2009年 試合速報
2009 J1リーグ 8節 VS.横浜 F・マリノス
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小宮山 尊信
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イ グノ
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渡邉 千真
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太田 吉彰
ジウシーニョ
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西 紀寛
村井 慎二
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ジウシーニョ
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山本 脩斗
萬代 宏樹
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狩野 健太
小椋 祥平
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坂田 大輔
齋藤 学
小宮山 尊信
金井 貢史
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
日産ス | 4/29(水) | 17:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 松浦 敏夫 | 柏原 丈二 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 手塚 洋 | 西尾 英朗 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
16.9度 | 41% | 抱山 公彦 | 佐伯 満 |
15 | シュート | 8 |
8 | ゴールキック | 13 |
8 | コーナーキック | 2 |
11 | 直接FK | 7 |
3 | 間接FK | 4 |
3 | オフサイド | 4 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第8節がまもなく始まる。
対戦相手は、今シーズン7試合を終えて1勝3敗3分と黒星が先行し、いまだ調子が出ず15位に低迷している横浜Fマリノス。
開幕以来、試合内容は決して悪くないものの、なかなか勝ち星に恵まれず苦しい戦いを強いられている。
2敗2分で迎えた第5節では神戸に5対0と圧勝し、今季初勝利を飾り波に乗るかと思われたが、第6節では、強豪鹿島にスコアレスドロー、そして26日に行われた第7節の名古屋戦では強風が吹く中、不運な失点を喫し1対2で破れた。
今シーズンも上位を目指す横浜としては、ホームで確実に勝ち星を奪い、勢いに乗りたいところである。
さて、ゴールデンウイークにかけての4連戦の初戦を京都相手に見事逆転勝利を飾ったジュビロ。
今季初の連勝により、チームの雰囲気は明るく、且つ各人のモチベーションも上がっている。
ここは是非、横浜相手に勝ち点3を確保し通算成績を5分に戻して、次のホームゲーム(対神戸戦)を迎えたい。
横浜とは今年3月のナビスコ杯で顔を合わせ、両チーム決め手を欠きスコアレスドローに終わっている。
但し、現在のジュビロのチーム状態は、当時とは比較にならないくらい良い。
取り戻しつつある『自信』を持って試合に臨めば、今節も必ず良い結果がもたらされると信じている。
それでは本日のスタメンを見てみよう。
本日のスタメンは、第6節の清水戦、第7節の京都戦に続き、3戦連続で同じメンバーで試合に臨む。
GKは、前節も安定した守備を見せていた守護神、川口能活。後半38分のペナルティエリア外中央からのフリーキックにはファインセーブを見せた。
バックス陣は、駒野友一、那須大亮、茶野隆行、山本脩斗の4バックで臨む。前節、コーナーキックから失点したように、セットプレーからの失点は引き続き課題であるが、その他のプレーについてはお互い声を出し合い、連携は確実に良くなっている。
次にハーフは、相手ペナルティエリア内で3人抜きの末振りぬいたシュートがポストに当たり惜しくもゴールはならなかったが、相変わらず非凡なプレーを随所で見せた山本康裕とロドリゴの二人を底に、両サイドは試合中、攻守に亘り奮闘した太田吉彰と西紀寛の4人。
そして、フォワードにはイグノと前田遼一が2トップを組む。
彼ら二人のプレーは、まだコンビを組み始めて2試合とはとても思えないほどの連携を見せている。
彼らは常に、お互いのポジションを意識し、確認し合い、バランスを考えながら連携を深めている。
本日の控え組みも前節と同じメンバーである。
GK八田直樹、DF大井健太郎、DF犬塚友輔、MF岡田隆、MF村井慎二、FW萬代宏樹、FWジウシーニョがサブでスタート。
現在J1ゴールランキング2位、前節では後半京都に疲れが見え始めた時に途中出場して、獅子奮迅の活躍を見せていたジウシーニョのベンチスタートというのは、横浜にとっては脅威以外の何者でもないだろう。
もちろん、その他の控え組にも、必ず出番は訪れる時があるはずであるため、準備に余念はない。
一方、横浜の要注意選手は、日本代表のCB中澤佑二。また、ベテラン松田直樹も今季全試合出場しており健在。
MFには切れ味のあるドリブルが身上の山瀬功治や、前節は怪我で欠場した狩野健太、さらに、開幕からレギュラーを確保して日本人トップに並ぶ4点を挙げている新加入の渡邉千真らタレントは多い。
試合会場は、日産スタジアム。
キックオフは午後5時4分。
当日の天気予報は晴れ(最高気温20度)。
今日もサポーターの皆さんには、最後まで熱い熱い声援をお願いします!
横浜が最終ラインでボールを回し、ジュビロが追いかける展開が続いている。
マッチレポート(前半)
横浜ペースで始まったものの、ジュビロのディフェンス陣は落ち着いており、大きなピンチがないまま、試合は徐々に膠着状態に陥り、両チーム無得点のまま終了した。
しかし、ここで待ち構えている選手がいない。
ロスタイムは4分!
後半の早い時間に先制を許し、そのまま逃げ切られてしまった。
マッチレポート(後半)
開始直後の横浜渡邉のゴールを機に後半は横浜ペースで始まった。
その間、あわや2点目と思われる決定的なシーンも幾度となくあったが、バックス陣の踏ん張りや横浜のシュートミスに助けられた。
その後、試合が進むにつれ徐々に落ち着き、ジュビロペースになるもゴールは遠く第8節は0対1で敗れた。
但し、下を向いている暇はない。
次の試合に向けて、修正するべき点を修正して巻き返しを図りたい。
本日も最後までジュビロの勝利を信じて応援して頂いたサポーターの皆さん、本当に有難うございました。
後半もそうですが、前半は非常にミスが多くて、トップにボールが入りませんでした。2トップが動いてもボールが出てこなくて、チャンスを作れませんでした。ただ、守備では慌てずに、バランスを崩さず、対応していけたと思っています。後半開始直後から15分間は、相手の兵藤選手ら中盤の3人の選手の飛び出しについていけず、失点は1でしたが2、3点やられてもしょうがない展開でした。後半の立ち上がり15分間は非常に動きも悪く、ミスも多く、出来はよくありませんでした。
ただその後、少しずつリズムを戻して、サイドからクロスを入れたり、チャンスを作っていたので、得点できなかったもののそれ以降の攻撃に関してはよくなったかなと思います。毎試合、終わった後に言うんですけど、もっともっと自分たちのボールを確実にキープして、フィニッシュまで行く回数を増やしたいと思っています。中2日でまた次のゲームがありますが、出来るだけ早くコンディションを戻して、次のゲームに臨みたいと思っています。
Q.後半の15分間、なぜジュビロは動きがよくなかったのか?
A.先ほども言ったように、奪ったボールを自分たちでキープできませんでした。前線の2トップやサイドに展開しようということだったんですが、そこで遮断されていたと。奪っても相手ボールになるのがひとつ。それから、どちらかというとボールサイドに選手が行ってしまって、自分たちの背後、ブラインドサイドの相手の動きを見れていませんでした。もちろん、マリノスの選手たちの運動量とスピードがアップしたのは事実ですが、そのプレーについていけなかったというのが実際のところです。
Q. 3試合目となるイ・グノ選手のパフォーマンスは?
A.前半は動き出していてもボールが出てこないというのもあったし、動き自体はそんなに変わらないと思いますけど、ボールが彼に入ったときに相手のプレッシャーが厳しくて、なかなか自由にはできなかったのかなと。でも、彼のいいところは何とか見せているので、そんなに悪くはないと思います。
Q. 萬代選手を入れて、村井選手を一列下げた交代の意図は?
A.1点ビハインドということと、山本脩がリズムに乗り遅れていたので代えました。村井も後ろから上がってクロスを上げられるし、右サイドはジウシーニョと駒野でクロスを上げられる。右からクロスが必ず上がってくるだろうということで、左サイドは外から萬代がゴール前まで入っていって決めるということが狙いです。
今日の試合を教訓にして、もう少し周りの選手との息を合わせたプレーを完璧にしていかなければいけないなと思います。いいときは大変、すばらしいプレーが出るんですけど、今日のような難しい試合では問題点が出てきます。これから今日の問題点を探し出して、次の試合につなげていきたいと思います。(次節、初めてのヤマハスタジアムでの試合を)大変楽しみにしていますので、ホームでは必ず勝てるように、ファンの皆さんに喜んでもらえるように戦っていきたいと思います。
自分たちでボールをキープして、流れをつかむことができなかったので、相手にピッチを幅広く使われてしまったかなと思います。自分の前のところはスペースがあくというのがわかっていたけれど、前半、攻撃参加できませんでした。後半の最後の15分は相手が引いていたのもあったし、ようやく形ができてきたので、そこでゴールにつながればよかったかなと思います。得点が入れば、マリノスもまた前がかりになって展開が変わったと思うので、得点が取れなかったのが痛かったかなと思います。
後半、そんなにふわっと入った感じではありませんでした。相手がうまかったということです。プレスのタイミングも半歩から1歩遅かったので、後手後手になってしまいました。そこの修正に時間がかかったかなと思います。でも修正ができたことは次につながったと思うし、あとはボランチの関係とか、連携をうまく保ちながらやっていきたいと思います。全体的にそんなに悪くはなかったと思いますけれど、結果が出なくて残念です。連戦ですし、次が大事なので切り替えて臨みたいと思います。
相手の1トップ2シャドウに対しては、ラインをできるだけ下げないで、相手が裏に飛び出したらついていこうという話をしていたので、そこは注意していました。でも、後半の最初から後手後手で、押し込まれる時間帯が多く、自分も何回か連続してミスをしてしまいました。そこで先に点を取られたので苦しくなり、後半15分くらいまでは相手のペースにさせてしまいました。そういうところがまだまだかなと思いますので、修正していきたいです。
後半、あの時間帯で失点したことが、今日の結果になってしまったと思います。やっぱり立ち上がりにああいう入り方をすると、こういう結果になるということを改めて痛感しました。ピッチがドライな状態でバウンドが変わり、ボールを処理しずらいということもあって、セカンドボールをほとんど拾われてしまいました。枚数は足りていたのだけれど、1トップに対する守り方がうまくいかず、相手に好きなようにやらせてしまいました。ただ、後半の15分をしのいだ後はこちらにもチャンスはありました。今日は攻撃では裏に抜ける動きが少なく、清水戦や京都戦でみせたアグレッシブさをちょっと欠いていたかなと思います。連戦で
GWに入って5連戦がある中の初戦、前節は名古屋グランパスに逆転で負けて、内容もあまりよくなかったので、開き直りじゃないですけど、原点に戻ろうと話しました。引いたらあまりいいゲームになってないから、できたら前線から追って、相手の攻撃ゾーンに入る時間を短くしたほうがいいだろうと。そういう形で去年からずっとやっていたんですけど、1点を守りきろうとかいう意識があったり、引き分けたいとかいう意識があったりする中で、名古屋戦は全体が引き気味になっていたかなと。そういうのを中2日しかなかったので、ミーティングの中で徹底して話をしました。
前半、ジュビロも非常にいい守備をしていたので、なかなか崩せる場面がなかったんですけど。守備のほうはいいけれど、攻撃で前の3分の1に入ったとき、前の選手との距離が遠いよ、という話をハーフタイムにして、守備に入ったときに3人が多少遠いのはしょうがないけれど、攻撃になったら3人全員じゃなくてもボールを持っている選手に近づかないとコンビネーションが組めないという話をしました。そして、後半立ち上がりに非常にすばらしい渡邉千真のゴールが決まりました。その後、山瀬功治のシュートもあり、あのへんが入っていれば3対0ぐらいで終われていたゲームかもしれないですけど、そんなにうまくはいかないかなと。苦しい試合でしたけど、1対0で勝てて、次につながる試合だったかなと思います。