試合日程・結果2002年 試合日程・結果2002 J1 1st 第6節:ジュビロ磐田 vs 鹿島アントラーズ

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2002 J1 1st 第6節

試合日時:2002年04月13日(土)  19時34分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
2 1 前半 0
1 後半 0
 延長前半 
 延長後半 
0 鹿島アントラーズ
6勝0分0敗 勝点17 得失点+12 (1位) 成 績 2勝0分4敗 勝点6 得失点-4 (12位)
8 シュート 6
4 ゴールキック 6
6 コーナーキック 7
21 直接FK 29
6 間接FK 3
6 オフサイド 2
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分)
  • 静岡スタジアムエコパ
  • 30,388人
  • 13.6℃ / 53%
  • 晴れ / 弱風
  • 全面良芝 / 乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 高田 豊治
  • フェルナンデス・マリン
  • 柳沢 和也、扇谷 健司
  • 長田 和久
  • 花澤 秀登
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半10分[警告] 熊谷 浩二
前半11分[警告] 本山 雅志
福西 崇史 前半24分[警告]
中山 雅史 前半33分[警告]
グラウ 前半37分[警告]
藤田 俊哉 前半44分[得点]
西 紀寛(out) → 前田 遼一(in) ハーフタイム[交代]
名波 浩(out) → 金沢 浄(in) 後半32分[交代]
後半32分[交代] 平瀬 智行(in) ← 鈴木 隆行(out)
中山 雅史(out) → 川口 信男(in) 後半33分[交代]
金沢 浄 後半35分[警告]
福西 崇史 後半39分[得点]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 ヴァンズワム
DF 2 鈴木 秀人
DF 5 田中 誠
  DF 3 大岩 剛
MF 11 西 紀寛
MF 23 福西 崇史
  MF 6 服部 年宏
MF 10 藤田 俊哉
  MF 7 名波 浩
FW 8 グラウ
FW 9 中山 雅史
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
曽ヶ端 準 21 GK  
名良橋 晃 2 DF
秋田 豊 3 DF  
ファビアーノ 4 DF  
アウグスト 16 DF  
熊谷 浩二 18 MF
中田 浩二 5 MF  
小笠原 満男 8 MF
本山 雅志 10 MF
鈴木 隆行 30 FW
柳沢 敦 13 FW
  GK 12 山本 浩正
  DF 14 山西 尊裕
MF 20 金沢 浄
  MF 18 前田 遼一
  FW 13 川口 信男
       
       
控え選手
加藤 慎也 1 GK  
金古 聖司 15 DF  
内田 潤 17 DF  
本田 泰人 6 MF  
平瀬 智行 9 FW  
       
       
鈴木 秀人 監 督 トニーニョ・セレーゾ
中継レポート
  • 試合前の状況
  • 少しかすんだ空とさわやかな空気、春らしい晴れの一日が暮れた静岡スタジアム“エコパ”には、これから始まる決戦に向けて静かな緊張感が流れている。ジュビロが開幕5連勝でホームのエコパに迎えた相手は、宿敵鹿島アントラーズ。現在の順位では1位と11位という開きがあるが、この対戦ではそうしたことはまったく関係がなく、両チームの選手とも特別な闘志を燃やす戦いとなる。サポーターたちもそれはよく承知しており、今日はいつも以上に多くの青いユニフォームがゴール裏を埋め、早くから気合の入った応援をピッチに送っている。
  • みどころ
  • 故障で休んでいた名波、服部、田中が、今日は揃って先発。いよいよ役者が揃ったという感のあるジュビロ。高原が急性肺炎で休んでいるのは残念だが、バックアップのグラウも急速にチームに馴染んできており、不安はない。とくに藤田・名波の両雄が久しぶりに並び立つ中盤は、それだけでもワクワクするし、その後方に控える守備陣も万全。これまで以上に質の高いサッカーを見せる準備が十分に整っている。対するアントラーズは、ここまで2勝3敗と負け越しているが、今日はベストメンバーが揃っており、ジュビロと戦うときは特別な力を発揮するチームだけに、非常に厳しい戦いになることは間違いない。とくに中盤でのプレスの掛け合いがみもので、まずどちらがその部分で競り勝つかがみどころになるだろう。そして、あとは決めるべきところを決める、つまらないミスをしないといった基本的かつ精神的な部分が、大きく勝敗を左右するはずだ。
  • 15分まで
  • 初めてジュビロ戦のジャッジをするマリン主審の笛が鳴り、鹿島のキックオフでいよいよ試合開始。ジュビロの中盤はボランチが左・服部、右・福西、2列目が左・藤田、右・西で、そのボックスの中央に名波が入るというご存知「Nボックス」。2分/鹿島の左CK→小笠原が蹴ったボールをヴァン ズワムが前に出て大きくパンチング。3分/グラウが左サイドをえぐって、中央の中山を狙ってセンタリング→しかしニアでクリアされる。立ち上がりから両者とも中盤のプレッシャーは厳しいが、ジュビロのほうがパスはよくつながっている。ジュビロがボールを持つ時間が長いが、なかなか前線までボールを運べない状態が続いている。対する鹿島は、高い位置でボールを奪って速攻を仕掛けようという狙い。今日のマリン主審は、ラフなプレーに対してはかなり厳しく笛を吹いており、ジュビロのFKが多くなっている。13分/名良橋のオーバーラップに1対1で対応した服部が、ドリブルで仕掛けてくる名良橋のボールをきれいに奪取。服部らしい見事な守備に、サポーターも大歓声。見せ場は少ないが、緊張感があり、時間が経つのが早く感じられる。
  • 30分まで
  • 17分までで鹿島は早くもイエロー3枚。ワールドカップ・モードで、かなり厳しいジャッジだ。21分/左サイドから持ち込んで右に展開し、西がセンタリング→GKの頭上を越えそうなボールがゴールに迫ったが、GK曽ケ端にキャッチされる。23分/鹿島のカウンターで右からセンタリング→柳沢と鈴木が競ったボールが高く上がり、ヴァン ズワムがキャッチ。初めて少し恐いカウンターを浴びた。24分/福西にイエローカード。26分/ジュビロの初CK→右から名波が蹴るが、DFにクリアされる。28分/左サイドからのジュビロのFK→藤田が蹴るが、ニアでクリアされる。鹿島はセットプレーからのカウンターを耽々と狙っており、注意が必要だ。30分/鹿島の攻撃で、ペナルティエリア内でボールを持った大岩が処理をもたついてピンチとなるが、ヴァン ズワムがしっかりとカバー。試合はこう着状態だが、内容的には非常に締まった好ゲームになっている。
  • 44分まで
  • 31分/2列目からペナルティエリア内に飛び出した小笠原にスルーパスが通り、反転してシュート→GK正面。ボールをキープしている時間はジュビロのほうが長いが、ゴール前に迫る回数では互角。32分/ゴール前30m強のFK→名波がフワリとしたボールを縦に出し、大岩が競ったこぼれ球にグラウが鋭く反応するが、DFが身体を張って阻止。残念。35分/ペナルティエリア前やや左からのFK→藤田が直接狙い、わずかにゴール右に外れる。惜しい! 37分/相手を後ろから倒したグラウにイエローカード。しかし、グラウは守備でもかなり頑張っている。43分/中山が左に開いて、いったんカットされるが、フォローした名波のパスを受けてセンタリング→ファーのグラウがボレーシュートするが、大きく外れる。
  • 【先制点!】
  • ペナルティエリア前での中山との見事なワンツーで藤田が抜け出す→DFに身体を当てられ倒れそうになりながらも踏ん張って立て直し、GK曽ケ端の左脇を抜いてゴールネットを揺らす! 好調藤田の鮮やかなゴールで、ジュビロが貴重な先制点を奪った!
  • 前半終了
  • その後、約1分のロスタイムで前半終了の笛。流れ的にはどちらのペースともいえない状態が続いたが、終了間際の藤田の素晴らしいゴールで、ジュビロが大きなアドバンテージを握った。
  • ハーフタイムコメント
  • 鈴木政一監督:攻撃はミドルシュートを積極的に打っていこう。ディフェンスではボランチが開き過ぎないように。相手のくさびのボールに対しての反応を正確に。アグレッシブに行き追加点を狙っていこう。

    トニーニョ・セレーゾ監督:落ち着いてプレーすること。声を出してコーチングし集中力を切らさないこと。高い位置からプレスをかけ攻撃のリズムを作ること。セットプレー、中盤のミスに注意。パスカットされた時のカウンターに注意。
  • 60分まで
  • ジュビロのキックオフで後半がスタート。【交代】西→前田。前田はそのまま右の2列目に入っている。1分/ジュビロ・ペナルティエリア前の奪い合いから、一瞬のスキをついて柳沢がループシュート→ゴール上のネットに当たる。3分/鹿島の右CK→小笠原が蹴って、中央に秋田にヘディングで叩きつけられるが、GK正面。この形は、恐いパターン。5分/ジュビロの右CK→名波がニアに入れ、福西が頭で後ろにそらせて、中央で混戦になるが押し込めず。残念。7分/ヴァン ズワムのゴールキックから中山が競ったボールをグラウが受け、フェイントで1人かわして右足シュート→枠には飛ばなかったが、鮮やかな個人技。後半の立ち上がりは、前半よりもボールの行き来が激しくなり、あわただしい展開。9分/名良橋が鋭い上がりを見せ、右からセンタリング→中央に合わずファーに抜ける。ジュビロは前半のようなプレスが見られなくなり、守備が後手後手に回って鹿島ペースになっている。14分/アウグストの左からのオーパーラップに対して、いったん突破されかけるが、鈴木が気合の守備で奪い返す。ここまでは、鹿島の勢いに押され気味の展開。
  • 75分まで
  • 15分/高い位置でのボール奪取からロドリゴが中山に出し、中山が左から正確な折り返し→ロドリゴがダイレクトでシュートするが、GK曽ケ端のファインセーブに止められる。残念。20分を過ぎても鹿島ペース。ジュビロはなかなかボールを奪えず、奪った後も落ち着いてパスをつなげられない。25分/名波のボールカットから速攻でグラウ→中山とダイレクトでつなぐが、惜しくもオフサイド。残念。28分/前田がうまい反転から縦に出し、グラウが奪取するが、先に曽ケ端に追いつかれ、クリアされる。全体的に出足の良さで相手が上回っており、こぼれ球を拾われて苦しい時間帯が続く。
  • 38分まで
  • 【交代】33分/名波→金沢、中山→川口。鹿島/鈴木→平瀬。ジュビロはこれですでに3人目の交代。鹿島ペースは相変わらずだが、ジュビロは守りを固めて、カウンター狙いに切り換えている。
  • 【2点目】
  • 39分/ジュビロの左CK→藤田が右足で蹴り、ニアに飛び込んだ福西が、得意のコースを変えるヘッドでゴール右のネットを揺らす! 苦しい時間帯で、セットプレーから非常に大きな追加点!
  • 試合終了
  • 41分/前田が粘り強いキープから左の藤田へ→藤田が左足で低く強いシュート→GK曽ケ端がファインセーブ→逆サイドにこぼれたボールから川口がシュート→DFに当たって外へ。残念。2点目が入ったことで、守備的ではあるものの、ジュビロの戦い方に余裕が出てきた。ロスタイム4分の表示。ジュビロは落ち着いてボールをキープするようになっている。攻撃は川口への縦のボール1本のみ。最後も、金沢の縦へのボールを川口が受けてカウンター→グラウがボールを取られたところで、マリン主審の長い笛が鳴り、2-0で試合終了。後半は非常に苦しい戦いだったが、守備陣の踏ん張りで、鹿島の攻めを完封。勝負強さで鹿島を完全に上回ったジュビロが、藤田と福西の値千金のゴールで、ライバルに完勝した。
選手、監督コメント
  • 鈴木 政一監督 
  • 0-2という点差は喜べるものではなく、本当に悔しい。最近のジュビロ戦ではくずされて点を取られたというのは1点しかない。集中力を欠かなければ失点しないということを言っていたのだが、今日の負け方をみてもバランスがくずれているし、一瞬の集中力の欠如から点をとられている。1点を失って痛みを感じてからやっとエンジンがかかってくるという悪循環になっている。負けるのは仕方ないが、自分達のサッカーをやって負けたのではないので、選手にはもっと戦う気持ちをもってもらいたい。
  • トニーニョ・セレーゾ監督 
  • 0-2という点差は喜べるものではなく、本当に悔しい。最近のジュビロ戦ではくずされて点を取られたというのは1点しかない。集中力を欠かなければ失点しないということを言っていたのだが、今日の負け方をみてもバランスがくずれているし、一瞬の集中力の欠如から点をとられている。1点を失って痛みを感じてからやっとエンジンがかかってくるという悪循環になっている。負けるのは仕方ないが、自分達のサッカーをやって負けたのではないので、選手にはもっと戦う気持ちをもってもらいたい。
  • 藤田 俊哉 
  • 今日も、今まで通りのプレーをしただけ。勝てたことは良かったけど、まだまだ内容には満足していない。前半戦を全勝で終わるのが目標なので、次の試合もきっちり勝ちたい。(ゴールの場面は)ころびそうだったけど、耐えた時点でシュートコースを見て、狙って打つことができた。
  • 福西 崇史 
  • 今日はとにかく勝てたから良かった。内容的には、自分が機能していない場面があり、それが反省点。特に後半は、小笠原と本山が外に張っていた部分をケアーしなければならず、服部さんと自分の間が広がってスペースができてしまい、名波さんの運動量が増えてしまった。最終的には、3バックも安定していたし、全員で声を掛け合いいい感じで出来たと思う。(2点目のゴールの場面は)つっこむつもりでいたんで、相手が離れたし、ついていたと思う。点はおまけだけど、入って良かった。個人的には、今日は身体がちょっと重かった。(代表に関しては)自分のコンディションを上げて臨みたい。
  • 名波 浩 
  • 前半はうちのペースで、後半はアントラーズのペースで、お互いにいいところの消し合いだったと思うけど、結果的に勝つことができて良かった。後半は20分ぐらいまではかなり苦しかった。決定的な形はなかったけど、あそこで1点入れられていたら、(結果も)少し変わっていたかもしれない。ただ、自分が入っても入らなくても、チームとしては揺るぎない力がついてきたと思う。今日も2点目を取れたことはすごく大きいことだと思うし、昨年のチャンピオンシップの反省を生かして、そのまま0点に抑えて終わっている。とくに後ろのほうは成長していると思う。(個人的に)2月頃に比べれば、だいぶ視野も広くなってきたと思うし、足をかばっていないこと自体が上向きな証拠だと思う。
  • ヴァンズワム 
  • 相手を0点に抑えることができて、とても良かった。それはDFだけでなく、全員がプレッシャーをかけて全員で守るからできること。もちろんDFの3人は、全員が日本代表に入るような選手で、素晴らしい仕事をした。後半は、パスがつなげず長いボールを蹴るだけで、相手のDFもヘディングが強いので、セカンドボールを拾われて苦しくなった。それを20分ぐらいまで耐えたことで、またパスがつながり始めて、自分たちのサッカーができた。
  • 中山 雅史 
  • チームとして勝利して良かったと思う。(途中交代については)多少の疲れはあったが、チームが勝利するための選択であれば、それに従うだけ。グラウとのコンビネーションに関しても、今後もっと良くなっていくと思う。次の試合に向けて全力で頑張りたい。