2009年 試合速報
2009 J1リーグ 4節 VS.FC東京
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ジウシーニョ
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那須 大亮
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茶野 隆行
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大竹 洋平
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大竹 洋平
石川 直宏
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ジウシーニョ
萬代 宏樹
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カボレ
鈴木 達也
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鈴木 達也
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羽生 直剛
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赤嶺 真吾
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石川 直宏
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
ヤマハスタジアム(磐田) | 4/4(土) | 19:04 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、水含み | 平山 博光 | 佐藤 隆治 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
雨 | 90分 | 相樂 亨 | 二俣 敏明 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
11.1度 | 92% | 数原 武志 | 大石 裕樹 |
8 | シュート | 10 |
7 | ゴールキック | 12 |
1 | コーナーキック | 6 |
18 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 0 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
2週間ぶりにJ1リーグ戦が再開する。
今季に入り戦った公式戦5試合(ナビスコ杯含む)で、いまだ勝ち星のないジュビロ磐田であるが、この2週間は、私たちにとって非常に意義のある2週間であった。
第3節以降、戦ったナビスコ杯の2試合は、いずれもスコアレスドローで終わったものの、ゲーム内容はそれ以前と比べると格段に良くなり、チームの状態は確実に上向いてきている。
何より、アルビレックス新潟など上位陣相手に集中力を切らすことなく声を出し合って零封したバックス陣が自信を取り戻しつつある。
一方、5試合の総得点は4点と1試合平均1点を下回っていることや、その全てを叩き出したのはジウシーニョ1人であることを考えると、攻撃陣には奮起を促したい。
これを受けて、今週のフォワード陣は、全体練習終了後も積極的に居残り練習に励んでいた。本番で皆さんに成果をお見せすることができる日も近いはずである。
さて、今日の対戦相手は、現在リーグ戦で1勝2敗、順位は13位のFC東京。
彼らも今季、得点3点、失点7と勢いに乗れない展開が続いていることから、この試合にかける意気込みは相当なものであることは容易に想像できる。
こうした彼らの意気込みを消沈させるべく、是非早めに先制点を取って勢いをつけたい。
それではスタメンを見てみよう。
GKは、2試合連続完封し、自信を取り戻している守護神川口 能活。
バックスには右から代表帰りの駒野 友一が右サイドに復帰。その他は、那須 大亮、茶野 隆行、山本 脩斗と前節同様のメンバー。前節でも頻繁にコミュニケーションを図りつつ、いい距離を保って連係ができ、各人が確かな手応えを感じている。
次にハーフ陣は、底には試合を追うごとに進歩が著しい山本 康裕とロドリゴの二人を、そして両サイドは右にSBの駒野 友一とのコンビネーションが楽しみな太田 吉彰、そして左には村井 慎二の4人。
そして、最後に、フォワードは絶好調のジウシーニョと前田 遼一の二人。
新助っ人・イ グノ(韓国)の発表は、今季まだ点を獲っていない前田遼一にはいい刺激となっている。今日も積極的なプレーを見せて『ジュビロのセンターフォワードに前田あり』を証明したい。
サブにはGK31八田 直樹、DF 4大井 健太郎、DF15加賀 健一、MF17犬塚 友輔、MF19岡田 隆、FW13萬代 宏樹、FW26押谷 祐樹がスタンバイ。
一方、今季いまだ本調子になれていないFC東京だが、フィードに定評のあるGK権田 修一や日本代表に定着しつつある左SBの長友 佑都、守備意識の高い今野 泰幸、俊足FWカボレら要注意選手は多い。
試合会場は、ヤマハスタジアム(磐田)。
天候は午後から降り出した雨で冷え込んでいますが、本日も、サポーターの皆さんには最後まで熱い熱い応援をお願いします!
試合は午後7時4分キックオフ!
ジウシーニョが、エリア内で倒されるもホイッスルは無し!
立ち上がりジュビロペースで試合はスタート、開始直後には決定的なチャンスも何回か見られた。
その後、FC東京のペースで展開する場面もあったが、ジュビロのディフェンス陣の集中力は途切れることなく、危ない場面はほとんどみられなかった。
雨でスリッピーなピッチにもかかわらず、グランドの両サイドどをバランスよく使い、フリーのスペースを効果的に使いへボールを回していた。
この調子を後半も維持して、早い段階でゴールを奪い試合を優位に進めたい!
後半開始以降も終始優勢に試合を進めていたジュビロだッたが、一瞬のスキをつかれワンチャンスをものにされてゲームに敗れた。
後半も前半同様、オープンスペースを有効に使い、セカンドボールに対しても奪っていたものの、たった一度の連携ミスが試合を決定してしまった。
冷たい雨の降る中、最後まで懸命に声援を送って頂いたサポーターの皆さん、本日も応援有難うございました。
この悪天候の中、たくさんのサポーターが応援してくれて、是が非でも勝ち点3を取らないといけないゲームだったと感じていたが、それができなくて悔しいし、サポーターに申し訳ないという気持ちでいっぱい。
この2,3試合、守備は安定してきて、攻撃に関してもチャンスを作れていたので、選手にも自信ができつつあった。このゲームもそういう感じでいけるかなと思っていたのだが。でも前半は何度か決定的なチャンスを作っていたし、それほど危ない場面も作られていなかったので、チームとしてはそんなに悪い状態ではないと思う。
ただ勝ち点3取れないこと、0得点の試合が3つ続いているということで、選手の自信が少し薄らいでくるのが心配。我々コーチングスタッフとしては、「形はできているのであとはゴールに押し込むこと。このまま続けていけば、必ず得点できる。」という指導でトレーニングしていきたい。
できるだけ早く、メンタルを含めたコンディションを回復させて、次のゲームに臨みたい。
Q.内容が良かっただけに悔しいゲームだったと思うが、選手は気持ちを切り替えられそうか?
A.今日、明日はちょっと難しいと思う。選手もサポーターの後ろからの力が支えになって、「絶対に勝ち点3取らなきゃ」という気持ちで試合に臨んでいるので、それができなくてやはりショックだと思う。でもゲームはどんどん続くので、我々が彼らに下を向かせず前を向いてやらせるのが仕事。次の試合までには回復させてやらせる。
Q.シュートが入らない原因は?
A.トレーニングするしかない。でも相手GKも逃げずにボールに対して身体を張ってブロックしているので、枠に飛んでいないということではない。とにかく練習するしかない。
Q.今週はシュート練習に力を入れていたが?
A.前半はもっと遠目から打ってもいい気がした。ゴールへ向かう姿勢は出ていたと思う。あとはフィニッシュ。
Q.攻守両面でもう一段階グレードアップしたいことは?
A.一言で言ったら「落ち着き」。攻撃も守備も。失点の場面も、慌てて競りに行っているし、ボールを奪った後の攻撃も、慌ててミスが出たり。グラウンドの状態を考えたコントロールができずにミスをして相手のボールになったりしているので、もう少し落ち着いてプレーできれば違った展開になったと思う
悔しいですけど、今日のようなプレーをやっていくことが大事。やはり決めるところで決めないとこういうゲームになるし、0で相手を抑えれば勝ち点をとれたという悔いはありますが、今日のようなスピリットを出していくことが大事だと思います。
みんな非常によく動いているし、球際も競りにいっているし、ここ1~2年くらいで一番いい状態だと自分は感じています。ただ、やはり結果が出ないのはしんどい。そこは一人ひとりが、何か殻を破らないと勝利はつかめないのかなと思います。ただいいプレーをしているだけではダメだということを我々が感じて、もっとプレーを上げないといけないと思います。
前半も、いい感じにラインコントロールもできて、それでしっかりボールも奪えていたし、チャンスもいままでのリーグ戦の中では一番沢山できていました。前半のチャンスを決めていれば、モノにできた試合だったと思います。悔しさがあります。負けてしまったことも、まだ勝てていないということも、しっかり受け止めて、次に向かっていきたい。
Q.今日は右SBに入りましたが、太田選手とのコンビネーションについて意識したことは?
ヨシも、サイドの仕事ができる選手なので、できるだけボールをあずけて、ヨシが前を向けるときは前を向かせて仕事をさせたかった。2人の関係で崩していくことも考えながらやっていきました。クロスは上がったけど、得点が決まっていないので、満足はしていない。相手サイドに脅威を与えるサイドであるよう、前との連携も高めてやっていきたいと思います。
チームは攻めの形はだいぶできていのるので、あとはチャンスをもっと増やすことと、ゴールを決めきることだと思います。
僕自身がもうちょっとうまく動けたら違った展開になったと思います。チームに貢献できていないので、悔しい思いでいっぱいです。なんとかここから盛り返していけるように、1からやっていくだけです。
コマさんにスペースをあけるために、中に入り気味でやっていたんだけど、そこで自分がボールになかなかうまく触れなかった。そこが、もったいなかった。試合中に修正できなかったことが悔しいです。
チームは他のところでチャンスがありました。一発入ればチームの流れも変わるので、そういうところだと思います。
決定的なチャンスに決められなかった。決めないとこうなってしまうので、本当に悔しいし、自分が情けなく思います・・・。
自分がまた決定機を迎えたとき、怖さを感じずに、次はきっちり決めることが大事だし、たとえミスをしてもプレーを小さくしないで、大胆にダイナミックにやっていければと思います。
Q.後半ビハインドになってから積極的に攻め上がりましたね。
やはり、挽回しないといけないという気持ちもあったし、DF陣があれだけ体を張ってくれているし、1失点というのは悪い数字ではないので、それにこたえないといけないという気持ちでした。次は決めたいです。
後半に前半くらいに動いて畳みかけられればもっとチャンスもつくれたと思います。もっとどんどん行けるところもあったけど、そこでもう一歩が行けなかった。後半、攻め込まれることが多いし、そこで体力を落ちないようにして、もっと動いていきたい。本当にDF陣ががんばってくれていたんで、点を取れなくて残念です。
Q.山本修斗とのコンビネーションについては?
いいタイミングでサイドバックが攻め上がるところまではいけているので、そこからもっといいボールを上げたり、そこからもうひとつ崩せるようにしたいです。
前半はいい形で上がれたけど、後半は少し、(ボールの)受け方が単調になってしまいました。守備面は、1対1の部分で、前半に何度かやられたところがあるので、そこも修正点です。
相手の右サイドの選手は、前半の方が中に入ることが多かったので、ボランチとうまくブロックをつくりながらやっていました。後半の途中から、新しく入った選手がサイドに張っていたので、そこを意識してバランスをとりながらやりました。
守備はしっかり0でおさえて、攻撃で、自分もその役割の一人だと思っていますが、自分たちを信じて、最後のところでしっかり決めることを意識してやっていきたいです。
我々は開幕連敗しているので、ぜひ今日勝って、星を五分にして味の素スタジアムに帰りたいと強い気持ちを持って臨んだ。雨の中遠くまで来てくれたファンの期待に応えるべく、選手は非常に気持ちをもってピッチに立った。
前半は、中盤までは相手が強固なブロックをしいてくるのは分かっていたが、中盤までは辛抱してボールを回しながら、最後のフィニッシュのところがどうしても中に行ってしまった。最後で外をもう少し使えれば。(サイドを)使った場面はまあまあ崩せたが、前半は中に中に入って、逆に相手にワイドに使われたケースがあった。GK権田が何度か決定的なピンチを防いでくれたこともあり、前半0-0で終われたことは、我々に運があった。
後半は、最後に崩すところをワイドということをもう一度意識して入ったが、カボレが自分が動くスペースを見つけられずにいたので、選手の交代を含め、立ち位置を含め、変化を求めた。後から入った選手がタスクを全うしてくれたので、自分たちのペースに手繰り寄せることができたと思う。
とにもかくにも、ファンの期待に応えられてホッとしている。