2009年 試合速報
2009 J1リーグ 15節 VS.柏レイソル
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム | 6/27(土) | 15:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 臼井 郁夫 | 田辺 宏司 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 手塚 洋 | 中原 美智雄 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
26.6度 | 63% | 田尻 智計 | 大石 裕樹 |
14 | シュート | 10 |
9 | ゴールキック | 16 |
2 | コーナーキック | 4 |
10 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 4 |
2 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
前節、首位の鹿島アントラーズ相手に善戦の末敗れてしまったジュビロ。
6/27にホームヤマハスタジアムにて柏レイソル戦が行われる。
柏の今季の成績は1勝6分7敗の勝ち点9、勝ち星はわずかに1つと低迷が続いている。
ここ最近5試合の内容を見てみても白星はあげておらず、得点も2点しか奪えていない。
さらに守備陣は5試合で15失点を喫している。
J1のチームでは唯一の失点30と、守備陣が壊滅状態にあり、なかなか攻撃陣のリズムも掴めず下位に甘んじてしまっている。
一方のジュビロだが、イグノがクラブを離れる事が決定し、攻撃面に多少の不安は残されているが、鹿島戦でも無得点だったとは言え、試合内容は悪くなく王者鹿島相手に堂々たる試合運びを展開していた。
さらには、松浦拓弥、カレンロバート、村井慎二、茶野隆行ら怪我で離脱した選手達が徐々に復帰し始めており、今後に期待が持てる陣容がそろいつつある。
それでは本日のスタメンを見てみよう。
GKは、守護神、川口能活。
バックスは、駒野友一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4バック。
次にハーフ陣は、ボランチのポジションに那須大亮と上田康太が、また、サイドは右に西紀寛、左にはジウシーニョが先発。
最後に、フォワードには、2トップ、成岡翔と前田遼一を配置と前節の鹿島戦と同様の布陣を組む。
控えは、GKに八田直樹、ディフェンスには鈴木秀人、ハーフはロドリゴと太田吉彰と犬塚友輔に、松浦拓弥、最後にフォワード萬代宏樹と続く。
今日もどこかで必ず彼らの助けが必要となる場面があるはずだ。
対する柏は、ブラジル人プレイヤーのフランサがJリーグでは5月10日以来の先発復帰。
ブラジル人らしいテクニックを用いているため、大井健太郎、茶野隆行は十分注意したい。
下位チームを相手に星を落とすわけにはいかない。何としても勝利を掴み、上位戦線に加わりたい!
試合会場はヤマハスタジアム(磐田)。
キックオフは午後3時。
クラブを離れる事が決定したイグノ選手の挨拶や、サイン会。
フィジカルトレーニング体験や、親子バイク教室等イベントが盛りだくさんです!
サポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
暑い中応援してくれているサポーターのためにも、なんとか勝利したい。
小林 祐三が無事にピッチに復帰。
上田 康太のクロスボールは悪くなかっただけに惜しいところだった・・・
前田 遼一、ジウシーニョ、成岡 翔らの動きに期待。
西 紀寛は動きだしていた成岡 翔に合わせるがシュートはDFに阻まれてしまう・・・
しかし枠は捉えられず!
ロスタイムは1分。
前半は最初からジュビロペースが続いた。
そして20分、駒野 友一のクロスに成岡 翔が飛び込みジュビロが先制!しかしその9分後にジュビロDFの連携ミスで失点してしまう。
そこからは両チーム共に膠着状態が続いた。
後半は勝ち越しゴールを奪いたい!
集中してボールを奪い、攻めへと繋げたいところ・・・
ジュビロ、ジウシーニョに代わり犬塚 友輔を投入。
柏、杉山 浩太に代わり鎌田 次郎が投入される。
ロスタイムは4分。
前田 遼一が飛び込むが触ることしか出来ずゴールキックとなってしまう。
ゴールキックをを蹴る前に試合終了のホイッスル・・・
試合前に、90分間とにかく高い集中を持ってやろう、そこがいちばん大事なところだ、ということを言って選手を送り出したんですけども、集中を欠いたプレーから失点してしまったというのは非常に残念ですね。ただ攻撃に関しては、いい展開からフィニッシュまでいっているので、このまま続けていけば大丈夫だと思っています。とにかく勝ち点3をとれなかったのは非常に残念なので、次は勝ち点3とれるように1週間やっていきたいと思います。
Q.成岡翔選手の交代の理由は?
2点目が入る前に消えている時間があったので、少し考えていました。得点に絡んでくれて、少し良くなったと思ったんですが、やはり連続した動きが少くなったので、そこで替えました。とくに守備のところで、少し戻りが遅くて相手に拾われて、押し込まれるというところが見られたので判断しました。
――今日は縦1本で裏をねらわれていました
菅沼選手の動きはこういう動きが多いよ、そこは注意しよう、ということは言っていたんですけど、そこでやられてしまったので、そこは練習するしかないでしょう。
――ラインのコントロールについては
我々からみていたら、相手の動きも、そこに蹴るというのもわかるけど、そこをやっている選手たちが予測をして狙いを持てないと、やられるということ。そんなに難しい動きをされているわけではないので。ちょっと残念です。
―イグノの残したものが大きいのではないでしょうか。流れをつくってくれたというものがチームに浸透してきたというのがありますか?
ひとつ言えるのは、イグノのスピード、ゴールへ向かう強さというものが、チームに少し残っているということは事実ですね。彼が入ったことで前への推進力というのは高まりました。
一番やってはいけない結果。ホームで先制したのに最終的に逆転されてしまって、流れを断ち切ってしまう、良くない試合でした。失点もミス絡みがあったし、非常に残念です。次は絶対に勝たないといけないと思います。
Q.FWとして、どういう意識でしたか。
今日は動いて、ボールをさわって、組み立てに参加しようと思って試合に入りました。ペースもあったし、味方のDFラインで、だいぶフリーでボールを持てる時間があったので、動いてもらうということもできたと思います。
Q.ゴールシーンを振り返ると?
前半の最初の頃から、逃げる動きをすると相手のセンターバックがついてこられないということがやっていてわかったので、常に裏・裏を狙おうと。消える動きをやっていて、案の定クロスが上がったとき、相手のDFに見つからずに後ろから入れました。
Q.西選手のゴールにつながるプレーについて。
ヘディングのこぼれを、遼一くん(前田選手)ががんばってキープしてくれて、すごくスペースがあったのでフリーランニングをしたらいいところに出してくれました。でも、あそこで自分がきっちり決めないとこれから厳しくなるので、ああいうチャンスをしっかり決めないといけないと思います。
Q.前田選手とのコンビネーションはどういうことを意識していますか?
今日の2点目みたいに、2人の連携が増えていくともっと楽に試合も展開できると思う。2人で点をとれるようになれば後ろも楽になります。そのために2人の位置関係を練習では意識してやっています。遼一くんがあまり下がってプレーをするのはもったいないので、僕が少し後ろ目で自由に動いて、ジウーニョと西くんと3人のアタッカーがポジションチェンジをしながら、遼一くんのサポートに入っていく意識ですけど、今日はある程度できてきたかなと思いますが、もっともっとよくしていきたい。
今日は、(攻撃の)形はできたんだけど、決めきれるところを決められなかった。失点も軽過ぎました。ちゃんと戻って、みんなで守備のボックスを組んだときに裏をとられている。それは問題です。柏はああいう形しかないのはわかっているんですけど・・・。自分も含めて、もう1回やりなおしていかないといけないです。
後半のラストは打ち合いになってしまったけど、そうなると、下のチームにもチャンスが出てきてしまいますからね。強いチームに僕らが打ち合いに持ち込むのはいいことですけど、どことも打ち合いをしてしまうというのはよくない。コマ(駒野選手)とかが上がったら、しっかり使って人数をかけて、高い位置からプレス、という自分たちがやろうとうしていることをしっかりもう1度やっていきたい。
勝点を拾うという原点にもう一度帰ってやらないと。去年の二の舞になったらもう(入れ替え戦は)ないので、危機感を持って、1週間、無駄な練習をしないようにやっていきたいと思います。
――攻撃では、チャンスを作れていましたね。手応えは?
運もあるけと、遼一(前田選手)が1対1になったし、その1対1に対して、翔とかも詰めていて、僕らの方が厚みがあった。相手は1対1でも僕らに弾かれたら誰もいなかったですから。小さいところをみたら、人数もある程度かけられたというのもあるけど、でも、それが90分間できていない。そういうことを90分やらないといけないチームなので、できない時間帯があったとしても、最大の目標は90分間続けてやること。そうできるように練習からがんばります。
ここで、ズルズルいかないように切り替えることが大事です。3失点は、すべて自分たちで与えてしまったもの。それを繰り返すことは許されない。中途半端なプレーを2度とやらないというのが大事。切り替えるだけです。
Q.1トップ気味の柏に対して、どう守ろうと?
縦のボールが多いのはわかっていましたが、そこを少し警戒し過ぎた部分があって、人に対しても、見ているのか見ていないのか少し中途半端なポジショニングになってしまいました。DFラインのバランスが悪かったしギャップもあって、誰かいくのかというのがちょっとはっきりしなかった。細かなポジショニングが今日は全然できていませんでした。上げるのか、下げるのかというのをもっとしっかりやらないと。そこは修正しないといけない。マークの受け渡しについては、話していたんだけど、前向きの選手はわかるけど、後ろ向きの選手はちょっとわからないので、もっとそこの連携をとっていかないといけないと思います。
失点、すべてミスなので、もったいない、のひと言です。修正できることですが、これを軽く考えていたら、またこういうことが起るかもしれない。我々後ろは、ひとつのミスが失点につながるポジションですので、ここで修正しないと今後の戦いに響いてくる。そうならないようにしたいです。
今日は、最低でも引き分けなければいけない相手。悔しいけど、下を向いても仕方がないのでこれを糧に今後もっと成長しなければいけない。
翔くん(成岡選手)と同じような動きを、ということでピッチに入りました。FWで入ったので、西選手から「ゴールに向かって走っていけ」と言われたので、それは意識しましたが、あまりボールに絡めなかったのが残念です。
入ったときは2-2だったので、もっと全員でゲームをコントロールすることが必要だったのではないかと、後から考えて思います。カウンター合戦になってロングボールの蹴り合いになってしまったのが、ボールをさわれなかった理由のひとつだと思います。でも、ロングボールになっても、それなりにルーズボールの拾い方も考えることができたので、全部が全部ロングボールだったからというのではないけれど、もっと自分たちで考えなければいけないところが多かったと思います。
今日のゲームは何が何でも勝ち点3をとりたいという思いでした。、試合前から選手、そしてクラブとして、サポーターも含めて、このゲームに絶対勝とうと。先に点を取られたわけですけど、泥臭い得点が2得点ありました。選手のそういう気持ちがピッチの中でも見えましたし、本当によく逆転してくれたと思います。途中から入った選手も本当によく活躍してくれたと思います。
ただ、失点に関しては、まだまだ守備を修正するところがあると思います。それはまた来週やりたいと思います。今日のゲームに関してだけ言えば、本当に嬉しいけど、我々のおかれている状況は、まだそんなにやさしいものじゃないと自覚しています。落ちてくるチームはいないので、我々が這い上がっていくしかないので、もう気持ちを切り替えて次のゲームに臨みたいと思います。