2014年 試合速報

2014 J2リーグ 3節 vs.ロアッソ熊本

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
0 分
1 敗
4 得点
2 失点
勝点 3
順位 7

3
  • 3
  • 0

  • 0
  • 1

1
kumamoto
kumamoto

1 勝
0 分
1 敗
2 得点
2 失点
勝点 3
順位 9

前半
前田 遼一
7分
前田 遼一
19分
29分
齊藤 和樹
松井 大輔
36分
ハーフタイム
巻 誠一郎
岡本 賢明
後半
6分
園田 拓也
12分
中山 雄登
五領 淳樹
29分
齊藤 和樹
松井 大輔
ペク ソンドン
32分
山崎 亮平
松浦 拓弥
34分
37分
仲間 隼斗
ファビオ
前田 遼一
金園 英学
44分
39
藤ヶ谷 陽介
2
菅沼 駿哉
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
19
伊野波 雅彦
22
松井 大輔
32
フェルジナンド
33
藤田 義明
7
ポポ
9
山崎 亮平
18
前田 遼一
SUB
1
八田 直樹
25
櫻内 渚
6
田中 裕人
8
ペク ソンドン
11
松浦 拓弥
14
阿部 吉朗
17
金園 英学
監督
シャムスカ
1
畑 実
4
園田 拓也
5
矢野 大輔
6
篠原 弘次郎
7
片山 奨典
10
養父 雄仁
17
齊藤 和樹
27
中山 雄登
30
仲間 隼斗
38
橋本 拳人
36
巻 誠一郎
SUB
21
金井 大樹
23
藏川 洋平
2
黒木 晃平
9
ファビオ
14
岡本 賢明
19
五領 淳樹
監督
小野 剛

7,998
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 3/16(日) 16:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 髙橋 正紀 家本 政明
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分分 聳城 巧 佐藤 貴之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
14.4度 36% 高寺 恒如 花澤 秀登
14 シュート 9
13 ゴールキック 6
7 コーナーキック 1
16 直接FK 10
1 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

目指すは今季初の連勝。今季ホーム初ゴールを奪い、主導権を握る!

「我々にはJ1昇格という高い目標がある。満足せず、さらなる向上心を持ってやっていきたい」(シャムスカ監督)。

前節、アウェイ・カマタマーレ讃岐戦(3月9日)に4-1と勝利し、今季初勝利をマークしたジュビロ。だが、指揮官は表情を緩めなかった。“シャムスカ・ジュビロ”として初めて掴んだ白星でもあったが、今季の目標はあるまでも“いるべき場所”に戻ること。長丁場のリーグ戦はまだ始まったばかりだ。ゲームキャプテンを務める松井大輔も「この1勝で勢いに乗れればと思う」とした上で、「まだまだ修正点があると思うし、しっかり分析していきたい」とすぐに次の一戦を見据えた。
新チームのコンビネーションは試合を重ねることによくなっている。「チームが今後さらによくなっていくという感触がある」と語るのは前節2アシストのポポ。チームとして今季開幕戦・コンサドーレ札幌戦(3月2日)から2戦連続で2桁のシュート数を記録した。常にシュートを意識した攻撃を展開できているだけに、その精度をさらに磨いていきたい。

今節ホームに迎えるのはロアッソ熊本。昨季J2ではクラブワーストとなる19位。今季は日本代表コーチの経験もある小野剛氏が新監督に就任し、巻き返しを目指す。このオフに南 雄太(現・横浜FC)、北嶋秀朗(現ロアッソ熊本アシスタントコーチ)と2人のベテランが戦列を離れただけに、昨季チーム最多の8得点をマークした齊藤和樹、6得点の仲間隼斗ら若手の活躍がカギを握る。
今季はここまで1勝1敗。第1節はホームでアビスパ福岡と対戦。片山奨典、新加入・園田拓也のゴールで2-1と競り勝ち、今季初白星を掴んだ。しかし、第2節ではホームで松本山雅FCと対戦し、0-1。後半に相手の新加入・サビアにゴールを許し、今季初黒星を喫している。連敗を阻止するためにも必要な部分を修正し、敵地に乗り込んでくるに違いない。

この試合のポイントはやはり今季ホーム初得点。コンサドーレ札幌戦では数多くのチャンスを作りながらゴールを奪えなかっただけに、やはりホームグラウンドでゴールを決めたい。前節FKで今季初ゴールをマークした駒野友一は「札幌戦の借りを返すためにもホームで勝ち、サポーターのみなさんと共に喜びたい」と意気込む。前節、エース・前田遼一に今季初得点が生まれたこともチームにとって明るい材料だ。今季初めてヤマハスタジアムでゴールを決めるのはだれか――。序盤からアグレッシブに仕掛け、今季初の連勝を目指す。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKに藤ヶ谷 陽介、最終ライン右から駒野友一、菅沼駿哉、伊野波雅彦、宮崎智彦。ダブルボランチに藤田義明とフェルジナンド。中盤2列目右サイドから松井大輔(キャプテン)、ポポ、山崎亮平。1トップに前田遼一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半2分、熊本の布陣は[4-2-3-1]。GKは畑 実、最終ラインは右から園田拓也、篠原 弘次郎、矢野大輔、片山奨典。ダブルボランチに養父雄仁と橋本拳人。中盤2列目から中山雄登、齊藤和樹、仲間隼斗。1トップに巻 誠一郎(キャプテン)。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはシルバー。
前半2分、ジュビロ、藤ヶ谷 陽介のゴールキック、これを拾った松井大輔がポポとのパス交換から敵陣右サイドへ切れ込む。ドリブルを仕掛けるが、これは相手にカットされた。
前半3分、ジュビロ、この試合最初のシュート。敵陣左サイドから中へ切れ込んだフェルジナンドがシュート、さらにこのこぼれ球をポポが右足で合わせるが、これは枠の外。
前半5分、熊本、自陣左サイドでボールを奪い、一気に前線へロングパス。これを巻 誠一郎が競るが、伊野波雅彦がしっかりと体を寄せ、ジュビロボールに。
前半6分、ジュビロ、敵陣右サイドから松井大輔が右足でクロス。これは熊本にクリアされた。
前半7分、ジュビロに先制ゴール!敵陣右サイドから松井大輔が右足でクロス。これをゴール前の熊本DFがクリアミス。その背後にいた前田遼一が右足で確実に決めた!【1-0】
前半9分、ジュビロに決定機、CK、メインスタンド側からポポがショートコーナー。このパスを受けた宮崎智彦が左足でクロス。これをゴール前の前田遼一が頭で合わせるが、これは枠の横。
前半12分、熊本、パスをつないで敵陣右サイドを突破。最後は齊藤和樹が右足でクロス。これはゴール前の菅沼駿哉がクリア!
前半13分、ジュビロ、中盤の左サイドでボールを持ったフェルジナンドが右足で右サイドへ一気にサイドチェンジ。これを受けたポポが駒野友一へつなぐが、これは熊本にカットされた。
前半15分、この日の天気は晴れ。風が強く、メインスタンド側からバックスタンド側へかけて吹いている。
前半15分、熊本、敵陣左サイドでパスをつなぎ、クロス。これはゴール前の伊野波雅彦が頭でクリア!
前半16分、熊本に決定機。中盤の中央でパスを受けた橋本拳人がドリブルで持ち上がり、縦パス。これに反応した齊藤和樹が左足でシュートを打つが、これはゴールの横。危ない場面だった・・・。
前半19分、ジュビロに追加点。前田遼一が敵陣左サイドの深い位置でFKを獲得。宮崎智彦がキック。ファーサイドへ流れたボールを伊野波雅彦が拾い、右足でクロス。これをゴール前の前田遼一が胸でコントロールし、右足で決めた!【2-0】
前半22分、ジュビロ、自陣中央の菅沼駿哉が敵陣左サイドへミドルパス。これを山崎亮平、ポポとつなぎ、最後はポポがクロス。これは熊本にクリアされた。
前半23分、熊本、敵陣右サイドでパスをつなぎ、最後は養父雄仁が右足で縦パス。しかし、これはジュビロ守備陣が冷静に対応し、ブロック。ジュビロのゴールキックに。
前半25分、ジュビロ、敵陣右サイドから駒野友一がクロス。ファーサイドへ前田遼一が走り込むが、これは畑 実にキャッチされた。前田遼一はハットトリックなるか!?
前半26分、熊本、敵陣右サイドの深い位置で園田拓也のスルーパスを受けた齊藤和樹がドリブル。しかし、藤田義明がカバーに入り、ブロック。ジュビロボールのFKに。
前半28分、熊本、敵陣右サイドから縦パス。前線のスペースに巻 誠一郎が走り込むが、これはオフサイドの判定。ジュビロ守備陣がラインをしっかりとコントロールしている。
前半29分、熊本、中盤で宮崎智彦を倒した齊藤和樹にイエローカード。
前半30分、ジュビロ、敵陣左サイドからポポがクロス。これをゴール前の前田遼一が競るが、ファーサイドへ流れた。
前半31分、前半は残り15分を切った。追加点を狙いつつ、しっかりとゲームをコントロールしていきたい。
前半33分、ジュビロ、自陣で熊本にボールを持たれるが、藤田義明がボールをカット。リード後も落ち着いた守備を続けている。
前半35分、ジュビロ、ペリクレス シャムスカ監督はスーツ姿。メガネをかけ、ベンチ前に立って戦況を見ている。
前半36分、ジュビロに3点目。相手ゴール前で前田遼一がボールを奪い、ポポへ。ポポが畑 実と1対1となり、左足でシュート。畑 実にブロックされたが、こぼれ球を松井大輔が右足で確実に押し込んだ!【3-0】
前半40分、ジュビロ、攻撃の手を緩めない。敵陣右サイドで駒野友一のパスを受けた松井大輔がクロス。これに山崎亮平が飛び込むが、熊本にクリアされた。
前半42分、ジュビロ、敵陣右サイドで藤田義明、松井大輔、駒野友一とつなぎ、最後は駒野友一がクロス。これをファーサイドの前田遼一が頭で落とすが、熊本にクリアされた。
前半42分、熊本、敵陣左サイドからインサイドへつなぎ、最後は養父雄仁が右足でミドルシュート。これはゴールの横に外れた。
前半44分、ジュビロ、中盤でこぼれ球を拾った前田遼一がスルーパス。これに山崎亮平が走り込むが、オフサイドの判定。
前半44分、熊本、敵陣右サイドからのクロスのこぼれ球に反応した中山雄登が左足でミドル。これは駒野友一が頭でクリア!
前半45分、前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、敵陣右サイドの駒野友一がポポとのワンツーから突破を狙うが、ポポのパスがやや長く、熊本のゴールキックに。
前半アディショナルタイム3分、熊本が自陣でボールを持ったところで前半終了のホイッスル。ホームゴール裏から大きな『前田コール』。【3-0】
後半1分、熊本ボールで後半キックオフ!ハーフタイムに熊本に選手交代、巻 誠一郎に代わり岡本賢明を投入。
後半2分、熊本、敵陣左サイドから片山奨典がクロス。これは藤ヶ谷 陽介がキャッチ。
後半3分、ジュビロ、伊野波雅彦がピッチの外へ出て、メディカルスタッフの治療を受けている。左足を痛めたか。
後半4分、ジュビロ、伊野波雅彦はしばらく治療を受けてからピッチイン。プレーを再開させた。
後半6分、熊本、自陣右サイドで山崎亮平を倒した園田拓也にイエローカード。
後半6分、ジュビロ、敵陣左サイドからFK、ポポがキック、これはファーサイドへ流れて熊本のゴールキックに。
後半8分、ジュビロ、敵陣右サイドからポポ、さらに左サイドから宮崎智彦と連続クロス。しかし、いずれも熊本にクリアされた。
後半9分、ジュビロ、山崎亮平の惜しいシュートからCKを獲得。これは熊本にニアサイドでクリアされた。
後半10分、ジュビロに決定機!敵陣左サイドでポポがドリブル突破からクロス。これをゴール前でフリーとなった松井大輔が右足で合わせたが、熊本にブロックされた。
後半12分、ジュビロ、敵陣右サイドで駒野友一がドリブル突破、FKを獲得。FKの前に熊本に選手交代、中山雄登に代わり五領淳樹を投入。
後半12分、ジュビロ、敵陣右サイドからFK、これに複数の選手が飛び込むが、ジュビロにファウルの判定。熊本のFKに。
後半15分、ジュビロに決定機、敵陣左サイドから宮崎智彦、前田遼一、松井大輔と流れるようにパスがつながり、最後は松井大輔が右足でシュート。しかし、これは惜しくもゴール上に外れた。
後半17分、熊本、仲間隼斗がゴール正面からミドルシュート。これは藤ヶ谷 陽介がキャッチ。
後半17分、両チームのハーフタイムコメント。ジュビロ・シャムスカ監督、「後半の入りを集中していこう」、「セカンドボールをしっかり拾うように」、「ボールポゼッションを高く、攻撃を続けていこう」。

熊本・小野 剛監督、「ミスは誰にでもある。ただ、できることを1つのミスで捨ててはいけない」、「攻守とも自信を持って、堂々と戦おう」、「絶対にあきらめないこと!!」。
後半19分、ジュビロ、敵陣右サイドで駒野友一のパスを受けたポポが右足でクロス。これは畑 実にキャッチされた。
後半20分、熊本、敵陣右サイドでFKを獲得。養父雄仁が右足でキック。これはジュビロがニアサイドでクリア!
後半21分、熊本、後半途中から1トップに齊藤和樹、2列目に仲間隼斗、岡本賢明、五領淳樹という並びに。
後半22分、ジュビロ、バックスタンド側からCK、ポポがショートコーナー、パスを受けた宮崎智彦がクロス。これは熊本にクリアされた。
後半23分、ジュビロ、敵陣左サイドで山崎亮平がFKを獲得。キッカーはポポ、角度のない位置から右足で直接狙い、CKに。
後半24分、ジュビロ、CK、バックスタンド側からポポがキック。これは熊本にクリアされた。
後半26分、熊本、敵陣左サイドでスルーパスを受けた片山奨典が左足でクロス。これは菅沼駿哉、伊野波雅彦が体を張り、ジュビロがクリア!
後半27分、熊本にチャンス。敵陣右サイドを突破した園田拓也がクロス。これをニアサイドの五領淳樹が合わせるが、シュートは枠の上。
後半29分、熊本にゴール、敵陣右サイドの園田拓也のクロスを齊藤和樹が右足で決めた【3-1】
後半32分、ジュビロ、選手交代、松井大輔に代わりペク ソンドンを投入。キャプテンマークは駒野友一に。
後半34分、ジュビロ、選手交代、山崎亮平に代わり松浦拓弥を投入。
後半34分、ジュビロ、2列目の並びは右からペク ソンドン、ポポ、松浦拓弥に。
後半36分、ジュビロ、敵陣中央でボールを奪った松浦拓弥がドリブル。前田遼一へのスルーパスを狙うが、これは熊本にカットされた。
後半37分、熊本、選手交代、仲間隼斗に代わりファビオを投入。
後半38分、後半からナイター照明を点灯させている。風が強く、やや肌寒くなってきた。
後半39分、ジュビロ、敵陣右サイド・駒野友一が右足の切り返しから左足でクロス。ファーサイドの松浦拓弥を狙うが、これは熊本にクリアされた。
後半41分、試合は残り5分を切った。終盤もサックスブルーサポーターの熱い声援がピッチに響く。
後半42分、熊本、敵陣でパスをつなぎ、最後は養父雄仁が縦パスを狙うが、これはジュビロがしっかりクリア!
後半43分、熊本に決定機。敵陣右サイドを突破した五領淳樹が右足でシュート。これは枠の横。
後半44分、ジュビロ、選手交代、前田遼一に代わり金園英学を投入。
後半45分、熊本、CKから決定機。養父雄仁のキックのこぼれ球に反応した五領淳樹が左足でバー直撃のシュート。さらに五領淳樹のクロスを岡本賢明が頭で合わせるが、これは藤ヶ谷 陽介がキャッチ!
後半45分、後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これは畑 実にキャッチされた。
後半アディショナルタイム5分、熊本、敵陣右サイドからファビオがクロス。このボールがこぼれたところで試合終了のホイッスル。【3-1】
シャムスカ 監督

――感想
コンバンハ(※日本語で)。我々にとって非常に重要な試合でした。開幕戦をホームで敗れてしまったということで、サポーターはこの勝利を待ちわびていたと思います。試合中、常に結果を求める姿勢を見せることができたと思います。後半、攻撃の姿勢を続けた中で追加点を決めることができず、相手がそれを自信にして挑んできました。もっと点差を広げることができた試合だったと思いますし、少し危ない場面も見受けられました。ただ、大事なことはこういったことは今後も待ち受けていると思いますし、修正点を見つけ出し、それを修正していくことだと思います。90分間、勝者のスピリットを持って戦ってくれた選手たちに感謝しています。
――後半、相手に自信を持たせてしまった要因は?
そのあたり、チャンスのたびに確実に決めなければいけないと思います。それを修正点の1つとして修正していきたいと思います。
――前半3得点できた要因は?
調子がよくない時にチャンスを決める時もあれば、調子がいい時に決めることができないこともあるのがサッカーだと思っています。選手たちには結果を求める姿勢を最後まで出すようということを常に求めていますし、それがポジティブな結果につながったのではないかと思っています。ただ、もっと上手い試合運びができていれば、もっと楽に(試合を)終わらせることができたと思っています。コンパクトではなく、距離感が空いてしまった時間帯に関しては活性化させるために(ペク)ソンドン、松浦というスピードのある選手を入れました。そこ(コンパクトにできなかったこと)は修正点です。ゾノ(金園英学)に関しては攻守で貢献できる選手ですし、活性化させるために投入しました。前田の交代に関してはブラジルでは活躍した選手に対してサポーターから拍手してもらうために途中交代させることもあります。そういった意味での交代です。
――前田選手、松井選手がゴールを決めたことの意義は?
前田に関してはペナルティーエリアで力を発揮できる選手ですし、ペナルティーエリアにいれば、結果を出してくれる選手だと思っています。松井のゴールに関しては彼が非常にいいポジショニングを取っていたことで、こぼれ球が自然に足元に流れてきたという結果だと思っています。
――松井選手の存在がチームに与える影響とは?また、3試合連続で途中交代となっているが、その意図は?
彼は経験がある選手ですし、試合を“読む力”があると言うか、試合の“リズム”がわかる選手です。非常に大切な存在です。
彼の交代に関しては守備ができる選手を入れなければいけないという意図で交代させています。特に今日の試合は上下運動しなければいけない展開でしたし、その中で彼は非常によく走ってくれて、疲れも見えたので、フレッシュな選手を入れるという意味での交代です。

前田 遼一 選手

前田 遼一 勝ててよかったです。得点場面では松井がいいボールをくれました。ボールを入れる前から目が合っていました。次も勝利に貢献できるように頑張ります。

松井 大輔 選手

松井 大輔 ホームでなかなか勝てていないと聞いていたので、勝てて安心しました。(前田)遼一が決めてくれてよかったです。あの得点がなければ、今日の勝利はなかったと思いますし、よかったです。ただ、残念なことは僕がマン・オブ・ザ・マッチではないということですね(笑)。遼一はこの1週間僕におごってほしいです(笑)。昼メシは彼のおごりで食べたいと思います(笑)
――自身の加入後初得点について
開幕戦で決めたかったのですが、3戦目で取ることができました。ただ、これを続けることが大事です。1戦、1戦、しっかり引き締めていきたいと思います。
――試合全体について
僕個人としてはもう少しつなげるところはしっかりやらなければいけないと感じましたし、後半に間伸びした雰囲気になった時にもっと前線の選手が動き出したり、キープだったり、時間帯によって上手くやらなければいけないと思いました。そのあたりを修正していかなければいけません。

駒野 友一 選手

駒野 友一 やはり先制点が大事でしたし、早い時間帯に自分たちが取れたので、その意味でも相手の形を崩すことができたと思いますし、すごくよかったと思います。やはりクロスにしっかりと人数をかけることができれば、ゴールにつながります。早い時間帯に取れてよかったです。

宮崎 智彦 選手

宮崎 智彦 まずはホームで勝てたことがよかったです。ただ、チームとしても自分自身もまだまだ足りない部分はあります。守備面では相手にクロスを上げられてしまいましたし、カバーリングの部分ももっと突き詰めなければいけません。
――攻撃面について
個人的には前に前にという意識でいます。さらに相手にとって嫌な選手にならなければいけませんし、左サイドも怖いと思われるようにならなければいけません。

藤ヶ谷 陽介 選手

藤ヶ谷 陽介 ――今季初の連勝について
ホームで勝てましたし、連勝ということでよかったです。ただ、前節も今節も最後のところでばたばたしてしまったので、そこはもっと上手くゲームをコントロールできるようにしていかないとこれから厳しくなるかもしれませんし、そこは反省してやっていきたいです。
(松井)大輔が決めてくれるとやはりチームが盛り上がります。これからどんどん点を取ってくれればと思います。(前田)遼一はうちのエースですし、そこから攻撃が始まります。ヘディングも強いですし、相手にとっては嫌な存在だと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 勝てたことはよかったのですが、反省点もあります。後半は0-0というつもりで入ったのですが、さらにコンパクトにして、さらにセカンドボールを拾わなければいけませんでした。

ロアッソ熊本 ■小野 剛監督
 

――感想
残念ながら3失点で負けてしまいましたが、選手たちは最後の最後までよく戦ってくれたと思っています。できることなら、我々の経験の浅い選手たちにどれだけ恐怖心を払拭させ、自信を持ってピッチに送り出せるかというところが一つ勝負でした。相手の日本代表選手が並ぶ中、ちょっと最初バタバタした時間帯があり、そこでミスが出てしまったと。ただ、それは選手たちが懸命にやろうとした中で、私がもっと自信を持って送り出せなかった部分で力不足だと思っています。ただ、3失点してからはそこで下を向くことなく、非常に熱いハートを見せたこと。球際でも果敢に行き、最後までゴールに迫ることができたこと。このあたりは敗戦の中でも今季においての大きな収穫ではないかと思っています。なんとかこれを次は勝ち星につなげていきたいと思っています。