2014年 試合速報

2014 J2リーグ 36節 vs.FC岐阜

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

17 勝
8 分
10 敗
58 得点
46 失点
勝点 59
順位 3

3
  • 2
  • 0

  • 1
  • 1

1
gifu
gifu

12 勝
9 分
14 敗
48 得点
47 失点
勝点 45
順位 14

前半
8分
クレイトン ドミンゲス
13分
木谷 公亮
松井 大輔
26分
前田 遼一
35分
ハーフタイム 後半
13分
阿部 正紀
伊野波 雅彦
17分
23分
森 勇介
比嘉 諒人
24分
クレイトン ドミンゲス
水野 泰輔
松浦 拓弥
ペク ソンドン
27分
松井 大輔
28分
森下 俊
田中 裕人
32分
田中 秀人
清本 拓己
33分
難波 宏明
松井 大輔
山崎 亮平
35分
1
八田 直樹
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
35
森下 俊
4
小林 祐希
11
松浦 拓弥
13
宮崎 智彦
22
松井 大輔
33
藤田 義明
18
前田 遼一
SUB
39
藤ヶ谷 陽介
30
坪内 秀介
3
岡田 隆
6
田中 裕人
8
ペク ソンドン
9
山崎 亮平
14
阿部 吉朗
監督
名波 浩
22
川口 能活
4
田中 秀人
33
阿部 正紀
35
木谷 公亮
6
高地 系治
7
クレイトン ドミンゲス
15
ヘニキ
18
森 勇介
19
益山 司
24
難波 宏明
30
遠藤 純輝
SUB
21
太田 岳志
17
野垣内 俊
16
須藤 右介
25
清本 拓己
27
太田 圭輔
28
水野 泰輔
36
比嘉 諒人
監督
ラモス 瑠偉

8,630
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 10/11(土) 15:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 高畑 俊成 福島 孝一郎
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 佐藤 貴之 桜井 大介
気温 湿度 第4の審判員 記録員
22.0度 65% 上村 篤史 原 拓也
8 シュート 14
10 ゴールキック 5
6 コーナーキック 4
21 直接FK 12
1 間接FK 7
1 オフサイド 7
0 PK 0

新体制としてリスタートし、1勝1敗で迎える3試合目。このゲームが今季の大きな分岐点となる。

「自分たちはずっと戦い続ける立場にいる」。
前節(10月4日)の試合後、名波 浩監督は選手たちにそう声をかけた。前節はアウェイで大分トリニータと対戦し、0-2。他会場で2位・松本山雅FCが勝利したため、勝ち点差は『5』から再び『8』に。厳しい状況に変わりはないが、指揮官は「上だけを追い駆けるスタンスは変わらない」と言いきる。今のサックスブルーにとってはその言葉が全てだ。今季リーグ戦は今節を含め残り7試合。自動昇格圏内を目指し、最後の最後まで全力を尽くすのみ――。

対するFC岐阜は第35節終了時点で12勝9分14敗。勝ち点45の14位であり、6位・大分トリニータとの勝ち点差は『9』。プレーオフ圏内へ食い込むために、どの試合も落とせない状況だ。前節はホームでモンテディオ山形と対戦。序盤から相手に押されたが、川口能活ら守備陣が粘り強く対応。終盤、ロングスローから難波宏明がゴールで決め、1-0で競り勝った。
今節は前節出場停止だった高地系治、ヘニキがスタメンに戻る可能性もある。今季のFC岐阜は状況に応じて4バックと3バックを使い分けているだけに、フォーメーションにも注目したい。

ゲームの焦点となるのは中盤の攻防。大分トリニータ戦は第34節・愛媛FC戦からスタメンを2人に入れ替えた。ボランチを務めたのは左サイドバックを本職とする宮崎智彦。パスのつなぎ役となり、プロ初のボランチとは思えないプレーを見せてくれた。だからこそ、勝利したかったが、プラス材料であることに間違いはない。ボランチの相方・藤田義明とのバランスもよかった。同じく中盤では、前節累積警告により出場停止だった小林祐希にも注目したい。相手ゴールに近い位置で持ち前のアグレッシブな仕掛けを見せてほしい。

名波監督も「先制点を取れれば、メンタル的にアドバンテージになる」とゲームを展望している。FC岐阜との前回対戦は第18節(6月14日)。アウェイで対戦し、4-0で勝利した。前半に前田遼一の2ゴールが飛び出し、後半立ち上がりにはポポのゴールでリードを広げた。理想的な展開だっただけに、今回の対戦でもまずは先制点を奪いたい。

FC岐阜のベンチ前にはラモス瑠偉監督、ゴールマウスの前には川口能活が立つ。名波監督にとってはよく知る面々との対戦となる。相手もいつも以上に気合いが入っているだろうが、今節はホームゲーム。スタンドの後押しをパワーに変え、チーム一丸となって勝利を目指す。10月最初のホームゲームを何としても白星で飾り、ここからさらに加速したい。

前半1分、岐阜ボールで前半キックオフ。ピッチ上空はくもり。ホームゴール裏からアウェイゴール裏へ向かってやや強い風が吹く。
前半1分、ジュビロ、自陣でパスをつなぎ、最後は自陣右サイドの櫻内 渚が右足でロングキック。これは相手にカットされ、岐阜ボールに。
前半2分、ジュビロ、敵陣左サイドからスローイン。最後は深い位置から松井大輔がクロス。しかし、これは中と合わず、ファーサイドへ抜けた。
前半3分、ジュビロのフォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、森下 俊、駒野友一。ダブルボランチに藤田義明と宮崎智彦。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、松井大輔。1トップに前田遼一(キャプテン)。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半4分、岐阜のフォーメーションは[3-4-1-2]。GKに川口能活(キャプテン)。3バック右から田中秀人、木谷公亮、阿部正紀。ダブルボランチに高地系治とヘニキ。中盤右アウトサイドに益山 司、同左に森 勇介。トップ下にクレイトン ドミンゲス。2トップに難波宏明と遠藤純輝。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半4分、岐阜、敵陣左サイドでFKを獲得。高地系治が左足でキック。ゴール前へ。これをゴール正面のヘニキが頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
前半5分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置で藤田義明のフィードを受けた前田遼一がクロス。しかし、これはそのままラインを割り、岐阜のゴールキックに。
前半6分、ジュビロ、中盤の中央で短くパスをつなぎ、最後は右サイドの櫻内 渚が縦に浮きパス。しかし、これは前線と合わず、岐阜ボールに。
前半7分、ジュビロ、名波 浩監督はスーツ姿。ベンチ前に立ち、序盤から選手たちに指示を出している。
前半8分、岐阜、クレイトン ドミンゲスにイエローカード。遅延行為によるもの。
前半9分、岐阜、敵陣右サイドの益山 司のパスを受けた遠藤純輝が難波宏明とのワンツーで突破を狙う。しかし、これは伊野波雅彦がカット。
前半10分、岐阜、自陣の川口能活が前線へロングキック。このこぼれ球をつなぎ、最後はゴール正面のクレイトン ドミンゲスが右足でミドルシュート。これは伊野波雅彦がブロック!
前半10分、岐阜にチャンス。敵陣右サイドの益山 司がクロス。これをニアサイドの難波宏明が頭で合わせるが、これはゴール横に外れた。
前半10分、ジュビロ、川口能活のキックを中盤でカット。その後、松井大輔が右サイドへ展開。櫻内 渚を走らせるが、長く、岐阜のスローインに。
前半13分、ジュビロ、カウンター、松井大輔がドリブル突破。これを岐阜ゴール前で止めた木谷公亮にイエローカード。
前半14分、ジュビロ、敵陣中央からFK。駒野友一が右足でゴール前に合わせる。これを前田遼一が頭で合わせるが、オフサイドの判定。
前半14分、岐阜、敵陣右サイドの高い位置でボールを持った益山 司がドリブルで松井大輔をかわし、クロス。ニアサイドへ。これはジュビロがクリア。
前半17分、序盤は五分五分の展開。ボール支配時間はやや岐阜が長いか。
前半18分、岐阜に決定機。メインスタンド側からCK、高地系治がキック。これに反応したゴール前の益山 司がポスト直撃のシュート。さらにこぼれ球をヘニキが押し込もうとするが、ジュビロがブロックし、クリア。再び岐阜のCKに。
前半19分、岐阜、CK、メインスタンド側から高地系治がキック。これはゴール前の前田遼一がヘディングでクリアした!
前半19分、岐阜、敵陣左サイドの遠藤純輝がドリブルで仕掛け、突破。そのままシュートを打つが、これは大きく枠の上。
前半23分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。最後は左サイドの森下 俊が縦に浮きパス。しかし、これは駒野友一と合わず、岐阜ボールに。
前半24分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドの高い位置で松井大輔、小林祐希とつなぎ、最後は小林祐希がドリブル突破。エリア内で倒されるが、これはノーファウルの判定・・。
前半26分、ジュビロに先制点!敵陣右サイドでFKを獲得。小林祐希がキック。これをゴール前の前田遼一が頭で合わせる。川口能活にブロックされ、ポストに当たったこぼれ球をゴール前の松井大輔が頭で押し込んだ!【1-0】
前半27分、岐阜、中盤右サイドからFK。田中秀人がロングキック。これは櫻内 渚がクリアした。
前半31分、岐阜、DFラインの木谷公亮が右サイドへロングキック。これをヘニキが頭で折り返すが、これは八田直樹がキャッチ。
前半33分、ジュビロ、岐阜ゴール前で小林祐希がファウルを受け、FKを獲得。ゴール正面。ペナルティーエリアのギリギリ外。かなりゴールに近い好位置。小林祐希がシュートフェイクを入れ、駒野友一が右足で直接狙うが、これは岐阜の壁にブロックされた。
前半34分、岐阜、敵陣左サイドを突破したクレイトン ドミンゲスがシュート。これは八田直樹がキャッチ。
前半35分、ジュビロに追加点!敵陣で駒野友一、宮崎智彦、松井大輔、小林祐希、松浦拓弥とつなぎ、左サイドから右サイドへ展開。最後は敵陣右サイド・松浦拓弥のスルーパスをゴール前で受けた前田遼一が右足で決めた!【2-0】
前半38分、岐阜、敵陣左サイドでFKを獲得。高地系治が左足でゴール前に合わせるが、これはファーサイドへ抜けた。
前半39分、岐阜にチャンス。ゴール右(エリア内)でロングパスを受けた益山 司が右足でシュート。これは八田直樹がブロック!スタンドからは大きな『八田』コール!
前半41分、ジュビロ、自陣でパスをつなぎ、最後は中盤中央の小林祐希が前線へフィード。松井大輔を走らせるが、長く、岐阜のゴールキックに。
前半42分、ジュビロ、メインスタンド側からCK。駒野友一がキック。ゴール前へ。これは飛び出した川口能活に右手でパンチングされ、クリアされた。
前半43分、ジュビロ、バックスタンド側からCK。小林祐希がキック。ファーサイドへ。これを櫻内 渚が頭でタッチするが、ラインを割り、岐阜のゴールキックに。
前半45分、前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、岐阜が中盤でボールを持ったところで前半終了のホイッスル。【2-0】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ!
後半2分、後半もピッチ上空はくもり。やや風があり、肌寒くなってきた。
後半4分、岐阜にチャンス。ゴール前へ浮きパス。このこぼれ球にゴール正面で反応した遠藤純輝が左足でシュート。これは八田直樹の正面。
後半7分、ジュビロ、自陣右サイドの伊野波雅彦が鋭くパスカット。そのまま攻撃参加。前田遼一とパス交換し、中央へ横パス。これを受けたのは小林祐希。一度タメを作り、右サイドへ展開したが、これは岐阜にカットされた。
後半8分、ジュビロ、敵陣右サイドでFKを獲得。伊野波雅彦が右足でキック。ゴール前に合わせるが、これは岐阜にクリアされた。
後半11分、岐阜、敵陣右サイドの高地系治が浮きパス。これを左サイドのヘニキがヘディングで折り返し、最後は阿部正紀が右足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
後半12分、岐阜、敵陣左サイドでFKを獲得。クレイトン ドミンゲスがキック。ゴール前に合わせるが、これはジュビロがクリアした。
後半13分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「DFライン、声を掛け合ってコントロールしよう」、「相手DF裏のスペースを上手く活用して攻撃しよう」。

岐阜、ラモス瑠偉監督、「マークの受け渡しをはっきりしよう」、「コンパクトに!!」、「中盤を構築しよう」、「1点取ろう!!」。
後半13分、岐阜、ラフプレーで阿部正紀にイエローカード。
後半15分、ジュビロ、敵陣右サイドの深い位置で前田遼一からパスを受けた櫻内 渚がドリブルで相手をかわし、クロス。これは惜しくもゴール前の前田遼一と合わず、ファーサイドへ抜けた。
後半16分、ジュビロ、メインスタンド側からCK、小林祐希がキック。これは岐阜にクリアされた。
後半17分、ジュビロ、メインスタンド側からCK、小林祐希がキック。ゴール前でジュビロにファウルの判定。岐阜のFKに。伊野波雅彦にイエローカード。
後半20分、岐阜、敵陣左サイドから森 勇介がロングスロー。これをニアサイドのヘニキが頭で流すが、最後は伊野波雅彦が大きくクリア!
後半21分、岐阜、中盤中央の高地系治が左サイドへ展開。クレイトン ドミンゲスがこれを受けるが、櫻内 渚が鋭いプレッシャーをかけ、縦に運ばせない。岐阜のスローインに。
後半22分、ジュビロ、自陣で藤田義明がクレイトン ドミンゲスからボール奪取。カウンターへ。前田遼一、小林祐希とつなぎ、最後は敵陣右サイドからインサイドへドリブルで切れ込んだ小林祐希が左足でシュート。これは川口能活にキャッチされた。
後半23分、岐阜、選手交代、森 勇介に代わり比嘉諒人を投入。
後半24分、岐阜、選手交代、クレイトン ドミンゲスに代わり水野泰輔を投入。
後半27分、ジュビロ、選手交代、松浦拓弥に代わりペク ソンドンを投入。
後半28分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置で藤田義明のパスを受けた前田遼一がドリブルでインサイドへ。相手に囲まれるが、こぼれ球をエリア内の松井大輔が右足で押し込んだ!【3-0】
後半30分、ジュビロ、敵陣中央のミドルレンジで宮崎智彦の横パスを受けた前田遼一が右足で思い切ってシュート。これは枠の上に外れた。
後半32分、ジュビロ、選手交代、森下 俊に代わり田中裕人を投入。岐阜、選手交代、田中秀人に代わり清本拓己を投入。
後半33分、岐阜に1点を返される。敵陣左サイドへ走ってパスを受けた高地系治がクロス。これを清本拓己が合わせ、最後は難波宏明が押し込んだ。【3-1】
後半35分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わり山崎亮平を投入。後半途中から藤田義明がセンターバックへスライド。田中裕人がボランチに入った。山崎亮平はそのまま2列目の左サイドへ。
後半39分、ジュビロ、敵陣右サイドへ上がった櫻内 渚がペク ソンドンのパスを受ける。ドリブルで仕掛けるが、これは岐阜にカットされた。
後半40分、岐阜、難波宏明の突破からCKを獲得。メインスタンド側から高地系治が左足でキック。ニアサイドへ。これは前田遼一がヘディングでクリア!
後半42分、岐阜、中盤の左サイドからFK。高地系治がロングキック。これをゴール前のヘニキが頭でタッチするが、ジュビロのゴールキックに。
後半43分、ジュビロ、山崎亮平のクロスからCKを獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。これは岐阜にクリアされた。
後半45分、岐阜、敵陣左サイドから高地系治がクロス。これはジュビロがクリア。後半のアディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、岐阜、中盤でボールを持った難波宏明へ田中裕人が猛烈にプレス。これは惜しくもファウルとなったが、献身的なプレーだった。
後半アディショナルタイム2分、岐阜、CK、メインスタンド側から高地系治がキック。これはジュビロがクリア。こぼれ球を拾った山崎亮平がドリブル。ジュビロのカウンターへ。最後はペク ソンドンへスルーパスを出すが、これはオフサイドの判定。
後半アディショナルタイム4分、岐阜、敵陣左サイドからロングスロー。このこぼれ球をゴール正面の高地系治が左足で合わせるが、これはジュビロがブロック!
後半アディショナルタイム5分、中盤の左サイドでジュビロのスローインとなったところで試合終了のホイッスル。【3-1】
名波 浩 監督

――感想
立ち上がり10分は相手が何をしてくるかわからないとか、システムが予想通りだったかどうかということも含めて、選手たちが様子を見ている感があって、その間、岐阜にちょっと体重を持たれた感がありました。ただ、そこをしのぎ、特にセットプレーで(岐阜のシュートが)ポストに当たってから、あの後からやっと目が覚めたような動き出しがあり、それに徐々にボール回しがついてきた前半だったかなと。
後半の立ち上がりはお互い中盤の潰し合いでしたが、特に残り20分は全く満足する内容ではなくて。相手に広く使われた場面もありましたし、パワープレーに対してセカンドボールは拾えていたのですが、拾った人間の選択肢があまりよくない状況が続いたので、またロングボールを入れられるような回数が増えてしまい、そこは残念だったなと思います。ただ、負けたゲームの次に勝ち点3を取れたことはよかったですね。
――残り20分で満足できなかった要因は?
まずメンバー交代によって、それでも継続していく前への守備をやっていかなければいけませんでしたが、多少藤田がポジションを下げたことによって、ちょっと後ろに重たくなってしまったのかなと。これは自分も反省しなければいけませんし、送り出した人間に対してそういうことを伝えなかったことが一つ問題あったと。それから、後ろで余っている人間が局面で何度かあったので、もうちょっと前から積極的に仕掛けないと自分たちがやろうとしている守備はできないのではないかと。そこはちょっと不満でしたね。
――前半、小林選手に指示を出していました。その後、小林選手がよりボールに絡むようになったと思いますが、どんな指示を?
まずはおっしゃったことが一つで、ボールに絡めと。ちょっと前田にくっつき過ぎている感じがあり、2トップ気味になっていたので、守備のスターティングポジションはそれでは難しいと伝えました。あとはボールに関わりながら配給、特に前への意識を持たせる配給をちょっと言いました。もう少しボールに触ってほしいですけどね。回数的には。

松井 大輔 選手

松井 大輔 ――2得点について
両方とも(前田)遼一のこぼれだったので、(前田)遼一におごらないとと思いつつ、ありがとうと言いましたけど(笑)。(前田には)うなぎをおごってと言われました(笑)。(前田)遼一の近くにいようということを常に心がけているので、ポジショニングはよかったと思います。勝ったことでチームが勢いに乗れればと思います。
――試合を振り返って
監督がリスタートということで、ホームで負けられないという気持ちが入ったゲームだったと思います。チームが一丸となって戦うことができました。
――今後へ向けて
ずっと勝っていくことが大事ですし、しっかり勝ち点3を取り続けることが上にプレッシャーをかけることになります。最後笑えるようにできればと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 (松井大輔には)しっかりごちそうしてもらいます(笑)。
(試合前に岐阜のキャプテン・川口能活とコイントスしたが?)尊敬できる先輩と試合前にああいう風に握手できたことはよかったです。
(攻撃面について)これを続けていけるようにまたいい準備して頑張りたいと思います。もっと点を取れるように頑張ります。

八田 直樹 選手

八田 直樹 ――試合を振り返って
大分戦で自分自身、ふがいないプレーをしてしまったので、もう一度気持ちを入れて臨みました。勝ち点3が取れたことはいいことですし、これを続けられるようにしていきたいです。
――好セーブもあったが?
最近ああいったプレーを出せていなかったですし、チームを勢いづけるプレーができなかったので、それができてよかったのですが、最後1点決められてしまっています。ゼロで終えることができれば、チームとしても上がっていくと思いますし、さらにレベルアップしなければいけないと思っています。もう一度しっかりやっていきたいです。
――岐阜・川口選手との対戦となったが?
一緒にやっていましたが、自分としてはライバルとしか思っていませんでした。(川口)能活さんはどう思っているかはわかりませんが、戦いに負けたくありませんし、そういった気持ちでやっていました。
――今後へ向けて
あと6試合しかないですし、勝つことでしか相手にプレッシャーをかけられないので、勝つことだけを考えていきたいです。さらに体を張って、さらにチームを助けるプレーをしたいです。

伊野波 雅彦 選手

伊野波 雅彦 ――試合を振り返って
前半よかったのですが、後半よくなかったです。ただ、ちょっと受け身になってしまったかなという中で3点目を取れたことは大きかったのですが。
ベースとなる『切り替え』という部分では、この3試合を通してある一定のレベルまでは持ってこれていると思いますし、あとはそこからの精度だったり、サイドチェンジの数を増やしたり、自分たちが悪い時間帯をどう乗り越えるかと。それと、そういう時間をなるべくなくすというか、そういう状況に応じてプレーを変えていく必要もあると思うので。もちろん僕が気づいたら言っていく部分もあると思いますし、それを各々が気づかないといけない部分もあると思います。ただ、今まで以上に自分のプレーを映像で見ていると思いますし、みんなでカバーしようという意識は高まってきていると思います。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 ――試合を振り返って
セカンドボールという部分で、徐々によくなってきましたし、チームとしてもセカンドボールを拾わないとという意識も強くなってきたと思います。ただ、最初からマイボールの時間をさらに長くしていければ、最初バタバタせずに済んだと思います。
――ボランチでのプレーについて
ボールに絡む回数が多いですし、守備も自分が声をかけ、主導権を取りながらできます。その意味ではやはり楽しいですし、何と言ってもボールを触れることが楽しいですね。

FC岐阜 ■ラモス瑠偉監督
 

――前半の序盤から中盤にかけて守りで裏を取られてもコンパクトにできていたように感じました。結果的に3失点しましたが、そのあたりの評価は?
今、ジュビロさんは昇格争いしているチームですし、1点取られても大丈夫だと思いましたが、どこかのタイミングで2点目が入ったら厳しくなると思っていました。あの2点目がおそらく全てだと思います。システムは関係ありません。負ける時は負けます。ただ、最後の最後まで攻めて1点返しに行こうという姿勢があってよかったと思います。負けて残念です。