2014年 試合速報

2014 J2リーグ 23節 vs.横浜FC

yokohama
yokohama

5 勝
8 分
9 敗
18 得点
24 失点
勝点 23
順位 18

4
  • 1
  • 0

  • 3
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

13 勝
4 分
5 敗
38 得点
21 失点
勝点 43
順位 3

前半
11分
小林 祐希
寺田 紳一
22分
ハーフタイム
小林 祐希
チンガ
後半
野崎 陽介
9分
パク ソンホ
13分
野上 結貴
17分
寺田 紳一
安 英学
21分
野崎 陽介
小野瀬 康介
31分
33分
松井 大輔
ペク ソンドン
パク ソンホ
黒津 勝
41分
安 英学
48分
18
南 雄太
2
野上 結貴
4
ドウグラス
15
市村 篤司
27
中島 崇典
10
寺田 紳一
14
小池 純輝
24
松下 年宏
36
松下 裕樹
13
野崎 陽介
39
パク ソンホ
SUB
1
渋谷 飛翔
32
永田 拓也
17
安 英学
19
小野瀬 康介
23
ナ ソンス
9
黒津 勝
11
三浦 知良
監督
山口 素弘
1
八田 直樹
2
菅沼 駿哉
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
33
藤田 義明
3
岡田 隆
4
小林 祐希
9
山崎 亮平
22
松井 大輔
7
ポポ
14
阿部 吉朗
SUB
39
藤ヶ谷 陽介
25
櫻内 渚
27
木下 高彰
35
森下 俊
11
松浦 拓弥
28
チンガ
8
ペク ソンドン
監督
シャムスカ

6,420
スタジアム名 試合日 キックオフ
ニッパ球 7/26(土) 18:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 山本 好彦 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 蒲澤 淳一 青山 健太
気温 湿度 第4の審判員 記録員
29.4度 57% 加藤 正和 宮本 由利子
11 シュート 7
14 ゴールキック 8
2 コーナーキック 6
19 直接FK 13
3 間接FK 5
3 オフサイド 4
0 PK 0

後半戦を白星でスタートできなかったが、修正すべき点は修正できている。ここから夏場の連戦が幕を開けるが、まずはこのアウェイゲームに勝ち、弾みをつけたい。

ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、菅沼駿哉、宮崎智彦。ダブルボランチに岡田 隆と小林祐希。中盤右サイドからポポ、松井大輔、山崎亮平。1トップに阿部吉朗という並びか。あるいは東京ヴェルディ戦の後半のように阿部吉朗とポポの2トップという可能性もある。
攻撃陣では久々のリーグ先発に燃える背番号14に特に注目したい。また、期待の新加入・チンガはこの試合もベンチスタート。ゲーム途中に投入された際には持ち前のスピードで相手を惑わせるに違いない。守備陣ではこちらもリーグ3試合ぶりのスタメンとなる菅沼駿哉に注目。試合前日練習では居残りでキック練習を行い、服部年宏強化部長にアドバイスを受けていた。また、古巣対決となる宮崎智彦は「成長した姿を見せたい!」と意気込みを語っている。同じくかつて横浜FCに在籍した森下 俊もベンチでスタンバイしている。昨日7月25日に33歳の誕生日を迎えた駒野友一にも期待したい。

対する横浜FCの予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKに南 雄太。最終ライン右から市村篤司、野上結貴、ドウグラス、中島崇典。ダブルボランチに寺田紳一と松下裕樹。中盤2列目右から松下年宏、野崎陽介、小池純輝。1トップにパク ソンホという並びか。また、“キング・カズ”こと三浦知良がベンチに入り、ウォーミングアップの段階からスタジアムを盛り上げている。
横浜FCは今季前半戦を下位で折り返しているが、後半戦で巻き返しを期す。今季はここまで5勝8分9敗の18位。総得点は『18』、総失点は『24』と思うような結果を残せていない。
しかし、前回の対戦は2-2のドロー。第8節にヤマハスタジアムで対戦した際には黒津 勝に先制点を許している。その後、前田遼一、松井大輔のゴールで逆転したものの、終盤にPKから同点に追いつかれ、ドロー決着となった。ジュビロ磐田とすれば、今度こそ勝ちきりたい。

試合の舞台はアウェイ・ニッパツ三ツ沢球技場。天候は晴れ。風が強く日かげでは涼しさを感じることもできるが、ひなたではまだまだ日中の暑さが残っている。じめじめとした湿気もゲームにどう影響するか・・・。この試合も大勢のサックスブルーサポーターがスタジアムにつめかけ、試合前から大きなエールを送っている。ここで連敗はできない!何としても勝ち点3を持って帰るぞっ!

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、敵陣左サイドでFKを獲得。キッカーはポポ。右足でライナー性のボールを入れるが、これは横浜FCにクリアされた。
前半2分、ジュビロのフォーメーションは[4-2-3-1]。GKに八田直樹。最終ライン右から駒野友一、藤田義明、菅沼駿哉、宮崎智彦。ダブルボランチに岡田 隆と小林祐希。中盤右サイドからポポ、松井大輔(キャプテン)、山崎亮平。1トップに阿部吉朗。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはホワイト。
前半3分、天候は晴れ。風があり、アウェイゴール裏側からホームゴール裏側へ向かって吹いている。
前半4分、ジュビロ、敵陣右サイドの山崎亮平がDFラインの背後でパスを受け、クロス。際どいボールだったが、これは横浜FCにクリアされた。
前半5分、対する横浜FCのフォーメーションは[4-2-3-1]。GKに南 雄太、最終ライン右から市村篤司、野上結貴、ドウグラス、中島崇典。ダブルボランチに寺田紳一(キャプテン)と松下裕樹。中盤2列目右から松下年宏、野崎陽介、小池純輝。1トップにパク ソンホ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは紺。
前半6分、この試合最初のシュートは横浜FC。敵陣中央でパク ソンホが起点を作り、最後は松下年宏が左足でシュート。これは八田直樹がキャッチ。
前半7分、ジュビロ、自陣左サイドの宮崎智彦が縦にパス。これに前線の阿部吉朗が走り込むが、これは横浜FCにカットされた。横浜FCはDFラインを高めに設定している。
前半8分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。小林祐希、松井大輔とつなぎ、最後はポポがクロス。これは横浜FCにクリアされた。
前半10分、試合開始から10分。まだまだ均衡した展開だ。
前半11分、ジュビロ、敵陣でのコンタクトプレーで小林祐希にイエローカード。
前半13分、ジュビロ、敵陣中央でポポ、小林祐希、山崎亮平と短いパスがテンポよくつながるが、最後は横浜FCにクリアされた。
前半14分、横浜FC、ロングボールをパク ソンホが競り、そのこぼれ球を拾った野崎陽介が左足でミドルシュート。これはゴール上に外れた。
前半16分、横浜FC、再びロングボールから攻撃。このこぼれ球を敵陣右サイドの野崎陽介が拾い、攻撃参加してきた市村篤司へパス。しかし、これは岡田 隆が体を張ってカットした!
前半17分、ジュビロ、敵陣右サイドで岡田 隆がこぼれ球を拾い、確実にパス。これを受けた駒野友一がクロスを上げるが、これは横浜FCにクリアされた。
前半18分、横浜FC、左サイドからカウンター。しかし、カバーに入った小林祐希が体を張ってカット。闘争心溢れるディフェンスだった!
前半18分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これは横浜FCにクリアされた。
前半19分、ジュビロ、敵陣左サイドでFKを獲得。キッカーは駒野友一。右足でニアサイドを狙うが、これは横浜FCにクリアされた。
前半22分、横浜FCに先制点。敵陣右サイドからクロス。これを八田直樹がパンチング。このこぼれ球をエリア内で拾ったのはフリーの寺田紳一。右足で決められた。【0-1】
前半24分、横浜FC、CK、メインスタンド側から松下年宏がキック。ファーサイドへ。これをドウグラスが頭で合わせるが、ゴール上に外れた。
前半25分、横浜FCに再びチャンス。カウンター。最後は敵陣右サイドをえぐった野崎陽介がクロス。際どいボールだったが、これは八田直樹がキャッチ。
前半29分、ジュビロに久々のシュート。敵陣中央でポポ、駒野友一、山崎亮平と短いパスをつなぎ、最後は小林祐希が左足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
前半31分、横浜FCにチャンス。敵陣左サイドのパク ソンホが右サイドへ大きく展開。これを市村篤司がつなぎ、最後は寺田紳一がワンツーでエリア内へ侵入。しかし、これはジュビロがクリアした。
前半33分、ジュビロ、自陣左サイドの小林祐希が左足で逆サイドへ大きく展開。ポポを狙うが、これは長く、横浜FCのスローインに。
前半33分、横浜FCにチャンス。敵陣左サイドのスペースに走り込んでパスを受けた小池純輝がシュート。これは八田直樹がキャッチ。
前半35分、横浜FC、敵陣右サイドからのクロスのこぼれ球を左サイド・パク ソンホが拾い、クロス。これは八田直樹がキャッチ。
前半39分、横浜FC、敵陣左サイドから攻撃。松下年宏が左サイドへ展開し、最後は中島崇典がクロス。これは八田直樹がキャッチ。
前半40分、ジュビロ、ポポのパスを受けた駒野友一が敵陣右サイドからクロス。ニアサイドへ。これは南 雄太にキャッチされた。
前半41分、横浜FC、敵陣中央の寺田紳一が左サイドへ展開。左サイドからクロス。これは菅沼駿哉がヘディングでクリア。
前半43分、ジュビロ、敵陣中央で小林祐希、ポポ、阿部吉朗と短いパスをつなぎ、打開を図るが、阿部吉朗のところでカットされた。この時間帯、なかなかシュートまで持っていけていない。
前半45分、ジュビロ、久々のシュート。敵陣左サイドから菅沼駿哉、阿部吉朗、岡田 隆、山崎亮平とつなぎ、右サイドへ展開。最後はインサイドへ切れ込んだ駒野友一が左足でミドルシュート。これはゴール上に外れた。
前半45分、前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロ、小林祐希の浮きパスを受けたのは敵陣左サイドのポポ。以後、宮崎智彦、松井大輔と短いパスをつなぐが、松井大輔のところでボールを失った。
前半アディショナルタイム3分、ジュビロ、中盤の小林祐希がロングキックを蹴ったところで、前半終了のホイッスル。【0-1】
後半1分、横浜FCボールで後半キックオフ。ジュビロ、ハーフタイムに選手交代、小林祐希に代わりチンガを投入。
後半1分、ジュビロ、後半開始から布陣を[4-4-2]へシフトか。2トップにポポと阿部吉朗。中盤右に松井大輔、左に山崎亮平。チンガはボランチでプレー。
後半3分、横浜FC、敵陣右サイドからクロス。このこぼれ球をファーサイドのパク ソンホが拾い、最後は松下裕樹が右足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
後半4分、横浜FC、敵陣左サイドでボールを奪い、最後は野崎陽介が左足でクロス。これはそのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。
後半5分、ジュビロ、敵陣右サイドでパスをつなぎ、最後は松井大輔が右足でクロス。これは長く、ファーサイドへ抜け、横浜FCのゴールキックに。
後半7分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ、ペリクレス シャムスカ監督、「2トップへ変更する」、「相手のカウンターに気をつけてプレッシャーを早く守備していこう」。

横浜FC、山口素弘監督、「前半以上にハードワークして行こう!」、「切り替え、プレッシャーをはっきり」、「2点目が勝負だ。強気に行くこと」。
後半9分、横浜FCに追加点。ジュビロDFラインの背後に小池純輝が抜け出し、クロス。これをゴール前でフリーとなった野崎陽介に左足で決められた・・・。【0-2】
後半12分、ジュビロ、ポポの直接FKからCKを獲得。バックスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これは横浜FCにクリアされた。
後半13分、横浜FC、ラフプレーでパク ソンホにイエローカード。
後半15分、ジュビロ、敵陣中央でポポが粘ってキープ。そのこぼれ球を拾った岡田 隆が縦にスルーパス。これに反応した阿部吉朗が相手と競り合いながら右足でシュート。これはゴール上に外れた・・。
後半17分、横浜FCに3点目・・。敵陣左サイドからFK。松下年宏がキックしたライナー性のボールを、ゴール前の野上結貴に押し込まれた・・・。【0-3】
後半21分、横浜FC、選手交代、寺田紳一に代わり安 英学を投入。
後半23分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でボールを持った山崎亮平が単独でドリブル。2人をかわすが、最後は松下裕樹にカットされた。
後半24分、ジュビロに決定機。敵陣左サイドの宮崎智彦が左足でクロス。これをゴール前でフリーとなった阿部吉朗が左足で合わせるが、南 雄太にブロックされた。
後半28分、ジュビロ、敵陣でボールを動かす。松井大輔、駒野友一、チンガらが絡み中央でボールを回すが、なかなかシュートまで持っていけない。最後は松井大輔がドリブルを仕掛けるが、横浜FCにカットされた。
後半30分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これは横浜FCにクリアされた。
後半30分、ジュビロ、敵陣右サイドのポポのクロスを、阿部吉朗が合わせるが、大きく枠の横に外れた。
後半31分、横浜FC、選手交代、野崎陽介に代わり小野瀬 康介を投入。
後半33分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わりペク ソンドンを投入。
後半33分、ジュビロ、途中出場のペク ソンドンはそのまま中盤の右に。そのペク ソンドンが敵陣右サイドの高い位置でボールを受け、クロス。これは横浜FCにクリアされた。
後半35分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。ニアサイドへ。これは横浜FCにクリアされた。この試合、CKをなかなか合わせることができていない・・。
後半36分、ジュビロ、敵陣右サイドの駒野友一がクロス。さらにそのこぼれ球をつなぎ、左サイドから宮崎智彦がクロス。しかし、いずれも横浜FCにクリアされた。
後半37分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。ファーサイドへ。これは横浜FCにクリアされた。
後半39分、ジュビロ、敵陣右サイドでポポのパスを受けた駒野友一がクロス。これは横浜FCにされた。
後半40分、横浜FC、相手DFラインの背後に松下年宏が飛び出し、パスを受けるが、これはオフサイドの判定。
後半41分、横浜FC、選手交代、パク ソンホに代わり黒津 勝を投入。
後半42分、ジュビロ、中盤中央でボールを持った山崎亮平がドリブルし、縦にスルーパス。これに反応したのはペク ソンドン。相手DFラインの背後でパスを受けるが、これはオフサイドの判定。
後半45分、後半のアディショナルタイムは5分。
後半アディショナルタイム1分、横浜FC、敵陣右サイドからFK、ゴール前に合わせてきたが、そのままラインを割り、ジュビロのゴールキックに。
後半アディショナルタイム3分、横浜FC、駒野友一のハンドにより敵陣左サイドの深い位置でFKを獲得。松下年宏がキック。ニアサイドへ。このこぼれ球を安 英学に右足で決められた。【0-4】
後半アディショナルタイム6分、両チームが中盤でボールを競り合ったところで、試合終了のホイッスル・・・。【0-4】
シャムスカ 監督

――感想
まずは、このニッパツ三ツ沢球技場の60周年おめでとうございます。この試合は守備のところであまりに脆さが出たなと。90分間全てが悪かったわけではないと確信していますが、ただ、隙を見せれば失点につながります。我々もペナルティーエリア付近までは行きましたが、フィニッシュの精度を欠いてしまったことで、ゴールすることができませんでした。この試合は横浜FCの勝利に相応しい試合だったと。この先、まずは守備面をしっかりと再構築していきたいと思っています。再構築できれば、またいい結果が戻ってくると思います。
――湘南、松本との勝ち点差がひろがりましたが、J1昇格が厳しいのでは?
今は苦しい状況だと思っています。悪い状況ですが、この先試合は多いです。ですから、必ずJ1はできると思っています。この先、3連戦の3試合目で松本と対戦します。松本に勝てば、チームは大きく成長すると思いますし、結果を求めていきたいです。自動昇格を諦めたわけではありません。自動昇格という目標を達成するためにチャンスは多くあります。ただ、まずはその前に、今チーム状況がすごくアンバランスです。複数の選手たちの負傷があってなのかはさだかではありませんが、ただ、バランスをしっかり取れれば、いい結果がついてくると思います。
――前田選手などけが人の見通しは?
ゾノ(金園英学)は少し時間がかかると思います。前田はジョギングまで回復していますが、今週についてはあまり期待できないのかなと。伊野波、フェルジナンドは体調不良から完全復帰し、今日から全体練習に参加しています。次の試合には出られると思います。
――けが人が多いわけですが、守備が崩れた原因は?
原因としては、我々のペナルティーエリアに相手が食い込んできた時にボールへの寄せが甘かったり、個人個人の脆さが少し出たのかなと思っています。見ていただけたらわかると思いますが、1失点目を食らった時に我々の方が数的優位でしたが、1人の選手にだれもマークに行かず、そこでフリーで決められてしまいました。そこの判断で誰が、いつ寄せるのかと。そして、セットプレーのところでも危険でしたし、少し慎重さが足りなかったのかなと。そこで相手が優位に立ったのかなと。そのあたりを含めて今週守備の改善を進めていきたいと思っています。
――『個人の脆さ』とありましたが、その要因はメンタル面や暑さなどどういったことが理由ですか?
危険なところで戦うスピリットがあまり見られませんでしたが、ただ、全体としては戦うスピリットがあったと思います。試合に挑む姿勢は見ることができましたが、ただ、1つ1つの局面で脆さが出たと思っています。
――ヤマハでの湘南戦は素晴らしい試合でしたが、なぜ、それを再現できないのでしょうか?
今後、選手たちにミーティングする時にその質問をそのまま投げかけたいと思います。湘南戦の会見でもこの姿を見せることができれば、いい結果を得られると言いました。暑さについてですが、我々は他のチームより平均年齢が高いです。ただ、その中でも特に後半、疲れてくる頃に我々の選手の方が彼らより走っていたことは否定はできないと思います。
――“ミニ目標”を達成できませんが?
5試合で勝ち点10というところをずっと達成してきたわけですが、それを達成してもずっと松本がついてきていた状況でした。ですから、5連勝を目指そうと投げかけていました。初めて達成できませんでしたが、このままぶれずにやっていきたいと思います。

岡田 隆 選手

岡田 隆 アウェイにもたくさんのサポーターの方に応援に来ていただきましたし、それに対して申し訳ないです。セットプレーで力負けしてしまった部分もありました。

駒野 友一 選手

駒野 友一 前半からパスのところでミスが重なったり、これから攻めるという時にミスが多くなってしまいました。立ち上がりはよかったのですが、そういったミスを繰り返してしまった部分もありましたし、ミスを少なくしなければいけません。

阿部 吉朗 選手

阿部 吉朗 前半の10分、15分ぐらいは逆に相手が苦しんでいた感じがありましたが、1点取られてから流れが変わってしまいました。僕自身もチャンスをしっかり決めきらなければいけませんでした。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 前半の入りはよかったのですが、失点をした後に後手を踏んでしまいました。練習で修正しなければいけません。

菅沼 駿哉 選手

菅沼 駿哉 これだけ失点してしまいましたし、言い訳できないと思っています。改めてチームが1つになり、やっていきたいです。

横浜FC ■山口 素弘監督
 

――感想
まず、久しぶりのホームの勝ちは嬉しいですし、サポーターにも喜んでもらえたと。勝ち点3に値するプレーを選手は見せてくれたと思います。今週だけではないですが、今週非常に選手がトレーニングの中で積極的に取り組んでくれて、より結果にこだわるところのプレーを意識してやってくれていると。それは出た選手だけでなくていろんな選手。その選手がいい状態を作ってくれているということがありますし、けがで一緒にできていない選手もいますが、けが人も徐々に戻ってきています。カズ(三浦知良)も今季初めてメンバーに入って、これからもっとチームに力を与えてくれると思いますし、そういう意味でいろんな選手がいい準備をしてくれると思います。後半戦の前に伝えたように、これから1試合1試合覚悟を持って臨むと。1つ1つ積み上げていくプレーを見せると言いました。
ゲーム内容については、磐田さんは個々の能力が高い選手が揃っていて前田選手、金園選手、伊野波選手、フェルジナンド選手がいようがいまいが、こちらはしっかりとした戦いを見せるんだというところだと思います。いなかったから勝ったんだということではなくて、書きたい人は書いてもらってかまわないんですが、こちらはしっかりとしたプレーを見せる、アグレッシブな戦いをする、粘り強く戦うというところを90分プラスアルファやってくれたと思います。
攻撃に関しても、うまく早めにサイドの裏や背後の動きを献身的に、特に(パク)ソンホ、野崎のところかな、非常に突いてくれました。シュートの意識も非常に全体としていい意識も出てきています。ただ、先ほど選手にも伝えましたが、連勝というのは僕らにはあまり関係ないので、今日勝ったことは終わりで、次に勝つかどうかというところしか目指していません。それは選手に伝え、選手もそういう目をしてくれたので、またいい準備をしてアウェイの札幌戦に臨みたいと思います。