそこのマークをしっかりやろうということだったんですけど、そこをしっかり確認できる前にやられてしまった。中村選手を意識し過ぎて、くいつきすぎて逆にスペースを与えて、そこをうまく使われる場面が何回があったので、もう少しバランスをみながらやってもよかったと思います。
後半最初の立ち上がりの失点は、ここのところ多いので、まず15分まではゼロでいこうと思っていたんですけど、なかなかうまくいかなかった。その後はやられる気はしなかったけど、相手が3トップに変えたときに、素早くてどう対応するかというのは課題。こういうチームはこれからもあると思うし、満足してはいけない。
攻撃に関しては、ボールを持った後のパスミスもあまりなく、楔もよく入った。サイドをうまく使おうと思っていたけど、それもできたと思います。ボールを大事にできて、動かし方もスムーズだったし、緩急もあったので、よくなっていると感じています。
でも、毎試合、課題はあるので、ひとつひとつ修正して、もっとチーム全体がレベルアップしないといけないと思います。
自分たちは、相手を恐れることもなく、今日は本当にチャレンジしただけだったと思います。
でも、前の方の選手としては、前半にもっとチャンスがあったし、もっと点をとれていれば楽だったと思います。
Q.アシストのシーンは?
前回そういうボールを送っていて、なかなかあわなかったけど、今日はピタリとあったので、コミュニケーションでゴールを奪えたと思います。
Q.西選手の動きにどう呼応しようと?
西くんは真ん中でもいきるタイプだし、僕はサイドに流れていきるタイプなので、西選手が中に入ってきてくれてやり易かったし、そういうところで、攻撃の流れを生んだかなと思います。
後半の最初の失点は課題ですけど、あとはみんなで闘えたと思います。これを続けないといけないですね。勢いというのは大事だし、このアグレッシブな気持ちを常にゲームで持続したい。前、後半の入りと、ラインを高くすることをしっかり意識してやっていきたいと思います。
自分としては、川崎のようなああいうチームの攻めは厭わないし、燃えてくるというか、楽しくなってくるところがあります。自分の力を示すチャンスだと思ってやっていました。
前半、あまり向こうの形ができていなかったし、ハーフタイムに相手が3トップというか1トップ2シャドウにしてくるのはわかっていました。破壊力はあったけど、失点のところ以外は落ち着いて対応できたかなと思います。一番意識したのは、やはり裏にボールを出されないということと、出されても、しっかりついていって守ること。自分たちの前で打たれることはよしとするというか、能活さんもいますし、ミドルシュートだったら点をとられる可能性は薄いし、とにかく裏をとられないようにと意識しました。
ひとつの勝利としては喜んでもいいけど、またすぐ試合が続きますし、まだまだ成長過程だし、反省材料もたくさんある。慢心することなく、もっと成長していかないといけないと思います。いいところは次につなげて、悪いところはしっかりなおしたい。
Q.相手の前線へのボールをよく防いでいましたね。
監督にもいわれていたけど、センターバックの前で、クリアというか、スライドして挟みにいく、トップへのパスコースを消す、そういう役目をしてほしいといわれていたので、意識してやりました。
(投入されたときは)サイドをしっかり抑えろという指示でした。自分の背後だけはやられないようにと思っていました。それと、相手はあの時間、人数を前にかけていたけど、跳ね返した後のセンカドボールを拾えれば、押し上げることができて、また攻撃のチャンスも生まれるので、みんなそこを意識してやっていました。勝ち点3をとれて、これで上を目指せるチャンスがこれで来たのではないかと思います。
Q.試合後のロッカールームの雰囲気は?
いままでにないくらい、最高の手応えのある勝利だったと思います。今日は、監督も選手も達成感を感じたと思うのでよかったと思います。
敗戦ということで本当に残念な結果だったと思います。結果として勝点0ということなので、次に出直して戦っていきたいと思います。
Q.前半リズムに乗れなかった理由については、どうとらえていますか。
ジュビロさんはタイトルを何回も取った強豪ですから、前半の力というのは絶対にあると思っています。
Q.前半2点を失った主な要因というのは、どう見ていますか。
また映像を見ながら、しっかりとそのへんを探っていきたいと思います。