2015年 試合速報

2015 J2リーグ 31節 vs.ツエーゲン金沢

zweigen
zweigen

10 勝
13 分
7 敗
34 得点
25 失点
勝点 43
順位 9

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 2

3
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

16 勝
6 分
8 敗
46 得点
33 失点
勝点 54
順位 2

前半
16分
小林 祐希
秋葉 勝
38分
ハーフタイム 後半
チャ ヨンファン
4分
11分
アダイウトン
松井 大輔
阿渡 真也
辻尾 真二
16分
作田 裕次
29分
32分
ジェイ
佐藤 和弘
茂木 駿佑
33分
大町 将梧
田中 パウロ淳一
40分
41分
松井 大輔
43分
ジェイ
中村 祐輝
46分
松井 大輔
31
原田 欽庸
2
阿渡 真也
3
作田 裕次
4
チャ ヨンファン
5
太田 康介
7
清原 翔平
8
山藤 健太
18
野田 紘史
30
秋葉 勝
6
大町 将梧
10
佐藤 和弘
SUB
21
大橋 基史
15
辻尾 真二
19
玉城 峻吾
24
大槻 優平
29
茂木 駿佑
49
田中 パウロ淳一
11
ジャーン モーゼル
監督
森下 仁之
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
35
森下 俊
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
15
アダイウトン
40
川辺 駿
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
5
駒野 友一
27
木下 高彰
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
34
中村 祐輝
監督
名波 浩

12,353
スタジアム名 試合日 キックオフ
石川西部 9/13(日) 18:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 永井 利幸 東城 穣
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 山口 博司 川崎 秋仁
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.8度 74% 熊谷 幸剛 川口 翔太郎
6 シュート 16
5 ゴールキック 13
2 コーナーキック 6
15 直接FK 16
3 間接FK 0
3 オフサイド 0
0 PK 0

リーグ再開戦。白星でリスタートできるか。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の布陣フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。

対するツエーゲン金沢の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは原田欽庸。最終ライン右から阿渡真也、太田康介、作田裕次、チャ ヨンファン。ダブルボランチに秋葉 勝と山藤健太。中盤2列目の右に野田紘史、同左に清原翔平。2トップに佐藤和弘と大町将梧という並びか。

ツエーゲン金沢は今季ここまで10勝13分7敗。勝ち点43の9位。リーグ戦の前節はアウェイで京都サンガF.C.と対戦し、1-1のドロー。また、天皇杯では1回戦で地域リーグのFC今治と対戦し、延長の末に6-3で勝利。2回戦ではJ1の松本山雅FCと対戦し、1-2で敗れている。

試合の舞台は石川県西部緑地公園陸上競技場。
天候はくもり。
キックオフは18時。

前半1分、金沢ボールで前半キックオフ。天候はくもり。ピッチ上空の風は弱風。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と川辺 駿。中盤2列目右から太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白。
前半2分、金沢、敵陣右サイドから攻撃。前線に浮きパスを出すが、これは森下 俊がヘディングでクリア。
前半2分、ジュビロ、敵陣左サイドで小林祐希が起点を作り、そして、右サイドへ展開。これを受けた太田吉彰が櫻内 渚へつなぎ、最後は櫻内 渚が右足でクロス。これは金沢にクリアされた。
前半5分、金沢、中盤中央の秋葉 勝が上田康太をかわし、敵陣右サイドへ展開。清原翔平を走らせるが、これは宮崎智彦がカット。
前半6分、ジュビロ、敵陣中央で起点を作り、最後は宮崎智彦が左足でクロス。これは金沢にクリアされた。
前半7分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でジェイがキープ。その後、櫻内 渚、太田吉彰と短いパスをつなぐが、金沢にカットされた。
前半8分、金沢、中盤右サイドでFKを獲得。山藤健太が左足でニアサイドに合わせてきたが、これは宮崎智彦が頭でクリア。
前半8分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。藤田義明が右サイドへ展開。櫻内 渚、太田吉彰と右サイドでパスがつながるが、その後、金沢にカットされた。
前半10分、金沢、CK、メインスタンド側から山藤健太が左足でキック。これはジュビロがクリアした。
前半11分、金沢の布陣は[4-3-3]のような形。GKは原田欽庸。最終ライン右から阿渡真也、太田康介、作田裕次、野田紘史。アンカーにチャ ヨンファン。その前に秋葉 勝と山藤健太。中盤の中央は逆三角形のような形。前線は右から清原翔平(キャプテン)、佐藤和弘、大町将梧。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは赤。
前半15分、ジュビロ、中盤でパスをつなぎ、最後はDFラインの藤田義明が右サイドへ大きく展開。太田吉彰を狙うが、これは金沢にクリアされた。
前半16分、ジュビロに先制点。中盤中央の上田康太が縦にグラウンダーのパス。これに反応した小林祐希がアダイウトンとのワンツーで、縦に突破。ゴール正面から左足で豪快にゴールネットを揺らした。【1-0】
前半18分、ジュビロ、中盤中央の上田康太が左足で縦に浮きパス。DFラインの背後にアダイウトンが走り込むが、金沢にブロックされた。
前半19分、金沢、敵陣左サイドから攻撃。最後は作田裕次のロングボールに反応し、DFラインの背後に走り込んだ佐藤和弘がシュート。これは枠の外。
前半20分、金沢、敵陣右サイドから攻撃。最後は佐藤和弘が藤田義明をかわして、クロス。これはジュビロがクリアした。
前半21分、ジュビロ、敵陣左サイドからアーリークロス。これをファーサイドの小林祐希が頭で落とすが、GKにキャッチされた。
前半21分、金沢、前線にロングボール、ジュビロのDFラインの背後に清原翔平を走らせるが、これは飛び出したカミンスキーが大きくクリア。
前半24分、ジュビロ、敵陣右サイドの小林祐希が縦パス。これを受けた太田吉彰が右足で鋭いクロスを上げるが、金沢にクリアされた。
前半26分、徐々にジュビロがボールを保持する時間が長くなってきた。
前半28分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。最後は櫻内 渚が縦パス。太田吉彰を狙うが、相手にカットされた。しかし、上田康太がすぐさま切り替え、ボール奪取。再びジュビロボールに。
前半29分、金沢、敵陣右サイドへロングボール。これはカバーに入ったジェイがカットし、大きくクリアした。
前半30分、ジュビロ、自陣でボールをカットし、カウンター。川辺 駿の縦パスを受けたアダイウトンがドリブルで仕掛けるが、これは金沢にカットされた。
前半30分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの太田吉彰がクロス。これをゴール正面のジェイが頭で合わせるが、GKの正面。
前半33分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。最後は藤田義明が縦にロングパス。太田吉彰を走らせるが、原田欽庸にキャッチされた。
前半33分、ジュビロ、中盤中央の上田康太が左足で縦に浮きパス。これに太田吉彰が走り込むが、金沢にクリアされた。
前半35分、金沢、左サイドからビルドアップ。これに太田吉彰、川辺 駿が連動してプレッシャーをかけ、相手のパスミスを誘発。ジュビロボールのスローインに。
前半36分、ジュビロ、中盤からパスをつなぎ、最後は上田康太が縦にグラウンダーのパス。これは金沢にクリアされたが、ベンチ前の名波 浩監督は拍手でこのプレーを称えた。
前半38分、金沢、中盤左サイドでのコンタクトプレーで秋葉 勝にイエローカード。
前半39分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から太田吉彰が右足でキック。これはエリア内でジュビロにファウルの判定。金沢のFKに。
前半41分、金沢、敵陣左サイドから攻撃。最後はゴール前の清原翔平へパスを入れるが、これは上田康太がカット。
前半42分、ジュビロ、自陣のカミンスキーが前線へロングボール。これをジェイが競り、そのこぼれ球に小林祐希が走り込むが、金沢にクリアされた。
前半43分、この時間帯はやや膠着している。
前半45分、ジュビロ、自陣からパスをつなぎ、最後は森下 俊が前線にロングボール。これをジェイが頭で落とすが、原田欽庸にキャッチされた。
前半45分、金沢、敵陣右サイドへスルーパス。山藤健太を走らせるが、これは川辺 駿が体を張って、カット。前半アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、金沢のロングボールをカミンスキーがキャッチしたところで、前半終了のホイッスル。
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。
後半1分、後半も風は弱い。半袖ではやや肌寒いくらいの気温。
後半1分、後半の最初のシュートはジュビロ。川辺 駿が敵陣中央のロングレンジから右足でシュート。これは枠の上。
後半3分、金沢、敵陣中央のミドルレンジでFKを獲得。これをチャ ヨンファンが右足で直接狙うが、ジュビロの壁がブロック。
後半4分、金沢、CK、メインスタンド側から山藤健太が左足でキック。これはゴール正面のジェイがヘディングでクリア。
後半4分、金沢、敵陣中央でのコンタクトプレーでチャ ヨンファンにイエローカード。
後半7分、金沢、敵陣右サイドから攻撃し、クロス。これはジュビロがクリア。その後、ジュビロのカウンターに。小林祐希のスルーパスにアダイウトンが走り込む。左サイドでボールを持ったアダイウトンがインサイドへ切れ込み、右足で強引にシュート。これは金沢にブロックされた。
後半8分、金沢、中央突破を狙う。最後は佐藤和弘のパスを受けた清原翔平が左足でミドルシュート。これは枠の横に外れた。
後半9分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「シンプルなプレーをすること」、「次の1点を取りにいこう」。

金沢、森下仁之監督、「前の選手がもっとアクションを起こしていこう」、「全員でハードワークすること」。
後半10分、金沢に決定機。敵陣右サイドを清原翔平がドリブルで突破し、クロス。これをゴール前の秋葉 勝が合わせるが、カミンスキーが正面でキャッチした。
後半11分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松井大輔を投入。
後半12分、金沢にチャンス。ゴール前でスルーパスを受けた大町将梧がドリブルを仕掛けるが、これは櫻内 渚が体を張ってブロックした。
後半14分、ジュビロ、敵陣中央のミドルレンジでFKを獲得。これをジェイが左足で直接狙うが、これは原田欽庸の正面。
後半15分、ジュビロ、途中出場の松井大輔はそのまま中盤の左サイドに入っている。金沢、辻尾真二がスタンバイ。
後半16分、ジュビロにチャンス。自陣右サイドで相手のパスをカットした太田吉彰が縦にドリブル。そして、そのまま敵陣右サイドから右足でクロス。これに松井大輔が飛び込むが、原田欽庸にキャッチされた。
後半16分、金沢、選手交代、阿渡真也に代わり辻尾真二を投入。
後半17分、ジュビロにチャンス、敵陣右サイドで藤田義明のパスを受けたジェイが強引なドリブルからクロス。これは原田欽庸にキャッチされた。
後半19分、金沢、敵陣左サイドで大町将梧のパスを受けた佐藤和弘がクロスを上げようとするが、これは森下 俊が体を張ってブロック。
後半21分、金沢、中盤の右サイドの辻尾真二が縦にドリブル。これは宮崎智彦、森下 俊が連動して対応してブロック。ジュビロのゴールキックに。
後半22分、ジュビロにチャンス。自陣の森下 俊が敵陣左サイドへスルーパス。これに走り込んだジェイがクロス。ゴール前に小林祐希が飛び込むが、金沢にクリアされた。
後半23分、ジュビロ、ジェイの強烈なシュートからCKを獲得。バックスタンド側から太田吉彰がキック。これはエリア内でジュビロにファウルがあり、金沢のFKに。
後半24分、ジュビロ、自陣のカミンスキーが前線へロングキック。これをジェイが競るが、金沢にクリアされた。
後半27分、金沢、敵陣左サイドの高い位置からFK、辻尾真二が右足でキック。ゴール前に合わせる。エリア内にこぼれるが、最後はカミンスキーがキャッチした。
後半27分、金沢、茂木駿佑がスタンバイ。
後半29分、ジュビロ、相手のクロスをキャッチしたカミンスキーが前線へキック。これをジェイが競る。この突破を止めた作田裕次にレッドカード。
後半31分、ジュビロ、相手ゴール前・正面からFK、これを小林祐希が左足で直接狙うが、枠の上。
後半32分、ジュビロに追加点。小林祐希のスルーパスを受けたジェイがゴール前でフリーに。相手GKと1対1となり、左足で確実にゴールを決めた。【2-0】
後半33分、金沢、選手交代、佐藤和弘に代わり茂木駿佑を投入。
後半36分、金沢、敵陣右サイドから攻撃し、最後は清原翔平が左足でシュート。これは大きく枠の上に外れた。
後半36分、ジュビロ、選手交代、川辺 駿に代わり田中裕人を投入。そのままボランチに入った。
後半38分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの高い位置で櫻内 渚のスルーパスを受けた太田吉彰が、角度のないところから右足でシュート。これは原田欽庸にブロックされた。
後半38分、ジュビロに決定機。相手ゴール前でパスを受けた松井大輔が巧みな反転からシュート。これはバーに当たり、外れた。
後半40分、金沢、選手交代、大町将梧に代わり田中 パウロ淳一を投入。
後半41分、ジュビロ、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで松井大輔にイエローカード。
後半43分、ジュビロ、選手交代、ジェイに代わり中村祐輝を投入。
後半45分、後半アディショナルタイムは5分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロにゴール。ロングボールを金沢のDFラインの背後で受けた中村祐輝がシュート。これは原田欽庸にブロックされたが、こぼれ球を松井大輔が右足で押し込んだ。【3-0】
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、この時間帯も落ち着いてボールを保持し、試合を進めている。
後半アディショナルタイム5分、金沢、敵陣中央でこぼれ球を拾ったチャ ヨンファンが左足でミドルシュート。これは大きく枠の上。
後半アディショナルタイム6分、金沢のロングボールをジュビロがクリアしたところで、試合終了のホイッスル。【3-0】
名波 浩  監督

――感想
前半は非常にいい流れでした。我々は天皇杯をプレーしていない選手が多いので、そのフレッシュ感が出たのではないかと思います。(相手の)決定的なシーンもあまりなかったですし、攻撃的に、常に前に重心があるような状態でした。守備でも切り替わった後の密集が速くて、それと共に分散も速かったので、相手もいいプレッシャーをかけられなかったと思います。金沢のチャンスになったシーンは我々が自陣でミスした、もしくはアンラッキーに(ボールを)失ったシーンだったかなと。
ただ、後半の立ち上がりから退場者が出るまでは、常に金沢のペースでしたし、前がかりになっている、特にボックスの外から斜めにカットインしてくる選手に対してのマークも甘く、コミュニケーションとスライドのスピードも遅くて、そのあたりを上手く突かれてしまったなと。我慢強く(失点を)ゼロで抑えたことが、結果的に2点目を生み出したと思います。

――前半、特に縦パスが上手く入っていたと思います。先制点の場面も含めて、評価をお願いします。
真ん中からワンツーで抜けたシーンは何試合かでいくつかはあると思いますが、それにしてもタイミングがよかったので、おそらく相手のチャレンジ・カバーというジャッジよりも先に自分たちが前に行けたということが一つです。それと、縦パス、フリック、最後の小林のシュートまでそれぞれのクオリティーが非常に高かったので、いいゴールだったと思います。

――交代カードの狙いは?
まず、(松井)大輔に関しては天皇杯でプレーしていないグループなので、非常にフレッシュだったと思います。守備でスイッチをかけてくれたり、相手の足元にボールがある時のアプローチのスピード・アングルは、チームで一番質が高いと思うので、それを存分に出してくれたと思います。ゴールという“おまけ”もついて、いい仕事をしてくれたと思います。
田中に関しては天皇杯が一つのターニングポイントで、本当にいいパフォーマンスでアビスパ福岡戦をやってくれました。彼にとっても、ホームの熊本戦(第21節)で終わらせ方を失敗したゲームがあったと思うので、『“追試”だぞ』という形で送り出しました。本当にいい仕事をしたと思います。

小林 祐希 選手

小林 祐希 ――先制点のシーンについて
(上田)康太くんにボールが入ったところから全てがイメージ通りにいきました。(上田)康太くんの縦パスでスイッチが入りました。自分のイメージと精度が上手くかみ合ったので、また出せるようにしたいと思います。

――アダイウトンとは浮いたボールでのワンツーでしたが?
そのパスに関しては、(上田)康太くんのパスの勢いを弱めることだけ考えていました。浮かせたというより、浮いた、という形かもしれませんが、結果的にアダ(アダイウトン)がその浮いたボールに上手く合わせてくれました。グラウンダーのパスであれば、もしかしたら通らなかったかもしれません。

――ジェイへのアシストについて
あの直前のシーンで(パスが)合わなかったので、左足に丁寧なパスを出すことを意識していました。ただ、あの前のシーンのところでパスを通さないと、自分自身のプレーヤーとしての“格”が上がっていかないと思うので、あの前のシーンで通したかったというのが本音です。

――リーグ中断期間で、チームとして見つめ直せた部分は?
見つめ直すというより、天皇杯の戦いを見て、チームとしてどういう戦いをしなければいけないかということを改めて認識させられた部分があります。激しくボールを追いかけていましたし、ハードワークしていましたし、最後まで走っていました。この試合でそういったところで相手を上回ることができたということは、この中断期間で何かを得ることができたということだと思っています。ただ、1試合で終わらないように、次の試合もやっていかなければいけないと思っています。

ジェイ 選手

ジェイ ――ゴールシーンについて
最初はオフサイドポジションにいたと思いますが、パスが来る瞬間にオンサイドのポジションに戻りました。そこで上手くボールが来ました。あのフィニッシュは自分でも上手くいったと思います。相手のGKとの1対1というチャンスを上手く決めることができました。アウェイでのアビスパ福岡戦(第29節)でああいったシーンを外していたので、決めることができたと思います。ゴールパフォーマンスは“ひらめき”です(笑)。

――完封勝利について
リーグが中断している間にチームとして様々な練習ができました。守備は最終ラインだけがやることではありません。前線から始まるものですし、そのあたりで練習の成果を出すことができたと思います。
チーム全体のパフォーマンスがすごくよかったと思います。金沢は素晴らしいチームですが、この試合では我々がハードワークして、我々の“質”の部分も見せることができたと思っています。

松井 大輔 選手

松井 大輔 ――自身のゴールについて
決定機を外していたので、申し訳ないと思っていましたし、決めることができたよかったです。そして、勝ててよかったです。
守備のところでも上手く守れたと思います。チームとしてずっとやってきたことをみんなでできたと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 守備面に関しては、守備のスタートラインのところで、なるべく高い位置からという話をしていましたし、ラインを下げないことを意識していました。しっかりラインコントロールをすることを意識していましたし、それができたと思います。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 危ないシーンは、そこまでなかったと思います。最終ラインの前のところで中盤、前線が上手くコースを切ってくれていましたし、自分はカバーリングを意識するだけでした。リーグ中断期間にやってきたことが実った試合だったと思いますし、すごくよかったと思います。
それと、個人的には相手のキーマンを自由にさせないことを意識していましたし、上手く消すことができたと思います。ただ、さらに精度を上げていきたいですし、攻撃参加の回数を増やさなければいけないと感じています。
徳島、金沢と守備力があるチームから3得点できたことはすごくよかったと思います。上手くボールを動かすことができたと思います。これを続けていきたいです。

ツエーゲン金沢 ■森下仁之監督
 

――感想
前回の対戦から少しやり方を変えて、前回の対戦の中でジュビロさんのリズムを強いられたので、このホームで積極的に戦おうということで、守備の所でしっかりプレッシャーをかけていこうという準備の中で戦いました。0-1で、10人になるまではいい戦いができていたと思います。もう一度映像を見なければ、やってきたことがどれくらいできたのかわかりませんが、非常に自分たちが積極的に、勇気を持って戦えていたと思います。その後、10人になって、0-1の時間をもう少し作りながら1点取れればと思いましたが、2点目が早かったので、交代も含めて少しリスクを負って、1点返せるように考えましたが、3点目を入れられたところでこの試合が終わってしまったかなと。
いろんな状況の中で勝ち負けがありますが、今日負けはしましたが、選手たちはよく戦ってくれましたし、ここからが本当に自分たちの戦いになると思っています。まとまって、ばらけないで、次に戦っていきたいと思います。ホームでずっと勝てていませんし、サポーターの方に申し訳ない気持ちですが、なんとか次の試合で勝ち試合を見せられるように一生懸命やりたいと思います。