試合日程・結果2007年 試合日程・結果高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)選手権大会 1次ラウンド第1戦:ジュビロ磐田ユース vs ガンバ大阪ユース

試合日程・結果

   高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)選手権大会 1次ラウンド第1戦

試合日時:2007年09月09日(日)  13時20分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田ユース
0 0 前半 2
0 後半 1
 延長前半 
 延長後半 
3 ガンバ大阪ユース
  成 績  
8 シュート 11
4 ゴールキック 11
1 コーナーキック 3
7 直接FK 19
4 間接FK 3
4 オフサイド 2
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 藤枝総合運動公園サッカー場
  • 750人
  • 33℃/59%
  • 曇、弱風
  • 全面良芝、乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 成田 雅明
  • 間島 宗一
  • 井上 喜徳、海野 勉
  • 山崎 篤人
  • 菅藤 昌則
  •  
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半13分[得点] 菅沼 駿哉
赤堀 勇太(out) → 大畑 拓也(in) 前半31分[交代]
前半44分[得点] 安田 晃大
松井 優人(out) → 佐藤 和弘(in) 後半6分[交代]
後半17分[得点] 池 亮磨
鈴木 翔悟(out) → 加藤 潤(in) 後半30分[交代]
後半32分[交代] 三ノ宮 健介(in) ← 宇佐美 貴史(out)
小川 大貴 後半34分[警告]
高瀬 雄大 後半35分[警告]
後半37分[交代] 瀬里 康和(in) ← 吉本 和平(out)
後半43分[交代] ブルーノ カスタニェイラ(in) ← 平川 直人(out)
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 赤堀 勇太
  DF 5 須崎 恭平
  DF 14 高瀬 雄大
  DF 25 小川 大貴
  DF 28 永井 鷹也
  MF 2 松井 優人
  MF 11 原田 開
  MF 23 山本 康裕
  MF 27 上村 岬
  FW 10 押谷 祐樹
  FW 12 鈴木 翔悟
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
森廣 泰彦 1 GK  
前田 岳 2 DF  
内田 達也 3 DF  
菅沼 駿哉 4 DF  
池 亮磨 8 MF  
安田 晃大 10 MF  
岡崎 建哉 13 MF  
宇佐美 貴史 14 MF  
平川 直人 22 MF  
大塚 翔平 7 FW  
吉本 和平 11 FW  
  GK 21 大畑 拓也
  MF 6 今福 雄太
  MF 7 中倉 拓
  MF 17 佐藤 和弘
  MF 24 鈴木 貴也
  FW 9 加藤 潤
  FW 22 山下 純輝
       
       
       
控え選手
金谷 和幸 16 GK  
二戸 将 5 DF  
橋本 純希 12 DF  
坂井 翔也 20 DF  
瀬里 康和 9 FW  
ブルーノ カスタニェイラ 18 FW  
三ノ宮 健介 23 FW  
       
       
       
吉田 光範 監 督 島田 貴裕
中継レポート
  • 試合前
  • 雨が降ったりやんだりする藤枝総合運動公園サッカー場。いよいよ年間を通じ最も重要な「高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会」が開幕する。先週のトップチームの監督交代により、ユースチームの大橋GKコーチと澁川フィジカルコーチがトップチームにうつった。周囲の心配をよそに、選手に動揺はない。試合前のピッチでは大神GKコーチと森下仁志コーチが選手のアップをしている。
    日本クラブユース選手権で決勝を戦ったガンバ大阪ユースと思いがけず早いタイミングで再戦することになった。選手の中にはあの決勝のイヤなイメージはまだ消えていないかもしれない。でも、緊張でいつものプレーが全くできなかったあの決勝の前半45分間を、今日はここで取り戻してもらいたい。
    10月8日の決勝戦まで約1ヶ月の短期決戦。まずはこの初戦で自分たちのサッカーができれば、波に乗れるだろう。まもなくキックオフ。
  • 前半15分まで
  • FIFAアンセームが流れる中で、フェアプレーフラッグを先頭に入場した両チームの選手たち。スタンドにあいさつの後にはチームの集合写真撮影も行われ、セレモニーはJリーグ並みだ。キックオフ時、雨はあがっているものの、かなり蒸し暑い。
    前半2分、山本康裕からのピンポイントパスがゴール前の鈴木翔悟につながるが、鈴木のゴールはわずかにゴールの左に外れる。
    前半5分、ゴール左45度30mの位置からのFK。キッカー山本康裕の蹴ったボールは、ゴールポストに当り地面に落ちる。ゴールに向かってFWが詰めるが、一瞬早くガンバGK森廣がキャッチ。素晴らしいキックに、スタンドが沸く。
    前半11分、ガンバ左サイドにスルーパス。ガンバ大塚とGK赤堀の1対1になるが、最後は大塚のミスで赤堀がキャッチ。決定的なピンチだったが、相手のミスに助けられた。
    前半12分、ガンバ右サイドからミドルシュートを打たれるが、ゴール枠を外れコーナーキックに変わる。そのコーナーキックをニアで菅沼にヘッドで流し込まれゴール!ガンバに先制点を奪われてしまった。
  • 前半30分まで
  • ガンバに先制されてしまったジュビロユース。前回の敗戦のイヤなムードを思い出す前に、早めに同点に追いついておきたい。
    前半16分、GK赤堀がガンバFW吉本との接触プレーで頭を打って倒れこむ。試合は一時中断。両選手が倒れこむが、2人とも立ち上がる。
    太陽が顔を出して、ピッチ全体に陽が射してきた。雨の後だけに、これからピッチ上の蒸し暑さがグッと増すだろう。スタミナと集中力の勝負だ。
    前半21分、原田開が右からクロスを上げるが、ゴール前の押谷の頭には合わない。
    前半24分、ガンバの左サイドに1本パスを通され、ゴール前まで運ばれてしまう。ゴール前へのラストパスは、走りこんだ永井がなんとか足に当ててクリア。ジュビロユース、もう少しきっちり人をマークしたい。
    前半26分、ジュビロが中盤でボールをキープするも、がっちり守備を固めたガンバを前に攻め手がない。結局、最後はオフサイドでチャンスにはつながらない。
  • 前半終了まで
  • ジュビロゴールキックになったところで、GK赤堀がタイムを要求。先ほどの接触プレーの影響がやはりあったのだろう。頭に手を当てながらベンチに歩いてきて、交代を求めるジェスチャー。ここで両チームの選手がベンチに戻り給水タイム。ジュビロはサブのGK大畑がすぐに準備をする。前半31分、ジュビロGK赤堀→大畑IN.
    プレーは再開されたが、試合は完全にガンバペース。前半33分、山本康裕が守備中、キックモーションに入ったところで相手に足を持っていかれるような形で接触し、足首を痛めた。しばらく座り込んでいたが、立ち上がってプレー再開。しかし痛そうだ。
    前半38分左サイド松井がクロス。ゴール前で鈴木翔悟が競ったこぼれ球を、原田開がシュートするも、ゴール上へ大きく外れる。
    前半40分、山本康裕が痛い右足を避け、左足で右サイドに素晴らしいパス。それを受けた原田開のクロスは、中央の押谷の頭の上を越える。
    前半41分、ガンバFWのドリブル→シュートを、大畑がナイスセーブ。突然の出場にも関わらず、落ち着いたプレー。
    前半44分、ガンバ右サイドにパスが通り、最後は前田からのパスを受けた安田が逆サイドのサイドネットに突き刺さるシュート!これは大畑も触れない。前半終盤に痛い失点!
    前半の最後に懸命に攻撃を試みるも、プレーの精度に欠けるジュビロユース。ここで前半終了。
  • 後半15分まで
  • 心配された山本康裕も後半のピッチに戻ってきた。両チーム、ハーフタイムの交代はない。
    後半立ち上がりは互角の戦い。中盤でのボールの奪い合いが続いている。
    後半6分、吉田監督交代のカードを切る。MF松井優人→MF佐藤和弘。
    後半7分、ゴール前押谷にパスが渡り、押谷がガンバDFをかわそうとした瞬間、相手と接触しPKエリア内で倒れる。押谷はPKをアピールするが、笛はなくプレー続行。
    後半11分、押谷が前でボールを受け、原田開に落とすが、原田のシュートはガンバDFに当ってクリアされる。
    後半12分、ガンバがジュビロDFを左右に振る。最後は14番宇佐美がシュート。ボールはわずかに枠を外れる。この宇佐美は実は中学生、ガンバジュニアユースの選手。しかしこの試合、ここまでこの宇佐美は高校生の中でも遜色ないプレーを見せている。驚きだ。
  • 後半30分まで
  • 後半17分、ガンバの攻撃。中盤からのパスを受けたFW吉本のシュートは一度は大畑がクリアするものの、こぼれ球を後ろから走りこんだ池が蹴りこみ、ガンバ3点目。ジュビロDFは人数は足りているものの、ボールにいけていない。
    1点返したいもののガンバに追加点を奪われてしまったジュビロ。運動量が少なく、ガンバの組織的な守備にきっちりはまってしまっている。
    後半24分、ゴール左45度PKエリア少し外からのFKのチャンス。キッカー山本康裕の蹴ったボールは、ガンバGKがパンチングでクリア。そのこぼれ球も拾えず、チャンスにはつながらない。山本康裕は足が痛いのか、なかなか攻めあがれずにいる。しかし味方がなかなかチャンスを作れないのを見て、後半27分、自分でドリブルしてシュート!しかしゴールを外れる。
    3点のリードで余裕のあるゲーム運びができるガンバに対し、ジュビロは右サイドの原田開を起点に攻撃を仕掛けようとするが、ゴール前で失速。シュートすら打てない。
  • 試合終了まで
  • 後半30分、ガンバのカウンター攻撃。ジュビロDFがガンバFWを倒し、ガンバにFKを与えてしまう。PKエリアすぐ外からのイヤな距離、イヤな角度のFKだったが、シュートはゴール上へ大きく外れる。
    後半31分、ジュビロ選手交代。FW鈴木翔悟→FW加藤潤。
    後半終盤、ガンバも選手交代 宇佐美→三ノ宮。吉本→瀬里。
    グループリーグでの得失点差を考えると、1点でも返しておきたいジュビロだが、なかなか決定的チャンスを作れない。選手の足が止まっていて運動量が少なく、パスの出しどころがない。ジュビロは個人の力で打開を試みるも、ガンバの選手が1対1ではきっちりと守りきり、なかなか仕事をさせてもらえない。ガンバは選手の距離感もよく、余裕を持って守備をしている。
    ロスタイムは2分。ロングパスで押谷に合わせようとするが、押谷には合わない。そのまま試合終了。
    0-3という点差以上に、試合内容の悪さが印象に残った。ガンバベンチやゴール裏のサポーターにあいさつに行く選手の歩みが重い。それでもゴール裏のサポーターからは「ジュビロ磐田」の大きなコール。次の試合は9月15日。もう6日後に迫っている。気持ちを切り替えて修正するしかない。
選手、監督コメント