2008年 試合速報

2008 J1リーグ 19節 VS.東京ヴェルディ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
5 分
10 敗
22 得点
5 失点
勝点 5
順位 0

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 1

1
verdy
verdy

8 勝
2 分
11 敗
18 得点
6 失点
勝点 6
順位 0

前半
前田 遼一
1分
ハーフタイム 後半
18分
大黒 将志
飯尾 一慶
22分
富澤 清太郎
和田 拓三
カレン ロバート
萬代 宏樹
23分
和田 拓三
ロドリゴ
27分
32分
柴崎 晃誠
大野 敏隆
茶野 隆行
34分
ロドリゴ
39分
ジウシーニョ
犬塚 友輔
42分
1
川口 能活
3
茶野 隆行
5
田中 誠
15
加賀 健一
14
村井 慎二
25
駒野 友一
27
上田 康太
38
ロドリゴ
8
ジウシーニョ
18
前田 遼一
22
カレン ロバート
SUB
31
八田 直樹
2
鈴木 秀人
6
河村 崇大
16
名波 浩
17
犬塚 友輔
9
中山 雅史
32
萬代 宏樹
監督
内山 篤
1
土肥 洋一
5
那須 大亮
14
富澤 清太郎
17
土屋 征夫
22
服部 年宏
6
菅原 智
8
柴崎 晃誠
10
ディエゴ
23
福西 崇史
25
平本 一樹
36
大黒 将志
SUB
21
高木 義成
2
福田 健介
4
和田 拓三
11
大野 敏隆
16
飯尾 一慶
20
廣山 望
33
河野 広貴
監督
柱谷 哲二

11,057
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 7/26(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 川崎 英隆 扇谷 健司
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 中井 恒 西尾 英朗
気温 湿度 第4の審判員 記録員
29,2度 81% 数原 武志 大石 佑樹
9 シュート 8
10 ゴールキック 11
5 コーナーキック 2
22 直接FK 18
5 間接FK 6
5 オフサイド 6
0 PK 0

J1第19節東京ヴェルディ戦がヤマハスタジアムにて19時04分キックオフ。
前節の大分戦は川口の負傷退場や、ロスタイムに逆転ゴールを喫するなどいやなことが続いてしまった。しかし試合の内容は決して悪くはなかった。前田とカレンが戻り、ジウシーニョを絡めた攻撃は好調と言って良い。
スタメンを見てみると怪我が心配された川口がスタメン出場。しかし2試合連続ゴールと好調だった成岡が痛めた右足の影響で不出場。代わってスタメンに起用されたのが新加入のロドリゴである。いきなりのスタメン出場で、どんな動きを見せるか注目したい。その他は前節のメンバーと変わりなし。
相手のヴェルディには、服部・福西とジュビロをよく知る選手がおり、その2選手には注意が必要だ。
さらに、チーム得点王のフッキこそいないものの、日本に復帰してきた大黒の動きがいいだけにここも要注意になる。
暑さで体力が心配だが、この試合の後は2週間近く間が空くため、今日の試合に全力を注いでもらい勝利を掴みとってもらいたい。

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、前田遼一のポストプレーからジウシーニョがサイドに回し、駒野友一が折り返し、中で待っていた前田遼一が頭で合わせゴール!早くも先制点を奪う!前田遼一は今シーズン初ゴール!【1-0】
前半6分、加賀健一がボールをカットし、前線のカレンロバートにスルーパスを出すも、合わせることができない。
前半7分、ヴェルディが細かく繋いでくるが、最終ラインで食い止める!
前半8分、大黒将志がボールをカットし、パスを出すが平本一樹まで届かない。
前半12分、ヴェルディが細かく繋ぎ、最後に平本一樹がドリブルでしかけるが、サイドラインを割り、ジュビロボールのスローイン。
前半15分、ヴェルディが最終ラインでゆっくりボールを回したことに対し、ジュビロサポーターからブーイングが起こる。
前半17分、ディエゴが遠めからシュートを放つがロドリゴが壁となり死守する!
前半18分、カレンロバートが左にはたき、村井慎二がクロスをあげるも服部年宏にカットされる。
早めに追加点を奪いたい!
前半21分、上田康太に対するファールで柴崎晃誠にイエローカードが出される!
前半23分、こぼれ球を駒野友一が左足でボレーシュートを放つがボールは枠の外・・・
前半26分、ペナルティエリア手前でロドリゴが足をかけてしまい、FKを与えてしまう。ディエゴが左足で直接狙うがボールはポストにあたり、最後はジュビロDFがクリア!ピンチを逃れる!
前半30分、柴崎晃誠から大黒将志に繋ぎ平本一樹にラストパスを出すも、田中誠が懸命に足を伸ばしてクリアする!
前半31分、ディエゴのCKに那須大亮が頭で合わせるが、うまくヒットせず枠を外れる!
前半35分、中央でパスを受けた大黒将志が素早くターンし、平本一樹へラストパスを出すが、これはオフサイド!その際、川口能活と平本一樹がぶつかり、ヒヤッとするがすぐに立ち上がり、プレー続行。やはり大黒将志のスピードには注意したい!
前半41分、両チームともにDFラインでボールを回す時間が増え、膠着状態が続く・・・
前半43分、最終ラインでヴェルディがパス回しをミス!それを前田遼一がカットし、チャンスを作るがシュートまで持ち込むことができない・・・
チャンスを逃してしまう。
前半44分、ロスタイムは2分!
前半アディショナルタイム2分、追加点を奪って後半を迎えたかったが、最後は川口能活のゴールキックでホイッスル。前田遼一のゴールで1点リードし後半へ。
後半0分、ヴェルディボールで後半キックオフ!
いきなり、大黒将志の落としを福西崇史がシュートを放つがバーをはるかに越える!
後半3分、ディエゴのボールをカットし、細かく繋ぎながらゴール前まで持っていくも、ラストパスがオフサイドになってしまう・・・
後半4分、前田遼一が2人のDFを交わし抜け出したところで服部年宏にユニフォームをつかまれ倒される。服部年宏にイエローカード!
後半7分、ゴール前、前田遼一が後ろ向きでボールをもらい、反転しドリブルで仕掛けるがカットされてしまう・・
後半8分、福西崇史に対してイエローカード!
後半8分、前田遼一がDFと1対1からうまく交わしシュートを放ちゴール!、かに思われたが判定はオフサイド・・・おしくもゴールはならなかったが、後半序盤はジュビロが押し気味で試合が進んでいく!
後半9分、菅原智に対してイエローカード!ヴェルディは多少ラフプレーが目立つ。
後半17分、ロドリゴ、村井慎二と続けざまにミドルシュートを放つが、ゴールならず・・・ロドリゴはジュビロ加入後初めてのシュート!
後半18分、大黒将志に代えて、飯尾一慶が投入される。
後半22分、富沢清太郎に代えて、和田拓三が投入される。
後半23分、右サイドの和田拓三から福西崇史に渡し、福西崇史が再び和田拓三に出し、その和田拓三が右足を振り抜く。ボールはゴール左隅に突き刺さってしまう。
交代出場したばかりの和田拓三にゴールを決められ、試合は振り出しに・・・【1-1】
後半23分、カレンロバートに代わり、萬代宏樹が投入される。
萬代宏樹の高さで追加点に期待したい!
後半27分、ロドリゴに対してイエローカードが出される
後半32分、柴崎晃誠に代えて大野敏隆が投入される。
後半34分、茶野隆行に対してイエローカード。茶野は累積4枚目となり、次節出場停止・・・
後半39分、福西崇史のユニフォームを掴んでしまったロドリゴに対しイエローカード・・・この日2枚目となり、退場。ロドリゴは初出場でいきなり退場処分となってしまう。ジュビロは一人少ないが、勝ち越し点を奪いたい!
後半42分、ジウシーニョに代えて、犬塚友輔が投入される。
後半44分、ロスタイムは4分!
後半アディショナルタイム1分、飯尾一慶が右サイドからシュートを放つが、ボールはバーを越える。
後半アディショナルタイム3分、遠目からディエゴがシュートを放つも、ジュビロDFが壁となり死守!
後半アディショナルタイム4分、ヴェルディがFKを前方に蹴りだしたところで試合終了。前田遼一の今シーズン初ゴールも、またもや後半に追いつかれ、そのまま引き分けで終わってしまう。
内山 篤 監督

前半開始早々に良い形で前田が得点してくれた。
ゲームプランとしては、もう少し相手を動かしてカウンターとのメリハリで追加点を取りたかった。1点リードしているわりにはサイドチェンジをうまくできなかった。ハーフタイムに修正をしたが、後半うまくできなかったのが残念。
ロドリゴに関しては、退場はしてしまったが合流して2週間ということを考えると良くやったと思う。これからコンディションを上げてチームにフィットしてくればもっとよくなっていくと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 みんな動いていてスペースもできていて、コマ(駒野選手)からの良いセンタリングが来たので合わせた感じです。うれしかったですけど、序盤のゴールだったのでまだまだこれからだという気持ちでした。まだ得点をとれるチャンスがあったので、それをしっかり決めて勝ちに繋げたかった。
次も得点を取って、勝てるようにしていきたい。

田中 誠 選手

田中 誠 試合内容は悪くはないと思うけど、ここ数試合、後半に運動量が落ちてしまう。攻撃のときにボールが縦に入るのがどうしても早くて、それでウチが消耗してしまうというのが多い。そのボールの動かし方や、省エネを少し意識してゲームをコントロールしていくことが必要だと思います


加賀 健一 選手

加賀 健一 後半は運動量が落ちて、ボールにプレッシャーがかからなくなってしまった。後ろでなんとか踏ん張ろうとしていたんですけど・・・・。もったいない。本当にもったいない試合だったと思います。
立ち上がりからいくということで、一気にいったけど、落ちるのも一気という印象です。2点目を取れていれば、少しは余裕が持てたと思いますが、1点リードで多少押されて、少し焦ってしまったところがあった。なおかつ、一番危険なところに入られて失点してしまいました。大分戦と似たような展開でした。
相手の2トップに対しては、背後を気をつけようと。楔はある程度入れさせてもいいというのはあったので、あとは裏をしっかりケアするという意識でやっていましたが、そこはうまくいったと思います。
 運動量を落とさないためには、ペース配分というよりも、自分たちの時間にパスミスなどをせずに、ボールをしっかりつなぐことでだと思います。
大分戦は悪くても引き分けていれば勝ち点1。今日は勝てたのに勝ち点1。勝ち点3をこの2試合でおとしてしまった印象です。
次の試合まで2週間あくので、そこからまた一丸となって戦って、、勝ち点3をとっていきたいと思います。

村井 慎二 選手

村井 慎二 先制したあと、続けて点を取りたかった。攻撃面で、もう一歩が足りなかった。最後の最後で跳ね返されているので、もうちょっと速いうまい攻めをしないといけないと思います。攻めに入るときのスピードとか、みんなで意志統一して点を取りにいけているか。足りないのはそういうところだと思います。ここぞというときに、何となくやっているような感じになってしまうことがあるので、自分も含めて点を取るときの迫力というものをもっと出していかないといけない。
終盤は、守らなければならないし、点を取らなければならない、難しい戦いでした。なんとか点を入れたかったですけど、残念です。

上田 康太 選手

上田 康太 相手の中盤は、フクさんとか、ディマゴのところが起点になって、いいパスが出てくるというのはわかっていたので、まずはその2人を自由にさせないことと、DFラインの背後をケアするというのは意図していたことです。もう少しサイドバックにプレッシャーをかけられればよかったですけど、まずは中をしっかりという意識でやっていました。
ロドリゴ選手が退場になったあとは、もう時間も少なかったし、絶対に失点はしたくないという気持ちでやっていました。その上でチャンスがあったら点を狙おうと。
Q.非常に運動量が豊富だったし、前へのフリーランニングも目を引きました。
効果的に出来ていたらいいんですけど。シュートチャンスもありましたが、やはり枠にいかないといけないと思います。

川口 能活 選手

川口 能活 (ディエゴ選手のシュートをセーブしたときは)押されていたし、点を取られそうな感じだったで、そこで流れをなんとか変えて突き放してくれという思いもありました。相手は点を取ろうと必死でくるし、そこで勇気を持ってどんどん前に出てピンチを防いでいくというのがやはり自分のスタイルのひとつだし、それがチームの勝利につながればいい。その姿勢を貫いていきたいと思います


ロドリゴ 選手

ロドリゴ 今日は自分のデビューということで、どうしても勝ちたいという気持ちで入りました。残念ながら途中で2枚目をもらって退場になってしまったのですが、ちょっと自分の中ではカードは厳しいかなという気持ちでいますが、ただここでそういうことを言っても仕方がないので、審判の判断なので、そういう結果になってしまったことが非常に残念です。
(ホームのスタジアムは)非常にいい雰囲気のスタジアムだと聞いていましたし、それを試合の中でも実感していました。たくさんのサポーターの皆さんが駆けつけてくれて、なんとか勝ちたかったし、最後まで勝利のために戦いましたが、残念ながら結果が出ませんでした。ただ次もありますので、すぐに頭を切り替えて次のゲームに望みたいと思います。
チームメイトとは非常にうまくいったと思います。というのもみんなが自分を助けてくれたと思います。まだ日本に来て間もないので、こういう風にこれから試合を重ねていって、少しずつ試合に慣れていき、日本のサッカーに順応していきたいと思います。
自分の中ではポジショニングやスペースを潰すことを心がけました。まだ今日は初めてなのでここがうまくいった、悪くいったという段階ではないので、徐々に自分のいいプレーを見せていけたらいいなと思います。
今、試合が終わったばかりで他の選手と話せていませんが、来週になったら今日の反省点などを話し合って改善点やよかったところなどを見つめあいたいと思います。
改めて、まずは勝利を重ねていくこと、順位を上げていくことを目標に頑張っていきたいです。順位が上がったときに、また次の目標を考えたいと思います。

東京ヴェルディ 柱谷哲二 監督 
 

立ち上がり1分で失点してしまってジュビロさんの得意なワイドな攻撃にやられてしまった。集中力を欠いていたわけではないがうまく攻められた。しかし、前半それだけで追加点を奪われずよく辛抱した。後半は富沢がうまく攻められず、思い切って和田に代えたところでよく得点してくれた。3-5-2を崩すにはサイドバックのオーバーラップが必要なので、そういう意味ではよく交代できた。

一人少ない相手に勝ちにいきたかったのですが、DFのコンディションも悪くドローでもいいという指示を出した。意思統一のできた良いゲームができたと思います。