試合日程・結果2004年 試合日程・結果AFCチャンピオンズリーグ2004 グループリーグ第6戦:BECテロ・サーサナ(タイ) vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

   AFCチャンピオンズリーグ2004 グループリーグ第6戦

試合日時:2004年05月19日(水)  18時00分キックオフ

得点ボード
BECテロ・サーサナ(タイ)
2 1 前半 2
1 後半 1
 延長前半 
 延長後半 
3 ジュビロ磐田
  成 績  
  シュート  
  ゴールキック  
  コーナーキック  
  直接FK  
  間接FK  
  オフサイド  
  PK  
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • Thai-Japanese Stadium (Bangkok)
  •  
  •  
  •  
  •  
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
セックサン ピットゥラット 前半16分[得点]
前半20分[得点] カレン ロバート
前半33分[得点] 成岡 翔
後半4分[警告] 成岡 翔
後半10分[交代] 太田 吉彰(in) ← 川口 信男(out)
ナロンシャイ ワッチラバン(out) → ナレ スクナム(in) 後半13分[交代]
タノンサク パッジャッカタ 後半17分[警告]
後半25分[得点] ガヴィオン
ナレ スクナム 後半34分[得点]
後半38分[交代] 岡本達也(in) ← カレン ロバート(out)
後半41分[警告] 河村 崇大
サックチャイ ヤンタシー(out) → ワチャラカン クライチン(in) 後半41分[交代]
後半43分[交代] 上田 康太(in) ← 成岡 翔(out)
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  DF 2 ピーラタ ポールアンディ
  DF 5 クライキャット ビヤッタク
  FW 8 ティーラテープ ウィッノータイ
  DF 11 タノンサク パッジャッカタ
  MF 15 バトサコンサンラオ
  MF 16 サックチャイ ヤンタシー
  FW 18 セックサン ピットゥラット
  MF 20 ナロンシャイ ワッチラバン
  DF 25 タリティ ノンシーシャイ
  MF 28 ウォーラチャイ スッリンシリラッ
  GK 30 サッヨンプー イヤップー
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
山本 浩正 12 GK  
上本 大海 3 DF  
大井 健太郎 20 DF  
加賀 健一 25 DF  
河村 崇大 4 MF  
成岡 翔 19 MF  
ガヴィオン 29 MF  
川口 信男 13 MF  
西野 泰正 26 FW  
カレン ロバート 22 FW  
森下 仁志 15 MF  
  GK 1 パンサー ミーサッタン
  FW 10 ジャットゥポン トンスク
  MF 13 ナレ スクナム
    21 ワチャラカン クライチン
    31 マナ ナプナド
    33 ポンプラムチャクラチャン
       
       
       
       
控え選手
太田 吉彰 17 MF  
八田 直樹 31 GK  
上田 康太 32 MF  
岡本 達也 34 FW  
       
       
       
       
       
       
アタポン ブザパーコム 監 督 桑原 隆
中継レポート
  • みどころ
  • アウェイ・タイでの試合。消化試合になってしまったが若手選手には良い経験になるだろう。海外という厳しい環境でどのようなパフォーマンスが出せるか!?みどころは多い。現地の天候はタイ独特の湿度と蒸し暑さ。じっとしてるだけで汗が出る。空はどんどん暗くなっている。ピッチコンディションはゴール前が芝が薄く、逆にサイドは長めになっている。中央部分がデコボコでジュビロのメンバーは昨日の練習で始めて使えたという状態。アウェイの環境でどんなサッカー・どんな戦いができるか!?ジュビロのバックアップメンバーたちが奮闘してくれる試合を期待したい!トップメンバーは日本・磐田から応援している。勝利を収めJリーグに繋げたい!
  • 前半
  • BECテロ・サーサナ(タイ)ボールでキックオフ。ジュビロのフォーメーションは3-5-2。カレン・西野のツートップにトップ下成岡、左に川口、右に森下。ボランチに河村とガヴィオン。リベロに大井でストッパーに上本と加賀が入る。GKは山本。スタジアムはメインスタンドだけを開放しお客さんが入る。地元のヤマハ関係者なども応援に駆けつけてくれている。日本からもサポーターがつめかけ立ち見までいる。ゲームはスロースタート。6分速攻から右の森下→左の川口と繋ぐ。8分には相手の攻撃を大井が体を張りクリアー。テロ・サーサナの攻撃はサイドからが中心。9分、川口のセンタリングをカレンが飛び込むが触れない。12分、上本が相手FWから激しいチェージを受けるがファールにならない。どんどん空が暗くなる。今にも雨が降りそうな空。暗くなってくるが照明もつかない。16分スルーパスを通されカバーに入った川口がバックパスで山本へ。しかしこれがGK山本の頭を超え、最後は相手(18番)に押し込まれ失点。ここでスコール。大雨が降ってくる。ついに照明も点灯。20分カレンが思い切りの良い右足でのミドルシュート!は強烈なグラウンダーでゴールに突き刺さり、同点。23分テロ・サーサナの8番が強烈なミドルシュート!ゴールバー直撃。危ない場面。24分河村が積極的にオーバーラップ、成岡へラストパスを送るが繋がらない。雷もなり風も強い。大荒れの天候。33分森下からのスローインを成岡が受け、ペナルティーエリア内へそして左足で豪快にシュート!ゴ~ル!追加点はジュビロ!グランドは水溜りができ、ボールが止まってしまう状態。41分速攻から西野が右サイドを駆け上がる。ラストパスをカレンに送り、シュート!惜しくもゴールラインでカットされる。雨は弱まらず降り続く。44分右からのクロスに西野が飛び込もうとするが相手DFに捕まえられる。ノーファール。ここで前半終了。
  • 後半
  • ジュビロボールで後半スタート!メンバー交代はなし。大雨(スコール)は止んだ。しかし芝は大量の水を含む。4分成岡が背後からスライディングをしてしまいイエローカード!厳しく行くところはしっかり行く!後半は川口と森下が左右逆になっている。8分相手の20番が成岡のユニフォームを引っ張りイエローカード!徐々に激しいプレーも出てくる。10分川口と太田を交代。成岡が中心となりゲームを作る。大井のラインコントロールから河村が中盤で守備。成岡へ繋げ、サイドが駆け上がる。西野・カレンへラストパス!13分テロ・サーサナベンチも動く20番を下げ13番を投入。ジュビロは大井を中心に良く声が出ている。森下も下がり気味で守備を整える。この時間、ジュビロ2トップにボールが入らない。ペースはテロ・サーサナ。17分左サイドからの河村がサイドチェンジ。右サイドで太田とカヴィオンのワンツー。しかしここで太田が倒される。ファールで相手11番にイエローカード。22分ロングボールがスリッピーなグランドでボールが伸びる。そこを逃さなかったカレンが突破。GKと1対1になるがシュートはゴール右へ外れる。25分ペナルティーエリア外、正面でFKを得る。ボール横には成岡とガヴィオンが立ち、壁は4枚。壁がジャンプした足元を狙い、ガヴィオンがシュート!直接決まり追加点!流れは完全にジュビロへ傾きだす。しかし34分ワンチャンスでやられてしまう。左サイドからのスローインを13番が受け、ドリブルでペナルティーエリア内へ、右足で放ったシュートはゴール左隅へ決まり。失点。1点差とされる。残り10分、ここからが厳しい戦いとなる。38分カレンを下げ岡本を投入!前線からの守備を強化!追加点を狙う。ジュビロのフォーメーションは後半、森下が下がり気味。左サイドバックの位置まで下がり、成岡が外に流れる。4-4-2でバランスをとる。40分センタリングを西野が折り返し、岡本がファーストタッチでチャンスを作るが決めきれない。41分右サイドの太田からのセンタリングに西野が合わせるがシュートが打てない。41分河村にイエローカード。41分テロ・サーサナの選手交代。16番アウトで21番イン。43分成岡に代わり上田を投入。成岡は時間をうまく使いながらタッチラインまで歩いて出る。ロスタイム2分。ラストプレー、テロ・サーサナはロングボールでパワープレー!しかしジュビロDFは体を張りしのぐ。試合終了。若いジュビロ戦士たちがアウェイ、タイで大きな勝利を勝ち取った!大きな経験!この戦いは将来のジュビロに繋がるはず!テロ・サーサナ選手はピッチに倒れ込み、ジュビロ選手は笑顔も見える。
選手、監督コメント
  • 桑原 隆監督 
  • うちとしては37℃ぐらい日中の気温があったと思うんで、その温度が雨で少しは楽になったかな。選手は若手がほとんどだったんですけど、最後まで集中切らさずやってくれたと思います。
    (4バックにしたのは?)
    向こうが3枚で来たので、1トップで3枚では混乱きたしていたので、4枚にした方がすっきりディフェンス行けるかと思って前半15分、20分ぐらいですね。試合の流れでミーティングでも話していたので。
    (グラウンド、環境の影響は?)
    暑さには非常に助かったんですけど、ボールが走らなかったのでシンプルなサッカーになって、うち本来のサッカーができなかったのは残念だったですけど、勝負にこだわっていたのでこういう展開でしょうがないかな。カレンもいい同点シュートがあったし、動きとしてはそんなに悪くなかった。
    (成岡選手の評価は?)
    成岡については、マリノス戦の時にあまりよくなかったので、今日はどのくらいやってくれるのかと思ってましたが、今日は起点になってボールも触っていたしよかったと思います。
    (河村選手の評価は?)
    彼はうちのボランチの控えなので、期待どおりというか、あのぐらいはやってくれると思ってたので、試合に一番でているのでそういう、戦うっていう姿勢をよく出してくれた。
    (ユースの選手は?)
    疲れもあったし、それが一番ですけど。彼らも短い時間ですけど有望視されてる選手なので、こういうところで厳しい環境の中でプレーすることも、生活することも大事だと思いますので、彼らにとっていい遠征になったと思います。
  • 河村 崇大 
  • (スコールが来て大変な試合でしたが?)
    結果的には雨が降ったことによって涼しかったので、みんなよく動けるようになったと思います。
    (グラウンドコンディションは?昨日軽く練習してぶっつけ本番でしたが?)
    練習していた場所も、こことあまり替わらない環境だったので、そんなに抵抗なく上手く入れたと思いますけど。1点目の失点とか自分達のミスですし。。ディフェンスラインも集中してできた結果勝てたことがよかった。
    (4バックに代えてどうでした?)
    FWの選手はすごく動く量が多くてきつかったと思うんですけど、僕とかボランチとかディフェンスラインは横に人数がいることによってサポートの距離が短いですし、そういった意味では後ろの選手はいい感じでできたと思いますけど、西野とかカレンはきつかったと思います。
    (いい経験になりましたか?)
    こういう環境の中で、国際舞台ですからね。いい経験になったと思いますし、自信にも繋がると思いますけど。