試合日程・結果2003年 試合日程・結果2003 J1 2nd 第2節:ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2003 J1 2nd 第2節

試合日時:2003年08月23日(土)  19時04分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
1 0 前半 0
1 後半 0
0 清水エスパルス
0勝0分1敗1得点3失点 勝点0順位16 成 績 0勝1分0敗2得点2失点 勝点1順位7
11 シュート 7
20 ゴールキック 13
4 コーナーキック 1
10 直接FK 14
6 間接FK 5
5 オフサイド 5
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 静岡スタジアム エコパ
  • 35,313人
  • 27.5℃ / 83%
  • 晴 / 弱風
  • 全面良芝 / 乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 細谷 一郎
  • 吉田 寿光
  • 廣嶋 禎数、金田 大吉
  • 村上 伸次
  • 花澤 秀登
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
グラウ 前半36分[警告]
ハーフタイム[交代] トゥット(in) ← 北嶋 秀朗(out)
後半16分[交代] 高木 和道(in) ← 池田 昇平(out)
河村 崇大 後半28分[警告]
後半28分[交代] 杉山 浩太(in) ← 鶴見 智美(out)
河村 崇大(out) → 成岡 翔(in) 後半32分[交代]
グラウ 後半33分[得点]
ジヴコヴィッチ(out) → 菊地 直哉(in) 後半35分[交代]
グラウ(out) → 西野 泰正(in) 後半39分[交代]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 ヴァンズワム
  DF 2 鈴木 秀人
DF 5 田中 誠
  DF 14 山西 尊裕
  MF 11 西 紀寛
  MF 4 河村 崇大
  MF 6 服部 年宏
  MF 15 ジヴコヴィッチ
  MF 7 名波 浩
  FW 18 前田 遼一
  FW 8 グラウ
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
黒河 貴矢 20 GK  
池田 昇平 3 DF  
エメルソン 6 DF  
森岡 隆三 11 DF  
市川 大祐 25 MF  
伊東 輝悦 7 MF
鶴見 智美 17 MF
三都主 アレサンドロ 8 MF
久保山 由清 15 FW  
北嶋 秀朗 18 FW  
安 貞桓 19 FW  
  GK 12 山本 浩正
  DF 27 菊地 直哉
  MF 19 成岡 翔
  MF 13 川口 信男
  FW 26 西野 泰正
       
       
控え選手
真田 雅則 1 GK  
高木 和道 21 DF  
杉山 浩太 31 MF  
太田 圭輔 22 MF  
トゥット 9 FW  
       
       
柳下 正明 監 督 大木 武
中継レポート
  • みどころ
  • 2ndステージ第2節、静岡スタジアム・エコパで静岡ダービー19:04キックオフされる。会場は昼からの晴天の中、様々なイベントが行われ盛り上がっている。サポーターも両チームから多く集まってきている。今日の注目はまず、ジュビロのユニフォーム!今年初めて作られた紺色のサードユニフォームで登場する。新たなカラーをここから作れるか!サポーターも今日は紺のユニフォームを着て応援する人が多く見られる。ピッチコンデション・スタジアム環境・選手モチベーションと全てはベストなこの試合は高ゲームが予想される。ジュビロのメンバーは鈴木秀人が復帰しディフェンス陣はベストな布陣。ボランチの福西が欠場だが、河村が調子を上げているだけに注目だ。右の西、左のジヴコヴィッチ中央に名波を服部がまとめ、グラウと前田がゴールを狙う。控え選手も若い戦力が充実し交代の時間帯も待ち遠しい。相手の清水エスパルスは、3バックにしてから調子を上げているようだ。攻撃陣はタレント揃いなところは注意が必要。先制点、セットプレーがカギになりそうだ!西vs三都主の攻防もこの試合の勝負の分かれ目になる。静岡ダービー、絶対に負けられない試合だ!
  • 前半15分まで
  • 紺のユニフォームをまとった選手達が入場!巨大フラックを掲げるサポーターに迎えられ、ゲームがスタートした。5分ジヴコヴィッチが左サイドからセンタリング。ファーサイドでカットされCKを奪う。立ち上がりは、両チーム様子を見ながらのスタートとなった。9分中盤でボールを繋ぎ田中がオーバーラップを見せるがカットされる。中盤からFWのスペースに立ってパスを送るが、まだ基点を作れない。鈴木秀人がボールを奪い速攻、西→服部→ジヴコヴィッチでセンタリングを上げようとするが通らない。12分35m付近からFKグラウが直接狙うがゴール上を越える。相手の縦パスは鈴木がマーク、ヴァンズワムがカバーし、しっかり防いでいる。14分グラウが粘り右サイドを崩す。中央の西にパスをし直接シュート!ゴール左へ外れる。
  • 前半30分まで
  • 右サイドからのFKは名波が蹴り、中央へ蹴り込むがGKにセーブされる。北嶋→安と繋ぎスピードのある攻撃を仕掛けるが、鈴木&田中でセーブ。更に早い切り替えで服部に預け、攻撃を仕掛けるがFWまで通らない。20分前田が左に流れながら左足でシュートを打つがGK正面。23分ロングボールを通され北嶋のミドルシュートが出るが、ゴールマウスには入らない。25分エスパルスは北嶋を基点に使おうとロングボールを送るが、鈴木がタイトなマークで自由にさせない。両チーム中盤からサイドへ繋げるも、そこからが崩せない。決定機は今だない。27分、三都主が西の裏を飛び出しシュートまでもって行かれるが、これはオフサイドと判定。形的には危ない場面。29分ジヴコヴィッチの左からのセンタリングを前田・グラウが詰め、こぼれ球を西がジャンピングボレーでシュートを打つが、ゴールマウス外に外れてしまう。両チームミスがまだ目立つ。
  • 前半45分まで
  • 33分ジヴコヴィッチがロングシュートを放つ。GK黒河のファンセーブでCKへ。そのコーナーキックからニアで前田が合わせる。ゴールライン上でまたしてもGKのファインセーブ。惜しい場面が続いた。36分西が右サイドをドリブル。三都主とやり合うが抜ききることはできない。37分三都主が左サイドを駆け上がる、西&鈴木が対応するが間をすり抜けられシュートを打たれる。ボールは右ゴールポストに当たる。歓声がどよめいた。39分河村がこぼれ球を拾い右サイドをドリブル。早く低いセンタリングを狙うがDFに当たってしまう。40分西・前田で中央でボールを回す。西から浮かしたボールはDFラインの裏、グラウへ。しかし盛岡がなんとか触りカットされてしまう。徐々にジュビロペースにはなっているが、シュートまで打ち切れていない分、速攻が危ない。44分三都主のFK。ゴール前にセンタリングとなり、混戦の中ファーサイドに飛んだボールが何と、フリーのエスパルスFWへ。しかし触ることができずシュートは打てなかったが危ないシーン。前半は両チーム無得点で終了。
  • 後半15分まで
  • エスパルス、北嶋に代わりトゥットが入り後半スタート。ジュビロの交代はなし。2分久保山が右サイドの裏を狙い走りこむが、山西がしっかりガード。3分前田が左コーナーでファールを受ける。FKを名波が蹴りニアを狙うが盛岡にカットされる。こぼれをジヴコヴィッチがミドルシュート!ゴール上を外れる。6分、右コーナー付近からのFKを三都主が直接狙うがゴール上。西→名波→服部→ジヴコヴィッチと細かいパスを繋ぎ少しずつ崩していく。10分ジヴコヴィッチから西へスルーパス。通れば決定的という場面もDFにカットされる。名波→前田→ジヴコヴィッチでセンタリングを西に合わせるがGKにキャッチされる。少しずつゴールへ近づいてきている。14分名波→前田→西で決定的な場面を作るがギリギリ、オフサイド。
  • 後半30分まで
  • 16分名波が中央をドリブルで駆け上がり、そのままミドルシュート!しかしゴールマウス外。28分センターラインからトゥットがドリブル。そこを河村が後ろから引っ掛けファール。この時間、清水にペースが動いてきた。30分前田が基点になり、名波→西と繋ぐがシュートを打てない。
  • 後半45分まで
  • 33分服部が奪ったボールを粘り、右サイドのオバーラップを待つ西へ繋ぎ、センタリングにグラウが二アで合わせゴール!ついにジュビロゴールが決まる。ジヴコヴィッチに代わり菊地、グラウに代わり西野を投入!ジュビロの攻撃にリズムが出てきた。西野・成岡が続けて裏へ飛び出しチャンスをうかがう。西野が再三DFラインの裏を狙い飛び出す。ロスタイム3分。バランスをとり、最後まで集中して前線からボールを追う。グラウの1点を守り、貴重な勝ち点3をゲット。初登場のサードユニフォームお披露目を勝ち星で飾れた。
選手、監督コメント
  • 柳下 正明監督 
  • 前半については非常にイージーなミスが多く、ジヴコヴィッチのミドルシュート以外はいいところがなかった。特に、奪った瞬間、前方にパスが相手に渡ってしまってリズムを作れなかった。後半に関しては、落ち着いて丁寧にボールを動かすことができ、リズムを作ることができた。
    一番良かったのは、最終ラインを3人が集中して相手の攻撃を防いでいた。最後に危険は場面もあったが、それ以外は集中して守備ができたと思う。
  • 大木 武監督 
  • 思うようにならなかった。ただ粘り強く守れるかとは思ったが、後半の中盤から少しずつズルズルときてしまった。修正しながら後半にのぞんだが、少しずつキープされ始め、取ったボールがつなげない状況の中1点取られ、精神的にも落ちた。最後チャンスがあったが、決めることができなかった。いいゲームという形にならなかった。もう一度、次は勝てるようにがんばっていきたい。
  • 西 紀寛 
  • 今日はすごく暑かった。(三都主とのマッチアップでしたが?)これといって対策はなかったですけど、個人的にあまり走れなくて、動けなかったのが逆に三都主に対してはよかった。三都主にいいボールとか入れられました。蹴られる前にもう少し寄せればよかったですけど、1試合に2,3本はしょうがないです。(攻撃面は?)前半は何もやらせてもらってなかったですけど、後半は相手が多少なりともルーズになってきた。自分としてはアシストの場面ぐらいじゃないですか?ちゃんといけたの。それ以外は全然だめでした。シュート打ちたいなと思ってましたけど、全部テンプラになってしまって、どんくさいなと思いました。
  • 服部 年宏 
  • 結果として勝点3を取れたのが一番いいことだと思います。ディフェンスに関して言えば、基本的には問題なくできたんですけど、多少アーリークロスに対しての守備が難しいというのがあるんですけど、それでも無失点に抑えたというのが評価できます。ボールを奪った後のパスミスがやっぱり多くて、僕も含めてそうなんですけど、どうしても攻撃の起点となるところでミスがでていいリズムがでなかったっていうのが、僕と河村とかディフェンスラインでよくないところがでた。後半は相手のプレスが甘くなってきたのでいい感じでボールはつなげました。まだまだいいチャンスを作れる場面もあったし、自分達が自分達で勝手に首をしめたというか、もっと楽に、もっと楽しくサッカーができたはずなんですけど、今はリズムがでてないことを感じますけど、それでも1-0で勝てたということが今日はよかった。
  • 田中 誠 
  • 固定メンバーでやるぶんには、途中から若手が入ってきてもリズム的には悪くないですけど、若手がはじめからというと緊張感もあるし、ポジションも悪かったりで不安定さがでますけど、今日はベストメンバーで組めてそれプラス若手が途中から勢いよく若い力をだしてくれるといいリズムになります。(菊地が入った時の守備の変更は?)基本的には3バックだったんですけど、向こうが3枚、4枚残っている感じだったからうちの選手も、主にボンランチですが、菊地も下がらざるおえなくて。でも、基本的にはDFを3枚でポジションを崩してないですよ。必然的に向こうの入ってくる選手をただ捕まえて、後ろに人数が入ってしまったかなという形です。残り時間もなかったし、最後は一点を守りきるという感じでポジションとりました。
  • 名波 浩 
  • これからも何試合かこういうゲームが続いていくと思うし、攻守にわたって抜けた選手や怪我をした選手を補う為に色々試行錯誤してやっていくと思うんですけど、勝ち方としてはいい勝ち方だったと思うし、負けてずるずる行かないというみんなの危機感が相手より勝ったと思います。若い選手に限って言えば、雰囲気に飲まれないようにこういう経験を何度もするのがいいことだと思うし、1-0のラスト10分、5分の戦い方を今日勉強して、いいプレーをしてたと思うし、チーム全体でも3-0、4-0というゲームはなかなかできないと思うし、相手もそれなりの闘志剥き出しで戦ってくると思うので、そういう相手に対してファーストステージの最後でもそうでしたけど、一つこじ開けるゴールというのはよかったと思う。マコはシンガポールみたいだって言ってましたけど、とにかく暑くて体がなかなかフィットしなかったと思うし、やっぱり後半の方が体が動いてたと思うし、そういう天候とかピッチコンディションとか色んなことがあって、前半は噛み合わなかった。ファーストステージのいい時というか、ボールを動かして相手を疲れさせるというそういうのがまだ連動性はないんですけど、局面局面で何度かでていたんで、これからはそれを続けていくことだと思います。
  • グラウ 
  • 自分だけではなくて、チームのみんなにおめでとうと言いたい。最初から最後までみんなの力で頑張って勝利をもぎとったということがうれしい。(静岡ダービーでしたが?)やはり特別な試合という思いがあって、そういう気持ちでピッチに立ちますけど、本当にありがたことに神様にも感謝してますけど、2試合続けてゴールを決めることができました。今日ダービーを制したっていうことは、ジュビロが静岡で一番だという証明です。(スパイダーマンのマスクを被った意味は?)ジュニアユースでプレーしている弟が映画が大好きで送ってくれたマスクで、クモの巣というのはブラジルでは意味があって、たくさんのとか張り巡らされたとかそういう形容詞的な意味があるので、いっぱいの喜びとか、隙間のないぐらいの喜びというのを表現しました。