2009年 試合速報
2009 J1リーグ 3節 VS.浦和レッズ
![]()
|
![]() |
|
![]() |
![]()
|








































スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
エコパ | 3/21(土) | 14:03 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 澤田 嘉男 | 柏原 丈二 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 山口 博司 | 田尻 智計 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
15度 | 56% | 山内 宏志 | 小林 春樹 |
9 | シュート | 13 |
10 | ゴールキック | 10 |
4 | コーナーキック | 4 |
14 | 直接FK | 16 |
3 | 間接FK | 8 |
3 | オフサイド | 7 |
0 | PK | 0 |
連敗スタートとなった2009年Jリーグ、注目の第3節がエコパスタジアムで行われる。
対戦相手は、開幕戦を優勝候補の鹿島アントラーズに敗れたものの、翌2節ではFC東京を3-1と快勝した、理論派フィンケ監督率いる強豪浦和レッズ。
注目の選手は、守備の要でありながらも積極的な攻撃参加が売りの闘将、闘莉王。
前節では、ヘディングの競り合いで切れた頭部からの流血をものともせず、その後も痛みに堪えながら果敢にヘディングを連発していた魂のプレーヤー。
その他、ポンテ、エジミウソンのブラジル人コンビや都築、田中の代表組みなどメンバーは充実している。
さらに、関東から大挙して押し寄せることが予想される熱狂的なレッズサポーターも脅威である。
一方、2試合を終えて、いまだ結果が出ていない我らがジュビロだが、シーズンはまだ始まったばかりだ。
今は決して下を向く時期ではない。
反省すべき点は修正し、前向きに捉えていく時期である。
事実、前節の試合内容は、バックス陣の踏ん張りやジウシーニョの2試合連続得点など初戦のモンテディオ戦と比べると改善点がいくつも見られた。
現在チームは、スローガンが示す通り『原点回帰』を行う中、日々様々な課題に取り組み、それらをスポンジのごとく吸収している最中なのだ。
本日の先発を見てみよう。
ゴールキーパーは、川口能活。前節、この不動の守護神の珍しいミスにより痛い失点を喫してしまっただけに今節は燃えているものがあるだろう。
そして、ディフェンダーは前節と代わらず、右から犬塚友輔、那須大亮、茶野隆行、駒野友一の4バック。
次にハーフ陣。前節、惜しくもゴールとはならなかったがチャンスを演出した山本康裕と、体を張った守備が魅力のロドリゴを、そしてサイドには右に太田吉彰、左には西紀寛を配置。
最後にフォワードは、2試合連続ゴールで目下得点王のジウシーニョと前田遼一の二人が組む。
サブにはGK八田直樹、DF大井健太郎、DF加賀健一、DF岡田隆、MF村井慎二、MF山本脩斗、FW萬代宏樹がスタンバイ。
先日、松浦拓弥が検査の結果、疲労骨折の疑いがありと診断されベンチからも外れている。状態が心配されるが、その他の選手で松浦拓弥の分をカバーしたい。
試合会場は、エコパスタジアム。
ここは、なんとしても皆でスタジアムへ足を運び、エコパをサックスブルー一色に染めてジュビロの戦士達に力を与えてほしい。
試合は午後2時3分キックオフ!
このまま前半を終了したい。
ジュビロ1点リードで折り返す!
マッチレポート(前半を振り返って)
前半の立ち上がりは明らかに浦和のペースで試合は進んでいた。
しかし、ジュビロDFが何とか耐えしのぎ、ついに32分にジウシーニョの3戦連続ゴールでジュビロが先制点を奪う!
後半もこの調子で、追加点を奪いたい!
後半の立ち上がりはジュビロペース!再三チャンスを作りゴールの匂いを窺わせている!このペースを継続したい。
マッチレポート(後半)
後半はジュビロペースで展開していく。
追加点を奪うチャンスが幾度となくあったものの、なかなかそれを生かすことができずに後半23分にエジミウソンに同点ゴールを奪われてしまう。そこからはやや浦和ペース。
ジュビロDFもなんとか踏ん張り、そのまま試合終了。
開幕2連敗で迎えた今節だったが、ようやく勝ち点をゲットすることができた。
浦和さんはやっぱり力があるので、押し込まれるだろうし、危ない場面も作られるということは分かっていた。選手は最後のところまで粘り強く守備をしてくれたし、闘う姿勢を見せてくれたと感じている。
1節目、2節目もそうだったが、奪った後、自分たちでしっかり(ボールを)保持してフィニッシュまでいくという点においてはまだまだ。奪って中盤でまたボールを奪われることがまだ多い。そこは継続して修正していかなければならない。
勝ち点3取れなかったが、勝ち点1を取れたことが次につながると思う。またすぐにナビスコカップが水・土曜日とあるしゲームは続くので、できるだけ早くコンディションを整えて、次のゲームで勝ち点3を取れるようにやっていきたい。本当に選手は粘り強くやってくれた。
Q. 1節、2節に比べて、中盤のボランチでバランスや連係がよかったのでは?
A. 人に対しての意識がだいぶ根付いてきた。2トップと、自分たちの最終ラインとの距離は意識して出来るようになってきていると思う。
Q. 交代が守備的だったのは、勝ち点1を取りにいったからか?
A.西が相当疲れていたので村井を入れたが、村井は守備の選手ではない。あの時間帯、浦和の選手たちが出てきて押し込まれる場面があった。右サイドのヨシ(太田吉彰)も消えていたので、押し込まれている分、真ん中で落ち着こうと、守備的な岡田隆をそこに入れた。太田が右サイドで消えていた分、康裕(山本)がその前の時間帯から、後ろから飛び出してゴール前までいくプレーが見られたので、そのままサイドで行けると思った。守備的というよりも、押し込まれている分、チームに落ち着きをもたらすために、岡田隆を入れて真ん中を防ごうと考えた。
Q.今日からベンチでの無線機が使用解禁になったが?
A.我々が(ベンチから)見えないところが上からは見えるし、今日はコーチ同士が連絡を取り合った。エコパの場合、ウォームアップ場と離れているので、フィジカルコーチと連絡を取り合ったりもした。初めてだったが、良かったと思う。
もちろんベンチで見ていれば分かっていることだが、それを再確認するということ。それから数メートル単位の距離感など、もっと細かなことを言ってもらった。ただそれは選手には伝わらないから(笑)。まあ、これからいいタイミングで利用できると思う。
満足はしていないけど、負けなくてよかったです。修正するところはまだまだある。でも、1節2節に比べれば、良くなっているところもある。
(アシストは)とりあえず、しっかり競ろうと考えました。相手がお見合いをしていたので。
でも、今度はみんなで崩していきたい。サイドからセンタリングが何本が上がっているけど、自分たちがやりたいのは、サイドに人数をかけて崩すこと。そういう攻めはまだそれほどうまくいっていないので。良くなってきたところはもっと良くして、直すところは直すことだと思う。思い切りやっていきます。
ようやく勝ち点がとれた。欲をいえば、3を欲しかったですけど。
自分は右だけではなく、左にも行って、逆サイドの選手と入れ替わりながらやったり、中から外へという動きも意識して今日はやっていて、そこから何回かクロスまでいけた。タイミングよく中に入れたときに、左に一気に抜けてセンタリングも上げられたシーンがありました。動き出しとか、動き方は少しずつよくなっているので、あとは、シュートまでいきたいです。シュートはまだ全然足りないです。中からクロスまではいけたけど、シュートまではいけなかったので、増やしていきたい。あのポジションだったら、3~4本惜しいシュートがないといけないと思います。クロスの単発では中も薄いときが多くてなかなか点につながらないので、サイドからクロスだけではなく、自分が仕掛けてシュートを打つシーンが増えていけば、チームももっと良くなっていくと思います。
1点とられてしまったけど、サイドでもしっかりブロックをつくって守ろうとしていた。逆にもう1点自分たちがとれば、優位な試合になったと思います。でも、失点1におさえたのは、プラスに考えてやっていきたい。この勝ち点1は、次につながっていくのではないかと思います。
攻撃面では、サイドでの形も多くなってきているけど、まだまだ完成しているわけではない。今日も、相手のラインが高くて、数的優位をつくってサイドを崩す場面をもっとつくれたと思うので、その回数をいままで以上に増やしていきたい。
守備は、セットプレーも気をつけて出来たと思います。ラインについては試合前に話し合って、なるべく下がらないようにという意識でやれたけど、裏をとられて何度か危ない場面があったので、4人がしっかりバランスを整えてやれるよう、これからも練習でコミュニケーションをとりながらやっていきたいです。
失点1におさえられたのには、自信になると思うし、目指すものの形も見えてきたと思います。サポーターも試合後に喜んでくれて、すごく嬉しかったです。次は勝利したい。
右の2列目はやったことはないですけど、隆くん(岡田)が入ってバランスをとってくれていたし、自分は下がってボールもらうのか、背後でもらうのかを意識して、とりあえず2トップの近くでプレーしようと。それと、ボールを持ったときにとられないようにということを心がけてプレーをしました。
攻撃ばかりに集中してしまうと、裏をとられるので、実際今日もそういう時間があったので、そこを今日は我慢して、チャンスの後で攻撃されたときに、しっかりロドを残すということを意識してやりました。ラインコントロールも、前の動き出しが早くて、自分たちもそれにあわせて動き出していたんで、上下動は悪くはなかった。ただ、相手の攻撃の選手が一度引いて出てくるのはわかっていて、うまくやれたときもあるけど、やられるときもありました。そこはマーキングの受け渡しがはっきり出来ていなかったので、反省点です。
今日は一人ひとりの気持ちもさらに入っていたし、勝ち点3をとれなかったのは残念だけど、最後まで粘り強くできた。そこが進歩だと思います。勝ち点1は、チームにとっても自信だし、自分自身にとっても自信になります。前の2試合は、自分の歯車もあわないところがあったけど、ようやく自分の感覚を取り戻せてきていると感じています。
いまの状況を打開するためには、自分自身も奮起しないと流れは変わらないと思っていました。安定した動きというより、本来自分は動きのあるキーパーなので、アグレッシヴに動いてリズムつかむというプレーを心がけていて、1点はやられたけど、あとは自分らしくいけたかな、と思います。
チームは、まだ攻めに入ったときにボールを失うことはあるけど、今日のような闘う気持ちを出して毎試合いけば必ずいい方向にいくと思います。
今日の試合は、90分間チームがよく我慢をしたと思います。先制したあと、追いつかれてしまったけど、それ以上失点せず、チームが確かに良くよくなっているという感触をつかめた試合だと思います。
得点のあの場面は、DFがトラップしたところの隙をみてボールを奪って、ドリブルしたときにGKが前に出てきているのが見えたので、空いているサイドに決めようと。きちんと決められてよかったという気持ちです。
3試合で4ゴールというのは、いまのところはよく出来たと自分では思っているけど、チームが未勝利というのがなんとも悔しい。次は、勝利という結果を得たいです。
得点王を約束するというのは、いまはまだ早すぎるでしょう。これからも、チームのために1点でも多く決めることを目指します。
特に前半に関し、私たち自ら試合の展開を難しいものにしてしまったのではないかと思っている。得点チャンスを作り出すことはできていたが、得点に結びつけることはできず、あのような形で先に失点してしまった。この試合展開によって、私たちにとっては非常にハードな戦いが求められるゲームになった。
しかし、チームは最後の最後まであきらめず、少なくとも引き分けに持ち込むことができたので、それは良かった。