2009年 試合速報
2009 J1リーグ 5節 VS.ジェフユナイテッド千葉
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オウンゴール
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ロドリゴ
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山本 康裕
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ジウシーニョ
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村井 慎二
萬代 宏樹
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斎藤 大輔
下村 東美
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谷澤 達也
ミシェウ
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深井 正樹
新居 辰基
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ジウシーニョ
犬塚 友輔
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山本 脩斗
岡田 隆
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
フクアリ | 4/11(土) | 16:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
- | 福田 寛 | 穴沢 努 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 名木 利幸 | 石川 恭司 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
20.6度 | 44% | 鍋島 將起 | 田中 基晴 |
10 | シュート | 14 |
8 | ゴールキック | 7 |
4 | コーナーキック | 3 |
12 | 直接FK | 9 |
1 | 間接FK | 5 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第5節が間もなく始まる。
対戦相手は、今シーズン2分2敗といまだ勝ち星のないジェフ千葉。
不調の原因は、得点力不足。リーグ戦4試合を終えてゴールはわずか2点と低迷している。
前節の山形戦でもなかなか点が入らない展開が続くなか終了間際に失点し、山形にJ1ホーム初勝利を献上した。
その結果、順位は現在17位と、ジュビロ同様シーズン序盤から苦戦を強いられている。
さて、我らがジュビロは、前節の対FC東京戦では、終始優位に進めながらも、一瞬のワンチャンスをものにされ試合に敗れてしまった。しかし今は決して下を向くときではない。
試合内容は決して悪くなく、事実、ナビスコ杯を含む直近4試合の失点は2点と開幕時に見せた守備の不安定さは大きく改善された。
一方、前節も決定的なチャンスを再三逃したように、決定力不足が指摘されるところだが、それは裏返せば『攻撃の形はできている』ということの表れである。
今私たちにとって一番必要なものは、どんな形であれ『勝つこと』のみ。
今日は、何があっても勝利を手にし、『自信』を取り戻したい。
さて、本日のスタメンを見ていこう。
スタメンは、前節と変わらず。
GKは、守護神川口 能活、バックスには右から駒野 友一、那須 大亮、茶野 隆行、山本 脩斗の4バック。今日もいつも通り、コミュニケーションを頻繁に図り、良い距離を保つ意識を持って試合に臨む。
次にハーフ陣は、前節バランスを意識して左右にボールを散らしていた山本 康裕とロドリゴの二人を底に、そして両サイドは右に太田 吉彰、左に村井 慎二の4人。前節、効果的なドリブルでボールを所有していた村井には、今日も攻撃の起点としての活躍が期待される。
最後に、フォワードはジウシーニョと前田 遼一の二人。開幕以来厳しいマークが続く前田であるが、今日も強い気持ちを最後まで保ち、積極的に仕掛ける動きが期待される。
サブにはGK八田 直樹、DF大井 健太郎、DF加賀 健一、MF犬塚 友輔、MF岡田 隆、FW萬代 宏樹、FW押谷 祐樹がスタンバイ。いつでも試合に臨めるよう準備が欠かせない。
一方、今季いまだ本調子になれていないジェフユナイテッド千葉だが、高さに絶対の自信を持つ長身DFボスナーや豊富な運動量で攻守に絡むMFアレックス、今シーズンまだ得点のないエースFW巻誠一郎ら要注意選手は多い。
試合会場は、フクダ電子アリーナ(千葉)。
キックオフは午後4時3分。
天候は晴れ。気温も20度を超え、少し動いただけで汗ばむ陽気である。
ピッチコンディションは良好。
サポーターの皆さんには是非最後まで熱い熱い声援をお願いします!
ロスタイムは1分。
【マッチレポート 前半】
勝ち星のないチーム同士の戦いであることから、両チームともこの試合にかける意気込みは強く、気合いの入った前半となった。
そうした中、試合はほぼ互角でスタートしたものの、19分、フリーキックからジェフが先制すると、ペースは徐々にジェフに傾いていった、
ジュビロは、次第にパスがつながらくなり、セカンドボールも拾われ、その結果全体的にラインがずるずると下がるといった悪循環に陥ってしまった。
但し、最終ラインの踏ん張りにより、失点以外では決定的な場面はほとんど与えていない。
点差はわずか1点。
気にせず後半一気に攻勢に出たい。
惜しくもGKに弾かれてしまう・・・
コーナーキックとなるが、最後は那須 大亮がクリアしホイッスル!
【マッチレポート 後半】
後半は、全体的にジュビロ優位の展開となった。
29分に待望のエース前田の今シーズン初ゴールをヘッドで押し込み同点とすると、試合のペースは更にジュビロに傾いた。
しかしながら、その後終盤にかけては、徐々に両チームともにあせりからミスが目立ち始め、決定的なチャンスがないまま第5節は幕を閉じた。
本日も最後まで声援を送って頂いたサポーターの皆さん、応援本当に有難うございました。
前半は、ジェフが非常にいいプレーをしたのもありますけれど、ジュビロの選手はボール際で厳しさがないし、最終ラインの押し上げも遅いし、一人ひとりの動く量も少なかった。何人かの選手は非常に怖がっているような、ブレーキをかけたようなプレーが見られて、たぶん、前半は今シーズンで一番良くないゲームだったと思います。
ただ、後半に関しては、1点ビハインドの状態で、非常に勇気を持って前のスペースへ飛び出す選手が増えていたし、最終ラインの押し上げもきちっとできていたし、多少、危ない場面というか、リスクを冒して攻めたので、最終ラインが相手と同数になっている場面もありましたが、点数を取りにいくという姿勢は、グラウンド上で表現できたと思います。
1対1になってから、我々の課題である中盤でのミスが出だして、チャンスをピンチに変えてしまった場面も見られていました。これは、ジェフのほうにもミスがあって、我々にとっては助かった場面もありましたけど。そのあたりは、まだこれからも課題として、続けてやっていかないといけないと感じています。ただ、後半に関しては、先ほども言ったように、闘う姿勢というものを選手は出してくれ、良かったと思います。
次のゲームに関しては、今日の後半のはじめのようなプレーからスタートして、90分通してやれるように準備したいと思っています。
Q.ハーフタイムでの指示は?
A.今言ったように、前半できてなかったこと、ボール際でもっともっと厳しくいかなればいけないぞと言いました。ジェフはあれだけ来ている。それをお前たちがやれれば、また逆の展開になるだろうと。押し上げもそうだし、もっともっと一人ひとり動いてプレーしなければいけないということを言いました。そして、その通りにやってくれました。
Q.萬代選手を入れましたが、あれは3トップか?
A.3トップではないです。左サイドが機能していなかったので、個で局面を打開できるジウシーニョを左に持っていきました。ただ、ジウシーニョの特徴を考えると、守備に関しては中盤の後ろまでは戻れないので、自然と高い位置にはなりましたけど。ジェフの坂本のマークに付けと指示して、ああいう位置になったんですけど。今言ったように、左サイドは2人、3人のコンビネーションでいっていなかったので、ジウシーニョがボールをキープすることによって、後ろから山本脩斗を上がらせようということです。
萬代に関しては高さもあるし、背後へ出て行く動きができるので入れました。今日のゲームでは、前半特に2トップにくさびのボールは入るけど、背後への動きがなかった。だから、相手にとっては怖くないので、背後へ出て行く動きができる萬代を入れました。
Q.ゴールを入れた、前田選手の今日のプレーへの評価は?
A.攻守とも運動量があるし、くさびのボールもおさめて時間を作ってくれましたし、もっとパワーというか、力強さが戻ってくれば、もっといいプレーができると思います。
Q.後半、太田選手の動きが変わったのは指示なのか?
A.向こうのボランチの斉藤と工藤が縦関係になることが多くて、そこの両サイドにスペースがあるんで、2トップだけでなくて両サイドの2列目の選手が入ってきて、そこのスペースを使おうと言いました。あるいは、そこをふさがれたら、サイドのスペースへ出て行こうと。試合前のミーティングでも言ったんですけど、できてなかったことをもう1回言いました。太田に関しては、ある程度自由に、ちょっとバランスが崩れますが、彼のいいところであるので右から左へ動けと指示し、いいところが出たと思います。
Q.今日のゲームの収穫は?
A.負けなかったこと、後半、1点ビハインドの状態から点を取って、勝ちたいという気持ちがグラウンド上で見られたということです。粘りがでてきたかなと思います。
今日は勝ちたかったと思います。(得点シーンは)マークがフリーだったんで(決められました)。もっと点を取りたいです。(後半は)とりあえず動き出すことを意識しました。もっと良くしていかないといけないと思いますけど。(次の静岡ダービーでは)試合に出られるように頑張ります。
Q.試合後、大きな前田コールを送ったサポーターに向けてのメッセージを。
A.もっと頑張れって言われてると思うので、頑張ります。
Q.入るときの監督の指示は?
A.まず、ジウシーニョにちゃんとサイドをマークしろと伝えろというのと、前田さんの近くでやれというのと、あとは前田さんもジウも疲れていたので、守備でオレがいけるところはいくようにと言われました。押されてるときは、那須さんや茶野さんがクリアしたボールを相手のボランチのところで拾わせないように、逆にこっちが拾えるように心がけたし、攻撃では裏に出ることと、ボールをしっかりおさめてミスをしないということを心がけました。(太田選手のクロスに飛び込んだシーンは)僕が決められた場面でしたけど、ああいうふうにヨシ君が上げるときに、中へ自分と前田さんと勢いよく飛び込めればチャンスにもなると思うし、左サイドで村井さんから上がるときにもそうですし。もう少し勢いを持ってということは意識していきたいと思います。
ハーフタイムにドレッシングルームで、冷静に戦えば勝ち点3は取れるんだという雰囲気を作り、冷静に戦った結果、追いつきました。最後、逆転できなかったのは残念ですけど、次につながるゲームだったと思います。勝ち点3という結果は出ませんが、個々にいいプレーはしているし、闘っているので、下を向かず、そういうポジティブな面をどんどん引き出していきたいと思います。今日は前田が1点取って、みんなの喜びようを見れば、彼の存在がチームにとって大きいということがわかりますし、彼の得点によってチームが勢いに乗るということをチームみんなが感じました。前田が今日1点取ったことは非常に大きいし、後半、ああいうゲームをしたことは収穫なので、自分たちが置かれている順位とかは関係なく、一戦一戦ああいうふうに戦っていくことが大事だと思います。
追いつけたことはよかったですけど、最初、ジェフの勢いの中で、先に先制点を取られたところがまずかったです。チームとしてやってはいけない点だったので。開始から、チームとしてうまくいってなかったかなと思います。相手が3トップで入ってきたので、そこでマークの受け渡しだったり、自分たちのポジショニングだったり、そういうところで確認できませんでした。自分たちが相手の間、間でボールをもらおうという意識で試合に入ったんですけど、逆にそれをジェフのほうにやられたので、それでペースが向こうに行ってしまったと思います。最終ラインの上げ下げは前半うまくいってなく、中盤とのスペースが空いてしまったので、そこを後半は修正でき、セカンドボールも拾え、二次攻撃もできたと思います。この試合で、セットプレーのキッカーに任命されたので、結果を残したかったのもあるし、それがゴールにつながってよかったと思います。
勝ちたかったし、チャンスもあったんで、決めなきゃいけない場面もたくさんありましたけど、今までの試合よりは僕自身ゴールに近づけたんで、ここからなんとかしたい。もっともっとやらなきゃいけないプレーもありますし、体の切れとか、細かい部分もやらなきゃいけないですけど、頑張っていきたいと思います。前半ちょっと外に開きすぎて、村井君も開いてて、そこでFWとの距離が開いていてボールがおさまらなかった。後半、僕があそこに入ることによって、僕のところでボールがおさまるようになりましたし、一気にスペースが広がって、みんな動けるようになりチャンスになっていました。前半からそのプレーをできなかったことが悔しいですけど。それでもゴールに少しずつ近づいてきてるんで、ガクンと落ちないように、勢いよく上がっていけるように、しっかりやっていきたいと思います。
前半立ち上がりから素晴らしいパスの組み立て、そして突破の動き出しが非常にできていたと思います。そして、相手の裏に飛び出していく動きも非常に良くできていたと思います。しかし前半、ウチが1点取ってから、2点目を取ってゲームを終わらせるということがしっかりできなかった。そして、後半ウチの選手は、相手が前がかりになってきた状況でショートパスをつなごうとしてしまい、ウチのゾーンは少し下がってしまいました。そこで、交替の選手を入れて状況を変えていこうと試みました。突破の動きや、ボールを巻に入れてサポートするプレーができるようになっていたと思います。しかし、ラストパスが良くなかったと思います。工藤は3回ほど、非常にいい動きでファーポストへ走りこんできたのですが、周りの選手が気づかず、そこへボールが出ませんでした。内容的には非常に良く出来ていましたし、勝ち点3を取れなかったことにはガッカリしていますが、勝ち点3を取れるプレーをしたと思います。