6/13(土) 練習試合 vs. アスルクラロ沼津

2020 6/13
チーム

6月13日(土)ヤマハスタジアムで行われた、アスルクラロ沼津との練習試合の結果をお知らせいたします。

1試合目 前半・後半 各45分

ジュビロ磐田 3 - 1 アスルクラロ沼津
1 - 1
2 - 0

前半

  • スコア
    ジュビロ磐田 1-1 アスルクラロ沼津
  • 得点者
    4分・アスルクラロ沼津
    35分・ルリーニャ

後半

  • スコア
    ジュビロ磐田 2-0 アスルクラロ沼津
  • 得点者
    20分・中野 誠也
    41分・山田 大記

2試合目 前半・後半 各45分

ジュビロ磐田 5 - 0 アスルクラロ沼津
1 - 0
4 - 0

前半

  • スコア
    ジュビロ磐田 1-0 アスルクラロ沼津
  • 得点者
    38分・上原 力也

後半

  • スコア
    ジュビロ磐田 4-0 アスルクラロ沼津
  • 得点者
    3分・三木 直土
    13分・小川 航基
    30分・上原 力也
    45分・小川 航基

試合後コメント

フェルナンド・フベロ監督

――試合の総括
まず、前半は非常に試合が拮抗していて、なかなか点が入らない状況でした。1点入りましたが、その後がなかなか続かない、沼津さんもとても良いチームでそういう展開が続きました。後半我々が多くのスペースを作ることが出来、それを利用してゴールを奪うことが出来ました。全体的に非常に良い試合が出来たと思っています。

――2得点を決めた上原選手と小川航基選手の評価は?
まず小川航基については、皆さんもご存知の通りゴールをいつも決めてくれる選手です。今日も2ゴールを決めてくれたと。小川航選手はそれ以外でも良いチャンスを作ってくれました。上原選手については、チャンスがあればペナルティエリアの中に入っていけと言っていて、上手く仕掛けてくれたことで、今日は2ゴールを決めてくれたと思います。この2人はもちろんですが、チーム全体が非常に良い仕事をしてくれたことで、今日のような結果を得ることが出来ました。でも、まだまだ通過点です。再開に向けてしっかりと準備をし、まだまだ上げていかなくてはいけません。

――初の試みとなったリモート応援について
聞こえてきた応援や声は、非常に我々の助けとなりました。無観客でやるということは、雰囲気が違うところでやらなくてはいけませんが、今日スタジアムから聞こえてきたのは、あたかも観客やサポーターがいるような感じの声でした。今日のテストは非常にポジティブにとらえて良い、そういう結果だったと思います。

――高卒ルーキー3人を起用しました。連戦を見越してでしょうか?
まず、日程というのが非常に過密で、連戦続きだということです。たくさんの試合をこなさないといけないので、選手たちには「全ての選手が我々には必要だ」と伝えています。各ポジションで固定するのではなく、いつも交代の選手を準備しておくことが大事です。今は色々な選手を使いながら連戦に備えているところです。

――高卒ルーキーの3人は練習から良いパフォーマンスを見せていたのでしょうか?
そうですね。実際に練習で非常に良いものを見せてくれていました。もちろんそれは、他の選手たちも同じですが、そこに引けを取らないくらい良いパフォーマンスを見せてくれています。若い選手たちですし、まだまだポテンシャルがあり、伸びしろもあります。どこかのタイミングでみんなが力を貸してくれると信じています。

――後半多くのスペースを有効に使うことが出来た要因は?
まずは我々がリードして後半に入ったので、相手は同点、逆転を狙ってきました。そういう試合展開になると、我々がスペースを作りやすくなります。それを上手く使ってゴールを決めることができました。もちろん自分たちもスピードを使ったり、チームとしてコレクティブな動きをしたことで、ゴールを決めることが出来ました。

――試合途中に三木選手に何か指示をしていましたが、何を伝えたのですか?
まずは落ち着いて試合をしなさいと伝えたことと、スペースがどこにあるのか、スペースを見つけるようにと言いました。いつもやっているようにやればいいと。スペースを見極めて、そこでプレーをしなさいと。彼は若いですが非常に能力のある選手なので、信じてプレーをしなさいと伝えました。

MF7 上原 力也選手

――開幕戦から少しメンバーが変わりましたが、自身の役割も変化しましたか?
立ち位置が少し前になったり、攻撃に絡む回数が多くなったりといった感じです。少しビルドアップなどの立ち位置を流動的に動いたりすることが、前よりも多くなったかなと思います。

――リーグ再開後は連戦が続きます
これから連戦が続く中で、選手の厚みというのは大事になってくると思いますし、中断期間で色々な選手が絡んできたり、主張してきている中で、選手層の厚みというのは前より増したんじゃないかと思います。

――初の試みとなったリモート応援について
やっぱり声援があるのと無いのとでは気持ちの持ちようと言いますか、モチベーションも少し変わってきます。今日は、スタジアムが満員で埋まっている、まではいかないにしてもそれに近い応援が僕たちの背中を押してくれるリモート応援だったのではないかと思います。試合が始まると聞くことはなかなか難しいですが、試合前の応援に気持ちが高ぶりました。

――カウンターの起点になるシーンが多かったと思います
そうですね。奪ってからのカウンターというのはJ2を戦っていく上で凄く大事な要素になってくると意識していました。そういったシーンから点が取れたことは自信になると思います。なにより久々の90分、ナイターでの試合で勝てたことが良かったです。

FW9 小川 航基選手

――まずは2得点の感想を
他にも取れるチャンスがあったので、決めなければいけない、もっとやらないといけないと思っています。その中で2得点出来たことは少なからず自信にはなったかなと思います。

――この中断期間をどう活かしてきましたか?
こういう期間にしか出来ないことはたくさんありました。身体の面では試合が毎週ある中では出来ないことに取り組んで、サッカー以外の部分では自炊だったり食事の面で身体にどういった栄養を与えないといけないのか、といったことを学びました。どうしても日頃よりもトレーニングの強度が落ちるので、脂肪分の多いものはなるべく控えるなど、本当に基本的なことですが、意識していました。

――リモート応援についてはいかがでしたか?
率直に言うと、素晴らしいと思いました。こういう機会はなかなか無いですし、こういった活動を行ってくれるスタッフの方々や関係者の方々に感謝したいと思います。選手にとっては、声や応援があるのと無いのとでは全く別物です。今回凄く良い経験というか、僕はとても良いと思います。本当にサポーターがいるわけではないのですが、DAZNの映像越しに喜んでいる人たちの姿が歓声として自分たちのところまで伝わってきました。素晴らしいシステムだと思います。

――1点目のゴールについて、どのようなイメージでしたか?
まず僕のプレーエリアを確保するために膨らんでボールを受けて、勝負を仕掛けようと思っていました。受ける前からゴールシーンまで全てがイメージ通りでした。パスも非常に良くて、自分の形に持っていけたのではないかと思います。

アスルクラロ沼津 今井雅隆 監督

――試合の総括
大量と言うべき失点の中で、色々な問題が起きたと思います。クラブが目指す方向、今年になって取り組んでいること、やり続けていく中で、ジュビロさんのような相手とやると、ミスも含めて判断力や立ち位置の問題など色々な細かい問題があからさまになってきてしまうので、もっと精度や技術を上げていきたいと強く感じました。
また、このような環境の中で、スタジアムで試合が出来たことに感謝しています。