2009年 試合速報
2009 J1リーグ 14節 VS.鹿島アントラーズ
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興梠 慎三
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本山 雅志
ダニーロ
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西 紀寛
松浦 拓弥
成岡 翔
カレン ロバート
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興梠 慎三
大迫 勇也
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野沢 拓也
中田 浩二
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上田 康太
犬塚 友輔
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
カシマ | 6/20(土) | 16:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 沖野 隼夫 | 松尾 一 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 越智 新次 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
24.6度 | 69% | 大川 直也 | 明石 まゆ美 |
9 | シュート | 7 |
14 | ゴールキック | 10 |
2 | コーナーキック | 3 |
15 | 直接FK | 16 |
3 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
惜しくもヤマザキナビスコカップに予選敗退してしまったジュビロはまもなくJリーグDivision1第14節を迎える。
対戦相手は、昨年度の覇者で、常勝軍団の鹿島アントラーズ。
鹿島アントラーズの今季の成績は、ACLの関係で消化試合が1試合少ないものの、9勝2分1敗、勝ち点29の1位に位置している。
総得点は、18得点とそんなに高くないものの、失点数はJ1で唯一の一桁失点の8点と岩政を中心とした守備陣はかなり強固なものがある。
これをエース前田を中心とした攻撃陣がどう打ち崩していくのか、注目したいところである。
今季は、ACLと平行してリーグ戦を戦っていることから、過酷なスケジュールを強いられながらも、順位は上位をキープしており、まさに常勝軍団に恥じない強さを見せ付けている。
さて、ジュビロは、ナビスコカップがわずか1勝に終わり、満足のいかない結果となってしまったが、ここで落ち込んではいられず、Jの舞台でさらなる上位進出を狙いたいところ。
現在のチーム状況は決して悪くなく、首位鹿島でさえも倒してしまう勢いがある。
イグノ選手移籍という大きなニュースがあったが、怪我から復帰しつつある、カレンロバートや、松浦拓弥らがイグノの穴を埋める活躍に期待。
スタメンをみてみよう。
GKには守護神川口能活。
DFは右から駒野友一、大井健太郎、茶野隆行、山本脩斗の4人を並べ、これまでセンターバックで起用されていた那須大亮がナビスコカップの広島戦同様にボランチでの起用となった。
そのボランチの相棒を務めるのは上田康太である。
2人以外のMFは、右サイドに西紀寛を、左サイドにはジウシーニョを配置。
FWにはエース前田遼一と、これまたナビスコカップ同様に成岡翔がFWで起用された。
サブにはGK八田直樹、DF鈴木秀人、加賀健一、MFロドリゴ、犬塚友輔、松浦拓弥、FWカレンロバートが準備。
怪我から復帰した松浦拓弥、カレンロバートは途中から出場し大暴れしたい。
試合会場はカシマサッカースタジアム。
キックオフは午後4時。
スタジアムまでお越し頂いた皆様には、最後までジュビロを応援してください!
こぼれ球に再び成岡 翔が反応するがこれはオフサイドの判定・・・
これは川口 能活がしっかりキャッチ!
ジュビロはボールを奪ってからの速攻を試みたいところ。
小笠原 満男が直接狙うがボールはゴールの上!
このボールに成岡 翔と西 紀寛が飛び込み成岡 翔がシュートを放つがミートすることができない。
茶野 隆行が対応し興梠 慎三が倒れるがホイッスルは吹かれず!
前半は鹿島のペースで進み前半38分に興梠 慎三にゴールを奪われてしまう。
しかしそれ以降はチャンスを作らせず、得点を奪わせない。
一方の攻撃陣はチャンスを何度か作ったものの、シュートをなかなか打てないでいる。後半は何とかゴールネットを揺らしたい。
しかしゴールを捉えることは出来ず、ジュビロボールのゴールキック!
しかし相手サイドバックの内田 篤人に対応されてしまい相手ボールのゴールキック。
クロスボールを何度か上げてチャンスをうかがっているが、ゴールならず・・・
上田 康太が蹴ったボールに大井 健太郎と那須 大亮が反応するが両者共に触ることができない。
しかし攻めの形が徐々に出来てきている。
成岡 翔に代わりカレン ロバートが投入される!
ボールがルーズになり、最後はミドルシュートを放つが枠を捉えることが出来ない・・・
曽ヶ端 準の前でワンバウンドするボールだったが落ち着いてキャッチされてしまう。
ボールは枠を遥かに超えていく。
ゴールキックを川口 能活が蹴り、ジュビロがボールをキープしたところで試合終了のホイッスル。
後半は守備陣が何とか無得点に抑え、あとは攻撃陣の奮起に期待したいところだったが、後半もなかなかシュートシーンまで行くことが出来ずに完封負けしてしまう。
しかしリハビリあけのカレン ロバートと松浦 拓弥がピッチに戻って来たのは今後に向けて明るい材料となった。
前半のように、押し込まれる時間帯が続くだろうと、試合前から予測されていましたが、そこを粘り強くバランスを崩さず、まずは守備をしっかりするということで試合に臨みました。20分ぐらいまでは、ボールを保持されてはいたけれど、決定的なチャンスは与えませんでした。ただ、我々が攻撃をしかけて中盤でボールを失ってバランスを崩しているときに、フィニッシュまで持っていかれて失点してしまいました。アントラーズに狙い通りのプレーをされてしまいました。そのあと、アントラーズは全員がしっかり戻ってブロックを組んで、守備からボールを奪ってカウンターを狙うようになり、相手の狙いにはまってしまいました。ただ、後半は選手が積極的にゴールを目指してプレーしたことによって、チャンスを作れていたので、それは次のゲームにも活かされると思います。できるだけ早くリカバーして、次のゲームに臨みたいと思います。
Q.イグノ選手がジュビロに与えてくれたことと、これから何が必要になるかについて、監督の考えは?
A.彼はゴールに向かう推進力をチームに与えてくれました。スペースへ出て行くし、力強いプレーでフィニッシュまで持っていく。そのプレーが、ほかの選手たちにも伝わって、いいコンビネーションが生まれたと思っています。彼はもともといなかったので、シーズン始めからやってきていることをそのまま続けていくということが、まず大事です。その中で、個の成長も必要ですし、相手のボールを奪った後、自分たちで保持してフィニッシュまで持っていくということを、90分の中で数多くやれるようにしないといけないと思っています。
西さんと代わって、そのまま右サイドに入りましたが、サイドだけでなくもっと中でうまくボールを受けなければいけなかったと思います。攻撃を活性化させるというのが自分に求められていたことだと思うので、パスを受けて仕掛けるということをやろうとしました。でも、ミスが多かったし、もっと精度を上げなくてはいけなかったと思います。そういうところを突き詰めないと、鹿島にはうまくやられてしまうと感じました。グノの抜けた穴を埋めたいですけど、みんなそれぞれがプラスアルファの力を出していけば、そのぶんを越えられるようなプレーができると思うので、僕自身を含めて、もっと練習してうまくなれるよう努力していきたいと思います。
松浦とチャンスを作って、惜しいところまでいったんですけど、あれを決めていれば流れがこっちに傾いていたんじゃないかと思います。前を向いて仕掛けていけと言われましたけど、自分たちが入って最初の10分ぐらいは勢いよく行けたと思います。でも、その後は勢いが止まってしまいました。思っていたよりすんなりと試合に入れた面もあったし、もちろん前の状態にはまだほど遠いですけど、点が欲しいし、もっとゴール近くでプレーできるようにしていきたいです。
前半は失点して、同点に追いつけないまま終わってしまいました。でも、後半は自分たちもボールを回すことを意識し、実際かなり回せたし、チャンスも作れたと思いますが、残念ながらゴールが奪えませんでした。この敗戦を引きずっても仕方ないし、内容だけを見れば互角に戦っていたと思うので、自信を失うことなく、頭を切り替えて次に勝てるよう備えたいです。自分自身は、監督の指示もあり相手の背後を狙うよう動いていました。そして、瞬間瞬間でゴールを決めるチャンスを作るプレーを心がけました。
前半は相手が結構前から来ていたので、相手の裏を狙ってラインをもっと下げさせたかったです。後半も、前半と同じように守備を我慢強くやるというイメージを持ちつつ、負けていたので、もっと前からプレッシャーをかけ出してボールを奪えていたので、だんだん内容がよくなったと思います。サイドから何回かチャンスを作れていたので、もっとサイド攻撃を繰り返しても良かったかなと思います。僕が真ん中を狙いすぎていた感もあったので、相手を見て、その辺の使い分けを変えていかないといけないです。
後半は全体的にボールに人が行くようになって、相手のCBにロングボールを蹴らせることができたので、セカンドボールも拾えるようになりました。そういう点が前半よりは改善できたと思います。相手に追加点を与えなかったことは成長した点だと思いますが、そこで追いつかないといけないですし、チャンスもあったので、今後、上に行くにはチャンスを活かしきらないといけないと思います。そこを次の試合に活かしたいと思います。
もったいない失点だったと思います。最後はセンタリングだったので、中でしっかりつくことも大事ですし、もちろん上げさせないことも大事ですけれども、相手は我々のミスを見逃さなかった。そこが鹿島の強さのゆえんだと思います。与えたチャンスは少なかったですが、90分やって結局0-1で負けた。それがすべて。1点も取られなければ勝ち点は取れるわけですから。
負けてしまいましたが、チャンスは作れていたので、あとは得点かなと思います。自分たちのほうがチャンスは作れていたと思います。ただ、先に得点されたら怖い相手ということは試合前からわかっていたし、それなのに先制されたことが痛かったです。鹿島は先制してから守備的になりましたが、こちらが点を取れば、相手も前に出てきて、また違う流れになったと思います。
こちらが出ようとしたところでミスして、そこからカウンターを食らって失点してしまいました。カウンターのケアももちろん大切ですが、攻撃に出ようとして中盤でボールを取られるケースが多く、こちらがフィニッシュまでいけなかった点も改善しないといけないと思います。結果的には、鹿島の試合運びにはまってしまい、すごく悔しいです。ただ、守備の粘り強さとかポジティブな面はあったので、そういう部分は継続してやっていきたいです。
ここカシマでの試合でよく見られるのは、ジュビロさんの昨年の第33節の試合も含め、今日もそうですが、どちらかというと守備的な戦法をとって、失点をしないようにしてくるということです。チャンスをカウンター一本に絞って、攻撃の枚数を削ってまで守るという戦法をとってくる相手が多くなっています。幸いなことに今日は2回の大きなチャンスがあり、その1つを得点に結びつけることができました。我々は2点目、3点目を狙ってやっていますが、それが必ずしも毎試合できるとは限らないし、相手があってのことなので、1-0という結果は、相手にも有利な部分があったからだと思います。