2013年 試合速報

2013 J1リーグ 4節 vs.サガン鳥栖

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

0 勝
1 分
2 敗
2 得点
4 失点
勝点 1
順位 15

3
  • 1
  • 2

  • 2
  • 1

3
sagan
sagan

1 勝
2 分
0 敗
7 得点
6 失点
勝点 5
順位 5

前半
9分
豊田 陽平
34分
豊田 陽平
37分
水沼 宏太
44分
小林 久晃
山田 大記
45分
ハーフタイム
山本 脩斗
駒野 友一
後半
6分
豊田 陽平
前田 遼一
小林 裕紀
13分
松浦 拓弥
17分
金園 英学
26分
34分
金 民友
清武 功暉
チョン ウヨン
37分
山本 康裕
金沢 浄
41分
42分
水沼 宏太
早坂 良太
1
川口 能活
2
菅沼 駿哉
24
チョ ビョングク
33
藤田 義明
10
山田 大記
11
松浦 拓弥
20
山本 脩斗
22
チョン ウヨン
23
山本 康裕
17
金園 英学
18
前田 遼一
SUB
21
八田 直樹
5
駒野 友一
16
金沢 浄
19
伊野波 雅彦
6
田中 裕人
7
小林 裕紀
30
阿部 吉朗
監督
森下 仁志
1
赤星 拓
4
小林 久晃
13
金 正也
15
丹羽 竜平
20
呂 成海
8
水沼 宏太
10
金 民友
14
藤田 直之
28
高橋 義希
11
豊田 陽平
22
池田 圭
SUB
12
奥田 達朗
3
磯崎 敬太
24
金井 貢史
23
末吉 隼也
25
早坂 良太
27
清武 功暉
9
ロニ
監督
尹 晶煥

8,741
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 3/30(土) 14:04
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 川上 覚 佐藤 隆治
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 名木 利幸 大川 直也
気温 湿度 第4の審判員 記録員
15.8度 67% 小椋 剛 花澤 秀登
8 シュート 13
13 ゴールキック 11
9 コーナーキック 4
12 直接FK 16
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

 ヤマザキナビスコカップで勢いをつけて迎える今節、ホームで満を持して今季リーグ戦初勝利を目指す。先に行われたカップ戦では大宮アルディージャ、清水エスパルスに勝利。今季公式戦初勝利&連勝をマークし、リーグ戦へ向けて弾みをつけることができた。今季リーグ戦では開幕3戦で1分2敗。けして内容的に悪くないが、思うような結果を残せていないだけにここで今季リーグ初勝利が欲しい。
 注目点の一つは先発ラインナップだ。日本代表メンバーとして2014FIFAワールドカップブラジル大会・アジア最終予選に臨んだ前田遼一、駒野友一、伊野波雅彦が今週チームに合流。中東・ヨルダンでの一戦を終えたばかりということでタフな日程となるが、この3選手をどういった形で起用するか。先のカップ戦では今季公式戦初先発となった松浦拓弥、山本康裕らが持ち味を存分に発揮。金園英学も2試合連続ゴールをマークするなどアピールを見せた選手は多く、代表組の合流でチーム内の競争はさらに激しくなる。「代表組のポジションも“絶対”ではない」と語るのは森下仁志監督。熾烈な定位置争いを勝ち抜き、ピッチに立つのはだれだ――。

 対するサガン鳥栖はリーグ開幕3試合で1勝2分。開幕から2試合連続引き分けで迎えた第3節・川崎フロンターレ戦で攻撃力が爆発。エース・豊田陽平の2得点を含む大量5得点で乱打戦を制し、今季初勝利を飾った。先のヤマザキナビスコカップではリーグ戦とメンバーを複数入れ替えて臨み、大卒ルーキー・清武功暉ら若手選手がアピールを見せている。
 攻撃の起点を作るのは今季もワントップの豊田陽平。昨季J1得点ランク2位の19ゴールを決めたエースは今季リーグ戦ですでに3ゴールをマーク。空中戦に抜群の強さを見せる点取り屋に絶対に隙を与えてはならない。彼との競り合いの後のこぼれ球への対応も試合を左右するポイントの一つとなるだろう。
 昨季サガン鳥栖とはヤマザキナビスコカップを含め3度対戦し、1勝2敗。アウェイではリーグ戦、カップ戦で2戦2敗と結果を残せなかったが、3月のリーグ戦ではホーム・ヤマハで2-1と競り勝ち、シーズン初勝利をマーク。今季も同じ場所、同じ相手から節目となる勝利をマークし、3月を白星で締め括りたい。

前半1分、鳥栖ボールで前半キックオフ!勝ち取れ!今季リーグ初勝利!!!
前半1分、ジュビロ、布陣は[3-5-2]、GKは川口能活、最終ライン右から菅沼駿哉、チョ ビョングク、藤田義明。アンカーにチョン ウヨン、2列右に松浦拓弥、同左に山田大記、右ワイドに山本脩斗、同左に山本康裕。2トップに前田遼一と金園英学。ユニフォームはサックスブルー。
前半1分、鳥栖、布陣は[4-2-3-1]、GKに赤星 拓、最終ライン右から丹羽竜平、小林久晃、金 正也、呂 成海。ダブルボランチに高橋義希、藤田直之。2列目右から水沼宏太、池田 圭、金 民友。ワントップに豊田陽平。ユニフォームはホワイト。
前半2分、ジュビロ、前田遼一が敵陣左サイドでボールキープ、FK獲得。山田大記が素早くリスタートし、右足でクロス。これに前田遼一が飛び込むが、惜しくもボールにタッチできず赤星 拓にキャッチされた。
前半4分、この試合最初のシュートは鳥栖、左サイドからのクロスをゴール正面の水沼宏太が左足で合わせるが、これはゴール横に外れた。
前半5分、鳥栖、右サイドバックの丹羽竜平が敵陣右サイドからクロス、これは川口能活がキャッチ。
前半6分、鳥栖、敵陣左サイドで金 民友、水沼宏太とパスがつながり、最後は高橋義希が右足でミドル。これはジュビロ守備陣がしっかりブロック!
前半7分、ジュビロに決定機!山田大記がロングパス1本で鳥栖最終ラインの背後を突き、左足でシュートを狙うが、強くミートできずゴール左に外れた。
前半9分、鳥栖に先制点・・・。敵陣左サイドでためを作り、クロス。これをファーサイドでフリーとなった豊田陽平が頭で押し込んだ・・・。【0-1】
前半10分、鳥栖、ミドルシュートからCK獲得、バックスタンド側から藤田直之がキック、これは菅沼駿哉が頭でクリアした。
前半13分、ピッチ上空は弱風。ジュビロにとっては追い風。
前半14分、鳥栖、敵陣左サイドでパスをつなぎ、クロス。これは山本康裕が頭でクリア。ここまではやや鳥栖ペースか。
前半14分、鳥栖、池田 圭がミドルシュート、これは川口能活がキャッチ。
前半16分、鳥栖、マイボールのゴールキックのこぼれ球を拾った金 民友がドリブルで突進。これは藤田義明がカバーに入り、クリア!
前半17分、ジュビロに決定機!チョ ビョングクのフィードを受けた山本康裕がドリブルで左サイドを突破し、クロス。これをファーサイドの山本脩斗が右足で合わせるが、シュートは大きく枠を外れた・・・。
前半20分、ジュビロ、自陣からビルドアップ、藤田義明、山田大記とパスがつながり左サイドへ展開。しかし、山本康裕のところでボールを失ってしまった。
前半20分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置でボールを持った山本康裕がスルーパス。これを前田遼一が受け、ゴール左でキープするが、DF2人に囲まれボールロスト。
前半22分、ジュビロ、自陣からビルドアップ、藤田義明から中盤中央の松浦拓弥へ縦パスが入るが、相手に囲まれボールロスト。なかなかシュートまで行けないが、ボール支配はできている。
前半24分、ジュビロ、山田大記のスルーパスに反応し、走り込んだ金園英学が勢い余ってボールをキャッチした赤星 拓と激突。金園英学のファウル。赤星 拓がピッチに倒れ込み一時プレーが中断するが、しばらくして立ち上がりプレー再開。
前半27分、ジュビロ、敵陣右サイドで縦パスに抜け出した松浦拓弥がクロス、これに前田遼一が飛び込むが、ボールはファーサイドへ流れる。さらに左の山田大記がクロス、これに今度は金園英学が飛び込むが、ボールに触れず鳥栖ボールのゴールキックに。
前半29分、ジュビロ、CK、メインスタンド側からチョン ウヨンがキック。これはファーサイドへ流れ、そのまま鳥栖ボールのゴールキックに。
前半30分、ジュビロ、敵陣中央で山田大記、前田遼一、山田大記、松浦拓弥とパスがつながり、CK獲得。バックスタンド側からチョン ウヨンがキック。これに金園英学が飛び込むが相手にブロックされ、鳥栖ボールのゴールキックに。
前半34分、鳥栖に追加点・・・。藤田直之のメインスタンド側からのCKを、ゴール正面の豊田陽平に頭で押し込まれた・・・。【0-2】
前半37分、鳥栖、水沼宏太にイエローカード、レフリーに対する異議。
前半38分、ジュビロ、ゴール前で得たFKをチョン ウヨンが右足で直接狙うが、これは鳥栖の壁(7枚)にブロックされた。
前半40分、ジュビロ、自陣からパスがつながる。チョン ウヨンの縦パスを受けた金園英学が右サイドへ展開。これを受けた山本脩斗がクロスを上げ、ゴール前の前田遼一が競るが、これは鳥栖にクリアされた。
前半42分、ジュビロ、チョン ウヨンの縦パスを受けた前田遼一が中盤でキープ。パスコースを探すが、相手に囲まれボールロスト。
前半44分、鳥栖、中盤で前田遼一を倒した小林久晃にイエローカード。
前半45分、ジュビロ、前田遼一のボールキープからCK獲得。メインスタンド側からチョン ウヨンがキック、トリックプレー、グラウンダーのボールをゴール正面のやや下がった位置で受けた山田大記が左足でワンタッチシュート!これがバーに当たり、そのままゴールイン!!!!!【1-2】
前半45分、前半アディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム2分、中盤で豊田陽平とチョ ビョングクが激しくコンタクト。豊田陽平がピッチに倒れ込み、一時プレーが中断。
前半アディショナルタイム4分、豊田陽平は担架でピッチの外へ。鳥栖が一人少ない状況でプレーが再開し、その直後に前半終了のホイッスル。【1-2】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ!まずは1点!!!ジュビロ、ハーフタイムに選手交代。山本脩斗に代わり駒野友一を投入。
後半2分、駒野友一はそのまま中盤の右ワイドに入った。
ジュビロ、山田大記のクロスからCK獲得。バックスタンド側からチョン ウヨンがキック。これをニアサイドの藤田義明が頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
後半3分、ジュビロ、自陣ゴール前でパス交換。藤田義明が巧みな縦パスをチョン ウヨンに通し、相手のプレスをかいくぐる。チョン ウヨンがその後ファウルを受けたためシュートまで行くことはできなかったが、後半も冷静にゲームに入っている。
後半6分、鳥栖に追加点・・・。バックスタンド側からのCKを藤田直之がキック、これを豊田陽平に頭で押し込まれた・・・。【1-3】
後半10分、鳥栖、敵陣中央でFK獲得、やや遠目の位置から水沼宏太が右足で直接狙うが、これは大きく枠の外。
後半13分、ジュビロ、選手交代、前田遼一に代わり小林裕紀を投入。
後半15分、ハーフタイムコメント、磐田、「サイドを攻略し攻撃すること」、「セカンドボールを拾うこと」、「まず次の1点を取り勝負しよう!」。
鳥栖、「よくやれている。最後まで集中すること」、「球際で負けないこと」、「クロスボールの対応に気をつけること」、「簡単に前へボールを運ばないこと」。
後半17分、ジュビロが再び1点差とする!!!右サイドを駆け上がった小林裕紀がクロス、これを山本康裕がヘディングシュート!一度は赤星 拓に防がれるが、そのこぼれ球を山本康裕が押し返し、最後はゴール前の松浦拓弥が右足で押し込んだ!!!!!【2-3】
後半19分、ジュビロ、前田遼一をベンチに下げたジュビロは松浦拓弥を前線へスライドさせ、2列目右に小林裕紀を入れた。
後半21分、鳥栖、右サイドからアーリークロスを入れるが、これは川口能活がキャッチ!
後半21分、ジュビロ、自陣から菅沼駿哉、チョン ウヨン、金園英学と縦パスがつながる。しかし、チョン ウヨンのラストパスがやや長くなりゴールはならず。赤星 拓にキャッチされた。
後半23分、ジュビロ、チョン ウヨンのファウルで自陣右サイドでFKを与えるが、しっかりとクリアした!
後半26分、ジュビロが同点!!!!!敵陣で松浦拓弥のパスを受けた金園英学が中央から右サイドへ展開。これを受けた駒野友一が右足でクロス、これをファーサイドの金園英学が頭で押し込んだ!!!!!【3-3】
後半30分、ゲームは残り15分。五分五分の展開だが、何とか勝ちきりたい!
後半32分、ジュビロ、ロングキックを山田大記が競り、そのこぼれ球を松浦拓弥が拾いドリブル。ゴール前で金園英学へスルーパスを出すが、これは赤星 拓にキャッチされた。
後半34分、鳥栖、選手交代、金 民友に代わり清武功暉を投入。
後半35分、鳥栖、敵陣中央でセカンドボールを拾った豊田陽平が左足でロングシュートを狙うが、これは枠の外。
後半36分、鳥栖、中盤でこぼれ球を拾った豊田陽平が再びシュート、ミドルレンジから右足で狙うが、これはゴール横に外れた。
後半37分、中盤で豊田陽平を倒したチョン ウヨンにイエローカード。鳥栖・清武功暉は中盤左サイドへ入っている。
後半38分、鳥栖、敵陣中央で清武功暉がボールを持ち、横パス。これを受けた藤田直之が右足でミドルを狙うが、これは枠の外。
後半39分、鳥栖、敵陣中央でボールを持った清武功暉が右足でミドルを狙うが、これは川口能活がキャッチ。
後半41分、ジュビロ、選手交代、山本康裕に代わり金沢 浄を投入。そのまま中盤の左ワイドへ。
後半42分、鳥栖、選手交代、水沼宏太に代わり早坂良太を投入。
後半44分、鳥栖、CK、メインスタンド側から藤田直之がキック、これはジュビロが二アサイドでクリア!
後半45分、鳥栖、敵陣右サイドから藤田直之がロングスロー、これを二アサイドの小林久晃が頭で合わせるが、これは枠の上。後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、CK、バックスタンド側から駒野友一がキック、これは鳥栖にクリアされた。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック、これは二アサイドで鳥栖にクリアされた。
後半アディショナルタイム4分、鳥栖、赤星 拓のゴールキックをつなぎ、清武功暉がスルーパス、これに早坂良太が走りこむが、オフサイドの判定。
後半アディショナルタイム5分、鳥栖、赤星 拓が自陣ゴール前から大きくパントキックしたところで試合終了のホイッスル。一時2点をリードされながら同点まで追い上げたが、今季リーグ初勝利はならなかった・・・。【3-3】
森下 仁志 監督

――感想
90分通して見れば勝たなければいけない試合だったと思います。
――メンバーを入れ替えた意図は?
より状態のいい選手を選びました。代表の選手とそれ以外の選手の差は歴然としたものではありませんし、十分プレーできると思います。より競争力を高めていきたいと思います。
――1-3から盛り返した攻撃力はヤマザキナビスコカップから継続できている?
1-3の状況にしなくていい状況と言うか、前半からもチャンスはありました。最後のところでもっといい場所を選べればもっとチャンスになった部分もありますし、ペナルティーエリア内の判断力をさらに上げていければと思います。
――前田選手のプレーの評価は?
この過密日程の中でよく体を張って相手を消耗させてくれたと思います。それが彼が交代した後の攻撃につながったと思います。ゾノ(金園)と(前田)遼一が前半からハードにプレーしてくれた分、相手のセンターバックが消耗したということもあったと思います。本当によくやってくれたと思います。
――豊田選手に3ゴールを許すことになりましたが?
ちょっとプレゼントし過ぎかなという部分はあります。ただ、やられる前に自分たちが相手を仕留めることができていればまた違った展開になったと思います。そこの部分をより上げていきたいです。

山田 大記 選手

山田 大記 ――試合を振り返って
3失点という部分はやはり勝ちに持って行くことが難しくなりますし、守備のところで修正しなければいけません。攻撃の部分も最後3点目を取った後は自分たちから自滅してしまった部分もありましたし、僕自身もミスが多くなってしまいました。最後の10分、15分は勝負どころになってくるので、そこで勝ちきれるチームになりたいです。
――自身のゴールシーンについて
(横にいた山本康裕に)譲ろうと思ったのですが、相手に寄せられたので打ちました。準備していない部分もあったので逆にリラックスして打てました。その点はよかったです。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 ――試合を振り返って
1-3になってから追いつけたことはよかったと思いますが、逆に言えば失点を減らせれば逆転できたという思いもありますし、悔しい試合です。前半の途中から自分たちのリズムにできましたし、失点もセットプレーとカウンターからでしたし、ボール自体は自分たちが持てていました。ただ、フィニッシュのところで決めきれなかったことで流れを持っていかれたかなと。
――自身のゴールシーンについて
こぼれ球につめることができました。(山本)康裕が一度打ったボールを折り返してくれ、ちょっとドキドキしましたが、入ってよかったです。
――ヤマザキナビスコカップに続く得点となりましたが?
いいことだとは思いますが、まだまだもっとシュートまで持っていける部分がありますし、さらに向上させていければと思います。
――今後へ向けて
ナビスコを挟みますが、チームとしての状態は悪くないですし、勝って次のリーグ戦につなげていきたいです。

金園 英学 選手

金園 英学 ――試合を振り返って
相手に引かれた状況で動くスペースが少ない部分もあり、難しい展開でしたが、得点できる自信はチームとしてありましたし、4点目を取りたかったという思いが強いです。同点ゴールではなく勝ち越しゴールが欲しかったです。さらにたたみかけるような攻撃ができれば先制点にもつながると思いますし、さらに優位に試合を進めていけると思います。
――3失点について
セットプレーのところでは僕の近くでもやられていますし、自分の責任もあります。チームとしてさらにしっかりやっていきたいです。
――今後へ向けて
僕たちも勝ちたいですし、サポーターのみなさんもそれを望んでいると思います。ナビスコを挟んでレッズ戦がありますが、どの試合もしっかり勝って4月はいい月にしたいです。

山本 康裕 選手

山本 康裕 ――試合を振り返って
やはり鳥栖とやる時にこういう形で失点してしまうと難しいゲームになってしまいます。
――序盤はチームとしての攻撃を相手に上手く消された?
うちのペースだと感じていましたが、球際で負けていた部分もありましたし、徐々にと言うか、先制点を食らう前にそういった前兆のようなものはあったと思います。そのあたり、もうちょっとはっきりプレーできないとああいった失点が増えてしまうと思いますし、もう少し立ち上がりに集中できていればと思います。
――勝点1について
入れられてから目を覚ますのは去年と変わっていませんし、そのあたり、もっと自分たちから仕掛けて点を入れ、主導権を握れればと思います。それができればさらに成長につながると思いますし、そのあたりはまだまだだと思います。
――後半は鳥栖が間伸びしたように見えましたが、その点はジュビロとしては狙い通り?
前半左サイドで僕がボールを持った時に(山田)大記くんや(前田)遼一さん、松浦くんを見て、それから崩していこうというイメージがあったのですが、後半はクロスで終わることを心がけました。そうすればセカンドボールも拾えますし、相手も結構ボールウォッチャーでしたし、2次攻撃につなげることができました。前半からクロスの数をもっと増やせればさらによかったのかなと思います。

菅沼 駿哉 選手

菅沼 駿哉 崩されてというより、ヘディングで3点を決められたことは鳥栖のサッカーを引き出させてしまったと言うか、そこに対応できなかったということだと思いますし、チームとしての課題です。攻撃のリズムを崩してしまったのは、あそこで守備陣が耐えられなかったからだと思いますし、次の試合につなげていきたいと思っています。セットプレーから失点することが多いので、そこも改めて考えていかなければいけないと思います。高さでは負けていないと思うのですが、だれが行くかという部分がはっきりしない部分もあったので、練習でさらに合わせていければと思います。

川口 能活 選手

川口 能活 よく追いついてくれましたし、3-3になった時も4点目も取れる状況だったと思いますが、やはり4点を取るような試合にはなっていけません。そのあたり、もっと後ろがセットプレーで安定した守備をしなければいけませんでしたし、そこは修正点です。ただ、負けなかったことは前向きに捉えていいと思います。

サガン鳥栖 ■尹 晶煥監督
 

――感想
まずはこの遠いところまでたくさんの方に来ていただき本当に感謝申し上げたいと思いますし、我々が常に先手を取っていたゲームで勝てなかったことについて非常に申し訳なく思います。ただ、選手たちは最後まで集中力を切らさずにやり抜きましたし、その点は拍手を送りたいと思います。
ゲームに関してですが、ミーティングで選手たちにも伝えたのですが、相手のパスの出どころをしっかり遮断することでチャンスが着て、得点もでき、主導権を握ってゲームを進めることができたと思います。だからこそ、今日の試合はものにしたかったのですが、瞬間的なミスや集中力の乱れからああいった形で失点をしてしまいましたし、より一層の集中力を持つことや些細なところのプレーをさらに突き詰めてやっていかなければいけません。ただ、アウェイで強敵のジュビロさん相手に勝点1を持って帰れるということはけして悪いことではありませんし、この勝点を次に生かしていいパフォーマンスに持っていきたいです。