2019年 試合速報

明治安田J1 第34節 vs. ヴィッセル神戸

試合ハイライト
vissel
vissel

14 勝
5 分
15 敗
61 得点
59 失点
勝点 47

4
  • 1
  • 0

  • 3
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

8 勝
7 分
19 敗
29 得点
51 失点
勝点 31

前半
ルーカス ポドルスキ
36分
ハーフタイム 後半
1分
藤川 虎太朗
荒木 大吾
6分
アダイウトン
ジョアン オマリ
小川 慶治朗
23分
ダビド ビジャ
30分
ルーカス ポドルスキ
33分
34分
小川 大貴
大久保 嘉人
36分
上原 力也
針谷 岳晃
ダビド ビジャ
田中 順也
38分
ルーカス ポドルスキ
40分
ルーカス ポドルスキ
増山 朝陽
45分
18
飯倉 大樹
22
西 大伍
24
酒井 高徳
33
ダンクレー
44
ジョアン オマリ
5
山口 蛍
6
セルジ サンペール
25
大﨑 玲央
7
ダビド ビジャ
10
ルーカス ポドルスキ
16
古橋 亨梧
SUB
1
前川 黛也
3
渡部 博文
20
増山 朝陽
27
郷家 友太
35
安井 拓也
13
小川 慶治朗
21
田中 順也
監督
トルステン フィンク
1
八田 直樹
24
小川 大貴
25
大南 拓磨
33
藤田 義明
13
宮崎 智彦
14
松本 昌也
15
アダイウトン
26
藤川 虎太朗
30
上原 力也
40
エベシリオ
39
ルキアン
SUB
36
三浦 龍輝
37
ファビオ
19
山田 大記
23
山本 康裕
27
荒木 大吾
34
針谷 岳晃
22
大久保 嘉人
監督
フェルナンド フベロ

25,243
スタジアム名 試合日 キックオフ
ノエスタ 12/7(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 松浦 敏夫 家本 政明
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 唐紙 学志 馬場 規
気温 湿度 第4の審判員 記録員
10.9度 42% 大坪 博和 村上 伸也
16 シュート 13
7 ゴールキック 7
8 コーナーキック 3
5 直接FK 9
0 間接FK 2
0 オフサイド 2
1 PK 0

前節の名古屋グランパス戦、ジュビロはホームで勝利を収めたが、他会場の結果によりJ2への降格が決まってしまった。ゲームキャプテンとしてチームを支えてきた大井健太郎は、「本当に申し訳なく思っています。個人としてもチームとしても、足りないところが多かった。この結果をしっかりと受け止め、1年でJ1に戻って来られるように頑張っていきます」とジュビロサポーターの前で想いを述べた。大井の言葉にもあるように、この悔しさを必ず来シーズン晴らしていかなくてはならない。そのためにも、今日のリーグ最終戦はフベロ監督のもと積み上げてきたものをしっかりと示し、勝利を手にしたい。

スターティングイレブンは、GKに八田直樹。最終ラインは、小川大貴、大南拓磨、藤田義明、宮崎智彦。中盤には、上原力也、エベシリオ、松本昌也、藤川虎太朗が入り、前線はアダイウトンとルキアンが務めそうだ。注目は、リーグ戦初先発となるエベシリオ。前節の名古屋戦で後半途中から出場すると、巧みなボール捌きからチャンスを演出するなど、チームの攻撃を活性化させた。今日も得点に絡むような活躍に期待が集まる。

キックオフはこのあと14:00。ノエビアスタジアム神戸周辺は晴れ。ジュビロは直近の5試合で3勝1分1敗と、確実にステップアップを遂げている。リーグ戦最終戦、勝利はもちろんだが、来シーズンへと繋がる手応えを得てシーズンを締め括りたい。

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フェルナンド フベロ 監督

――試合の総括
今日は、ヴィッセル神戸さんという偉大なチーム、偉大な選手のいる試合でした。前半は神戸さんがかなりのボールポゼッション率でプレーし、1点を取られて前半を終えました。我々は後半になってかなり良くなったと思います。同点ゴールを決めましたし、たくさんのチャンスを作れたと思います。しかし途中、我々が押し込んでいた良い時間帯だったにも関わらずPKで1点取られてしまいました。そのため我々は前に出ていくしかない状況となり、空いたスペースと、高い質を使って追加点を決められてしまいました。

――ロッカールームではどんな言葉をかけたのか?
まずは落ち着いてプレーしようと言いました。相手にボールを握られると、質が高いのでそこを注意するようにとも伝えました。それから相手が気持ち良くボールを回すことを阻止するためにも、しっかりと前からプレッシャーに行こうと。
試合後は選手たちの努力に感謝の言葉をかけました。そしてここからしっかり休んで、1日でも早くJ1に戻る努力をしようと伝えました。

――今日の結果をどうとらえるか?
もちろん最終戦なので勝って終わりたかったという気持ちは強かったのですが、勝てなくて残念です。ただ、神戸さんを相手にかなり良い場面を作れましたし、良いものを見せられたと思います。

――今シーズンの総括と来季の目標を
私が就任してからの11試合のみの話しか出来ませんが、自分が来た時はチームがかなり沈んでいて、選手も自信を無くしていたことは事実です。ただその後、我々は努力をして何試合か勝利することが出来ました。そして選手も良いパフォーマンスを見せて自信を取り戻せた試合も何試合かありました。
来季については、1日でも早くJ1に戻る、当然1年で戻るつもりですけど、1日でも早くそれを達成することを目標にしてやっていきます。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――試合を振り返って
最後しっかり3連勝して終わりたかったですが、結果勝てなくてやっぱりまだまだ力不足だなということを痛感しました。その中でも点を取る前とその後10分くらいは自分たちのペースで試合を進められたので、それを最初から出来ていれば良かったと感じています。

――ハーフタイムはどのような声掛けを?
まずは追いつくことを心掛けてやっていましたし、自分たちは勝ちに来ているので、まずは1点取って、そこから逆転しようと。あとはミスを恐れず楽しみながらサッカーをして、ここで勝って帰ろうという話をしていました。

――シーズン終盤、良い部分もたくさん出てきたのでは?
そうですね。ただ、完勝したという試合は自分自身正直ありませんでした。結果として、勝たなくてはいけない状況で数試合勝てたという部分については、窮地に追い込まれてからでは遅いということを痛感しました。どの試合も、前節の名古屋戦くらいを最低限のベースにやっていかなくてはいけないと感じています。

――自身のコンディションについて
試合に出られない時間の方が長かったですが、もちろんその間もいつ声を掛けられても試合に出られる準備はしていました。公式戦となると練習では味わえないこともあるので、試合に出続けることでコンディションも上がってきましたし、戦術眼のようなものも、やっているうちに上がってきていました。もちろん周りの助けがあってこそですが、そこは良かったところかなと思います。まだまだの部分は多いですが、もっと自分の強みを出していけたらなと思います。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――試合を振り返って
前半は特に自分たちが良くなかったですし、自分たちで苦しめてしまいました。後半立て直して、普通に戦えていたと思うので、正直もっとやれたと思う試合でした。結果として1対4というのは、自分たちのミスからの失点でしたし、反省すべき点は多々あります。それを次に繋げたいと思います。

――前半良くなかったところは?
相手が前から守備に来たときに、もっと一つ飛ばすパスを選択したり、パスをもらう人ももちろんそうですけど、距離感とバランスが良くなかったかなと思います。守備に関しても、はめて前から行った方が良かったのかなという反省点があります。

――今シーズンを終えて最下位という結果について
本当に順位通り、力不足だったというのが一番です。自分もリーグ戦に全試合出ていますし、責任というのは非常に重く受け止めています。また練習して、チームを勝たせられるような選手になりたいと思います。

――全試合出場した中で得られたことは?
もちろんジュビロに来て、1シーズン出場出来たということは、今シーズンの始め、キャンプから自分の中で目標にしていたことなので、最低限の目標が達成出来たという部分はあります。ただ、それ以上にやはり悔しいというか、もっと出来た部分もあるし、もっと自分が引っ張っていける部分もたくさんあったと思います。そういった部分が足りなかったから降格してしまったという事実をしっかり受け止めて、また一からやっていきたいと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン ――試合を振り返って
序盤は引き気味になってしまったところがありました。1失点目を喫してから、やっと前に行こうという意識が生まれて、自分たちがやろうとしているサッカーを見せることが出来ました。その中で1点が入ったので、自分の中では良いゴールだったと思います。もちろん、この結果は自分たちが望んでいたものとは違います。それでも、頭を上げてしっかりと来年のことを考えなければいけないと思います。

――ハーフタイムに修正したことは?
前半は引き過ぎていたので、前に行こうと自分たちで話をして、自分たちのサッカーを出すことを考えました。自分たちのサッカーというのは、しっかり前に行くこと、そのためにボールを動かすことです。それが後半は出来たので、良い時間帯をつくることが出来たと思っています。

――ゴールシーンについて
たしか自分の目の前には二人のディフェンダーがいましたが、とにかく枠に打とうという意識でシュートを打ちました。

――今シーズンを振り返って
シーズンを通して、負けてはいけない試合で負けてしまったり、勝点を拾えなかったところが最後まで大きく影響してしまいました、見直すところをしっかり見直し、そして修正し、来年に繋げていかなくてはいけません。

ヴィッセル神戸 トルステン フィンク監督
 

――試合の総括
まずは今日の試合をこのように勝てたのは大きかったと思います。ビジャ選手のセレモニーもあったので、勝利で終わりたいという想いもありました。試合内容に関しては、1対1にされた状況や、後半に入った最初のシーンなど苦しんでいた部分もあったので、全体的には4点取ったのですが、まだチームとして上達出来る部分もいくつかあるので、改善していかなくてはいけません。試合の中でチェンジをしてチームを変えて結果は良くなったのですが、まだまだ上を目指したいです。