伊野波選手が「2014 FIFAワールドカップブラジル」日本代表メンバーに選出

本日(5月12日)、「2014 FIFAワールドカップブラジル」に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)メンバー(23名)に、ジュビロ磐田の伊野波雅彦選手(DF/19)が選ばれましたのでお知らせいたします。
会見の写真
高比良 慶朗社長 挨拶
みなさん、こんにちは。ご案内の通り、本日発表された日本代表発表にジュビロ磐田から伊野波選手が、選ばれました。1000名以上のJリーガーがいる中で、23名に選ばれたことをチームとしても大変嬉しく思っております。過去5回、ワールドカップの日本代表として各クラブより輩出されていますが、ジュビロからはこの5回の全ての大会に代表を送り出すことができました。大変名誉なことだと考えております。伊野波選手の現地での活躍を期待すると同時に、彼が現地で肌で感じたことを戻ってきて選手全員に伝え、このチームがさらにレベルアップしていけばありがたいと思っております。活躍を期待しております。
加藤 久GM 挨拶
みなさん、こんにちは。今日、クラブハウスではシャムスカ監督をはじめ、スタッフがいる部屋から我々がいる部屋も全部テレビを(メンバー発表の)生中継のチャンネルに合わせ、待ち構えておりました。DFで一番最初に名前が出てきた時にはみんな大喜びしました。クラブにいる一員としてワールドカップに伊野波選手が選ばれたことを誇らしく思っております。J2リーグは中断がありませんので、決勝トーナメントを勝ち進むとおそらく7試合は彼抜きでの戦いを強いられることになりますが、その分、他のメンバーが頑張ってくれると思いますし、ぜひワールドカップで素晴らしい経験をしていただき、それをクラブに持ち帰ってきてほしいと思います。家族も含めて本当にどきどきの毎日だったと思いますが、今日、本人の顔を見てもすごくいい表情をしていますし、我々の代表として必ず素晴らしい活躍をしてくれると思います。
伊野波 雅彦選手(DF/19)
プロフィール
- 生年月日
1985年8月28日
- 出身地
宮崎県
- 身長/体重
179cm/75kg
- サッカー歴
鹿児島実業高校→阪南大学→FC東京→鹿島アントラーズ→ハイデュク・スプリト(クロアチア)→ヴィッセル神戸→ジュビロ磐田
- Jリーグ出場記録
年度所属リーグカップ天皇杯出場得点出場得点出場得点2006F東京J128150202007F東京J120040002008鹿島J123010202009鹿島J130120402010鹿島J126020502011鹿島J110100--ハイデュク・
スプリト
(クロアチア)------2012神戸J129010002013磐田J125140002014磐田J2120----

伊野波雅彦選手のコメント
こんにちは。今日は忙しい中、足を運んでいただき、ありがとうございます。
小さい頃から夢だったワールドカップで、初出場する権利をもらい、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。本当にプロになってからいろんなクラブを渡り歩いてきて、そのチームで様々な方と出会い、今自分がここに入れることをすごく感謝しています。この伝統のあるジュビロ磐田でワールドカップに出場できるということは非常に光栄です。ジュビロから毎回ワールドカップに出場しているという意味でも自分が次の世代につなげることができればと思います。本当に、今まで携わったチーム、関係者、全ての方に感謝したいと思います。
伊野波雅彦選手 質疑応答
質疑応答
――代表に選出された嬉しい気持ちもあると思いますが、同時にやはりこれから戦っていかないといけないという気持ちもありますか?
もちろん選ばれたからには今後、見る目がさらに厳しくなると思いますし、入ったから満足ということでは済まされない立場だと思います。ここから1か月しっかり準備し、選んでもらった分いいプレーができるようにしていきたいです。そういった覚悟でいます。
――本日の発表はいつ、どのような状況で耳にしたのでしょうか?
家で見てました。自分が入っても入っていなくても悔いはなかったですし、今までの経験を含め監督に感謝しています。嬉しかったですが、そういった気持ちもありました。
――どういったプレーで日本代表に貢献したいですか?
センターバックを含め、サイドバック、3バックになった時のポジションだったり、もちろんスタメンを目指しますが、チームがどういう状態になっても対応できるように準備していく必要があると思います。
――中学時代にブラジルにサッカー留学していたと思いますが、改めてブラジルに対する思いは?
中学時代に初めてブラジルへ行きました。それまで本気でプロになろうとは思っていなかったのですが、初めてブラジルへ行き、マラカナンスタジアムでフラメンゴとボタフォゴの試合を観客として見ました。その試合に10万人近くのサポーターの方たちが来ていて、そこで初めて本気でプロになりたいと思いました。その舞台に立てるかどうかはまだわかりませんが、そこに戻れるということは自分の中でも何かの縁だと思っていますし、自分の中ではすごく価値がある場所と言うか、人生を変えてくれた場所でもあるので、そこで自分の力を発揮できるように頑張りたいと思います。
――メンバー入りを受け、どなたかに喜びを報告されましたか?
メールをたくさんいただいたのですが、まだ返信していない状況です(苦笑)。これからしっかりと返信したいと思います。