試合日程・結果2001年 試合日程・結果Jリーグサントリーチャンピオンシップ  第2戦:鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  Jリーグサントリーチャンピオンシップ  第2戦

試合日時:2001年12月08日(土)  19時34分キックオフ

得点ボード
鹿島アントラーズ
1 0 前半 0
0 後半 0
1延長前半0
 延長後半 
0 ジュビロ磐田
  成 績  
  シュート  
  ゴールキック  
  コーナーキック  
  直接FK  
  間接FK  
  オフサイド  
  PK  
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分(延長30分/PK戦)
  • 県立カシマサッカースタジアム
  • 40,115人
  • 11.0℃ / 45%
  • 晴れ / 弱風
  • 全面良芝 / 乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 野村 六彦
  • レスリー・モットラム
  • 上荒 敬司、手塚 洋
  • 太田 潔
  • 明石 まゆ美
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
熊谷 浩二 後半34分[警告]
小笠原 満男 後半40分[警告]
後半54分[警告] 西 紀寛
小笠原 満男 延長前半10分[得点]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 21 曽ケ端 準
  DF 2 名良橋 晃
  DF 3 秋田 豊
  DF 4 ファビアーノ
  DF 33 アウグスト
  MF 18 熊谷 浩二
  MF 5 中田 浩二
  MF 8 小笠原 満男
  MF 10 ビスマルク
  FW 9 平瀬 智行
  FW 13 柳沢 敦
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
ヴァンズワム 1 GK  
鈴木 秀人 2 DF  
田中 誠 5 DF  
大岩 剛 3 DF  
西 紀寛 11 MF  
福西 崇史 23 MF  
服部 年宏 6 MF  
金沢 浄 20 MF  
藤田 俊哉 10 MF  
奥 大介 8 FW  
中山 雅史 9 FW  
  GK 1 高桑 大二朗
  DF 7 相馬 直樹
  MF 8 本田 泰人
  MF 16 本山 雅志
  FW 11 長谷川 祥之
       
       
控え選手
山本 浩正 21 GK  
山西 尊裕 14 DF  
河村 崇大 22 DF  
川口 信男 13 MF  
前田 遼一 24 FW  
       
       
トニーニョ・セレ-ゾ 監 督 鈴木 政一
中継レポート
  • 試合前の状況
  • いよいよ21世紀最初のJリーグ王者が今日決まる。第1戦が2-2の引き分けに終わったことで、勝負の行方は今日の一発勝負で決まるという状況。90分で決着がつかない場合は、Vゴール方式の延長戦、それでも決まらない場合は、PK戦という規定だ。会場のカシマスタジアムは、前売りの段階でチケットが完売し、ピッチのすぐ近くで選手たちを取り囲むスタンドは超満員。天気は晴れで、風も少なく、ピッチ状態も良好。アウェー側ゴール裏のジュビロ・サポーター席は、厳重に境界線が引かれ、それ以外は赤一色に染まっている。ジュビロ・サポーターが応援を始めると、カシマ・サポーターから大きなブーイングが起こり、世紀の一戦を控えて、会場は早くも緊張感に満ちた異様な雰囲気に包まれている。
  • みどころ
  • ジュビロのスタメンは、第1戦とまったく同じで、サブでは清水に代わって河村が入っている。アントラーズは、第1戦で退場した鈴木隆行の代わりに平瀬がスタメンに入り、それ以外に変化はない。ホームで勝ち試合を逃したジュビロと、追いついたアントラーズ、精神面の勢いという意味ではホームのアントラーズが有利だが、内容的には完全にジュビロが圧倒していたので、ジュビロの選手たちは大きな手応えを口にしていた。精神的にも、今日の一発勝負ということで気持ちを完全に切り換えており、アウェーの雰囲気に飲まれるということもないので、ウォームアップするジュビロの選手たちは、自信と決意に満ちた、非常に良い表情を見せていた。第1戦の前半と同じように、ジュビロが中盤のプレスで勝り、ボールを奪った後素早い攻撃を仕掛ける戦いを90分間続ければ、自ずと勝利を手にできるはずだ。非常に大きな注目が集まる大勝負だけに、何が起こるか予想もつかないが、その中でも勝ちきる強さを、ジュビロの選手たちは持っているはずだ。
  • 15分まで
  • 両サポーターの応援でスタンドが地震のように揺れる中、ジュビロののキックオフで、いよいよ歴史に残る試合がスタート。1分/鹿島の左サイドからのFK→小笠原が蹴って、ニアで服部がクリアしきれなかったが、ヴァン ズワムがしっかりとキャッチ。3分/西の右からのセンタリング→DFの間をうまく通り抜けて、2列目から飛び込んだ藤田がシュートするが、DFに当たる。立ち上がりは、第1戦よりも鹿島が激しいプレスをかけてきており、中盤での主導権の奪い合いは、完全に五分五分。ジュビロは、両サイドの西と金沢のポジションがやや低く、慎重に序盤戦を戦っている。10分/ジュビロの右サイドからのFK→服部が遠目から直接狙ったが、ゴール左に外れる。11分/右から中に切れ込んだ西が、逆サイドを上がった奥にドンピシャのパス→しかし、奥が処理をミスしてゴールラインを割る。ジュビロのパスが徐々にきれいに回るようになり、良い形ができ始めている。
  • 30分まで
  • ジュビロが中盤のプレスで上回るようになり、流れはジュビロに傾いてきた。しかし、中盤でのミスがやや多く、鹿島はそこを狙ってカウンター攻撃を仕掛けている。21分/右サイドに流れた藤田が、西のスルーパスを受けて、角度のないところからダイレクトシュート→ボールはサイドネットに突き刺さる。試合はやや膠着してきたが、わずかな集中の乱れが、即失点につながるという緊張感に満ちている。また、チャンピオンシップ男の中山は、今日も左右によく動いて攻撃の基点を作っている。25分/ゴール正面30m強からの鹿島のFK→小笠原が直接狙ったが、ヴァン ズワムが外に弾きだす。その後の左CKもヴァン ズワムが大きくパンチング。27分/プレスの網がかからなかったところから名良橋が右サイドを上がり、センタリング→ニアに中田が飛び込みヘディング→わずかにゴール右に外れる。両チームを通じてここまででもっとも決定的な場面。危なかった! 28分/福西がサイドからのボールを受けてペナルティエリア内右に飛び込むが、秋田に阻まれ、シュートは打てず。30分/速攻から右に展開し、西が早めのクロス→ボールが大きすぎて、中山と奥の上を越える。
  • 45分まで
  • 34分/左サイドを上がったアウグストのクロスをファーの平瀬が頭で折り返すが、ヴァン ズワムが冷静にキャッチ。36分/左サイドからの鹿島のFK→小笠原がニアにボールを入れたが、しっかりしたマークで弾き返す。しかし30分を過ぎたあたりから、鹿島のプレスが効いて、ジュビロがなかなか攻めの形を作れなくなってきた。39分/奥のうまいポストプレーから西が右サイドを突破し、センタリング→ファーに飛び込んだ藤田が、ヘディングするが、DFが身体に当てて防ぐ。残念。44分/服部が左サイドをオーバーラップし、センタリング→中山にぴったりと合ったが、秋田もしっかりとマークについており、自由にヘディングできず。そして、ほとんどロスタイムなくモットラム主審の長い笛。両者やや慎重な戦いを見せながらも、スリリングな展開が続いた前半は、がっぷり四つの状態のまま0-0で終了した。
  • 60分まで
  • 鹿島のキックオフで、いよいよ本格勝負の後半がスタート。0分/鹿島の左サイドからのFK→ニアでカットしてCK。その後のCKも万全の守りでクリア。鹿島はセットプレーでの得点が大きな狙い目であるため、ジュビロも非常に慎重な守りを見せている。この間の競り合いで服部が倒れたが、無事に立ち上がる。3分/奥のダイレクトでのスルーパスから藤田が裏に抜け出したが、その前に曽ケ端がキャッチ。4分/ペナルティエリア前に上がった福西が右足でミドルシュート→DFに当たってゴール左に外れる。【交代】5分/ビスマルク→本山。今日は、鹿島のほうが先に動いた。6分/ジュビロの左サイドからのFK→後方から走りこんだ西が中央でコースを変えたが、ゴール右に外れる。惜しい! 7分/鹿島の速攻で、本山が左サイドからセンタリング→ファーの平瀬にきれいに通るが、大岩が素晴らしい守りでシュートを打たせず。交代で入った本山が鋭い動きでチャンスに絡んでおり、ジュビロにとっては危険な存在。鹿島の左サイドからの攻撃が活発になり、前半よりもスリリングな攻防が続いている。14分/右サイドでボールをキープした中山から西に折り返し→西がそのまま中に入って右足シュート→GK曽ケ端に阻まれる。立ち上がりの激しい攻防が一段落し、中盤がややワイドになってきた。
  • 75分まで
  • 17分/アントラーズが中盤のカットからカウンター→中央をドリブルで上がった小笠原がスルーパスを狙うが、鈴木がしっかりとカット。17分/ペナルティエリア前中央の本山にきれいにパスが通り、本山が1人かわしてフリーでシュート→ゴール右に外れる。完全にやられた場面だったが、シュートミスに救われる。危ない! この時間帯は鹿島が中盤の出足で上回り、完全に主導権を握っている。20分/ペナルティエリア前左から小笠原が強烈なミドルシュート→ヴァン ズワムが足でクリア。本山の投入以降、ジュビロの中盤のバランスが崩れて、かなり守勢になっている。25分過ぎからジュビロが徐々に落ち着きを取り戻し、じっくり回して体勢を整え、自分たちのリズムを作り直そうとしている。
  • 90分まで(延長へ)
  • 34分/パスした服部に遅いタックルを仕掛けた熊谷にイエローカード。35分/ジュビロのカウンターで奥が左からクロス→ファーの中山が頭で折り返し、藤田が飛び込むが、西と重なってしまい、シュートを打てず。残念。36分/鹿島の右サイドからペナルティエリア内の柳沢にきれいにパスが通り、ゴール正面でフリーでシュートを打たれるが、バーの上に外れる。これも完全にやられた場面だったが、再びシュートミスに救われた。【交代】38分/藤田→前田。ついに鈴木監督も大胆な動きを見せた。39分/左からのボールを中央の中山が後ろに落とし、前田がミドルシュート→GK正面。形としては、中山と前田の2トップで、奥がトップ下に下がっている。【交代】41分/平瀬→長谷川。42分/小笠原が、中央からロングシュート→DFに当たってコースが変わったが、ヴァン ズワムが横っ飛びでキャッチ。43分/鹿島の左からのセンタリング→逆サイドから折り返しが入り、本山が左足で低いシュート→ヴァン ズワムがファインセーブで防ぐ。非常にスリリングな展開のままロスタイムに突入。そして、ちょうど2分のロスタイムで後半終了の笛が鳴る。行き詰る大熱戦の決着は、0-0のまま延長戦に持ち越された。
  • 98分まで
  • 両者気合を入れ直して、鹿島のキックオフで延長前半がスタート。延長に入っても、両チームとも疲れを見せず、スキのない攻防を展開。息苦しいようなスリリングな戦いはまだ続いている。3分/ペナルティエリア前で前田がうまい反転からドリブルでペナルティエリア内に入り、DFに当たられてこぼれたところを西がシュート→決定的な場面だったが、GK曽ケ端のスーパーセーブに阻まれる。惜しい!! 5分/鹿島の左CK→ファーに良いボールが入ったが、DF陣が必死のクリア。6分/鹿島の左からのクロス→ファーにフリーの選手がいたが、金沢がその前で身体を投げ出してクリア。7分/鹿島の右CK→中央で長谷川がヘディングで押し込むが、今度はヴァン ズワムがスーパーセーブで防ぐ。
  • 【Vゴール】
  • 10分/ペナルティエリア前やや左25mの鹿島のFK→これを小笠原が蹴り、ゴール右に鋭いシュートが突き刺さる。歴史に残る激闘は、やはりセットプレーで決着がつき、最後まですべてを尽くして戦ったジュビロの選手たちがピッチにばったりと倒れこんだ。
  • 鈴木 政一監督
  • 選手たちは、本当に勝ちたいという気持ちと集中力を持って最後まで戦ってくれて感謝しています。私にもう少し勝負運があれば、延長に入ったときのチャンスで勝てていたという気持ちでいっぱいです。けっしてダウンすることなく、今までやってきたサッカーというものに信頼を持って、また新たにレベルを上げた、より強いチームにするよう頑張っていきたいと思っています。
選手、監督コメント
  • 鈴木 政一監督 
  • 選手たちは、本当に勝ちたいという気持ちと集中力を持って最後まで戦ってくれて感謝しています。私にもう少し勝負運があれば、延長に入ったときのチャンスで勝てていたという気持ちでいっぱいです。けっしてダウンすることなく、今までやってきたサッカーというものに信頼を持って、また新たにレベルを上げた、より強いチームにするよう頑張っていきたいと思っています。
  • 中山 雅史 
  • 普段やろうとしていることを貫こうとしたけど、後半はボールをもらう側が足が止まっている部分が多かった。いい形もあったと思うけど、そこで決めきれなかったことも弱さだと思う。(チャンピオンシップを通して)出だしは好調だったけど、最後のほうになってうまくいかない部分が出てきてしまった。そこもすべて含めてチーム力だと思うので、その部分をもっと強く鍛えていかなければいけないと思う。今日の時点はみんなも元気がないと思うけど、残された天皇杯に向かって、一戦一戦に強い意志を持って、強い情熱を持って臨んでいきたい。
  • 服部 年宏 
  • 2試合ともいい試合をやったと思うけど、結果を出さないとチャンピオンになれない。こっちにもチャンスがあったので、ちょっとした運とか、勝ちたいという気持ちで勝ったほうが勝ったと思う。FKで決められたことよりも、それまでの過程が悪かった。まだまだ改善の余地はあると思う。
  • 藤田 俊哉 
  • 最後に笑いたかったけど……悔しい。勝敗を分けたのは、最後のFKが入ったかどうかということ。どちらが勝ってもおかしくないような試合だった。アントラーズも決定的な場面を2、3回失っているし、僕らがついていた部分もあったと思う。そんなにやられたという感じではないけど、後半はアントラーズのほうが良かった。
  • 金沢 浄 
  • 悔しかった。残念です。ちょっとミスが目立って、うまくリズムを作れなくて、相手のペースで試合が終わったという感じがあった。次でこの借りを返したい。