2015年 試合速報

2015 J2リーグ 4節 vs.大分トリニータ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 勝
0 分
1 敗
5 得点
2 失点
勝点 6
順位 4

2
  • 1
  • 1

  • 1
  • 0

1
trinita
trinita

0 勝
1 分
2 敗
1 得点
4 失点
勝点 1
順位 20

前半
宮崎 智彦
36分
42分
風間 宏矢
ハーフタイム 後半
4分
阪田 章裕
山口 貴弘
小林 祐希
14分
20分
松本 怜
三平 和司
アダイウトン
松浦 拓弥
31分
33分
風間 宏矢
エヴァンドロ
太田 吉彰
中村 祐輝
38分
小林 祐希
42分
宮崎 智彦
坪内 秀介
46分
森島 康仁
49分
安川 有
21
カミンスキー
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
4
小林 祐希
6
田中 裕人
9
太田 吉彰
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
20
森島 康仁
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
26
上村 岬
40
川辺 駿
34
中村 祐輝
監督
名波 浩
1
武田 洋平
3
阪田 章裕
15
鈴木 義宜
16
安川 有
18
伊佐 耕平
4
キム ジョンヒョン
8
西 弘則
17
松本 怜
19
風間 宏矢
9
後藤 優介
36
永井 龍
SUB
22
修行 智仁
2
山口 貴弘
23
石川 大徳
33
兵働 昭弘
10
エヴァンドロ
13
高松 大樹
27
三平 和司
監督
田坂 和昭

7,748
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 3/29(日) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 大澤 隆 岡 宏道
天候 試合時間 副審 副審
90分 青山 健太 鈴木 規志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
15.4度 73% 清水 修平 花澤 秀登
15 シュート 5
4 ゴールキック 18
18 コーナーキック 0
12 直接FK 14
12 間接FK 3
12 オフサイド 3
0 PK 0

3連戦の初戦。まずは3試合ぶりのホームゲームで勝利を目指す。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに宮崎智彦と田中裕人。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁という並びか。

注目選手の一人は加入後初スタメンとなる森島康仁。「名波監督からはストライカーとしての“怖さ”を求められている。それを出していきたい」と意気込む。大分トリニータは08年から6シーズンプレーした古巣。「自分を育ててくれたクラブ。“故郷”だと思っている」と感謝の思いを胸に、ピッチに立つ。
また、スタメンに復帰したカミンスキー、宮崎智彦のプレーにも注目だ。

一方、大分トリニータの予想フォーメーションは[3-5-2]。GKは武田洋平。3バックは右から鈴木義宜、阪田章裕、安川 有。アンカーにキムジョンヒョン。中盤右アウトサイドに西 弘則、同左に伊佐耕平。2列目に松本 怜、後藤優介。2トップに風間宏矢と永井 龍という並びか。

大分トリニータは今季ここまで1分2敗。開幕戦ではアウェイでカマタマーレ讃岐に0-2。第2節ではホームでファジアーノ岡山に0-1。第3節はアウェイでザスパクサツ群馬に1-1。今季初勝利を目指し、敵地へ乗り込んできた。

試合の舞台はヤマハスタジアム。
天候は雨。
キックオフは13時。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一(キャプテン)。ダブルボランチに宮崎智彦と田中裕人。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半1分、大分、中盤右サイドからFK。ゴール前へロングボールを入れる。このこぼれ球に反応したゴール前の後藤優介が右足でミドルシュート。これはジュビロがブロックし、最後はカミンスキーがキャッチ。
前半3分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一が右足でキック。ニアサイドへ。これは大分にクリアされた。
前半4分、ジュビロ、太田吉彰のアグレッシブなドリブルからCKを獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。ゴール正面へ。これにアダイウトンが飛び込むが、コンタクトプレーでファウルの判定。大分のFKに。
前半5分、大分の布陣は[3-5-2]。GKは武田洋平。3バックは右から鈴木義宜、阪田章裕(キャプテン)、安川 有。アンカーにキム ジョンヒョン。中盤右アウトサイドに西 弘則、同左に伊佐耕平。2列目に松本 怜、後藤優介。2トップに風間宏矢と永井 龍。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半6分、ジュビロ、波状攻撃。敵陣左サイドのアダイウトン、さらに小林祐希がシュート。いずれも大分にブロックされたが、最後は駒野友一がクロス。これは大分にブロックされ、ジュビロのCKに。メインスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これを森島康仁が頭で合わせるが、枠の横に外れた。
前半6分、大分、中盤で田中裕人のパスをカットし、ショートカウンター。永井 龍、伊佐耕平とつなぎ、最後は敵陣右サイドで西 弘則がドリブルを仕掛けるが、ジュビロがブロックした。
前半8分、ジュビロ、敵陣中央で駒野友一、森島康仁、小林祐希、太田吉彰と短いパスをつなぎ、敵陣左サイドへ展開。最後は駒野友一がクロス。これは大分にクリアされた。
前半10分、大分、敵陣右サイドのロングレンジでFKを獲得。これを風間宏矢が右足でキック。ファーサイドに合わせてきたが、これは櫻内 渚がヘディングでクリア。こぼれ球を宮崎智彦が大きくクリアした。
前半11分、ジュビロ、駒野友一の仕掛けからCKを獲得。メインスタンド側から駒野友一がキック。ファーサイドへ。これを小林祐希が頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
前半12分、大分、ジュビロ最終ラインの背後へボールを入れてきたが、これはカミンスキーが右足で大きくクリア。
前半14分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でボールを受けた駒野友一がドリブル。マッチアップした西 弘則をかわし、クロス。際どいボールだったが、武田洋平に直接キャッチされた。
前半15分、ジュビロ、自陣の藤田義明がインターセプト。藤田義明からパスを受けた小林祐希が敵陣右サイドへ展開。その後、太田吉彰、櫻内 渚とつなぎ、最後は櫻内 渚が右足でクロス。しかし、中とわずかに合わず、ファーサイドへ抜けていった。
前半16分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でアダイウトンからパスを受けた小林祐希が左足でクロス。ライナー性の鋭いボールだったが、これは武田洋平に直接キャッチされた。
前半18分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でボールを受けた太田吉彰がクロス。ゴール前のアダイウトンを狙うが、これは阪田章裕にヘディングでクリアされた。
前半20分、ジュビロ、ショートカウンター。森島康仁からパスを受けたアダイウトンが大分DFラインの背後を突く。アダイウトンは加速し、一気にエリア内へ侵入するが、最後は戻った大分DFにブロックされ、武田洋平にキャッチされた。
前半22分、大分、武田洋平が先のアダイウトンとのコンタクトプレーでピッチに倒れ込んだ。メディカルスタッフのケアをしばらく受け、プレーを再開させた。
前半22分、ピッチ上空は厚い雲におおわれている。時折、弱い雨が降る。風は弱く、メインスタンド側からバックスタンド側へ向かって吹く。
前半23分、大分、敵陣右サイドから攻撃。最後は西 弘則が角度のないところからシュート。これはカミンスキーが直接キャッチした。
前半26分、ジュビロにチャンス。敵陣左サイドで駒野友一、宮崎智彦とつなぎ、最後はゴール正面の田中裕人が右足でミドルシュート。強烈なシュートだったが、これは枠の上に外れた。
前半26分、ジュビロ・名波 浩監督はスーツ姿、大分・田坂和昭監督はジャージ姿でそれぞれベンチ前に立ち、戦況を見ている。
前半29分、ジュビロ、中盤中央の小林祐希が敵陣右サイドへ展開。その後、太田吉彰、櫻内 渚とつなぎ、最後は櫻内 渚が右足でクロス。これは武田洋平にキャッチされた。
前半30分、ジュビロ、敵陣右サイドの深い位置で櫻内 渚のスルーパスを受けた太田吉彰がキープし、クロス。しかし、これは大分にクリアされた。
前半33分、ジュビロにチャンス。敵陣で相手のパスを櫻内 渚がカットし、パス。これを受けたゴール正面の小林祐希が左足でミドルシュート。これはわずかに枠の上に外れた。
前半35分、ジュビロ、カウンターからチャンス。自陣左サイドのアダイウトンがボールをカット。その後、アダイウトン、駒野友一、小林祐希とつなぎ、最後は太田吉彰がドリブル。ジュビロのCKに。
前半36分、ジュビロに先制点。バックスタンド側からのCKを駒野友一がキック。一度は武田洋平にパンチングでクリアされたが、このこぼれ球に反応したゴール正面の宮崎智彦が左足でミドルシュート。このシュートが武田洋平の頭上を超え、ゴールに吸い込まれた。【1-0】
前半40分、大分に決定機。敵陣右サイドの高い位置から西 弘則がクロス。これを永井 龍が押し込むが、オフサイドの判定。
前半42分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これをクリアした大分がカウンター。西 弘則がドリブルで運び、スルーパス。最後は風間宏矢が左足でシュートを決めた。【1-1】
前半45分、前半のアディショナルタイムは3分。
前半アディショナルタイム2分、大分にチャンス。前線へのロングボールを永井 龍が競り、そのこぼれた球に反応した伊佐耕平が左足でシュート。これはゴール横に外れた。
前半アディショナルタイム4分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。ゴール前に合わせるも、これは大分にクリアされた。こぼれ球に反応した太田吉彰が右足でミドルシュートを打つが、これは枠の上。その後、前半終了のホイッスル。
後半1分、大分ボールで後半キックオフ。
後半1分、雨が強くなってきた。
後半2分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。しかし、これはジュビロのファウルにより、大分のFKとなった。
後半4分、大分、先のコンタクトプレーで阪田章裕が負傷。担架でピッチの外へ運び出された。
後半4分、大分、選手交代、阪田章裕に代わり山口貴弘を投入。
後半8分、ジュビロ、敵陣左サイドの宮崎智彦のロングパスを受けた小林祐希がクロス。際どいボールだったが、中と合わず、大分のゴールキックに。
後半9分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「セカンドボールの予測を後半も継続していこう」、「クロスボールにもっと人数をかけて、ボールの質も意識していこう」、「あわてず粘り強く戦おう」。

大分、田坂和昭監督、「守備は自信を持ってやり続けること」、「攻守においてセカンドボールを拾うこと」、「外から攻めればチャンスが作れる」。
後半10分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置で小林祐希の縦パスを受けたアダイウトンが、右足で反転シュート。これは武田洋平にキャッチされた。
後半13分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これはゴール前でジュビロにファウルの判定。大分のFKに。
後半14分、大分、カウンター、自陣から西 弘則がドリブル。これを止めた小林祐希にイエローカード。
後半15分、大分、敵陣中央からFK、キム ジョンヒョンが右足でミドルシュート。これはジュビロの壁がブロックした。
後半16分、大分、カウンターからチャンス。敵陣右サイドの永井 龍が粘ってドリブルからクロス。これに後藤優介がつめるが、カミンスキーがキャッチした。
後半19分、ジュビロ、太田吉彰の仕掛けからCKを獲得。メインスタンド側から駒野友一がキック。ファーサイドへ。これを櫻内 渚が頭で合わせるが、強いシュートは打てず、大分にクリアされた。
後半20分、大分、選手交代、松本 怜に代わり三平和司を投入。
後半21分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドでボールを持った太田吉彰がクロス。これに走り込んだアダイウトンが頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
後半22分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。これをアダイウトンが頭で合わせるが、わずかに枠の上に外れた。
後半25分、ジュビロにチャンス。敵陣で櫻内 渚、小林祐希とつなぎ、最後は森島康仁が右足でミドルシュート。ジュビロのCKに。メインスタンド側から駒野友一がキック。ゴール前にこぼれ、最後は武田洋平にキャッチされた。
後半28分、ジュビロ、中盤の右サイドでボールを持った伊野波 雅彦が右足でロングキック。前線の森島康仁を狙うが、大分にブロックされ、大分のゴールキックに。
後半31分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松浦拓弥を投入。
後半32分、大分、敵陣左サイドからFK。キム ジョンヒョンが右足でキック。中と合わず、ジュビロのゴールキックに。
後半33分、大分、選手交代、風間宏矢に代わりエヴァンドロを投入。
後半36分、ジュビロにチャンス。カミンスキーのロングキックを森島康仁がおとし、小林祐希、宮崎智彦と相手ゴール前でパスがつながる。最後は宮崎智彦が左足でミドルシュート。これは大分にブロックされた。
後半37分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がショートコーナー。宮崎智彦とのパス交換からクロス。これは大分にクリアされた。
後半38分、ジュビロ、選手交代、太田吉彰に代わり中村祐輝を投入。
後半39分、ジュビロ、途中出場の松浦拓弥は中盤の左サイド、中村祐輝は前線でプレーしている。
後半42分、ジュビロ、相手ゴール前の好位置でFKを獲得。直接狙える位置。大分の壁は5枚。これを小林祐希が左足で直接決めた。【2-1】
後半45分、後半のアディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、選手交代、宮崎智彦に代わり坪内秀介を投入。
後半アディショナルタイム5分、大分、ジュビロのDFラインの背後にエヴァンドロが飛び出すが、これはカミンスキーがキャッチ。その後、試合終了のホイッスル。【2-1】
名波 浩 監督

――感想
立ち上がりはどっちつかずのゲームだったかもしれませんが、徐々にセカンドボールも拾えて、幅も使えて、我々のこのゲームのコンセプトだったサイドからの崩しという部分では、いいところまで入り込めましたが、クロスの質とか、入り方とか、人数とか、ボックス近くでの課題が浮き彫りになるような展開でした。ミヤ(宮崎智彦)の先制ゴールの後もずっとそんな感じでしたが、カウンターでゲームの流れが変わってしまったかなと。後半はどちらに転んでもおかしくないようなゲームでした。我々のボールを動かすというサッカーもなかなかできない中、就任してから残り5分で点を取ったことがないのですが、決定的な仕事を(小林)祐希がしてくれ、勝ち点3につながりました。3連戦の初戦はプロ野球の3連戦と同じで初戦を取ったら非常に大きいと思うので、非常に大きな勝ち点3だったと思います。

――小林選手のゴールの評価は?
デカ(森島)か(小林)祐希が点を取ってくれたら流れが変わると。流れが悪いわけではないですが、よりいい方にシフトチェンジできるのではないかと本人たちにも伝えました。こういった劇的な勝ち方をした時に彼らのどちらが点を取るという部分で、我々にとってはさらにパワーをつけるだけのゴールだったと思います。

――ゲームの終わらせ方についての評価は?
非常によかったのですが、最後ツボ(坪内)が入る2プレーぐらいは相手もラフに蹴ってきていて、エヴァンドロのところがちょっとこわかったので、試合前に藤田とツボ(坪内)を呼んでそういった展開があるぞと。それで、伝えた通りに使ったのですが、もちろん悪くないのですがキープしている時間が長かったので、後ろがちょっとぼんやりしたところで一気にスルーパスが出てきて。あれはすぐ試合後のミーティングでがつんと言ったので、次からはないと思います。

――太田選手を交代して松浦選手を投入した狙いは?
一番悩んだところです。全員のパフォーマンスが悪くなかったですし、最初のマツ(松浦)のところもアダ(アダイウトン)が体力的に前に残っていたわけではなくて、彼自身、意図的に前に残っていた方が相手がこわがっていると感じながらプレーしていて、今までの中で一番頭を使いながらゲームをしていると思ったので、かえるのはちょっと難しかったのですが、松浦のキレを取ったのが一つ。あとは中村祐輝が今週、先週と非常にいいトレーニングとかゲームの入りをしていたので、クロスの入り方を含めて先ほど言ったボックス近くの課題を一つ解消できるかなというところで中村祐輝を使いました。
ヨシ(太田)のクロスを捨てがたいのはわかりますが、ゲームを作りながらフィニッシュをイメージという部分では(小林)祐希の方が昨シーズンからやっているところで、残しても価値があるのではないかと思ったゲームでした。もちろんゲームの展開にとっては(小林)祐希を外してヨシ(太田)のクロッサーとしての役割を全うさせるという手ももちろんありますし、彼自身たぶん体力があと2割ぐらいは残っていると思いますし、まだまだ走れたと思います。

――決勝点の場面について。どんな狙いがあったのでしょうか?
壁に対して“隠す”という作業はすっとだれかが入って、後ろで伊野波がチェックしながらどこが見えないのか、ということはやっていました。おそらくGKはボールが見えていなかったと思います。

――前節攻めながら勝ちきれませんでしたが、気持ちの切り替えは上手
くいったのでしょうか?
そうですね。トレーニングの質をちょっと変えましたし、大分に対してのアプローチをしましたが、選手たちは非常に前向きにやってくれました。今までとちょっとですが、違ったテイストを消化してくれたと思います。その意味ではゲームの入りもよかったですし、アップ時の盛り上げもよかったです。引きずっていることはなかったのではないかと。我々スタッフが一番引きずっていたかもしれませんが、選手は非常に切り替えが早かったと思います。

小林 祐希 選手

小林 祐希 前半からチームとして前に行くという意識が高かったと思いますし、その中で失点もありましたが、ああいう終わり方ができましたし、次につながると思います。去年と今年の違いはシュート数だと思います。この試合、15本のシュートを打っています。最後のフィニッシュの精度を上げれば、自然と勝ちがさらに見えてくると思います。
モリシ(森島)くんがあれだけ体を張ってくれて、空中戦でも勝ってくれました。その中で古巣相手に点を決めさせたかったし、勝たせたかったので、その意味でも勝ててよかったです。ただ、今日勝ちましたが、すぐ次に切り替えていきたいです。さらに中から仕掛けていければと思います。
――得点シーンについて
キックする前に『入る』という感覚がありました。そこで決まったと思います。ドラマチックな試合の終わらせ方ができましたし、見に来てくださった方が感動できるような試合ができれば、自ずと優勝が見えてくると思います。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――得点シーンについて
CKのセカンドボールで、前が空いていたので、シュートしか考えていませんでした。決まってよかったです。狙い通りではありますが、あそこで上手くいくとは思いませんでした。勝てたことは嬉しいですし、3連戦の初戦という意味でも今日は本当によかったと思います。
讃岐戦でしっかり守られてしまい、なかなかゴールが生まれなかったので、チームとして少し工夫という部分で、ミドルシュートもさらに加えていこうということで、それが結果につながってよかったです。練習でも高いシュートの意識を持ってプレーできていますし、それは名波さんからも言われています。そうした部分がゴールにつながったと思います。
――次節へ向けて
またホームでプレーできますし、しっかり勝ち、3連戦で3連勝できるようにしっかり練習していきたいと思います。

森島 康仁 選手

森島 康仁 自分自身、200パーセントの準備をしたつもりでしたが、努力が足りなかったので、ゴールに遠かったと思います。正直、そこまで納得できていません。自分のよさをやり続けることを意識していましたし、みんなが合わせてくれました。チームメイトに感謝しています。
1回のクロスを1回で決めることができればいいのですが、何度もやり続けて、練習からやり続けたいと思います。映像を見て、反省して、やり続けます。今日からも栃木戦に向けてやっていきたいと思います。

カミンスキー 選手

カミンスキー 全体的に試合を支配できたと思います。ポゼッションもよかったですし、いいゲーム運びができました。ただ、一つのチャンスから失点してしまい、そこはちょっと残念ですが、我々はたくさんチャンスを作れましたし、全体的によかったです。その中で、ユウキ(小林祐希)が上手くFKを決めてくれました。非常にハッピーです。

中村 祐輝 選手

中村 祐輝 短い時間の中でもモリシ(森島)が、スルーしたシーンで、トラップミスしてしまったので、ああいうところでシュートを打つということができなかったと。ただ、点を入ってからは時間を上手く使うことができたので、状況に応じて自分の役割はできたと思います。
――加入後初の公式戦、ホームゲームとなったが?
やはり感動というか、嬉しかったです。加入からここまで自分の課題であるボールを受けるところ、置くところなどを含めて全部練習してきました。ちょっとずつは上手くなっているという実感はあります。あとはみんなとの連係、パスのタイミングもだいぶ合ってきています。
毎日練習して、いい状態を維持することを意識していました。選手を選ぶのは名波さんですし、いつでも呼ばれてもいいようにと。選手としてそれが仕事ですし、今日試合に出てもそれは変わりません。やり続けるだけです。

大分トリニータ■田坂和昭監督
 

――感想
結果に対しては、点を多く取れなかった、逆に点を多く取られたというだけであって、ゲームの狙いとしては我々の狙いにはまっていました。その中で点を多く取れなかったから負けたというところですが、今日の試合に関して言えば、ジュビロの技術と個の力の高さを考えれば、どちらかと言えば、カウンター狙いのサッカーを我々は狙いとしていました。その中でいい形で得点を取れましたし、後半追加点を取れれば流れを引き寄せることが十分できたと思いますが、ただ、その中でリスタートで2点取られたというところが非常に後悔するところです。その中で相手にボールを動かされたり、押し込まれながれも、危ないと思う場面はほぼ感じなかったです。クロスを上げられても中で対応してくれましたし、リスタートのところだけでこわさを感じただけであって。
内容は狙い通りでしたが、結果は伴わなかったので、次の岐阜戦に関してはしっかりと内容も結果も伴うようにやっていきたいです。ここまで応援に来てくださったサポーター方々に申し訳ないですが、何とか結果を出さなければいけないというのが率直な感想です。