2009年 試合速報
2009 J1リーグ 19節 VS.横浜 F・マリノス
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ジウシーニョ
上田 康太
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兵藤 慎剛
坂田 大輔
天野 貴史
小宮山 尊信
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大井 健太郎
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金 根煥
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西 紀寛
成岡 翔
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小椋 祥平
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狩野 健太
渡邉 千真
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成岡 翔
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イ グノ
カレン ロバート
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渡邉 千真
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 7/26(日) | 18:05 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 玉井 朗 | 東城 穣 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
くもり | 90分 | 青木 隆 | 小椋 剛 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
27.4度 | 90% | 前田 敦 | 大石 裕樹 |
9 | シュート | 11 |
15 | ゴールキック | 7 |
3 | コーナーキック | 4 |
15 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 6 |
2 | オフサイド | 6 |
0 | PK | 0 |
「あの男がヤマハスタジアムに帰ってくる!」
今シーズンのジュビロ磐田は開幕戦の山形に敗れた後、4試合勝ち星無しと下位に沈んでいた。
サポーターも「去年の二の舞か?」「今年は入替戦無いぞ」など不安でいっぱいになったことだろう。
そんな不安の中で臨んだ今シーズン4/19の公式戦初の静岡ダービー。
苦戦も予想されたが、この男が不安や憂鬱を全てかき消してくれた。
この試合からジュビロにやってきた韓国人のイグノである。
ダービーでいきなりFWで先発起用されると、後半10分、28分とたて続けにゴールを決め、見事今シーズン初勝利に導いたのである。
その後もコンスタントにゴールを決め、ジュビロを9位にまで押し上げたまさに「救世主」。
大宮戦で決めたGKをかわしてのスーパーゴールはサポーターの脳裏に焼きついていることだろう。
しかし、5/24の試合を最後に前からの希望であった欧州挑戦を決断。
磐田からフランスへと旅立つ運びとなったのである。
だが状況は一転、移籍先のクラブの事情により本契約にいたらず欧州挑戦を断念せざるを得ない結果となってしまう。
そんなイグノが戻ってくる場所はやはりジュビロ磐田であった。
イグノの復帰を嬉しく思わないジュビロサポーターはいないだろう。
復帰初戦の相手は横浜F・マリノス。
イグノからサポーターの皆さまに向けて。
「チームの勝利に貢献できるようがんばります。応援よろしくお願いします。」
これからこの「救世主」が、幾つのゴールを生み出し、どれだけチームを押し上げてくれるのだろうか。
当然ながら相手チームからのマークは激しいものとなるだろうが、きっとこの男なら――― 。
それでは本日のスタメンを見てみよう。
GKは守護神、川口能活。
バックス陣は、駒野友一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4バック。
山本脩斗が久しぶりのスタメン復帰。
次にハーフ陣は、ダブルボランチに那須大亮と山本康裕。
サイドには西紀寛とジウシーニョを配置。
そして、フォワードには、エース前田遼一と「救世主」イ グノが2トップを組む。
久しぶりにジュビロサポーターの前で試合するイ グノも気持ちが高ぶっていることだろう。
多少連携面に不安は感じるが、そこはエース前田遼一が引っ張ってくれるはずだ。
サブにはGK八田直樹、DF鈴木秀人、加賀健一 、MFに成岡翔、岡田隆、上田康太、FWにカレンロバートが入った。
アウェイの横浜は何とFWを4枚先発で起用。
なかでも、狩野健太のスピードと山瀬功治のドリブルには注意が必要となる。
サブにも、ルーキーながらここまで6得点を奪っている渡邉千真が控えている。
この選手も高さがあるだけに、途中から出場した際は注意したい。
試合会場は、ヤマハスタジアム。
キックオフは午後6時。
サポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
しかしこれは長くなってしまう。
横浜、兵藤 慎剛に代わり坂田 大輔を、
天野 貴史に代えて小宮山 尊信を投入。
そのファウルでもらったFKを狩野 健太が直接狙うが壁に当たり事なきを得る!
狩野 健太が右足で蹴りこみ、金 根煥が飛び込もうとするが、誰もボールに触れることなく、ジュビロボールのゴールキック!
体力的に厳しい時間となってくるがそれは相手も一緒。
最後まで集中したい。
中盤でのイジーミスが多すぎて、守備から攻撃に移れなかったというのが、90分通してありました。自分たちのミスからマリノスのリズムへ移っているという、そういうようなゲームでした。
ただ、選手たちは最後まで粘り強く、非常にプレーに集中してやってくれたと思います。次もホームなので、勝ち点3をとれるようにしていきたいです。
Q.守備に関しては、相手の2列目の3人をなかなかつかまえきれていなかったが。
あれだけ出てきたら、90分通じてつかまえるというのは、難しいところがあると思います。細かく見れば、そういう課題は沢山あると思います。さっき言ったように、自分たちのボールになった瞬間、またすぐに相手に渡してしまうので、そういうところがルーズになったというところもあると思います。
Q攻めずにキープするという時間が欲しかったのでは?
そうしたら、相手はもっともっとプレッシャーをかけてくるでしょう。1点早い時間にとって、その後(相手が)前がかりになっているので、1本2本しっかりつないで相手の背後をつければ、もっとチャンスできたと思いますけど、1本目で背後を突こうとしたり、つなごうとしてミスをしたり。両方ともミスになってしまっていたので、ちょっとしんどかったですね。
Q西とジウシーニョがケガで交代した影響は?
その前からミスはありました。ただ、その2人に替わって入った選手がもっとやってくれないと。他の選手たちが非常に闘う姿勢を出してくれていたので、少し物足りなかったです。
Qイ・グノの交代理由は、プレ-的なものからか、コンディション的なものか。
まだコンディションは悪いと思います。ミスも多いし、簡単にとられています。
Q.そういうなかでゴールを決めたのは評価できるのでは?
それはそうです。シュートに入るときの落ち着きというのは、他の選手にないものがありますし、技術的なところも違うところがありますとくに足首の使い方などは、相手のGKがどっちに飛んでくるかわからない。そういうところはちょっと真似することはできないと思います。
引き分けてしまったし、自分があまり走れなかった分、他の選手を疲れさせてしまったのではないかと思います。周りの選手たちが自分のことを見てくれたし、使ってくれていました。自分がもう少し周りの選手を助けてあげられるようにしないといけないと思います。
ゴールは、山本修斗選手のインターセプトが素晴らしかった。そこからのパス、そのパスまでの過程が良かったので、ゴールにつながったと思います。逆に外すことができないくらい、良いパスでした。
試合も練習も、ひと月できませんでした。ここから1週間またいい準備をして、少しづつコンディションを上げていきたいと思います。
サポーターのみなさんの声援には、感謝しかありません。それにこたえるために、自分は一生懸命やるだけです。次のホーム戦は勝てるように、準備をしたいと思います。
警戒していたカウンターに簡単にやられ過ぎたというのはありますが、その他のところでは集中はできた。押し込まれた時間帯はあるけど、ラインをなるべく高くしよう、相手をPエリアの中に入れないようにしようというのは、ある程度できたと思います。ただ、跳ね返した後のセカンドをとれなかった。それとイージーなミスが多過ぎました。カウンターでいこうというときに、1本目のパスをミスしてしまうと、行ったり来たりを繰り返してしまう。急ぐときとゆっくり攻めるというところのメリハリをつけないといけないと思います。ミスが多いときは、緩急をつけてパス出しをしないといけないし、足元なのか、スペースなのかはっきりしないといけないと思います。試合の流れのなかで、そういうところをコントロールできなかったところは修正しないといけない。次は勝ち点3とれるようにやるだけです。
苦しかったです。でもみんな体を張ってディフェンスをしてくれたので、勝ち点1をとれました。それを次につなげていきたいです。攻められている時間でもコンパクトにして守れていたとは思います。でも、もっとボランチとか前の選手を自分たちが動かして、ボールに行けるところは行かせないと。前線の選手が無駄走りになってしまうし、要所要所でもっと走ってDFしないと攻撃がきつくなると思います。
声を出して、前線の選手を楽にしてあげるというか、これだけ暑いなかで攻められると、守りだけで体力を使ってしまうので、もう少し高い位置からいけるといいと思います。今日は、守ってカウンターの狙いがあって、それでチャンスはありました。でも、DFとし、1失点をなくすように頑張りたいです。
イ・グノが入ったことによって、前に行く力が強くなったのは事実ですし、チャンスもあったけど、その分クールダウンというか、どこかで時間をつくってパスをまわさないと、分厚い攻撃もできないので、そこは今後修正していかないといけないかなと思います。縦への攻めが無理だったら振りなおしてサイドをからめていくとかしないと、セカンドを拾えなくてカウンタ-合戦になってしまう。僕らがうまく時間をつくりながら、全員でサポートしながら、前に行くときは行くし、行けなかったらまたやり直しというやり方をやっていかないと、体力も消耗しますし、キツくなってしまうと思います。
相手にボールを持たれたけど、ある程度持たせているというイメージでした。どちらかというと、そこからうまくカウンターを狙うという意識はみんなあったと思います。
(アシスト)はグノに当てて、もう1回受けてというのを狙って、グノが見えたので迷わずに出しました。いいターンをしてくれました。
今日はボールを受けたら、積極的に仕掛けようという意識で、できたところもありましたが、イージーなミスがチームのリズムを悪くしてしまいました。ボールを受ける前にもっと周りをみて、選択肢を多くして、しっかりFWなりサイドなりにあてないといけない。ミスを減らしたいと思います。
最後まで動けたと思います。でも、ゴールを決められなかったのが残念です。(イ・グノとは)やはりすごくやりやすかったです。彼が点をとったから、自分もとりたかったです。
8月1日のリーグ戦で、JOMOカップもあって間が空くので、今日と水曜日にナビスコがあって、それから1日の京都までで一区切りという話はずっとしていました。今日のゲームと京都戦で2勝して5割まで戻そうということできたのですが。立ち上がりにミスから失点しまいましたが、前半はあれ以外は目茶苦茶悪かったというわけではない。やっぱりああいうミスをついてきちんと点を取るイ・グノは素晴らしい選手だと思いました。今度ナビスコもあるので、早めに選手を交代させるかもしれないという示唆はしていたので、逆に0-1になって自分の中で(ハーフタイム)で代える思い切りが出たかなと思います。天野も兵藤も悪くなかったが、2枚をいっぺんに代えて機動力を出そうという考えでした。後半の立ち上がり、良い形で点が取れたのですが、前節の新潟戦もそうだったんですけど、その後の良い時間帯に追加点が取れなかった。逆にピンチも多少カウンターであったので、そこをやられなかったのは良かったですけど、やはり追加点が取れなかったことが全てかもしれないですね。