NEWS
2026.01.22
クラブ
1月21日(水)Jリーグ新人研修の一環として、若手選手およびクラブスタッフが、鹿児島県南九州市にある「知覧特攻平和会館」を訪問しました。
館内には、太平洋戦争末期に特攻作戦で出撃した隊員の遺書や手紙、写真、遺品などが展示されており、当時を生きた一人ひとりの存在や思いが、今を生きる私たちに静かに語りかけてきます。
今回の研修では、展示や資料を通じて、特攻隊員の多くが10代後半から20代前半という、現在の若手選手とほぼ同じ年代であったという事実に触れました。
未来や可能性がある中で、仲間や家族、そして国を思いながら出撃していった彼らの姿は、決して過去の出来事ではなく、「今をどう生きるか」「与えられた役割にどう向き合うか」を私たちに問いかけるものでした。
本研修には、ジュビロ磐田CRO山田大記も同行し、振り返りのワークショップのファシリテーターを務めました。
山田CROは、現役時代に行われた鹿児島キャンプ中、自身もこの知覧特攻平和会館を訪れた経験があることを選手たちに伝え、「当時感じたことが、今も自分の中に残っている」と語りました。
研修後の振り返りでは、選手一人ひとりがそれぞれの視点で感じたこと、考えたことを言葉にしました。
「今、サッカーができている環境は決して当たり前ではないと気づいた」
「感謝の気持ちを、プレーや日々の行動で示していきたい」
「与えられた時間を無駄にせず、覚悟を持って競技に向き合いたい」
といった声が聞かれました。
そこに共通していたのは、感情の大きさよりも、自分自身の在り方を見つめ直そうとする静かな意識でした。サッカー選手としての成長だけでなく、一人の人間としてどう生きるかを考える、貴重な時間となりました。
ジュビロ磐田は、「挑戦」「利他」「研鑽」「感謝」「完遂」を、クラブとして大切にしているValueとして掲げています。今回の研修は、選手たちの言葉や姿勢を通じて、そのValueが日常や行動の中でどう表れていくのかを、あらためて確認する機会となりました。
この経験で得た気づきや想いを、日々のトレーニングや試合、そして日常の行動の中で体現していくこと。その積み重ねが、ピッチ内外での成長に繋がり、クラブとしての価値を高めていくと考えています。
ジュビロ磐田は今後も、フットボールを通じて学び、考え、行動する機会を創出し、地域・社会とともに歩んでまいります。
一覧に戻る