試合日程・結果2002年 試合日程・結果2002 J1 2nd 第1節:ジュビロ磐田 vs ヴィッセル神戸

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2002 J1 2nd 第1節

試合日時:2002年08月31日(土)  19時05分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
1 0 前半 0
1 後半 0
 延長前半 
 延長後半 
0 ヴィッセル神戸
1勝0分0敗 勝点3 得失点+1 (5位) 成 績 0勝0分1敗 勝点0 得失点-1 (12位)
11 シュート 11
14 ゴールキック 11
4 コーナーキック 3
21 直接FK 9
5 間接FK 5
5 オフサイド 4
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分)
  • ジュビロ磐田スタジアム
  • 14,253人
  • 27.0℃ / 80%
  • 晴時々雨 / 弱風
  • 全面良芝 / 乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 野村 六彦
  • 松村 和彦
  • 二俣 敏明、野田 祐樹
  • 小椋 剛
  • 花澤 秀登
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
福西 崇史 前半29分[警告]
前半36分[警告] 薮田 光教
高原 直泰(out) → 川口 信男(in) ハーフタイム[交代]
後半8分[警告] 平野 孝
後半13分[警告] 城 彰二
後半20分[警告] 吉村 光示
川口 信男 後半22分[得点]
後半24分[交代] 山口 貴之(in) ← 薮田 光教(out)
後半32分[交代] オゼアス(in) ← 菅原 智(out)
後半34分[警告] 山口 貴之
名波 浩 後半35分[警告]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 ヴァンズワム
  DF 2 鈴木 秀人
  DF 5 田中 誠
  DF 3 大岩 剛
  MF 11 西 紀寛
MF 23 福西 崇史
  MF 6 服部 年宏
  MF 10 藤田 俊哉
MF 7 名波 浩
  FW 32 高原 直泰
  FW 9 中山 雅史
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
掛川 誠 1 GK  
吉村 光示 7 DF
土屋 征夫 17 DF  
北本 久仁衛 24 DF  
平野 孝 22 DF
望月 重良 10 MF  
菅原 智 6 MF  
岡野 雅行 8 MF  
薮田 光教 18 MF
播戸 竜二 13 FW  
城 彰二 9 FW
  GK 12 山本 浩正
  DF 14 山西 尊裕
  MF 4 河村 崇大
  MF 20 金沢 浄
  FW 13 川口 信男
       
       
控え選手
荻 晃太 29 GK  
佐伯 直哉 15 MF  
山口 貴之 19 MF
オゼアス 31 FW  
三浦 知良 11 FW  
       
       
鈴木 政一 監 督 松田 浩
中継レポート
  • 試合前の状況
  • 劇的なファーストステージ制覇からわずか2週間。史上初の完全優勝を目指すセカンドステージがいよいよ始まる。ジュビロは、ここ4年間セカンドステージは開幕戦で敗れており、優勝も逃している(開幕戦に勝った97年はセカンドステージ優勝)。スタートダッシュで勢いをつけるためにも、今日の開幕戦で5年ぶりに勝つことが、非常に大きな意味を持つことは間違いない。チームとしても、この試合の重要性を十分に認識して、万全の準備を行なってきており、夏休み最後を飾る好ゲームが期待できそうだ。天候のほうは、今日も真夏と言ってもいいほど厳しい残暑の1日となったが、夕方になって曇り空になり、涼しい風が吹き始めた。にわか雨の心配も多少あるが、今のところは大丈夫そうで、芝生の状態もかなり回復している。スタンドのほうは、夏休みの最後の楽しみということで子供の姿も多く、早くから席が埋まって、スタンドのあちこちから熱い声援が送られている。
  • みどころ
  • ジュビロは、出場停止や主力のケガもなく、サブも含めて現状のベストメンバーが揃っている。中でも、ファーストステージMVPに選ばれた高原が好調を維持しており、今日得点を決めれば、8試合連続でJリーグ・タイ記録となる。また、そこにラストパスを供給する役目の名波も、ファーストステージ終盤から着実に調子を上げてきており、仙台戦で爆発した名波―高原のホットラインが非常に楽しみだ。もちろん、中山隊長もあいかわらず元気で、チーム全体の身体的コンディションさえ問題なければ、ジュビロらしいサッカーを見せてくれるはずだ。対する神戸は、守りの要のシジクレイが出場停止で、ボランチのアタリバと左サイドの西谷がケガで欠場。4バックの布陣を敷いて、左SBには元ジュビロの平野が入っている。これまでジュビロに対して勝利はないが、セカンドステージでの巻き返しと、対ジュビロ初勝利に向けて、相当な気合を入れてきているはずで、わずかでも集中力を欠けば、足元をすくわれる可能性は高い。今日もジュビロ・イレブンの衰えることのない勝利への執着力に期待したい。
  • 15分まで
  • いっぱいに埋まったスタンドの手拍子に包まれる中、19:05、風上に陣をとった神戸のキックオフで試合開始。ジュビロはいつもの3-5-2で、中盤の右サイドには西、左には藤田が入っている。とくに左サイドは、藤田、名波、服部のトライアングルが自由にポジションを入れかえながらスムーズな連携を見せているため、非常に楽しみだ。3分/ペナルティエリア左でボールを受けた中山が、自ら持ち込んで、ファーサイドを狙ったコントロール・シュート→ゴール右に外れる。4分/ジュビロの左CK→藤田がファーサイドに非常に良いボールを入れたが、中山、大岩とは合わず。残念。7分/少し上がってパスを受けた福西が巧みなドリブルで2人をかわして倒され、ゴールほぼ正面25m前後のFK→名波が直接狙うが、ゴール上に外れる。序盤は、ボール支配率ではジュビロがやや上回っているが、ヴィッセルのチェックも素早く、決定的なチャンスには至らず、一進一退の展開。13分/神戸の左CK→ニアに良いボールが入ったが、ポストの名波が頭でクリア。その後の神戸の2次攻撃から平野が強烈なロングシュート→ゴール上に外れる。神戸の出足がなかなか良く、緊張感のある展開のまま15分が経過。
  • 30分まで
  • 神戸の選手たちがボール際での競り合いで高い執着心を見せており、ジュビロは思うようにボールをつなげず、試合はこう着状態になっている。20分/西のボール奪取から素早くつないで服部がロングシュート→ゴール右に外れる。22分/後方からのフィードの競り合いから播戸が強引にボールを奪って左足で強烈なミドルシュート→ドライブするボールがゴールの枠を襲ったがヴァン ズワムが手で弾き出す。恐い場面だったが、ヴァン ズワムが好セーブ。その後の神戸の右CK→ペナルティエリア後方に蹴ったボールから平野がボレーシュート→強烈なキックだったが、田中が身体に当てて防ぐ。27分/神戸の岡野がスピードを生かして右サイドを突破し、深い位置からセンタリング→GKの前をボールが通り抜け、播戸に飛び込まれるが、シュートミスに救われる。ここまで両チームを通じてもっとも大きなチャンスだったが、運にも救われた。しかし、試合の流れは、徐々に出足で勝る神戸のペースになってきた。
  • 45分まで
  • 33分/ジュビロの左CK→ショートでつないで、服部が左からクロス→ファーの中山が飛ぶが、その上を越える。34分/神戸のカウンターで岡野が快足を飛ばして左からセンタリング→ファーの播戸がフリーでヘディングするが、ゴール右に外れる。これもあぶない場面だった。神戸のスピードあるカウンターにやや苦しんでいる。35分/センターラインの左サイドから名波が一瞬のスキを見つけて前線にパス→中山が裏に抜けてボールを受けたが、これはオフサイド。残念。38分頃から急に雨が降り始めた。40分/名波からのボールを高原→藤田→西とダイレクトでつないで、西が右から完全に抜け出しシュート→わずかにゴール左に外れる。ここまででもっとも良い攻撃が出たが、残念。41分/中盤でのボールの競り合いからぶつかりあった福西と菅原が同時に倒れるが、2人ともすぐに立ち上がる。西のシュート以降、少しずつジュビロのパス回しが良くなってきたが、岡野のカウンターも相変わらず脅威となっている。ロスタイム1分の表示。そして1分ちょっとのロスタイムで前半が終了。中盤からの厳しい当たりで守り、そこからのカウンターで鋭い攻撃を見せたヴィッセル神戸に苦しめられた前半は、一進一退で0-0のまま後半へ折り返した。
  • ハーフタイムコメント
  • 鈴木 政一監督:
    守備では相手カウンター攻撃に注意したい。攻撃では中盤でリズムをつくり決定的なチャンスを生かしたい。

    松田 浩監督:
    プラン通り。勝つチャンスは十分ある。DFはラインの上げ下げをもう少しこまめに行おう。我慢比べだ。辛抱すれば絶対勝てる。
  • 60分まで
  • 細かい雨が降り続く中、ジュビロのキックオフで後半開始。【ハーフタイムの交代】高原→川口。高原は練習試合で足を少し痛めていたが、大事をとっての交代か。神戸は交代なし。1分/ペナルティエリア前で川口→福西とつないで、藤田がGKの前に飛び出し、コースを変えるシュート→左に外れたところに川口が飛び込むが、GKに阻止される。惜しい! 3分/ジュビロのCKからこぼれ球を拾った岡野がスピードのあるドリブルで突破を図るが、鈴木が身体を張って阻止。4分/右サイドの岡野が左足でセンタリング→ゴール前に城に飛び込まれるが、わずかに届かず逆サイドに抜ける。危なかった! 8分/川口のドリブルを後ろから倒した平野にイエローカード。このプレーで川口はなかなか起き上がれず、タンカで運び出されるが、無事に復帰。スピードでは、ライバルの岡野にさんざんアピールされているだけに、意地を見せてほしいところ。後方からの平野のロングフィードで城に飛び出され、右足でシュートを打たれるが、ゴール左に外れる。13分/名波のボールをカットされたのが、そのまま良いパスとなって前線の播戸に通るが、これはオフサイド。14分/川口が左サイドで粘って強引にセンタリング→中央の中山がうまく身体をひねってヘディングしたが、GK掛川のファインセーブに阻まれる。惜しい! 前半よりもジュビロが攻撃的に戦っているが、ミスでボールを奪われてカウンターをくらう場面も目立っている。
  • 66分まで
  • 15分を過ぎて、雨足が少し強くなってきた。18分/左からのクロスのこぼれ球を福西が拾ってGKの上を狙うループシュート→GK化毛皮が戻ってキャッチ。20分/福西が2列目から走りこんで、服部が縦にループパス→うまく通ったが、福西のシュートがうまくヒットせず、ゴールならず。21分/神戸の左からのクロス→ファーに入った薮田がボレーシュート→当たり損ねてゴール上に外れる。ここまで危ない場面も何度かあるが、相手の決定力不足に救われている。
  • 【先制点!】
  • 22分/中山からの落しを受けた藤田が、絶妙のタイミングでスルーパス→斜めに走りこんだ川口が見事に抜け出し、GKをかわして左の角度のないところから無人のゴールに流し込む! 藤田の芸術的なスルーパスからジュビロが待望の先制点!
  • 88分まで
  • 【交代】25分/薮田→山口。27分/藤田のパスから服部が左サイドをオーバーラップしてセンタリング→中央で受けた川口が、DFを外して右足シュート→左に外れたところに中山が飛び込むが届かず。残念。残り15分。雨はほぼやんでいる。【交代】33分/菅原→オゼアス。神戸期待の新外国人FWオゼアスが初登場し、3トップに変更。残り時間も少なくなり、局面局面でのぶつかり合いも激しくなってきた。35分/西の右からの鋭いクロス→ファーの川口に通ったが、川口がトラップミスしてラインを割る。残念。
  • 試合終了
  • 40分/ペナルティエリア前でボールを受けたオゼアスが、屈強な身体を生かしてボールをキープし、右からセンタリング→ヴァン ズワムが直接キャッチ。それにしても、オゼアスの身体の強さは相当なもの。42分/服部の後方からのフィードを中山が左に流れて受け、切り返しでDFをかわして右足でセンタリング→惜しくも中の川口には届かず。残念。44分/神戸のカウンターから播戸がペナルティエリア前で粘ってキープし、右足シュート→DFに当たる。神戸が最後の反撃に出ているが、ジュビロDF陣も身体を張って必死に守る。ロスタイム3分の表示。46分/後方からのロングフィードで川口がDFに走り勝って飛び出すが、その前にファウルがあったとの判定。残念。その後も神戸の攻撃をがっちりとしのいで、1-0のままタイムアップ。かなり苦しい戦いだったが、藤田→川口の見事なゴールと、粘り強い守備で、ジュビロが価値ある5年ぶりのセカンドステージ開幕戦勝利を飾った!
選手、監督コメント
  • 鈴木 政一監督 
  • 後半はいくつかのポジション的な問題で引っ張られてしまい、非常に苦しんだ。ただ、今日のゲームは勝利というものが非常に大事だったと思うので、その意味では、選手たちが我慢強く逃げ切ってくれたと思う。この後の2戦目、3戦目とひとつひとつ課題を克服しながら、個人もグループもチームもレベルを上げていきたい。それができれば、いい方向にいくと思う。高原は、右太ももの裏に炎症があって、無理をさせないように交代させた。(内容的には)ボールの奪われ方が悪いという問題もあったし、時間を作ったときの動き出しのタイミングにも課題があった。苦しんでいるのは、自分たちのミスで苦しんでいた。個人個人が集中力を高めて自分たちがボールを支配していれば、もっと自分たちのゲームができるはずだと思う。
  • 松田 浩監督 
  • 結果には満足していないが、内容的にはある程度ゲームプラン通りに進められたと思う。まずはとにかく攻守の切り換えを速くして、守りの組織、形をしっかり作って辛抱強く守ろうというのがまず第一だったので、前半は0-0で問題なかった。そういう形で試合を続けると、こちらにチャンスが来るだろうということで、1-0で勝てれば狙い通りだった。何度かチャンスができていたので、それが入っていれば良かったが、0-0で終わっても良いと思っていた。
  • 中山 雅史 
  • とりあえず結果を得られて良かったなと思う。ここまでセカンドステージ最初のゲームは勝ってないというデータはそれほど気にはしていなかったし、とにかくこの一戦に集中することが大切だったので、そういう意味では結果が得られたことが、また次につながるという意味で良かったと思う。コンディション的にも多少重さもあるけど、これから戦っていくうえでのコンディション作りというものを考えているようなので、その部分は信じてやっていこうと思うし、そういう中でも勝てたというのは大きかったと思う。
  • 川口 信男 
  • 開幕戦ということで何よりも結果が大事だったので、自分自身も点が取れたし、チームも勝てたことが良かった。(ゴールの場面では)そのまま打つと入らないので、キーパーをかわして打った。練習でも、落ち着いてキーパーをかわせとよく言われていたので、それができて良かった。むずかしい態勢のほうが自分としてはやりやすい。角度がなくて危なかったけど入って良かった。でも、中山さんとのコンビという点では全然良くなかった。(足を痛めたのは)少し捻挫気味になったけど、大丈夫。
  • 田中 誠 
  • (セカンドステージ開幕戦でずっと勝っていなかったことは)マスコミが騒いでいるほど選手は気にしていなかったけど、今日は勝ったから良かった。ただ、全体的に重かったというか、動きが鈍かったという気がした。今の段階では、後のことも考えて身体を追い込んでいるので、しかたない部分はある。ファーストは失点が多かったので、セカンドはもっと少なくしていきたい気持ちはあるし、その意味では幸先が良かったと思う。(次の鹿島との2連戦は)周りも勝ちしか期待していないと思うし、勝てるように頑張りたい。
  • 藤田 俊哉 
  • (決勝ゴールのスルーパスは)ノブ(川口)しかいなかったし、ノブに出すか、自分でいくかしかないので、迷うことはなかった。(後半は監督と話していたが)みんながいろんなことを考えてサッカーをするのはいいけど、まとまりがなくなるのも大変だから、そのへんをどういうふうに統一するかというのを監督に確認していた。
  • 大岩 剛 
  • 最後は向こうが3トップで来たけど、こっちも3バックのままで守るということで、リスクを負っても守れるという自信もあったし、最後まで守りきれて良かった。相手はパワープレーできたが、ヘディングで落とされたところでのセカンドボールへの対処とかは、うまくできたと思う。みんなのコンディションの重さを考えても、次にすぐ試合があるし、開幕だし、1点差でも無失点に抑えて勝つことができて良かった。鹿島戦が2つ続くので、それに向けて調整していきたい。
  • 服部 年宏 
  • かなりスペースを埋められて、信男にしても走るスペースがなかったのできつかったんじゃないかと思う。カウンターを食らうのはどうしようもないし、それにある程度対応できたので、まあまあじゃないかと思う。今日は、内容もたしかに大事だけど、とにかく開幕戦で勝つっていうのが一番大事なので、今日は勝ってOKだった思う。一つ一つやっていくしかないので、慌てずにいきたい。