試合日程・結果2006年 試合日程・結果2006 J1第25節:横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2006 J1第25節

試合日時:2006年09月30日(土)  15時04分キックオフ

得点ボード
横浜F・マリノス
0 0 前半 0
0 後半 1
1 ジュビロ磐田
10勝5分9敗40得点30失点 勝点35 順位7 成 績 9勝7分8敗47得点37失点 勝点34 順位9
16 シュート 15
13 ゴールキック 12
7 コーナーキック 2
16 直接FK 5
9 間接FK 2
9 オフサイド 1
1 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 日産スタジアム
  • 25,435人
  • 24.3℃/53%
  • 曇/弱風
  • 全面良芝、乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 関 正広
  • 西村 雄一
  • 武田 進/下村 昌昭
  • 八木 あかね
  • 佐伯 満
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
ドゥトラ 前半6分[警告]
後半3分[警告] ファブリシオ
後半10分[警告] 鈴木 秀人
奥 大介(out) → 坂田 大輔(in) 後半14分[交代]
後半14分[交代] カレン ロバート(in) ← 中山 雅史(out)
久保 竜彦(out) → 吉田 孝行(in) 後半22分[交代]
後半30分[警告] 金 珍圭 
後半33分[交代] 犬塚 友輔(in) ← 鈴木 秀人(out)
田中 隼磨 後半34分[警告]
山瀬 功治(out) → 山瀬 幸宏(in) 後半38分[交代]
後半44分[得点] 前田 遼一
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 21 榎本 哲也
  DF 30 栗原 勇蔵
DF 3 松田 直樹
  DF 22 中澤 佑二
  MF 7 田中 隼磨
  MF 6 上野 良治
MF 35 河合 竜二
MF 5 ドゥトラ
MF 14 奥 大介
  FW 10 山瀬 功治
FW 9 久保 竜彦
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
川口 能活 1 GK
鈴木 秀人 2 DF
田中 誠 5 DF
金 珍圭  20 DF
服部 年宏 6 DF
太田 吉彰 17 MF
菊地 直哉 8 MF
ファブリシオ 25 MF  
上田 康太 27 MF
中山 雅史 9 FW
前田 遼一 18 FW
  GK 1 榎本 達也
  DF 4 那須 大亮
MF 17 吉田 孝行
MF 24 塩川 岳人
  MF 32 山瀬 幸宏
  FW 11 坂田 大輔
  FW 15 大島 秀夫
控え選手
松井 謙弥 31 GK  
茶野 隆行 3 DF
森下 俊 13 DF  
犬塚 友輔 33 MF  
船谷 圭祐 28 MF
カレン ロバート 22 FW  
西野 泰正 15 FW  
水沼 貴史 監 督 アジウソン
中継レポート
  • みどころ
  • 第25節となった横浜F・マリノス戦。アウェイ日産スタジアムにて15時キックオフされる。天候は曇りから太陽が少し顔を覗かせる程度、気温も高すぎず気持ち良い空気が広がっている。芝コンディション良好で選手・サポーターにとってサッカー日和となっている。横浜FMには数々の悔しい思い出がある。このスタジアムでの歴史を振り返っても負けたくない相手・場所であることは間違いない。磐田のスタメンを見てみると、怪我人が帰ってきたことが嬉しいニュースだ!前田遼一と鈴木秀人がスタメンに戻ってきてくれた。そして出場停止だったファブリシオも復活!福西崇史・西紀寛・成岡翔・村井慎二らまだまだ怪我人は多いが自信をもって戦える選手たちがスタンバイする。注目は相手ストライカー久保竜彦をどう止めるか?そして元磐田の奥大介を自由にさせないサッカーがポイントとなる。松田直樹のオーバーラップ、中澤佑二の高さも脅威となるが、その攻撃を止めるのが金珍圭&田中誠のコンビ。田中誠はこの試合出場で300試合を達成!同級生で元横浜FMの川口能活と磐田ゴールを今日も死守してくれる。中盤では菊地直哉と上田康太の若いポテンシャルがどこまで発揮できるか?そして太田吉彰の運動量に中山雅史&前田遼一の今季初コンビでスタートする。ベンチにいるカレン ロバートを横浜FMは警戒しているようにベンチメンバーの投入も勝敗に大きく関わってくる。アジウソン磐田のサッカーがどこまで通用するか!?証明できる相手と場所で勝負する。どうしても勝ちたい。
  • 前半15分まで
  • 横浜FMボールでキックオフ、立ち上がりは落ち着いた展開でボールが動く。横浜の左サイド、ドゥトラ起点になり攻撃のリズムを作ってくる。
    3分上田康太がファールをしていまい、距離があるところからFK。奥大介がボールをセットするが蹴ったのは中澤佑二。ゴールを大きく超えるが川口能活からオールスターで取ったことがあるFKでファーストシュートを打ってくる。
    4分速攻から前田遼一→中山雅史と繋ぎ中の太田吉彰に合わせようとするがスライディングで防がれる。
    6分右から大きなセンタリングに相手DFがクリアミスしたところで中山雅史にボールが渡る。ワントラップからボレーシュートを放つがGK正面。7分左サイドで金珍圭が久保竜彦へのパスをインターセプトしたところからドリブルで突破、ミドルシュートまで放ちチャンスを作る。
    8分には上田康太のクロスボールそして菊地直哉のミドルシュートがゴール左に飛ぶがゴールならず。しかしチャンスは作れている。
    11分金珍圭がインターセプトしたところからチャンスが生まれる。太田吉彰→ファブリシオ→菊地直哉→前田遼一と繋ぐがオフサイドの判定。
    12分には上田康太→中山雅史→太田吉彰とペナルティエリア内に入り込みパスを繋ぐ。
    13分服部年宏が身体を張り山瀬功治からボール奪うと中山雅史へ当てる。キープして横パスをしてファブリシオに出すがそこを奪われピンチになってしまう。ゴール右スレスレを外れGK川口能活が守備陣に怒鳴る。一瞬の隙も許してはいけない。
    14分右の鈴木秀人から大きなクロスボールが飛ぶ、GKが飛び出した裏を前田遼一が狙うがシュートにはならなかった。
  • 前半30分まで
  • 17分中盤でショートパスを繋ぐ、最後は上田康太が左足に持ち込んでミドルシュートを放った。積極性が出てくる上田康太の攻撃に今日は期待がかかる。
    19分横浜FMの右からのCK、シュートを使ってくるがファブリシオが対応、再びCKとなる。今度はファーサイドの中澤佑二の頭に合わせ折り返してくるが中央でマークを厚くする。
    20分左の服部年宏からクロスボールが入りGKと中山雅史がボールを追う、シュートは打てなかったが中山雅史の動き出しの早さが今日も目立つ。
    22分久保竜彦をポストに右のドゥトラそして中の田中隼磨の頭に合わせられるが服部年宏がしっかり身体を寄せていた。
    23分には田中隼磨のブレ球シュートが飛び出すが川口能活が落ち着いてキャッチ。
    25分にも横浜FMのCK、今度は栗原勇蔵の頭と横浜FMの高さが目立つ。ケアしなければいけない。
    26分金珍圭のクリアが小さくなったところで奥大介に拾われる。
    27分右から鈴木秀人がタイミングを外したミドルシュートでゴールを脅かす。
    28分には服部年宏からのクロスボールに中山雅史が飛び込む。
    29分右から鈴木秀人がドゥトラと勝負、カバーリングに入った奥大介も交わし展開する。
    30分右から太田吉彰がCKを蹴る、ニアで菊地直哉そしてファーサイドで前田遼一が折り返したところに田中誠が詰めるがゴール上を超えてしまった。
  • 前半45分まで
  • 32分菊地直哉が田中隼磨から上手く守備をしたプレーだったがCKとなってしまう。
    33分にも両サイドから横浜FMは高さを使った展開でセンタリングを繰り返す。久保竜彦がゴールを狙える位置にポジションを取るが金珍圭がしっかりマークを放さない。
    35分金珍圭がスライディングカットすると服部年宏から上田康太へ渡る。ワントラップからアクセントをつけて中のファブリシオへ繋ぐ。ミドルレンジから打ってくるが大きく枠を外れてしまう。
    36分前田遼一がポストになり上田康太が突破する。ワントラップで中へ行きシュートを狙っていくが打てない。
    38分、久保竜彦が上田康太と競り合い中盤でボールを奪うと右のドゥトラへ預けゴール前に入っていく。DFとDFの間に入ったボールにダイレクトボレーで合わせていく久保竜彦。危なくミートしなかったが危険なプレー。
    39分中山雅史がGKの前に飛び込んだ、上田康太からのパスにGKと衝突しながらボールを触る。キーパーチャージとなってしまうが勇気あるプレーにスタジアムが盛り上がる。
    40分中山雅史がポストになり左の服部年宏へ展開、DFと1対1となり勝負してセンタリング。前田遼一が入ってくるがGKにキャッチされてしまう。
    41分上田康太のボールを持つと再び中山雅史が飛び出す。DFの裏へ飛び出しワントラップからボレーシュートでゴールを狙うがオフサイド。
    44分田中誠が飛び出し山瀬功治に激しくスライディングタックスをしかける。ゴール右45度からFKを与えてしまう。
    ロスタイム1分と表示。奥大介が壁の上を超える鋭い弾道のシュートを放ってくるが川口能活がファインセーブ。続けてCKのこぼれは山瀬功治が強烈ミドルを放ってくるがゴール上を超える。両チーム、激しい攻防が続く後半の先制点が大事となってくる。前半終了し控え室に下がっていく中山雅史に「ナカヤマコール」が響く。
  • 後半15分まで
  • 両チーム交代なしで後半スタート。前線で前田遼一・中山雅史が起点を作りその裏から太田吉彰が走っていく。上田康太がボールを受け展開しファブリシオと菊地直哉がカバーする。
    2分ファブリシオがボールを奪い中山雅史の動きを見る。フリーでGKと1対1になり左足でシュートを放つがGKのファインセーブにあってしまう。頭を抱える中山雅史。
    3分左サイドでファブリシオにスライディングタックルがファールとなりイエローカードとなってしまう。そのFKから一度はクリアするがこぼれ球を再び横浜FMにチャンスを作られる。ファーサイドで松田直樹にフリーでボールを繋がしてしまうがトラップミスに助けられる。お互いチャンスを作り決めきれない。どちらが先に決定機を決めきるか!?チャンスの数も互角なだけに1点が左右しそうだ。
    6分左からのクロスボールに中山雅史が入る。GKがキャッチするまで諦めない中山雅史の闘志にチームが盛り上がる。7分菊地直哉のミドルシュート!
    9分にはロングパスに前田遼一がつぶれ中山雅史が走りこむがオフサイド。
    10分ドゥトラと鈴木秀人の勝負、鈴木秀人がプレスに行くと見せかけ引いたがファールの判定しかもイエローカードとなってしまう。
    11分太田吉彰が持ち鈴木秀人のオーバラップを使う。松田直樹のカバーに防がれるが積極性が増してくる。
    12分久保竜彦からドゥトラ再び久保竜彦と決定機を作ってくるがファブリシオと川口能活が死守。
    13分太田吉彰のクロスにファーサイド中山雅史の頭となるがGKの正面に行ってしまう。
    14分中山雅史がDFラインの裏へ上手く抜け出した。菊地直哉からのパスにフリーでボレーシュートを放つがゴール上を超えてしまう。
    15分横浜FMは奥大介に代え坂田大輔をそして磐田は中山雅史に代えカレン ロバートを投入する。
  • 後半30分まで
  • 17分DFラインのスペースに太田吉彰を走らせる。カレン ロバートがゴール前に入っていくがセンタリングはブロックされてしまう。
    18分太田吉彰→菊地直哉と入ったところでカレン ロバートが抜け出す。右サイドを突破すると中の前田遼一へセンタリング。しかしGkにキャッチされてしまった。カレン ロバートと太田吉彰のスピードに横浜FMは手こずっている。
    20分カレン ロバートに続き太田吉彰が縦にスピードある突破を見せ勝負する。
    21分カレン ロバートがテクニックで相手を交わすとファブリシオが中央からドリブルで上がる。左右にスペースが出来るがファブリシオが自らのドリブル選択。これを奪われると横浜FMの速攻に繋げてしまう。松田直樹のシュートがミスとなりGK川口能活の正面となったため助かったが気を付けたいプレーだ。横浜FMは久保竜彦に代え吉田孝行を投入。
    24分中盤でボールキープしながらディフェンスラインの裏に飛び出した前田遼一を使う。オフサイドにはなるが攻撃のバリエーションを増やしていく。
    25分横浜FMの右サイド田中隼磨が服部年宏と勝負する。中へ切り返しシュートを打つが川口能活の正面。
    27分坂田大輔と吉田孝行が起点となり山瀬功治が出てくる。鈴木秀人・田中隼磨・金珍圭が身体を張り奪うが鈴木秀人のミスパスでピンチを作る。一度は跳ね返すが再び菊地直哉のミスで中澤佑二のシュートシーンを作ってしまう。自らのミスでの失点は絶対に避けたい。
    29分左サイドから横浜FMのFK。キッカーはドゥトラ、中で混戦となり河合竜二のヘディングシュートを川口能活が防ぐがここでPKの判定をされてしまう。キッカーは松田直樹。川口能活との一騎打ち!川口能活が左へ飛び松田直樹のPKを止めた。
  • 後半45分まで
  • PKを止めた川口能活が安定している。次々と来るシュートを全てキャッチ。チームの流れを引き寄せようと一丸となり死守する。流れが横浜FMにあるこの時間帯に右サイド鈴木秀人に代え犬塚友輔を投入する。
    34分犬塚友輔が右サイドで山瀬功治を倒してしまいFKを与える。ジュビロサポーターからは「ヨシカツコール」、まず失点を耐えチャンスを待ちたい。松田直樹のオーバーラップが多くなる。坂田大輔のポストプレーで山瀬功治が飛び出す。ファブリシオがカバーするが危険な展開が続く。
    38分右の犬塚友輔がドゥトラにやられるシーンが続いてしまう。横浜FMは山瀬功治に代え山瀬幸宏を投入。ゴール前で金珍圭が接触プレーで倒れているがすぐに起き上がってくれた。
    39分犬塚友輔の横パスを奪われピンチになる。なんとか奪い速攻を仕掛けるとカレン ロバート・太田吉彰・菊地直哉が絡み最後は前田遼一の左足シュートのシーンを作る。しかしDFに当たってしまう。
    残り5分、両チームのゴールへの意識が最高潮になっていく。リスクを負っても攻めていく。GK川口能活がキャッチするとすぐにキックで太田吉彰の前へ展開。
    43分犬塚友輔がインターセプトし速攻、太田吉彰に繋ぎファーサイドの前田遼一の頭に合わせるがシュートがGKにキャッチされてしまう。両チームのゴール前のシーンが多くなる。
    44分磐田ゴール前に坂田大輔が飛び込むがGK川口能活がキャッチ、横浜ゴール前にはカレン ロバートが頭で飛び込むがシュートシーンは作れない。
    ロスタイム3分。ラスト2分服部年宏からのクロスボールに前田遼一が飛び込むがオフサイド。ラスト1分、犬塚友輔→太田吉彰からセンタリング!しかし前田遼一・カレン ロバートに合わない。ラストプレー、前田遼一のヒールパスにカレン ロバートが抜け出すがシュートがGK正面に行ってしまう。ラストのラスト菊地直哉が右サイドで頑張り折り返したところにカレン ロバートがシュート!GKに当たったボールが前田遼一の前にこぼれゴールが決まる!!!!!ここで試合終了。終了間際の劇的ゴールで1-0の勝利!「嬉しい」の一言。
選手、監督コメント
  • アジウソン監督 
  • 前半の最初はちょっと問題が生じて、特に鈴木選手と菊地選手が後ろに下がり気味になり、本当は攻撃的になってサイドから2対1をしかけるなどして欲しかった。奥選手も引いて守備に出たので、どんどんしかけることを言いましたが、それが行われなく前半30分にチームが落ち着いてジュビロのペースになってきた。
    ハーフタイムは守備の修正に関して指示をしました。後半になってよくなりましたが、横浜から空中戦があり、川口能活選手がPKをセーブし、運良く最後に点が取れた試合でした。どちらも同じように頑張っていい試合で、一番いい勝ち点3が獲得できた。
  • 水沼 貴史監督 
  • 結果がでずに、選手達に申し訳なく思っています。もちろんサポーターのみなさんにも申し訳なく思ってます。何度もチャンスを作ったのですが、決めきれなかったということも一つの負けた要因。PKはラッキーなPKだったので、「えっPK?」という感じでPKを貰ったので、外したのは致し方ないと思います。
    今日の試合に関して、選手達にはハードワークをしなければ勝てないという話をしました。思ったよりもコンディションが良くなかったというのが率直な感想です。前半は人も動かず、ボールもなかなか前に進まないという展開だったのですが、それを後半におまえ達はみんな自分のプレーをしていない、もう一度思い出して前に行ってくれと言う話をしました。磐田もアグレッシブに来ていたので、縦の速い攻撃を上手くオフサイドをかけながら凌いでいたのですが、最後の時間帯でやられてしまった。
    試合の流れからいって、ああいう時間帯に失点すると、このあと非常に響くのかなと思いますが、いい準備をして次の試合に響かないようにしたい。
  • 鈴木 秀人選手 
  • コンディションはあまり良くなかったですけど、犬塚選手も控えているのでとりあえずいけるところまで行こうと思いました。守備はいい感じでやれたと思いますが、相変わらずシュートはやられてますが。。
    いい集中を持って守れていたと思う。前回の大分戦ではゴール前でのマークのずれが何回かあったのですが、今日はゴール前での集中力があった。
    (最後)攻撃にちょっと厚みができなくて、守備に押し込まれていたので太田選手も守備に押し込まれてツートップが孤立した時間帯があったので、その辺はもっと修正できるようにしたい。
    ボビー(カレン選手)が外してもう駄目かと思いましたが、菊地選手がなんとか頑張っていい飛び出ししてくれた。
  • 服部 年宏選手 
  • ポゼッションはあがっていたからその辺は良いと思うけど、最終的な工夫とか、オフサイドもちょっと多かったし、その辺は物足りなさはあります。
    ヨシカツ(川口選手)がPKを止めてくれたのもあるし、あとは最後までずっと諦めずにやっていたのでそれが良かったんじゃないかと思います。

    Q:後半途中から攻め込まれるシーンが続きましたが?
    A:ちょっと足が止まったからね。ヒデも今週(ケガのため)あまりやっていなかったので…でもそこで踏ん張れたのが勝てた理由ではあるし。まあできればそういう時間は少なくしたいけどね。

    その後も慌てて蹴らないで繋いでいこうという気もあったので、その辺はじっくり行く気があったので良かったと思います。
  • 田中 誠選手 
  • Q:300試合出場について
    A:勝てたから良かったけれど、これでまた負けていたら違った感じになったと思います。
    Q:ここ2試合3失点してしまうゲームが続きましたが?
    A:(DFだけの問題ではなく)それは全体の問題として修正して、チーム全体の課題として中盤から、前からのDFプラス、DFラインのDFという部分で連動的な守備というのが上手くできなかったし、その中でスペースがありすぎてセカンドラインから飛び込んでくる選手をなかなか捕まえきれなくてシュートを打たれるという場面が多かったから、それでピンチを招いているのかなという印象がありました。でもその分今日はみんな集中してできたし、僕たちも集中して人を捕まえていたし、結果的に勝ったから良かったですね。次がG大阪戦で厳しい試合になると思うので、また集中してやりたいです。
    今日は大介(奥選手)と山瀬(功治選手)の飛び出しを上手くケアしないといけないなと思っていたので、そこは上手く菊地、ファブリ(ファブリシオ選手)、僕とジンギュ(金選手)で上手く捕まえながら、あとは真ん中で合わせてくるターゲットのタツ(久保選手)を上手くマークできたんじゃないかと思います。
  • 川口 能活選手 
  • PKはあそこで決められてしまっては、流れが完全に横浜ペースになってしまうところでしたし、絶対ゴールは入れさせないとは思ってました。
    日産スタジアムはやりやすいですし、自分の中ではいいイメージがあります。ただ、Jリーグでは5年ぶりぐらいですし、こみ上げてくるものもありました。
    Q.太田選手はじめ他の選手もPKを止めた川口能活選手の為に勝ってやろうと言っていましたが?
    A.前節は自分のミスで負けてしまったので、そういう気持は嬉しいですし、なんとかそういうプレーでバックアップできればいいと思いますし、そういう気持になることがチームでやっていることですから、非常に大切だと思いますし、嬉しいです。
  • 前田 遼一選手 
  • 今日もおいしいゴールでした。みんなのおかげです。今日は自分的にはみんなに迷惑をかけてしまっていたので、ああいう風に結果を出せて良かったなと思います。
    中山さんの動き出しがすごく良くて、僕はああいう風に受けれていなかったので、もうちょっとああいうのを見習いたいです。
    今日は(最近結果を残している攻撃陣より)DFの人とかヨシカツさんの頑張りがあったから(勝てたと思います)。
    苦しい試合をモノにできたので、ぜひ次も勝ちたいです。頑張ります!
  • 中山 雅史選手 
  • キックオフで相手にプレッシャーをかけるために詰めて行ったときに、いなされるっぽい感じでチンチンに回されてしまうのかなと思いましたが、しっかりと自分たちのペースで守った所からボールを出してシュートまでというなかなかいい形で出来ていたので、シュートの精度が上がっていって、チームとして色んなチャンスがあったと思いますし、そういう部分を決めていければと思います。
    シュートを決めないと次にチャンスをもらえるかどうかという所です。ぎりぎりの所で突っ込んだならまだしも、フリーの状態で、そこに顔をだせている、動きだせているのは自分の中での手応えなのかもしれないが、ゴールを決められてなければ自分の未熟さだと思います。
    カレンだって若くて活きがいいですし、今日も最後にチャンスに絡んでますから、しっかりと結果をつなげていかないと自分の首を締めることになりますから、気合いをいれて集中して行こうと思います。
    川口 能活選手のセーブが一つのポイントだと思いますし、感謝してます。PKが決まっていたら、今日は松田選手がへこんでいるのかもしれないけど、あれが決まっていたら僕がへこんでいる一日になると思います。紙一重というかタラレバじゃないですけど、自分自身が厳しくいきたい。
  • 太田 吉彰選手 
  • 能活さんがPKを止めてくれたので、すごい勢いに乗って、あそこでそのまま引き分けてしまったら申し訳なかったので、誰でもいいので点を取ってくれという感じで突っ込んでいったんですけど、前田さんが取ってくれて非常によかったです。
    あの状態で、あれだけチャンスを作って勝てないと今後に響いてくるので、ハーフタイムでこの試合だけは絶対に勝とうという気持が最後まであって、勝てたんだと思います。
    もう少し攻撃陣が楽に点を取れた所もありましたし、一対一もありましたし、そういう所で簡単に決めていければこんな厳しい試合ではなくて、ディフェンスの選手を楽にさせることができたのですが、それでも最低限の勝ちは取れたのでよかったです。
    できるだけ真ん中にいて、菊地選手や鈴木選手の右サイド、逆サイドの服部選手が行くと言われていたので、それでもチャンスがあれば左右に開いて、前回は真ん中にいすぎて失敗しているので。今回は上手くサイドに開いていけるんじゃないかと思ってやってましたけど、いい時と悪い時がありました。もっともっといいセンタリングがあげれたと思います。
    走るのが一番の仕事なので、そこら辺をしっかりやって、もっともっと走っていきたいと思います。