2017年 試合速報
J1リーグ 第32節 vs.柏レイソル
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川又 堅碁
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オウンゴール
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櫻内 渚
上原 力也
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アダイウトン
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川辺 駿
松浦 拓弥
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中川 寛斗
栗澤 僚一
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中村 航輔
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キム ボギョン
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ムサエフ
上田 康太
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伊東 純也
ディエゴ オリヴェイラ
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小池 龍太
古賀 太陽
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
柏 | 11/18(土) | 14:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
良芝、水含み | 石田 久行 | 木村 博之 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
曇りのち雨 | 90分 | 八木 あかね | 平間 亮 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
13.8度 | 70% | 清水 勇人 | 高野 恵 |
7 | シュート | 12 |
14 | ゴールキック | 15 |
10 | コーナーキック | 3 |
12 | 直接FK | 9 |
1 | 間接FK | 6 |
1 | オフサイド | 6 |
0 | PK | 0 |
約3週間の中断期間を経て、今日からリーグ戦が再開。シーズンの結果を占うラスト3試合がいよいよ始まる。前節、横浜F・マリノス戦で勝利し、勝点を54まで積み上げたジュビロ。今日対戦する4位・柏レイソルとの勝点差は、わずかに1という僅差にまで迫った。今日敵地で勝利すれば柏との順位が入れ替わり、さらに上位へ食らいついて行くことでACL出場も現実味を帯びてくる。相手も同じくACL出場を狙う強敵だが、この大一番を制し、成長を示すとともにシーズンの集大成に向けての弾みとしたい。
ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKにカミンスキー。最終ラインは右から、高橋祥平、大井健太郎、森下俊。右のワイドに櫻内渚、左に小川大貴。ダブルボランチにムサエフと川辺駿。2シャドウに中村俊輔とアダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。
前節の横浜FM戦で2ゴールを決め、チームを勝利へと導いた川又は、「笛が鳴った瞬間からゴールに直結するようなプレーを見せたい」と気合十分。ここまでは、足の痛みを押しながらの出場が続いていたが、この中断期間にしっかりとコンディションを整えてきた。今日も頼れるエースの、ジュビロを勢いづかせるようなゴールに期待したい。
対する柏レイソルの予想フォーメーションは、【4-2-3-1】。GKに中村航輔。最終ラインは右から、小池龍太、鎌田次郎、中山雄太、輪湖直樹。ダブルボランチに、大谷秀和とキム ボギョン。中盤2列目に、伊東純也、中川寛斗、ハモン ロペス。1トップにクリスティアーノという並びか。
ハイプレスを仕掛けて、細かくボールを繋ぎながら厚みのある攻撃を展開してくる相手に対し、「両サイドバックが上がった裏のスペースを有効に使いたい」と勝利へのポイントを挙げる小川大貴。また、「引いて守るのではなく、自分たちから積極的に仕掛けてボールを奪いたい」と意気込みを語る。前線に強力なアタッカーが揃う柏だが、ジュビロとしては攻守でアグレッシブな姿勢を貫き、試合の主導権を握りたいところだ。
キックオフは14時。日立柏サッカー場の天候は雨。気温も低く冷え込んでおり、このあとさらに雨が強まる予報だ。ヤマハスタジアムで行われた前回のリーグ戦での対戦では、0対2で敗れたジュビロ。現在リーグ最少失点を誇るチームの守備を支えている大井健太郎は、「同じ相手に2回負けるのは悔しい。今日は無失点で抑えて必ず勝ちたい」と闘志を燃やしている。


――試合の総括
悔しい1失点だったとは思いますが、立ち上がりから60、70分位までは我慢強くゼロの時間を引っ張っていこうという中で、少し後ろに重くなりすぎたところを前半20分くらいから使われる回数が増えてしまったなと。ボランチの締めが非常に良くて、立ち上がりは真ん中に刺されることも無かったのですが、後ろに重くなったことによってボランチが前に出ていく距離が伸び、中が何回か空いてきてしまい、最大限ケアしなくてはいけないクリスティアーノ選手が真ん中にいるので、後ろの選手がなかなか自分で押し出せない、自分が出ていくことが出来ないと。そうした守備の中で重くなった原因が出来てしまったなと。そんな中での1失点だったと思います。
後半はシステムを変えて上原を投入したことによって、前向きなプレーが非常に増えたと思いますし、ゴールに向かっていく回数も良かったと思います。それから相手が特にトップ下、ボランチのところで起点を作りたいのに、(ジュビロの)潰しも早かったと思いますし、手元の集計では被シュートも1本だけだったと思いますので、組織的に守れていたのではないかと思います。後は1本決め切るか、決め切らないかだというところですけど、選手達に伝えたのは、残り2試合は1から出直しではなくて、今日の後半45分というのは、我々にとってはもの凄く有意義な45分だったと思うので、ああいったゲームをなるべく続けられるようにしていきたいと思いますし、テクニカルエリアで見ていて「みんな非常に楽しそうだな」と、「面白そうにサッカーをやっているな」というものが見えたので、それだけでも収穫があったと思います。
――悔しい敗戦になってしまいました
そうですね。完敗というほどの完敗ではなかったのかなと思いますし、前半だけ見れば相手のゲームでしたが、後半だけ見れば自分たちの方が押していたかなというゲームでした。レイソルのサッカーは、すごく走力を必要とするアグレッシブなサッカーなので、後半粘ればチャンスは多くなるかなと思っていた中で、前半に失点してしまったことがディフェンスとしての反省点です。後半フォーメーションを変えて、トップ下に入った(川辺)駿が相手のボランチにアプローチに行くことによって、相手の大谷選手がよくボールに触ってさばいていたところで、時間を作らせなかったところはチームとして良かった部分かなと。
ボランチのところで、非常に良いアプローチが効いていて、コースも制限されていたので、それが大きかったかなと思います。
――後半のサッカーを収穫として捉えていくために
また一週間後に試合がありますし、自分たちはチャレンジャーとしてこのJ1に臨んでいます。このまま何もできずに終わるのではなく、チャレンジして前からアプローチをかけて、後半のようなサッカーをするのが一番次に繋がると思います。もちろん勝利を第一に考えますが、0対0を求めるようなサッカーをせずに、やっていければなと。それが名波さんの目指すサッカーなので、ピッチに立つ選手はそれを体現しなければいけないと思っています。次節も、思い切ってトライして勝点3を取れるように頑張ります。
――後半途中からピッチに入り、惜しいシュートもありました
チャンスがあったので決めたかったですし、残念です。(上原)力也とイメージは合っていたと思うのですが、最後にボールが流れてしまってあまりシュートに力が伝わりませんでした。ああいう場面がもっともっと増えてきたら良いと思いますし、特に後半はそういうシーンが多かったと思うので、継続していきたいです。チームとして前に前にという意識は後半に入ってすごく強く出ていましたし、前向きなプレーの中でアイデアが出てきていたと思います。あとはそれぞれのストロングを出していけるように、そのためにチームとしてどうやってボールを回すかといったことを考えてプレーしていければと思います。
――悔しい敗戦になってしまいました
非常に悔しいゲームになりましたが、ただここで一切頭を下げる必要はないのかなと思います。後半の内容だけを見れば、次に繋がるような内容だったと思いますし、まだ残り2試合あります。その試合を全力で戦いたいと思います。
――柏からゴールを奪うために意識したことは?
監督からはある程度自由を与えられているので、そこは自分の持ち味をチームのために使うことを大切に心掛けてプレーしていましたが、今日はシュートが枠に飛びませんでした。ただ、ゴールを奪うためにも、やり続けなければいけないと思っています。チームのために何をすべきかということを、監督からみんなに伝えられる中で、それをしっかり練習からこなすことが大切です。そうすることで自分自身の戦術理解度も深まってきていますし、それは自分にとっても非常にプラスになっているなと思っています。
――後半からピッチに立って
守備の時は、前からどんどんはめに行ったり、攻撃の時は奪ってから速いサッカーというのを意識してピッチに入りました。それがチームに少し勢いをもたらすことができたことは良かったのですが、やっぱり点を決めたかったです。点を取ることが出来れば試合展開もかなり変わっていたと思うので。切り替えて次に向けて頑張りたいです。
――前半試合を見ていて
相手の前の選手たちがすごく強いので、個で押し込まれたなという印象はありましたが、4枚になって、どんどん前から仕掛けて行けたので、そこまで怖さは無かったのかなと感じています。
――松浦選手のシュートに繋がったパスについて
イメージはばっちり合っていましたし、マツ君のタイプを考えても、もっとああいう場面を増やしていければと思います。
――残り2試合に向けて
連敗しないことが大事ですし、まずは1試合1試合だと思っています。ここからの2試合が自分の今後のサッカー人生に繋がっていくように、頑張りたいです。
――試合の総括
前半は自分達がしっかり主導権を握れ、自分達のペースでゲームが進んでいってオウンゴールという形ですが先制が出来たという前半だったと思います。後半相手がシステムを変えた中で、少し中盤を制圧されるような、ボールを持たれる時間帯があったり、押し込まれる時間帯が増えて、苦しい時間帯もありましたけど、今日は今までの課題をしっかり修正して、選手たちが最後まで集中を切らさずにやってくれたと思います。