試合日程・結果2006年 試合日程・結果2006 J1第21節:サンフレッチェ広島 vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2006 J1第21節

試合日時:2006年08月30日(水)  19時04分キックオフ

得点ボード
サンフレッチェ広島
2 0 前半 0
2 後半 1
1 ジュビロ磐田
5勝4分11敗27得点39失点 勝点19 順位15 成 績 7勝7分6敗33得点29失点 勝点28 順位9
11 シュート 15
15 ゴールキック 8
2 コーナーキック 4
21 直接FK 17
5 間接FK 1
4 オフサイド 1
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 広島ビッグアーチ
  • 9,513人
  • 25.4℃/80%
  • 曇/弱風
  • 前面良芝、乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 臼井 郁夫
  • 松尾 一
  • 柴田 正利/江角 直樹
  • 池田 直寛
  • 竹吉 朗
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半31分[警告] 鈴木 秀人
前半39分[警告] 田中 誠
佐藤 寿人 後半6分[得点]
後半19分[交代] 犬塚 友輔(in) ← 菊地 直哉(out)
後半24分[警告] 西 紀寛
駒野 友一(out) → 李 漢宰(in) 後半26分[交代]
下田 崇 後半28分[警告]
服部 公太 後半29分[警告]
後半29分[交代] 中山 雅史(in) ← 西 紀寛(out)
後半33分[警告] ファブリシオ
柏木 陽介(out) → 中里 宏司(in) 後半33分[交代]
佐藤 寿人 後半36分[得点]
後半41分[交代] カレン ロバート(in) ← 前田 遼一(out)
ダバツ 後半41分[警告]
佐藤 寿人(out) → 上野 優作(in) 後半42分[交代]
後半44分[得点] 上田 康太
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
GK 1 下田 崇
  DF 8 森崎 和幸
DF 14 戸田 和幸
DF 4 ダバツ
MF 5 駒野 友一
MF 23 青山 敏弘
  MF 17 服部 公太
MF 27 柏木 陽介
MF 7 森崎 浩司
  FW 10 ウェズレイ
FW 11 佐藤 寿人
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
川口 能活 1 GK  
菊地 直哉 8 DF
鈴木 秀人 2 DF  
田中 誠 5 DF  
服部 年宏 6 DF
太田 吉彰 17 MF
ファブリシオ 25 MF
上田 康太 27 MF
福西 崇史 23 MF  
西 紀寛 11 FW
前田 遼一 18 FW
  GK 21 木寺 浩一
DF 19 盛田 剛平
MF 15 中里 宏司
MF 16 李 漢宰
MF 25 高柳 一誠
FW 9 上野 優作
  FW 24 前田 俊介
控え選手
松井 謙弥 31 GK  
茶野 隆行 3 DF
大井 健太郎 4 DF  
犬塚 友輔 33 MF  
船谷 圭祐 28 MF
カレン ロバート 22 FW  
中山 雅史 9 FW
ペトロヴィッチ 監 督 アジウソン
中継レポート
  • みどころ
  • 第21節を迎えた2006Jリーグ。ジュビロの相手はサンフレッチェ広島だ。前節に引き続きアウェーへ乗り込んでのゲームとなる。夕方を迎えた試合会場・広島ビッグアーチ上空には雲が広がり、若干蒸し暑さは残るが風が吹くと非常に心地よい。試合前のピッチでは恒例の前座試合が行われている。夏休みも残り2日となった子どもたちにとっては、夏休み最後の良い思いでになったことだろう。芝の状態も非常に良さそうだ。両チームとも良いパフォーマンスができそうである。メンバーは前節ヴァンフォーレ甲府戦と全く同じである。GK川口能活、DFは右から菊地直哉、鈴木秀人、田中誠、服部年宏で守る。MFは今日もボランチに上田康太とファブリシオ、太田吉彰が右、福西崇史が左で西紀寛、前田遼一の2トップという布陣で勝点3を奪いに挑む。ベンチメンバーも同じ顔が揃っている。松井謙弥、茶野隆行、大井健太郎、犬塚友輔、船谷圭祐、カレン ロバート、そして中山雅史。18人全員が勝利のみを目指している。ジュビロの注目は、前節2試合連続ゴールでJリーグ通算50得点を達成した福西崇史だ。この試合も高い位置でのゲームコントロールを求められるだろう福西崇史が、どれだけ攻撃に絡んでいけるかがポイントだろう。広島は日本代表の駒野友一が復帰してきた。左サイドの服部公太ともども左右両サイドからの攻撃を、ジュビロはしっかりと抑えなければならない。また、FW佐藤寿人も日本代表へ向けて猛アピールしてくるはずだ。90分間集中力を切らさず、きっちりと勝利をおさめ磐田へと戻りたい。今は、何より結果が欲しい。
  • 前半15分まで
  • 集合写真撮影の時から鈴木が大きな声でチームを盛り上げる。白いユニフォーム、アウェーのジュビロは右に陣取る。広島・佐藤寿人がボールを蹴ってキックオフ。
    1分右の鈴木から服部への大きなサイドチェンジパスが通ると、服部は素速く縦パスを送る。前田が落としたところに福西が競って入るが、広島DFにカットされる。
    3分ゴール前、太田からのパスに前田がシュート。正確なシュートだったがゴールバーに弾かれてしまい、その跳ね返りを上田が再びシュートしたがGK下田がキャッチ。いきなり決定的場面を迎えたが残念。
    5分広島は、佐藤の縦パスがゴール左に出てクロスボールを入れられるがその前にファウルの判定があり救われる。
    8分自陣で森崎浩司からのパスを受けた服部公太が、そのままドリブルで駆け上がり自らシュート。かろうじてゴール左に逸れるが非常に危ない場面。
    9分ジュビロは菊地、西から上田が思い切ってミドルシュートを狙う。だが広島DFに当たってしまう。
    11分上田が倒されて得たFKを、ファブリシオが直接狙ったがバーを越えていく。
    12分ジュビロの左サイドで佐藤、ウェズレイと細かくつながれそうになるが、菊地がウェズレイを体でブロック。落ち着いた守備を見せる。13分スローイングから服部公太にセンタリングを入れらる。ここはGK川口能活がゴールから掻き出す見事なパンチングをみせピンチをのがれる。
    15分ジュビロは菊地からのパスを西がもらうがトラップが大きくなってしまう。そのルーズボールが太田へと通り、戻したところをファブリシオが走り込んでシュート。そのボールがさらに福西の左足に当たって枠を捉えるが、GK下田が好セーブをみせ阻まれる。
    両チーム共に決定機を作れているだけに、今後の展開が楽しみである。
  • 前半30分まで
  • 18分左でウェズレイがボールを奪い、逆サイドの柏木へとパス。そのままスピードあるドリブルで攻め込まれるが、田中がしっかりとクリアした。やはり柏木、服部公太の両サイドは要注意だ。
    24分広島にじわりじわりと押し上げられる。左の服部公太へとパスが通ると、そのまま中へ持ち込まれてシュートを狙ってくる。しかしこれはGK川口能活がガッチリとキャッチした。
    28分服部のパスを前田がキープして戻して西へ。西はそのままゴール前へ飛び出した服部年宏へと縦パスを送ったが、やや長く惜しくもシュートは打てない。
    29分広島・柏木にゴールラインぎりぎりでシュートを狙われるが鈴木がクリア。息の抜けない場面が続く。
  • 前半45分まで
  • 31分ペナルティエリアぎりぎりのところで鈴木が服部公太へのファウルで警告を受ける。
    34分菊地が右サイドを上がってチャンスメイク。パスを受けた西が勝負しCKを得る。そのCKを上田が蹴ったが、ゴール前の混戦でファウルがあり広島ボールとなってしまう。
    38分ジュビロはファウルで止める場面が増えているのが気になる。
    39分田中が警告を受ける。
    40分右・菊地からの大きなサイドチェンジに、太田がダイレクトではたき、上がった服部年宏へと通ればという場面だったが、服部年宏にはつながらなかった。
    42分広島は右・駒野からの縦パスをウェズレイが受け、そのままドリブルで勝負されるがファブリシオがコースに入りシュートはゴール右外へ。
    43分右サイド菊地からのセンタリングにゴール正面前田が打点の高いヘッドを放ったがバーを越えてしまった。非常に惜しい!
    44分広島の森崎浩司に左足シュートを打たれるがGK川口の正面だった。
    ここでロスタイムが1分と出た。
    45分流れのまま前半が終わる。
    広島の左サイド・服部公太に手こずっている感はあるが、どうにか凌いでいる前半のジュビロ。攻撃の形もみえるだけに、リズムをつかんで早い時間で先制したい。
  • 後半15分まで
  • 前田のキックオフで後半開始。ジュビロに選手交代は無い。広島も交代無しのようだ。
    1分ジュビロは上田がスルーパスを出したが太田へはつながらない。
    3分広島の佐藤へと入ったゴール前のパスを鈴木がカットすると、そのままスピードにのってドリブルで攻め上がりパスを出したがミスキックとなってしまう。
    6分広島陣内でボールを奪われると、右サイドでロングボールを出されてしまう。佐藤が前線張っていて、鈴木がブロックにいくが、振り切られGK川口も飛び出していたため無人のゴールへ決められてしまう。
    10分ジュビロも左サイド服部年宏からのセンタリングに西がゴール前に飛び込み右足を当てるが大きく枠を越えてしまう。決定的なチャンスだっただけに決めたい場面だった。
    13分広島ウェズレイのバックパスに何度も崩されてしまっている。ゴール前でフリーになった佐藤へラストパスが出てあわやかと肝を冷やすが、菊地が懸命に詰めてこれをカット。ピンチを凌いだ。
    15分広島が何度もゴール前にボールを入れてくるが、最後の精度に助けられている状態が続く。
  • 後半30分まで
  • 16分ジュビロは左サイド服部年宏がクロスボールを入れたが前田の頭には届かない。
    19分菊地に代えて犬塚を投入する。菊地の位置にそのまま入るようだ。
    23分福西がドリブルし、相手を2人交わしてシュートを狙ったがDFに当たってしまう。
    24分西にイエローカードが出る。
    25分ジュビロは福西がゴール前へ持ち込み西を使うという場面だったが合わない。
    26分広島に選手交代。駒野を下げて宰を入れてくる。
    29分ボールがキープできなくなったところでジュビロは中山を入れる。西に代わる。
  • 後半45分まで
  • 31分ファブリシオのパスから右サイド太田がセンタリング。前田がゴール前で頭で叩きつけたがわずかに枠外。非常に惜しい場面だった。
    33分広島は柏木から中里へと交代。
    36分ジュビロは回していたボールを奪われ、奪いに行ったファブリシオをウェズレイが抜き、GK川口と1対1となる。ウェズレイからの横パスが佐藤へと渡ってしまい、強烈なシュートを叩き込まれて2-0とされてしまった。非常に痛い失点だ。
    41分前田に代えてカレン ロバートを投入する。
    42分広島は佐藤を下げて上野を入れてくる。
    43分FKのチャンスを得るが決定的場面は作れない。
    44分ロスタイムは3分だ。
    ロスタイム、服部年宏からカレンがドリブルで持ち込み、ゴールラインぎりぎりのところで戻すと上田が見事に合わせて2-1と詰める。
    45分ゴール前で福西が倒され、ホイッスルかと思われたが鳴らず。
    結局このまま試合終了を迎えてしまった。
    またしても結果が残せなかったジュビロ。次節までしばらく時間が空く。またしっかりと立て直しだ。
選手、監督コメント
  • アジウソン監督 
  • 前半はサイドチェンジしたり、チャンスを作って練習してきたことができた。我々としてはポジショニングが上手くとれた。後半は菊地と服部に中盤を絞って、西はあまり下がらずに前のスペースを付くように指示した。しかし、カウンターで失点してしまった。点を取ろうとしたが、2点目が入り最悪同点に追いつくよう頑張ったが負けてしまった。ボールの支配率としては、我々の方が長かったのだが。
  • ペトロヴィッチ監督 
  • 今日の磐田はとてもやりにくい相手だった。ポジションを入れ替えて、不規則に動いてくるチームなので。今日は1週間の中で3試合目だったのですが、かなり厳しい状況だったと思います。
    前半は5分5分の戦いだったと思います。今日は立ち上がりに磐田がバーに当たったシュートがあったと思いますが、それが入らなかった。前の試合はそういうボールがゴールに入ってしまっていた。
    後半はうちの方が割と有利に試合を進められたと思います。そんな中で1点、2点目がとれて、3点目を取るチャンスもあった。その後に少しナーバスな点が出てしまって、失点してしまったが、今日戦ってくれた選手達にはよく頑張ったとほめてあげたい。
    我々は2ヶ月一緒にやってきたのですが、選手はよく私のサッカーを吸収してくれたと思うし頑張ってくれた。
  • 田中 誠選手 
  • 今日は勝ちたかったですけどね。
    まだミスも多いのですが、チャンスもあるのでそこを決めきれたら流れが変わると思います。決めきれないところで相手のリズムになって失点してしまうことが多く、まだギクシャクしている場面が多いので、そこをみんなで考え直さなくてはいけないなと思います。前半はいい流れできているのかなと思ったのですが、後半は相手の流れになってしまって、失点してしまったので残念です。
    下を向いてもいられないので、勝ち続けるようにしなければいけないと思います。
  • 福西 崇史選手 
  • 1点目で相手が余裕をもってしまったので疲れが出てしまいました。2点目も自分たちのミスです。相手の中盤のマーキングの仕方を確認したかったのもあり、最初は下がり気味にいきました。ボランチの前の左右のスペースを生かしてもらえればFWが生きるかなと思いました。ボールは回せるのですが、後はセンターリングやワンツーや崩しのスルーパスなど最後の形を作っていきたいと思います。(今日は)そこで相手のカウンターにはまってしまいました。意識はみんな持っているので続けていき、あとは結果に持っていきたいです。
  • 菊地 直哉選手 
  • 前半は結構(攻撃に)出られたと思うんですけど、相手のサイドバックがスペースを埋めていたので、そこが難しかったのですが、中に入ってもうちょっと僕が組み立てても良かったかなと思います。それか、1回遼一君(前田選手)に上げたような、速い展開でクロスを上げても良かったかなと思います。

    Q.今日はファブリシオ選手がウェズレイに徹底的にマークについるように見えましたが?
    A.ファブリ(ファブリシオ選手)は頑張ってくれていたと思う。あとは僕とハットさん(服部選手)のところで起点になれたり、サイドチェンジをもっと増やしてやれれば良かったのですが。。。もっともっと集中してやらなければいけないし、失点の場面も2点ともそういう失点だから勿体ない。
  • 鈴木秀人選手 
  • 覇気が無い。攻撃もずっとテンポが一緒だったし、誰が飛び出すとかくさびを入れるとか(も無かった)。ボールも向こうにうまく回させられた感じだったので、何も崩せなかったです。自分たちの守備のバランスも崩れていたし。。。
    先に点を取ろうという姿勢が全く見えないし、1点2点とられてからしか攻められなくて…
    ゴール前に行ったときに工夫しなきゃ点は取れないですね。
  • 中山 雅史選手 
  • しっかりと繋げておけば問題のないところを苦しい、苦しいとパスを出してつかれている。自滅ですよ。もっと精度を高めないといけない。パスコースがないというのも問題なのかもしれない。でも周りが動かなければパスコースもできないわけでね。もらう前に見ておかないといけないし、パスコースを探さず次にはたけるようにしていければと思います。相手に崩されてやられたのではなく、このような負け方が一番情けないですね。練習をして改善し、次に繋げられればいいと思います。繋げなければ終わりですよ。
    誰しもが動いていかなければいけないと思いますし、切り替えて次に向けて高めていければと思います。
    1点目をとられた後からおたおたしている部分があったので、そこを変えていかないとと思います。
  • 上田 康太選手 
  • ゴールよりもミスが残念です。
    いい所も悪い所も次に繋げないと意味がないので一試合、一試合大事にいきたいです。
    (出来た所は)簡単にパスをさばけたことです。
    まだまだ判断は遅いですが、ミスをなくして中盤はとられてはいけないと思います。
    今日は、シュートチャンスはたくさんあったので、もっと枠に飛ばさないといけないなと思います。ゴール前に相手がたくさんいたので、一工夫があって、ダイレクトが入ればいい形になったと思います。
    (今後は)一日、一日練習をしっかりとやって修正していければいいと思います。手応えはありますが、ミスを繰り返しているので絶対になくしたいです。