2021新体制発表記者会見

2021 1/17
チーム

1月18日(日)、ヤマハスタジアム記者会見室で「2021新体制発表記者会見」を行いました。

  • ※森岡 陸選手は、リモートでの参加をしております。
  • ※ファビアン ゴンザレス選手は、来日前のため会見を欠席しております。

新体制発表会
新体制発表会 新体制発表会

会見の様子(動画)はこちら_グレー
  • ※1月24日(日)以降に閲覧制限なしで公開予定です

代表取締役社長 小野勝

代表取締役社長 小野勝

本日は2021年、新体制発表記者会見にご参加いただきありがとうございます。
我々は昨年、J1復帰ということを皆様にお約束してスタートしたのですが、それを果たすことができず、本当に申し訳ございませんでした。今年は必ずJ1に昇格するという想いを踏まえて、まずは皆様にスローガンの発表をしたいと思っています。今年のスローガンは『UNITE FOR WIN 集結せよ、勝利のために!』です。これを掲げて1年間戦います。選手、チームスタッフ、フロントスタッフ、サポーター、スポンサー、地域の皆様、ジュビロを愛する全ての皆様のパワーを集結させて、ナンバーワンでのJ1昇格を達成するという意味が込められています。スローガンのブルーの文字を順番に読みますと、ナンバーワンを意味しています。勝利のために、一人ひとりが『FOR WIN』、勝利のために行動が繋がっているのかを意識しながら、1年間全ての皆様のパワーを集結させて戦っていきます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

次に、今年の強化の方針を大まかに説明いたします。今年は『FOR WIN』というものに対して、選手、スタッフ全員が勝ちにこだわるという視点に基づいて評価してきました。それを踏まえて、得点力アップを見越してメンバーを選ぼうと。もう一つは、バランスの取れたチームをという部分です。若手、中堅、ベテランといった年齢も、そしてポジションもバランスの取れたチーム作りを目指し、1年間戦っていく体制を整えたと考えております。また、まだ発表はできていないのですが、今、外国籍選手との交渉を続けております。もうしばらくお時間をいただいて、この体制に追加していくことを考えていることをお伝えいたします。

そして、サポーターの皆様にお伝えしたいのですが、このコロナ禍の中で、昨年は非常に難しい応援スタイルをお願いすることになりました。その中でもジュビロサポーターの皆様は本当にルールをしっかりと守ってくださいました。観客の中から1人の感染者も出すことなく、ルールに基づいた応援をしていただき非常に感謝しています。今年考えているのは、練習の公開の仕方です。これまでは大久保グラウンドに来ていただいて練習を見学していただいていたのですが、今年はチームの練習環境にもよるのですが、なるべくヤマハスタジアムを使って練習を公開したいと考えています。もちろん、皆様の感染予防をするために色々な形で、例えば予約をしていただき、距離を取って座っていただきながら、というようになると思いますが、練習から応援していただくことで、選手たちもより一層熱が入ると思いますし、その中で良いプレーをしてレベルアップした選手が公式戦のピッチに立つと。これが非常に大事だと思っているので、今年はそうしたことをやっていきたいと考えています。

続いて、経営に関してご説明をしたいと思います。昨年は、その前年に29万人のお客様が我々のホームゲームに来ていただき試合を開催できたのですが、昨年はコロナの環境下の中で、7万人のお客様を呼ぶことが限度でした。しかもシーズンシートホルダーの皆様にも、それをお返ししたことも含めて、来ていただく機会を作ることも難しかったと思います。そういったことも含めて、ジュビロの収入が非常に厳しい状況にあったことも事実です。加えて、スポンサーの皆様も非常にコロナ禍で苦しんでおられる。そういう環境の中で、ジュビロの経営状況は非常に厳しいものが、昨季の結果でした。今年もそれは非常に厳しい環境が続いています。ただ、我々は絶対に今年はJ1に昇格するんだということを胸に戦ってまいりますので、チームの運営に関しては力を入れて今回も強化を進めてきたつもりです。皆様においては、今年も応援をどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、今年は育成のところに非常に力を入れました。前田遼一選手、藤田義明選手、彼らはジュビロに非常に貢献してくれた選手たちです。なおかつ、人間的にも素晴らしいメンバーをU-15、U-18のコーチに据えました。育成のところでしっかり良い選手を育て上げ、それをどうやってトップチームに上げていくかということを、鈴木本部長が昨年とても力を入れてやってきてくれました。それを引き継ぎながら、育成のところでしっかり育てた中でトップチームに上げて、J1に繋げていくと。もちろん今回のキャンプでも育成メンバーをトップチームの練習に帯同させながら、また日々の練習でも交流を強くしながら、育成年代からトップへと、しかも今年は勝ちにこだわるということで、彼らがあるレベルに達しないと試合には出られないだろうと。そういうことも含めてこれから1年間戦ってまいりますので、これからも熱いご声援をよろしくお願いいたします。

鈴木秀人 強化部長

鈴木秀人 強化部長

強化部長の鈴木です。よろしくお願いします。今年の強化のポイントとしましては、昨年のチームをベースとして、特に攻撃のところでチームにプラスであったり、オプションが増えるように補強しました。なおかつ、即戦力、将来性のある選手を中心に補強し、納得のいく補強ができたと思います。今年のJ1昇格という目標に向かって頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

鈴木政一 監督

鈴木政一 監督

こんにちは。今年も監督を務めることになりました鈴木です。よろしくお願いします。
昨シーズン途中交代の中で、本当にジュビロらしいサッカーを求めたところで全体の部分を変えたところがあった中で、J1復帰というものを目指しながら選手と一つになって戦ってきたのですが、こういう結果になったことをまずは深く反省しております。ただし、かなり昨年からチーム、選手も非常にレベルの高いチーム力を持ったチームになりつつあります。ここに、さきほど強化部長からもあったラストパスやフィニッシュの精度、得点力というところで期待させるような選手補強をして、また明日からトレーニングが始まりますが、トレーニングの中でより質の高い組織力のある、チーム力のあるチームにどう持って行くか、選手の組み合わせも含めて準備をしていく中で、現段階では不安よりも楽しみを持った中でスタートできることについて、非常に感謝しております。ファン、サポーターの皆様には昨年非常に辛い想いをさせてしまいました。今シーズン必ずJ1に昇格して、今年の暮れには皆さんと喜びたいなと思っております。今後とも、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

FW/4 大津祐樹 選手

大津祐樹

横浜F・マリノスから移籍してきました大津祐樹です。今シーズン、J1昇格に向けて精いっぱい貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

MF/17 鈴木雄斗 選手

鈴木雄斗

はじめまして。川崎フロンターレから移籍した鈴木雄斗です。チームがJ1に昇格するために、自分が持っている力を還元し、強いチームを作ることができるように自分自身もやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

DF/25 森岡陸 選手

森岡陸

こんにちは。法政大学から加入した森岡陸です。J1昇格のため全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。

MF/28 鹿沼直生 選手

鹿沼直生

はじめまして。SC相模原から来ました鹿沼直生です。J1昇格にピッチの上で貢献できるよう、日々の練習から頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

MF/41 加藤智陽 選手

加藤智陽

フィンランドのACカヤーニから来た加藤智陽です。伝統あるクラブに加入できることにとてもワクワクしています。J1昇格のため、数多くの勝利を届けられるように尽力していきますので、よろしくお願いします。

サポーターの皆様から新加入選手への質問

――それぞれのストロングポイントを教えてください

大津:
チームのために貢献するプレーと、ハードワーク、そしてドリブルやゴールに直結する動きを見てもらえればいいかなと思っています。

鈴木:
ストロングポイントは、自分自身色々なポジションで今までプレーしてきたので、かなり色々なサッカーにフィットできる自信はあります。先ほど大津選手もおっしゃっていましたが、チームのためにハードワークをすること。そこを一番大事にしているので、そこをしっかり出していけたらなと思います。

鹿沼:
自分の特徴は、ボール奪取と運動量です。そこだけは誰にも負けないように頑張っていきたいと思っています。

加藤:
自分のストロングポイントは、アジリティと運動量です。そこをゴールや数多くの勝利に繋げられるように努力していきます。

森岡:
自分のストロングは、ボール奪取力と柔軟性を活かしたプレーです。大学サッカーではプレー強度が高い中でそういった部分を出していたので、ジュビロでもしっかり発揮していけたらと思っています。

――サポーターからどのように呼んでもらいたいですか?

大津:
基本的に、チームメイトや監督、スタッフからは“ゆうき”と呼んでもらうことが多いのですが、サポーターの方は大津でも祐樹でもどちらでも大丈夫なので、お好きなように呼んでもらえたら良いかなと思っています。よろしくお願いします。

鈴木:
僕は川崎にいたときに“ラルフ”と呼んでもらっていたのですが、実際は“ゆうと”と呼んでもらえたら嬉しいなと思っています。ただ、昨年松本山雅FCでプレーしていましたが、サポーターからは“鈴木”というコールをかけてもらっていました。なので、本当に自由にどうぞ(笑)。楽しみにしています。

鹿沼:
今まで“カヌ”と呼ばれてきたので、“カヌ”と呼んでいただければ嬉しいです。

加藤:
下の名前が“ちはる”というのですが、珍しいと思うので、“ちはる”と呼んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

森岡:
僕は“モリ”とか、“りく”って呼んでいただけたら良いなと思います。

――大津選手への質問です。今回ジュビロへの移籍を決意した理由を教えてください

大津:
僕自身3年間マリノスでプレーしたのですが、愛着のあるクラブ、大好きなクラブからジュビロに来ることは僕自身の中で挑戦だと決めて来ているので、必ず達成したいこと、言っていきたいのがJ1に昇格することです。ここを僕の中で今年のチャレンジとして、もちろんチームとしてもこの目標に向かって頑張れるように、チームの組織としてしっかりと戦って、サポーター、クラブ、選手、みんなの力でJ1に行けるように、それだけを考えてプレーしたいと思います。

――鈴木選手への質問です。昨シーズンはジュビロと2度対戦したと思います。磐田のサッカーと鈴木監督が目指すサッカーの印象を教えてください

鈴木:
昨年2度対戦しまして、最初にヤマハで試合をしたときは、かなりボールも握られて、個人のところでやられたところが多かったので、非常にやりにくいなという印象です。色んなチームと試合をしましたが、ジュビロは特にそういう印象が強かったです。2度目はヤットさん(遠藤保仁)が入って初めての試合だったと思うので、まだ完成されてなかったのかなと思いますが、試合を支配された印象があります。目指すサッカーについては、これから始まっていく中で監督が求めるサッカーに自分がフィットしていけたらなと思います。

――鹿沼選手への質問です。静岡学園高校出身だと思いますが、ジュビロの印象は?

鹿沼:
静岡県全体がサッカーに対する愛着が強い県だと思います。ジュビロへの注目度も高いと思っていましたし、そういうチームに入れるというのはすごく嬉しく思っています。

――加藤選手への質問です。鹿沼選手とは大学時代の先輩後輩の関係だと思います。後輩の鹿沼選手とのエピソードがあれば教えてください

加藤:
鹿沼選手とは大学時代、学部と学科、ゼミも一緒だったので、自分が勉学のアドバイスを出していたかなという印象があります。

――森岡選手への質問です。法政大での4年間で一番学んだことは何ですか?

森岡:
4年時にはサッカー部の副将を務めたのですが、人間的な部分で成長できました。サッカー面では、大学ならではのプレー強度を経験して、大きく成長できたと思います。

報道陣からの質問

――鈴木監督、鈴木強化部長に質問です。補強に関して点数をつけるなら何点ですか?

鈴木強化部長:
120点です。

鈴木監督:
100点です。

鈴木強化部長:
ポジションのバランスや年齢バランスもそうですし、個々に特徴があってチームにフィットするところもそうですが、今いる選手と新しく獲得した選手がチームのハードワークに対して、非常に意識が高いところが満足しているところです。

鈴木監督:
昨シーズンの反省、特に攻撃の得点というところを踏まえた中での補強という意味では、非常に素晴らしい選手を補強したと思っています。現場スタッフ全員が総力を挙げて良い準備をして、選手たちをピッチに立たせるだけだと思っています。

――遠藤選手の残留について

鈴木監督:
基本的には昨年もそういう話をしましたが、個々の選手の特徴を踏まえてどういう形で組み合わせるとどうレベルアップに繋がっていくのかというところでは、今やろうとしているサッカーにおいて、遠藤選手は非常に大きな財産、必ずチームに必要な選手だと思っています。

――外国籍選手については、さらに交渉中というお話がありましたが、どのポジションなのか。また、ファビアン ゴンザレス選手も含めて来日の時期は?

鈴木強化部長:
交渉中の選手に関しては、今後のお楽しみにしておいてください。外国籍選手の来日については、国が緊急事態宣言を出しているという状況を踏まえて、そこが解除され次第、早急に来られるよう準備しています。

――新加入選手の皆さんに質問です。中山雅史さんがトップチームのコーチで加入しますが、どんなことを教えてもらいたいですか?

大津:
僕自身、子どもの頃から憧れていた選手です。本当に素晴らしい選手であり、素晴らしい経験をしてきた選手だと思うので、コーチとして教えていただけるというのは僕自身すごく成長できるきっかけになるのかなと思っています。とにかく素晴らしい方なので、色々なものを吸収していきたいと思っています。

鈴木:
今、大津君が言った通りなのですが、みんなが知っている素晴らしい選手なのは間違いありません。コーチとして来ていただけるということなので、より多くのことを吸収したいと思っています。

鹿沼:
僕も同じなのですが、自分が小さい頃から知っている選手です。多くのことを吸収したいと思っていますし、個人としては昨年シュートを外し過ぎたので、シュートの極意を聞きたいと思います。

加藤:
日本サッカー界の誰もが知っているレジェンドなので、中山コーチからはメンタルの部分を数多く吸収できるようにしていきたいと思います。

森岡:
僕はディフェンスなので、中山選手からはFWの選手とどのような駆け引きをしたらいいのか、DFとしてどのようなプレーをしたら嫌かといったことを教わりたいと思います。

――鈴木監督に質問です。改めて昇格には何が必要だと考えていますか?

鈴木監督:
まずはしっかりとしたチーム戦術、統一した一体感のあるチーム力を大切にし、この中で個々の課題を探しながら、なおかつチーム作りをしながらやってきた部分があります。今シーズンに関しては、しっかりとした課題を持って、改善をしていくと。選手はもちろんですが、我々スタッフもそれが大事だと思っています。それぞれが成長した中で、本当にベストなチーム力を準備して、開幕に臨みたいなと思っています。

――鈴木監督に質問です。中山コーチは選手としての活動にこだわりを持っていましたが、コーチ就任の経緯を教えてください

鈴木監督:
サッカーって、先ほども言った通り、選手もそうですが個々の特徴をどう組み合わせてチーム力を上げていくのか、ということが大切だと思っています。これは指導スタッフも同じです。当然みんな良いものや才能を持っていて、それをどう組み合わせて選手に良い刺激、良い準備を与えられるかが大事だと。それを踏まえた中で、彼のメンタル面も含めて、課題としている得点力に繋げていけたらと思っています。彼が来てくれることは、本当にチームにとって大きいと感じています。

――鈴木監督に質問です。目標の順位と成し遂げたいことを教えてください

鈴木監督:
先ほど小野社長からもお話があったように、ナンバーワンというのが大きな目標です。最低でも2位以内。そこをしっかり目線に入れて、選手・スタッフ一体となって、戦っていきたいと思います。

――選手選手の皆さんに質問です。ジュビロで楽しみにしていること、静岡で楽しみにしていることを教えてください

大津:
僕自身ここに来たときに、すごくジュビロと街の一体感があるなということを感じていました。住んでみてすごく楽しいだろうな、というのは感じています。あとは本当に昇格して、サポーターの皆さんと一緒に喜べるときを楽しみに、1年頑張りたいと思っています。

鈴木:
サッカーの面では昇格に向けて、1年を通してサポーターの皆さんと良い状態で共に歩んでいけるようにしたいなと思います。サッカー以外のところでは、昨年松本にいたので、今の時期でもかなり暖かくてすごく住みやすいので、食べ物もおいしいと聞いていますし、家族と一緒に堪能したいなと思います。

鹿沼:
経験ある選手が多く、環境もすごく良いと感じているので、サッカーで成長できるよう、しっかり努力したいと思っています。また、個人的なところだと祖父母の家が浜松にあるので馴染みがあります。落ち着いて過ごしたいですし、うなぎが美味しいイメージがあるので食べたいなと思います。

加藤:
サッカー面に関しては、僕は2年ぶりの日本でのプレーです。オーストラリアとフィンランドで培った部分をどこまで披露できるかワクワクしています。また、フィンランドにいたときにカフェでのコーヒーにはまったので、磐田にあるカフェ巡りをしたいなと思っています。おすすめがあったら教えてください。

森岡:
サッカー面ではJ1昇格に向けて自分の良さを出すというところと、サッカー以外のところでは、大学時代はずっと東京にいたので久しぶりに地元に帰って来られるということで、友達と再会したりできることが楽しみです。あとは、さわやかのハンバーグを久しぶりに食べたいなと思います。

――選手の皆さんに質問です。個人として今季成し遂げたい目標や数字があれば教えてください

大津:
個人的な目標としては、ゴールやアシスト、数字はあまり考えていないですが、チームのためになれるような、もちろんチームのためにというのは個人のパフォーマンスがすごく大事になってくるので、そこを意識したいと思っています。また、年齢も上になるので、チームとして若手を引っ張っていけるような存在でいたいと思います。

鈴木:
昨年、松本では41試合に出場することができたのですが、改めて怪我というものにはすごくチームとして苦しんだシーズンだったので、個人としては怪我をしないこと、そういうところに焦点を当てて、日々やるべきことやっていきたいと思っています。何点取りたいとか何アシストという数字の目標は特に無いですが、チームが勝てるようにこだわってやっていきたいです。昨年の数字は絶対に越えたいと思います。

鹿沼:
カテゴリーは違いますが、昨年全ての試合に出場したこともあって、全ての試合に絡むことを目標に、まずは開幕スタメンを狙いたいと思います。そして、3ゴール4アシストという昨年の結果を越えられるように努力したいです。

加藤:
自分は左後方が主戦場ですが、ゴールやアシストも狙っていきたいです。そして1ゴール3アシストという昨年の結果を越えていきたいと思っています。

森岡:
自分もカテゴリーは違いますが、大学サッカーでやってきたことをプロの世界でもしっかり出すということが目標です。大卒という形ですが、それは関係無く最初からどんどん試合に出られるように頑張っていきます。

――鈴木監督に質問です。昨年ジュビロの総得点は58得点でJ2の中では6位でした。今季は何点くらいまで引き上げたいと思っていますか?

鈴木監督:
昨シーズンは全体的にみると、シュート数自体も少なかったと思います。突破からのチャンスメイクの数を多くしたいですし、ここの部分の改善をしないといけないと感じています。数多くのチャンスメイクをして得点に結びつける、これがサポーターの皆さんにも喜んでもらえることだと思いますし、J1昇格に繋がると思っているので、そこは非常にこだわっています。守備もそうですが、もう少し仕掛けてグループでも個人でもボールを奪うと。ここの精度をもう少し上げて、攻撃の時間を増やしていきたいと思っています。

――鈴木監督に質問です。“ジュビロらしいサッカー”というコンセプトやスタイルを言葉にすると、それはどのようなサッカーですか?

鈴木監督:
言葉で細かいところの説明をするのは難しいのですが、“クリエイティブでアグレッシブな攻撃サッカー”です。攻守に判断良く、個人で、グループで、チームでボールを奪って得点を取ると。そういうプレーができると、ジュビロらしいサッカーになっていくのではないかと思っています。