2013年 試合速報

2013 J1リーグ 9節 vs.ヴァンフォーレ甲府

vanforet
vanforet

2 勝
4 分
2 敗
8 得点
7 失点
勝点 10
順位 10

2
  • 1
  • 0

  • 1
  • 1

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
2 分
5 敗
10 得点
12 失点
勝点 5
順位 17

前半
32分
山本 脩斗
ウーゴ
33分
松橋 優
34分
ハーフタイム 後半
9分
松浦 拓弥
金園 英学
20分
山本 脩斗
山崎 亮平
ウーゴ
22分
25分
山本 康裕
ペク ソンドン
平本 一樹
オルティゴサ
26分
柏 好文
水野 晃樹
29分
36分
金園 英学
37分
金園 英学
ウーゴ
盛田 剛平
42分
21
河田 晃兵
2
福田 健介
16
松橋 優
26
青山 直晃
41
土屋 征夫
4
山本 英臣
6
佐々木 翔
18
柏 好文
22
羽生 直剛
11
ウーゴ
25
平本 一樹
SUB
1
荻 晃太
19
盛田 剛平
5
マルキーニョス パラナ
10
井澤 惇
29
水野 晃樹
30
保坂 一成
9
オルティゴサ
監督
城福 浩
1
川口 能活
19
伊野波 雅彦
24
チョ ビョングク
33
藤田 義明
5
駒野 友一
7
小林 裕紀
10
山田 大記
11
松浦 拓弥
20
山本 脩斗
23
山本 康裕
18
前田 遼一
SUB
21
八田 直樹
2
菅沼 駿哉
16
金沢 浄
26
松岡 亮輔
8
ペク ソンドン
9
山崎 亮平
17
金園 英学
監督
森下 仁志

14,062
スタジアム名 試合日 キックオフ
中銀スタ 5/3(金) 14:04
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 大野 辰巳 吉田 寿光
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 相樂 亨 山内 宏志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
20.5度 26% 山口 博司 角田 亜由美
5 シュート 5
10 ゴールキック 5
3 コーナーキック 10
12 直接FK 8
1 間接FK 0
1 オフサイド 0
2 PK 0

ジュビロの予想布陣は[3-4-2-1]。GKに川口能活、3バックは右から伊野波雅彦、チョ ビョングク、藤田義明。ダブルボランチに小林裕紀と山本康裕。中盤右ワイドに駒野友一、同左に山本脩斗。2列目右に松浦拓弥、同左に山田大記。ワントップに前田遼一という並びか。
前節はホームで湘南ベルマーレに4-0で勝利。山田大記、松浦拓弥、山本脩斗、山崎亮平のゴールが決まり、今季リーグ初勝利をマークした。前節は今季キャンプから取り組んできた[3-5-2]から[3-4-2-1]へシステム変更したが、ここまで積み重ねてきたスタイルと上手く合致し、攻守の精度をさらに高めることができた。「いいサッカーをして、なおかつ結果を出すことができた」(森下仁志監督)。もがき、苦しんだからこそ掴み取ったこの1勝は大きな価値を持つ。ここから勝点を積み重ね続け、順位を上げていくだけだ。

対する甲府はリーグ開幕8試合で2勝4分2敗の10位。前節はアウェイで横浜F・マリノスと対戦し、1-1の引き分け。序盤に中村俊輔にFKを直接決められたものの、その後大きく崩れず、ハードワークを継続。最小失点で踏ん張り、終盤に青山直晃の同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。予想布陣は[4-4-2]。GKに河田晃兵、最終ライン右から福田健介、青山直晃、土屋征夫、松橋 優。ダブルボランチに山本英臣と佐々木 翔。中盤右に柏 好文、同左に羽生直剛。2トップに平本一樹とウーゴという並びか。ベンチには以前ジュビロ磐田でプレーしたマルキーニョス パラナが控える。

アウェイゲームとなるジュビロにとって、この試合のポイントは前節の躍動感溢れるパフォーマンスを継続できるか。森下仁志監督は「甲府は粘り強く勝点を積み重ねているチーム。だからこそ、自分たちもさらに走り続けないといけない。場所が違っても自分たちのサッカーをしたい」と闘志を燃やす。昨季、さらに今季もここまでアウェイゲームでは思うような結果を残せていないが、ここが踏ん張りどころだ。「一番大切なことはホーム、アウェイ関係なくアグレッシブに戦うこと」と語るのは駒野友一。改めてチームの真価を問われる大一番になる。

会場となる山梨中銀スタジアムの天気は晴れ。キックオフは14時。今季初のリーグ2連勝で一気に波に乗りたい!!!

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!!!
前半1分、ジュビロ、布陣は[3-4-2-1]。GKに川口能活、3バックは右から伊野波雅彦、チョ ビョングク、藤田義明。ダブルボランチに小林裕紀と山本康裕。中盤右ワイドに駒野友一、同左に山本脩斗。2列目右に松浦拓弥、同左に山田大記。ワントップに前田遼一。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは白。
前半1分、甲府、布陣は[4-4-2]。GKに河田晃兵、最終ライン右から福田健介、青山直晃、土屋征夫、松橋 優。ダブルボランチに山本英臣と佐々木 翔。中盤右に柏 好文、同左に羽生直剛。2トップに平本一樹とウーゴ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは青。
前半2分、ピッチ上空は弱風。ジュビロにとっては追い風。
前半4分、序盤は均衡した展開。甲府、敵陣右サイドから山本英臣がクロス、これはファーサイドに抜けたが、今度は左サイドからクロス。これは伊野波雅彦が頭でクリアした。
前半5分、ジュビロ、中盤でボールを持った山本康裕が山本脩斗とのパス交換から縦パス。以後、松浦拓弥、小林裕紀とパスがつながり、最後は山本脩斗が小林裕紀のスルーパスに反応するが、これは長く、河田晃兵にキャッチされた。
前半6分、甲府、パスをつなぎ、最後は敵陣左サイドから縦パス。これを前線の平本一樹が受けようとするが、藤田義明が激しいボールアプローチでカット、クリア!
前半8分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。右サイド・駒野友一のパスを中央で受けた山田大記がキープ。右サイドへ浮き球のスルーパス。これに駒野友一が走り込むが、長く、甲府のゴールキックに。
前半9分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置で山田大記、松浦拓弥、山本脩斗がパス交換。相手に的を絞らせず、最後は山田大記が右足でクロス。これは甲府にクリアされたが、リズムのいいパスワークだった。
前半11分、甲府、柏 好文のクロスからCK、この試合最初のCK、メインスタンド側から福田健介がキック。これはファーサイドの山本脩斗が頭でクリアした!
前半12分、ジュビロ、敵陣右サイドの深い位置でスローイン獲得。これをつなぎ、駒野友一がクロスを入れるが、甲府にブロックされた。
前半13分、甲府、再び柏 好文のクロスからCK獲得、メインスタンド側から福田健介がキック。これはゴール前でジュビロがしっかりクリアした!
前半14分、ジュビロ、この試合最初のCK、メインスタンド側から駒野友一がキック。これはファーサイドへ抜け、甲府のスローインに。
前半16分、ジュビロ、自陣からパスをつなぎ、チャンスを狙う。最後は自陣から藤田義明がロングキック。これを前田遼一と土屋征夫が競り合い、こぼれ球を河田晃兵にキャッチされた。
前半17分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック。これはゴール前で河田晃兵にキャッチされた。
前半18分、甲府、先のCKでボールキャッチした際に河田晃兵が足を痛めた模様。しばらくプレーが中断。
前半19分、甲府、河田晃兵の自陣ゴール前からのロングキックでプレー再開。
前半20分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。藤田義明、山田大記とパスをつなぐが、山田大記のパスは甲府にカットされた。ゲームは依然として均衡した展開。
前半22分、ピッチ上空の風はやや強いか。甲府の浮き球のロングキックがやや押し戻される感あり。
前半23分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った山田大記が右足でロングシュート!風に乗ったボールは枠内に飛ぶが、河田晃兵にパンチングで防がれ、CKに。その後のCKも生かせず。
前半24分、甲府、相手ゴール前でボールを持った柏 好文がシュート。これはジュビロがブロック!
前半25分、甲府、福田健介が敵陣右サイドでドリブル。山本脩斗をかわし、クロス。これをゴール前のウーゴが頭で触るが、こぼれ球を川口能活がキャッチ!
前半30分、ジュビロ、チョ ビョングクのロングキックから攻撃。左サイドで起点を作り、前田遼一、山本脩斗、山田大記、松浦拓弥とパスがつながる。最後は松浦拓弥が右足でクロスを入れるが、これは甲府にクリアされた。
前半31分、ジュビロ、藤田義明が自陣からグラウンダーの縦パス。これを前線の山田大記が受けるが、甲府のプレスを受け、ボールロスト。
前半32分、エリア内のスルーパスに抜け出した柏 好文を倒した山本脩斗にイエローカード。甲府にPK。
前半33分、甲府、PK、キッカーはウーゴ。右足でゴール左に流し込まれ、甲府に先制点・・・。【0-1】
前半34分、甲府、自陣左サイドで駒野友一のドリブルを止めた松橋 優にイエローカード。
前半35分、ジュビロ、敵陣右サイドからFK。駒野友一がキック、これは甲府にクリアされた。
前半38分、甲府、敵陣左サイドに流れてパスを受けた平本一樹がクロス。これにウーゴが走り込むが、ジュビロがクリアした。
前半39分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でパスを受けた山本脩斗が縦パス。これを受けた山田大記が前田遼一とのワンツーで突破を狙うが、甲府にブロックされ、甲府のゴールキックに。
前半40分、甲府、パスをつないで中央を突破。最後は平本一樹のスルーパスをジュビロ最終ラインの背後で受けたウーゴが右足でシュートを放つが、バーに当たり、外れた。川口能活がボールタッチしていた!
前半42分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック、このこぼれ球を左サイドからクロス。これを前田遼一が頭でタッチするが、ゴール横に大きく外れ、甲府のゴールキックに。
前半45分、ジュビロ、右サイドから攻撃。伊野波雅彦、松浦拓弥、駒野友一とパスがつながるが、中盤の山本康裕のところでボールロスト。
前半45分、ジュビロ、CK、駒野友一がバックスタンド側からキック。これは甲府にクリアされた。前半アディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム3分、ジュビロ、自陣からボールを動かすもシュートまで持っていくことはできず。ボールを奪った甲府が中盤でパスを回したところで前半終了のホイッスル。
後半1分、甲府ボールで後半キックオフ!
後半2分、甲府、土屋征夫が自陣ゴール前で、ドリブルを仕掛けてきた松浦拓弥と激しくコンタクト。しばらくプレーが中断するが、甲府ボールでプレー再開。
後半5分、ジュビロ、自陣でパスをつなぎ、最後は前線の前田遼一へロングパス。しかし、これは甲府にカットされた。
後半7分、ジュビロ、ピッチサイドで金園英学がスタンバイ。
後半8分、ジュビロに決定機!右サイドから伊野波雅彦、山田大記、小林裕紀とつながり、最後はゴール前の前田遼一にボールが入るが、エリア内で甲府に激しいチャージを受け、シュートは打てず・・・。
後半9分、ジュビロ、選手交代、松浦拓弥に代わり金園英学を投入。
後半11分、ジュビロ、敵陣右サイドからアーリークロス、これに早速金園英学が飛び込むが、長く、甲府のゴールキックに。
後半12分、ジュビロ、途中出場の金園英学は前田遼一と2トップを構成。ダブルボランチはそのままに、山田大記がトップ下に近い位置にいる。
後半14分、甲府、CK、メインスタンド側から山本英臣がキック。ボールはファーサイドへ流れ、ジュビロのスローインに。
後半15分、ジュビロ、自陣からのロングボールに走り込んだ金園英学がこぼれ球に反応し、そのまま左足でミドルシュート。これはゴール横に外れた。
後半15分、ハーフタイムコメント、ジュビロ、「攻撃はもっと相手をはがす動きをしていこう!」、「守備はセカンドボールを拾っていこう」、「身体は動いている、もっと走って勝とう!」。
甲府、「DFに入った時、コースを切るのか、人に行くのかが曖昧。はっきりすること」、「マークの受け渡しをコミュニケーションを取りながらはっきりすること」、「後半は追い風になる。攻撃はミドルもある。守備はロングボールに対しての処理を注意しよう!」。
後半16分、甲府に決定機、右サイドをドリブルで突破した柏 好文が深い位置からクロス。これをファーサイドのウーゴが押し込もうとするが、わずかに触れず、ジュビロのゴールキックに。
後半18分、ピッチ上空の風向きは前半と変わらず。後半はジュビロにとっては向かい風。
後半19分、ジュビロ、ピッチサイドで山崎亮平がスタンバイ。
後半20分、ジュビロ、敵陣右サイドで駒野友一がドリブル突破、FK獲得、これに伊野波雅彦、チョ ビョングクらが飛び込むが、オフサイドの判定。
後半20分、ジュビロ、選手交代、山本脩斗に代わり山崎亮平を投入。
後半22分、甲府、カウンターからチャンス。平本一樹がドリブルで持ち込む。チョ ビョングクにエリア内で倒され、PK獲得。ウーゴが右足でゴール左に決め、甲府に追加点・・・。【0-2】
後半25分、ジュビロ、選手交代、山本康裕に代わりペク ソンドンを投入。
後半26分、甲府、選手交代、平本一樹に代わりオルティゴサを投入。
後半27分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った山崎亮平がドリブル突破から右足でシュート!これは河田晃兵にパンチングで防がれた・・・。その後のCKも生かせず。
後半29分、甲府、選手交代、柏 好文に代わり水野晃樹を投入。
後半30分、ジュビロ、前田遼一、金園英学の2トップ。2列目右から山崎亮平、山田大記、ペク ソンドン。アンカーに小林裕紀という攻撃的に布陣にシフトしている。
後半32分、ジュビロ、敵陣左サイドでボールを持った山崎亮平が前田遼一とのパス交換でサイドを突破するが、甲府にブロックされ、クロスを上げることはできず。甲府のゴールキックに。
後半34分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でスルーパスを受けた金園英学がクロス、しかし、これは河田晃兵にキャッチされた。
後半37分、ジュビロ、ラフプレーで金園英学にイエローカード。
後半37分、ジュビロ、1点を返す!!!敵陣右サイドでパスを受けた前田遼一が右足でクロス。これをゴール前の金園英学が胸でコントロールし、左足で押し込んだ!!!
後半40分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック。このこぼれ球をつなぎ、最後は山田大記が左サイドからクロス。これを金園英学が頭で合わせるが、ゴール横に外れた・・・。
後半44分、甲府、選手交代、ウーゴに代わり盛田剛平を投入。
後半44分、ジュビロ、敵陣左サイドからクロス。ゴール前で混戦となるが、シュートを打たせてもらえず、甲府にクリアされた。甲府は長身の盛田剛平をDFラインの中央に置き、5バック気味に。
後半45分、後半アディショナルタイムは6分。まずは1点だ。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、中盤から小林裕紀が右足でロングキック。しかし、これは甲府に弾き返された・・・。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、山田大記のパスを右サイドで受けた駒野友一がクロス。しかし、これは甲府に跳ね返された。
後半アディショナルタイム4分、甲府、カウンターからチャンス。水野晃樹がドリブル突破から右足でシュート。これはゴール横に外れた。
後半アディショナルタイム6分、ジュビロ、サイドからクロスを入れるが、なかなかチャンスを作れず、甲府にクリアされた。甲府は全員が自陣に下がって守っている、
後半アディショナルタイム7分、ジュビロ、右サイドから攻撃。前田遼一、小林裕紀、ペク ソンドンとエリア内でパスをつなぎ、最後は小林裕紀が左足でシュート。これがゴール横に外れたところで試合終了のホイッスル・・・。連勝ならず・・・。【1-2】
森下 仁志 監督

――感想
今日もバックスタンド、ゴール裏が埋まるほどのたくさんのサポーターの方に来ていただき、本当に感謝しています。ゲームに関しては一言、PKのシーンに象徴されるようにサッカーの本質的な部分で負けたと思います。
――PKの場面についてはやってはいけないミスと見てよいのでしょうか?
やってはいけないというより、準備の部分も含めあのシーンが球際を含めて今日の試合を象徴したシーンだったと思います。90分通して戦い続けたのは甲府さんだと思いますし、それが今日の試合の結果だと思います。
――前節素晴らしい活躍をした山本康裕選手がなかなか前を向けない場面が目立ちましたが?
個人的な評価というより、チーム全体として先ほど言ったように本質的なところで90分やり続けることができなかったという部分だと思います。途中から入った3人は本当によくやってくれたと思いますし、彼らのようなエネルギーを持った選手が一人でも多くないと、こういった粘り強い相手に対してはとても難しい試合になることは当然だと思います。

川口 能活 選手

川口 能活 PKのどちらかは止められればよかったのですが・・・。とにかく止めることを考えていましたし、そこで流れを引き寄せたかったのですが、2本とも決められてしまいましたし、やはり悔しいです。負けは負けです。前半からちょっと全体的に重い感じがあったと思いますし、やはり立ち上がりからたたみかけるような攻めができればと。前節の湘南戦の勝利はやはりそれがあったからこそだと思いますし、その姿勢は失ってはいけません。僕らは下の順位ですし、けして上位ではありませんし、チャレンジャーですから。さらに挑むようなプレーができればと思います。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 今日、負けた理由は球際に尽きるのかなと・・・。相手に全部やられてしまったかなと。相手が蹴ったボールのセカンドボールを拾われることも多かったですし。押し込むこともできましたが、自分たちからカウンターを受ける場面もありました。ボールの回し方としても外、外という形が多い時間帯もありましたし、あまりよくなかったかなと。もう少し中央にパスを入れたり、さらに2列目が前を向いて攻撃参加できればと。この試合に関しては前を向いても低い位置でしたし、仕掛けられる位置でボールを持てたかと言えばそうではなかったので。

山崎 亮平 選手

山崎 亮平 後半の途中から[4-4-2]になって、相手と対峙することが多かったですし、もっと仕掛けることができればと思います。(チョ)ビョングクも上がってきて、ロングボールも増えた中で、もう少し自分たちでセカンドボールを拾う選手、競る選手という役割をはっきりさせることができればと。前田さんとゾノ(金園英学)が競るだけでも相手は苦労していたと思いますし、嫌がっていたので、なおのこと役割をはっきりさせることができればと。すぐ試合があるので切り替えてやっていければと思います。

ペク ソンドン 選手

ペク ソンドン 久々にピッチに立つことができましたし、収穫はみんなと一緒にプレーできたことです。ただ、まだまだ足りない部分もあります。[4-4-2]の中盤の右サイドでのプレーでした。負けている状況でしたし、攻撃的なプレーを意識していました。
――終盤はロングボールが増えたが?
それは意図的にというより状況が状況でしたし、そういったプレーが出たと思います。次の試合に出るかどうかは僕自身が決めることではありませんが、出るチャンスがあればチームの助けになるようなプレーを心がけたいです。

金園 英学 選手

金園 英学 後半の途中までは僕が入って、前田さん、山田の3人が前線で流動的に動く感じでした。途中からは僕と前田さんで2トップになる[4-4-2]でした。得点シーンに関しては2トップで崩せたことは大きいと思います。ロングボールからの攻撃でしたが、今日の試合に関してはセカンドボールをシンプルに拾っていく形も相手が嫌がっていたと思いますし、そういった引き出しもありなのかなと思います。

藤田 義明 選手

藤田 義明 1失点目のところは相手のリスタートのところでもっともっと準備しなければいけませんし、2点目はカウンターの対応のところです。そこでももっと準備していればああいった場面を作らせなかったと思いますし、もっともっと準備しないと。ディフェンスとしてはそういったプレーをしていかなければいけませんし、そこを反省しなければいけません。ゾノ(金園英学)が途中から入ってきて攻撃が変わったイメージもありましたが、もっともっと相手に怖さを与えるようなプレーをしていければと。前節の湘南戦ではそれができていましたし、そういったプレーをさらに増やせればと思います。

ヴァンフォーレ甲府 ■城福 浩監督
 

――感想
磐田さんを今週ずっと分析してきました。分析すればするほどサイドからの攻撃もある、ポストプレーヤーもいる、中のボールを持った選手の力もある、持っていない選手の力もある、キックの質の高い、と本当に武器の多いチームだと思いました。チャンスの数ではJリーグでもトップクラスだろうと。今上位に並んでいるチームよりもチャンスの数を多く作っているという点では難しいゲームになると思っていました。
チーム全体としてはジュビロの攻撃のよさを出させないところを全員で意識して準備してきました。そういう中で我々らしいサッカー、場面をいかに多く作れるかというチャンレジという意味では守備に関してはおおむね選手全員がやってくれたと思います。ただ、そういう守備のハードワーク、共通認識を持ちながら守備をするという上では我々がボールを保持し、保持する中でスペースを突いていけるような場面を多く作っていかないと、GKに助けられるような場面がないと勝点3を取れないようなゲームになってしまうのかなと。今日は2-0で終わらせられなければいけないゲームでしたし、そこで1点取られたことを含め、攻撃の保持のところと1失点のところはしっかり反省して次に生かしていきたいです。