ジュビロ磐田2020シーズン お礼のセレモニー

2020 12/16
チーム

12月16日(水)、2020明治安田生命J2リーグ 第41節 FC町田ゼルビア戦~エコパマッチ~の後に、ジュビロ磐田2020シーズン お礼のセレモニーが行われました。

株式会社ジュビロ 代表取締役社長 小野勝

皆様、今日は今年一番の寒波が襲う中、ご来場ありがとうございます。そしてこの1年、ジュビロ磐田を応援いただき、本当にありがとうございます。
まず、今年J1に復帰するというお約束をさせていただきましたが、それを成し遂げることができず、本当に申し訳ございませんでした。コロナ禍で厳しい環境の中、選手たちはもちろんですが、サポーターの皆様も今まで通りの応援ができない環境の中、またリーグ再開時は無観客という今まで経験したことの無いシーズンを送ることになりました。
またクラブの中からも感染者が出たことで、皆様には大変なご心配をおかけいたしました。大変申し訳ございませんでした。ここで少しその経緯をご説明させていただきます。アウェイ徳島戦の朝に2人が友人から陽性の連絡を受け、すぐにチームに伝えてくれたので、我々は迅速に対応することができました。それがそのままチーム内で広がっていれば、感染者が4人で収まらずにさらに大きな被害が出ていた可能性があります。すぐに伝えてくれたおかげで、ドクターは2人を隔離する判断をし、チーム運営メンバーがPCR検査の準備をし、その後の試合では厳しい状況におかれましたが、最小限の被害で終息させることができました。ただ、感染者を出してしまったことについては申し訳なく思っておりますが、そういう対応があったことはご承知おきください。
また、このコロナ禍においてたくさんの方々に助けていただきました。試合運営をしてくれているジェイ・プラッカの皆様、船越ドクターをはじめとする聖隷浜松病院の皆様、静岡県西部保健所の皆様、色んな方々に助けられて、チームが何とか1年間活動することができました。それと共に、サポーターの皆様にはクラウドファンディングで2,500名以上の方々から、またシーズンシートホルダーの皆様からもたくさんのご援助をいただき、選手たちはチャーター便を利用して厳しい日程の中での試合に臨むことができました。また、チーム内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たあとのPCR検査等にも使わせていただきました。本当にありがとうございました。
最後に、「今年はJ1に上がれなかったが、来年はどうやって上がるんだ。この先どうやってジュビロを強いチームに戻していくんだ」ということが、皆様が一番聞きたい大事なポイントであると思います。ただ、今日の試合で見ていただいたように、今チームは新しい監督のもと、必死になって今のゲームを戦っています。あともう一戦、最終節が残っています。彼らはまた一生懸命、勝利を目指して頑張ってくれます。最終節が終わった後に、もう一度そこにちゃんと向き合った形で、皆様にお伝えできればと思っております。あともう一戦、彼らと共に頑張ります。来年も含め、どうか皆様の温かいご声援・ご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございました。

大井健太郎選手

まず今年1年、コロナの大変な中でも多くのサポートをしてくれたサポーターの皆様、スポンサーの皆様、ボランティアの皆様、全ての人に感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。そして今日も寒い中、足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
今日は勝利を届けることができて良かったと思いますが、このシーズン悔しい思いばかりで、先ほど社長の話にもありましたが、1年でのJ1復帰を約束した中、チームの成績は満足のいくものではありませんでした。選手としても、皆様から大きな支えをいただいた中で、J1復帰という結果で皆様に感謝の気持ちを伝えることができずに、本当に申し訳なく思っております。
しかし、ただ下を向いているだけで、来年強いチームになれるわけではありません。自分たちで精一杯努力し、もちろん今年も努力はしましたが、それで足りないというならまたそれ以上の努力をし、より強いチームに、強いクラブになって、来年J1に上がれるよう、精一杯の努力をしていきたいと思います。
来年も熱い応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。