2012年 試合速報

2012 J1リーグ公式戦 34節 vs.ガンバ大阪

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

12 勝
7 分
14 敗
55 得点
52 失点
勝点 43
順位 12

2
  • 1
  • 0

  • 1
  • 1

1
gamba
gamba

9 勝
11 分
13 敗
66 得点
63 失点
勝点 38
順位 16

前半
前田 遼一
5分
ハーフタイム 後半
8分
倉田 秋
27分
二川 孝広
佐々木 勇人
松浦 拓弥
金園 英学
31分
山崎 亮平
山本 康裕
34分
小林 裕紀
40分
家長 昭博
川西 翔太
42分
倉田 秋
パウリーニョ
山田 大記
山本 脩斗
46分
50分
遠藤 保仁
21
八田 直樹
5
駒野 友一
13
宮崎 智彦
22
菅沼 駿哉
33
藤田 義明
6
ロドリゴ ソウト
7
小林 裕紀
9
山崎 亮平
10
山田 大記
11
松浦 拓弥
18
前田 遼一
SUB
31
竹重 安希彦
20
山本 脩斗
24
チョ ビョングク
23
山本 康裕
50
小林 祐希
14
押谷 祐樹
17
金園 英学
監督
森下 仁志
1
藤ヶ谷 陽介
2
中澤 聡太
4
藤春 廣輝
15
今野 泰幸
21
加地 亮
7
遠藤 保仁
10
二川 孝広
14
倉田 秋
17
明神 智和
9
レアンドロ
41
家長 昭博
SUB
22
武田 洋平
5
丹羽 大輝
8
佐々木 勇人
23
武井 択也
25
阿部 浩之
11
パウリーニョ
18
川西 翔太
監督
松波 正信

14,389
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 12/1(土) 15:30
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝 河本 弘 東城 穣
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 田尻 智計 村上 孝治
気温 湿度 第4の審判員 記録員
10.8度 46% 野田 祐樹 花澤 秀登
12 シュート 14
7 ゴールキック 9
4 コーナーキック 8
17 直接FK 10
3 間接FK 1
3 オフサイド 1
0 PK 0

今季リーグ最終戦は今季の集大成となる一戦である。J1残留争いの渦中にいる相手とのゲームは極めてタフなものになるが、チーム一丸となり、白星で今年のリーグ戦を締め括りたい。

前節のアウェイ・大宮アルディージャ戦は惜しくも勝利を掴めなかった。松浦拓弥が4試合ぶりに先発出場し、[4-2-3-1]の布陣を採用。チームとして「ここ数試合で一番」(森下仁志監督)の入りを見せ、決定的なチャンスも作ったが、ゴールは奪えず。逆にミドルシュートとショートカウンターからゴールを破られ、0-2で敗戦。3連敗に加え、8試合勝ちなしという厳しい状況でこの試合を迎えることになった。

対するガンバ大阪はJ1残留へ向け、あとがない。前節はホームでFC東京と対戦。序盤に先制されたものの家長昭博の2ゴールで逆転。しかし、終盤に同点に追い付かれ、勝点1を得るにとどまった。降格圏内の16位で迎えるこの試合。勝つか引き分けた場合は他会場の結果次第で残留を決めることができるが、敗れれば降格が確定。死力を尽くし、なりふり構わず勝利を目指してくるに違いない。

相手の勢いに押されず、序盤からアグレッシブに仕掛けることがゲームのポイントになる。日本代表の遠藤保仁、今野泰幸、今季14試合で14得点をマークしているレアンドロらタレントは豊富だが、けして受け身になってはならない。3月下旬に敵地・万博で対戦した際には山本康裕、前田遼一のゴールで2-1と競り勝つことができた。

相手のパスワークに焦らず、粘り強く戦い抜いたからこそ結果がついてきた。辛抱強いゲーム運びができれば自ずとゴール、勝利は近づく。サックスブルーには90分間走り負けないタフさがあり、攻撃的な交代カードがある。前節は後半途中に金園英学、小林祐希を2枚同時に投入し、3バックにシフトチェンジ。この試合もバリエーション豊富な攻撃で相手ゴールを目指す。前節6本のシュートを放つも無得点に終わったゲームキャプテン・山田大記は「チャンスを決めきれず責任を感じていますし、勝利につながるゴールを個人としても、チームとしても取りたい」と意気込む。

ホームゲームでは8月18日の第22節・セレッソ大阪戦以来勝利がないが、このまま今年のリーグ戦を終えるわけにはいかない。勝利の凱歌をサックスサポーターと共に歌うために、チームの総力を結集させて勝利を目指す。

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半1分、ジュビロ、CK獲得、バックスタンド側から駒野友一がキック、このこぼれ球を前田遼一が拾い、ファーサイドのロドリゴ ソウトへ。ロドリゴ ソウトが右足でクロスを入れるが、このボールはファーサイドへ抜けた・・・。
前半3分、G大阪、CK、バックスタンド側から遠藤保仁がキック、これをゴール前の中澤聡太が頭で触れるが、その後のボールをジュビロがしっかりクリア!
前半3分、G大阪、この試合最初のシュート。敵陣中央で短いパスをつなぎ、最後はレアンドロが右足でミドルシュート。これは枠を外れ、ジュビロボールのゴールキックに。
前半4分、ジュビロ、布陣は[4-2-3-1]。最終ライン右から駒野友一、菅沼駿哉、藤田義明、宮崎智彦。ボランチにロドリゴ ソウトと小林裕紀。2列目左から山崎亮平、松浦拓弥、山田大記。ワントップに前田遼一。
前半5分、ジュビロに先制点!!!敵陣右サイドで駒野友一、山田大記とつなぎ、山田大記が深い位置から右足でクロス。ゴール前で混戦となり、最後は前田遼一が右足で押し込んだ!!!!!【1-0】
前半8分、G大阪、CK、再びバックスタンド側から遠藤保仁がキック、これはジュビロがしっかりクリア!
前半8分、G大阪、布陣は[4-2-3-1]。最終ライン右から加地 亮、中澤聡太、今野泰幸、藤春廣輝。ボランチに遠藤保仁と明神智和。2列目右から二川孝広、家長昭博、倉田 秋。ワントップにレアンドロ。
前半9分、G大阪、敵陣でパスをつなぎ、打開を図る。左サイドで細かいパスをつなぐものの最後は家長昭博のところでボールを失う。ボールを奪ったのはロドリゴ ソウト。ジュビロの守備陣が集中力の高い動きを見せる。
前半11分、G大阪、右サイドからアーリークロス。これをゴール前の位置まで上がった遠藤保仁が触るが、ボールをコンロールしきれずジュビロボールのゴールキックに。菅沼駿哉がしっかりとマークについていた。
前半13分、この日のヤマハスタジアムは快晴。ピッチ上空にはやや風がある。
前半15分、ジュビロ、自陣からのFKを八田直樹が大きくキック。ボールは相手ゴール前へ。これを前田遼一と中澤聡太が激しく競り合い、中澤聡太が頭でクリア。ゲームのキーとなるマッチアップとなりそうだ。
前半15分、ゲーム開始から15分。スコアは動いたものの依然として緊迫した展開が続く。ボール保持率はG大阪がやや優勢か。
前半19分、ジュビロ、敵陣中央で前田遼一、山崎亮平とつなぎ、左サイドへ展開。最後は攻撃参加した宮崎智彦が左足でクロス。このボールに前田遼一が飛び込むが、藤ヶ谷 陽介にキャッチされた。
前半22分、ジュビロ、小林裕紀が敵陣中央でフリーに。そのままボールを持ち上がり縦パスを狙うが、これは前田遼一らと合わずG大阪ボールに。このチャレンジを森下仁志監督は拍手で讃える。
前半23分、G大阪、敵陣右サイドからクロス、これを駒野友一がクリアしきれずボールはファーサイドのレアンドロへ。そのまま右足でシュートを放つが、これはジュビロがブロック!
前半24分、ジュビロ、相手を押し込み敵陣でボールを動かす。中央と右サイドで松浦拓弥、駒野友一、前田遼一らが絡みパス交換。しかし、シュートまで持っていけずボールロスト。
このボールを拾った家長昭博が一気に前線へフィード。これにレアンドロが走り込みカウンターを狙うが、つながらず、再びジュビロボールに。
前半27分、ジュビロ、G大阪にボールを持たれ自陣へ侵入されるが、左サイドでボールを持った家長昭博と宮崎智彦が激しく競り、ジュビロボールのFKに。先発復帰した背番号13が体を張ったプレーを見せている。
前半29分、G大阪、敵陣右サイドからのクロスからCK獲得。遠藤保仁が今度はメインスタンド側からキック。ボールはファーサイドへ。これは藤田義明が頭で大きくクリア!
前半30分、ジュビロ、敵陣中央で松浦拓弥が力強いボールキープを見せ、明神智和を振り切る。そのままゴール正面から右足でシュートを打つが、これは藤ヶ谷 陽介の正面・・・。
前半33分、G大阪、敵陣でボールを動かし、左サイドでFK獲得。キッカーは遠藤保仁、右足でカーブをかけたボールを入れるが、ジュビロがしっかりクリア!このこぼれ球をG大阪に先に触られるが、これはG大阪にハンドの判定。
前半36分、G大阪、自陣でボールを拾った遠藤保仁が右足でフィード。前線のレアンドロをスペースに走らせるが、菅沼駿哉がしっかりとした対応を見せ、タッチラインにクリア!
前半37分、ジュビロ、敵陣中央から右サイドへ展開。ロドリゴ ソウト、山田大記、駒野友一とつなぎ、右サイドを突く。最後は駒野友一が切り返しから左足でクロス。これはゴール前の前田遼一には惜しくも合わず、ファーサイドへ抜けてG大阪ボールのゴールキックに。
前半39分、ジュビロが攻撃を続ける。敵陣中央から再び右サイドへ展開。山田大記、駒野友一とつなぎ、最後は駒野友一が右サイドの深い位置からクロス。これは藤ヶ谷 陽介にキャッチされた。
前半42分、ジュビロ、自陣でボールを持たれるが集中力を切らさない。左サイドで家長昭博、藤春廣輝、倉田 秋とパスをつながれたものの突破は許さず、バックパスさせた。
前半44分、ジュビロ、自陣から短いパスをつないでシュートまで持っていく。最後は敵陣左サイドで松浦拓弥、山田大記、小林裕紀、宮崎智彦とつなぎ、宮崎智彦が左足でクロス。さらにこのこぼれ球を拾い、最後は小林裕紀がミドルシュートを打つが、これはゴール横に外れた。
前半45分、前半アディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム1分、G大阪、敵陣左サイドから倉田 秋がクロス、これはゴール前の藤田義明がクリア!
前半アディショナルタイム2分、G大阪、CK、メインスタンド側から遠藤保仁がキック、ジュビロがニアサイドでクリアしたところで前半終了のホイッスル。【1-0】
後半1分、ジュビロ、後半立ち上がりからチャンス。右サイドの駒野友一のクロスのこぼれ球を拾い、最後は小林裕紀がミドルシュート!しかし、これは相手にブロックされた。
後半4分、G大阪、CK、メインスタンド側から遠藤保仁がキック、ライナー性のボールがゴール前へ飛ぶが、これは八田直樹が右手でパンチングし、クリア!!!
後半6分、G大阪、敵陣左サイドの深い位置からのクロスをファーサイドのレアンドロがキープし、パス。最後は二川孝広が右足でシュートを打つが、これはジュビロがブロック!
後半6分、ジュビロ、敵陣中央でボールを持った前田遼一がミドルレンジから右足でシュート。これは藤ヶ谷 陽介の正面。
後半8分、G大阪に同点弾。右サイドの深い位置でボールを持った倉田 秋がドリブルで突進。ロドリゴ ソウトをかわし、角度のないところから右足でシュート。強烈なシュートが逆サイドのゴール上に突き刺さった・・・。【1-1】
後半10分、この時間帯はG大阪。相手ゴール前でレアンドロ、遠藤保仁とつなぎ、最後は倉田 秋が右足でシュート。これはロドリゴ ソウトがブロック!
後半12分、ジュビロもすぐさま攻撃を仕掛ける。八田直樹のゴールキックのこぼれ球を左サイド・松浦拓弥がキープし、中央へパス。ここに小林裕紀が走り込み、トラップするが、G大阪にスライディングでクリアされた。
後半13分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から駒野友一がキック、ライナー性のボールがゴール正面へ。これをロドリゴ ソウトが頭で合わせるが、シュートは惜しくもゴール横に外れた・・・。
後半15分、G大阪、ゴール右から二川孝広が左足でシュート、枠内に飛ぶが、八田直樹が右手一本で弾き出した!!!
後半15分、両チームハーフタイムコメント。
磐田、「自信を持ってボールを動かして攻撃すること」、「コンパクトに守備をすることをキープすること」、「次の1点を取りに行こう」。
G大阪、「相手ボールになったあとの切り替えを早く」、「ディフェンスももっとボールへ行くように。周りもしっかりサポートすること」、「あわてるな。攻守で相手を上回っていこう」。
後半21分、G大阪、敵陣でパスがつながる。家長昭博、レアンドロとつなぎ、最後は左サイドでボールを受けた藤春廣輝が左足でクロス。これはファーサイドへ抜けた。
後半22分、G大阪、敵陣でボールを動かし、最後はレアンドロが右サイドからカットイン。ジュビロ最終ラインの背後を突くが、これはゴール前の駒野友一が大きくクリア!
後半23分、ジュビロ、ゴール正面でフリーになった小林裕紀が右足でミドルシュート。ぶれ球が相手ゴールを強襲するが、これは藤ヶ谷 陽介の正面。
後半26分、ジュビロ、自陣からパスをつなぎ右サイドから攻撃。山田大記のボールキープからFK獲得。キッカーは駒野友一、右足でキック、これにニアサイドの前田遼一が飛び込むが押し込み切れず、G大阪ボールのゴールキックに。
後半27分、G大阪、1枚目の選手交代、二川孝広に代わり佐々木 勇人を投入。
後半28分、G大阪、CK、メインスタンド側から佐々木 勇人がキック、これはファーサイドへ抜けた。
後半30分、ゲームは残り15分。依然として緊迫した展開が続くが、何としても勝ちきりたい!
後半31分、ジュビロ、1枚目の選手交代、松浦拓弥に代わり金園英学を投入。そのまま前線に入り2トップに。
後半32分、G大阪、敵陣でパスがつながりチャンス。スルーパスに抜け出した家長昭博がゴール右から左足でシュート。これは八田直樹がしっかりキャッチ。
後半34分、ジュビロ、2枚目の選手交代、山崎亮平に代わり山本康裕を投入。
後半35分、G大阪に決定機。左サイド・倉田 秋のクロスをレアンドロがバー直撃のヘディングシュート!さらにこのこぼれ球を拾った藤春廣輝が左足でシュート。これはゴール横に外れた・・・。
後半37分、G大阪に再び決定機。左サイド・藤春廣輝のクロスをゴール正面で受けた家長昭博が左足シュート、これはジュビロがブロック、さらにこぼれ球を拾った今野泰幸がアーリークロス、これをファーサイドの遠藤保仁が頭で押し込むが、オフサイドの判定。
後半38分、ジュビロ、駒野友一が高い位置まで侵入し、切り返しから左足でシュート。これはゴール横に外れた。
後半40分、G大阪、選手交代、家長昭博に代わり川西翔太を投入。
後半40分、ジュビロに勝ち越しゴール!!!前田遼一とのワンツーで相手最終ラインの背後へ抜け出した小林裕紀が角度のないところから右足でシュート。豪快にゴールネットに揺らした!!!【2-1】
後半42分、G大阪、選手交代、倉田 秋に代わりパウリーニョを投入。
後半44分、ジュビロに決定機!自陣からボールを持ち上がった藤田義明がスルーパス。これに金園英学が抜け出し、藤ヶ谷 陽介と1対1に。左足でシュートを打つが、これは藤ヶ谷 陽介にキャッチされ追加点ならず・・・。
後半45分、後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、選手交代、山田大記に代わり山本脩斗を投入。キャプテンマークは前田遼一が巻く。
後半アディショナルタイム2分、ジュビロ、山本脩斗は2列目右サイドへ。その山本脩斗がドリブルで縦に突進、しかし、クロスを上がることはできず相手ボールのゴールキックに。
後半アディショナルタイム4分、G大阪、CK、メインスタンド側からパウリーニョがキック、これはジュビロがクリア!
後半アディショナルタイム5分、G大阪、自陣ゴール前で金園英学を倒した遠藤保仁にイエローカード。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロが自陣でボールを持ったところで試合終了のホイッスル!!!ジュビロが競り勝ち、今季リーグ最終戦を勝利で飾った!!!【2-1】
森下 仁志 監督

――感想
今日も本当にたくさんのサポーターの方に来ていただき、本当に選手の背中を押してくれたと思います。本当に、本当に感謝しています。
ゲームに関しては順位に関係なく本当に力のあるガンバさん相手で、自分が粘り強くやることが自分たちのスタイルを出す上での一番の近道だと思っていました。選手はその通りのプレーを出してくれましたし、ここ数試合僕の力不足で難しい状況にしてしまいましたが、中盤戦までの本来の自分たちの姿を最後に選手たちが取り戻してくれたと思っています。選手にもスタッフにも本当に感謝しています。
――G大阪が残留を懸けた一戦ということで、それをしのぐ力が必要だったと思いますが、試合前、選手たちにはどんなお話をされたのですか?
ミーティングで相手のことは一切話しませんでした。自分たちが本当にどこよりもトレーニングを積み、どこよりも走って普段からやっていることに自信を持つということとそれをやり抜くということ。あとはたくさんの方への感謝の気持ちを持つことです。それらは自分たちの今年のベースでしたから。もう一つは今年“頂点”が取れませんでしたが、自分たちの目指すべきところ、意思を貫こうと。この試合もこの状況もそれにつながる道だと思えば非常に重要な試合になりますし、そういうことを中心に話しました。
――この1年のリーグ戦を振り返ると?
難しくなったこの2か月に関しても自分を含めスタッフで分析しています。今日のような自分たちのゲームをスタンダードに、天皇杯を含めて自分たちを信じて前進していきたいと思います。
――今季のJ1リーグ全体の動向を振り返ると?
一つ言えることは力の差がないことだと思います。今日のガンバさんにしても本当に強かったですし、もしかしたら対戦したどの相手よりも強かったのではないかと思います。そういう意味でももちろん得点を取らないと優勝はできないですし、それプラス失点を少なくすると。そのやり方は様々あると思いますが、そういったことによりこだわったと言うか、背に腹を変えてと言うか、そういったチームが上に行ったのかなと思います。そういう部分でも僕の力不足なところもありますが、自分たちのスタイルを追い求めないとチームは長続きしないですし、その両方を追い求めると言うか、スタイルと結果をより強く思いながらまた前進していきたいと思います。
――「中盤戦までの本来の自分たちの姿を最後に選手たちが取り戻してくれた」という話がありましたが、具体的にはどういった部分ですか?
単純に言うと、ゴール前のシーンの体を投げ出してのシュートブロックです。そういうシーンは前半戦から中盤戦まで特にこのスタジアムではよく見られた光景だと思います。あとはここ最近結果は出ていませんでしたが、攻撃に関しても少しずつお互いのポジショニングの距離感がよくなってきたりとか、前にボールが入る回数が多くなってきたりとか。やはり僕自身思ったのはそういった寄りどころがないと今日のゲームはなかったと思いますし、やはり1年間自分たちがやることを貫いたことが、最後、自分たちの形を取り戻した要因だと思います。自分たちがやっていることを信じ、精度を上げてやり続けたいと思います。
――藤田選手をセンターバックで起用し、小林裕選手(背番号7)をボランチで起用した理由は?
そのあたり、僕自身が選手に育てられるとはこういうことなんだなと。本当に7番の小林裕紀を見ていてそう思いました。やはり若い選手であって様々なことがありますが、やはりこちらがより見守るというか、期待して信じることがすごく大事だと思いました。(小林)裕紀はメンバーを外れた時もより真摯にトレーニングに励んでいましたし。(藤田)義明に関してはボランチもセンターバックも両方できると思いますが、やはり今日は後ろから、中央から組み立ても果敢に挑んでいこうという僕の気持ちもありましたし、そういう部分でこのメンバーにしました。
――「今日のような自分たちのゲームをスタンダードに」という話がありましたが、やはりこの試合がこれまでで一番よかったとゲームだったと感じていますか?
もちろん内容的にはいいゲームもあるかもしれませんが、このチームの状況でこの相手に対してこれほどのパフォーマンスを出せたという部分では僕は今シーズン最高のゲームだったと。選手にも「今日最高の試合にしよう」と伝えて送り出しましたし、選手のおかげでそういう試合ができたと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 (勝利の瞬間は)やはり嬉しかったです。(ゴールについて)相手が残留争いをしているということは関係なしに、僕自身、ゴールが欲しかったですし、ああいう形であれよかったです。ただ、もっと頑張りたいという気持ちの方が強いです。
(サポーターへ向けて)試合前から何度も応援してもらいましたし、本当に力をもらいました。本当にやっと勝利を贈ることができたという気持ちです。
(天皇杯へ向けて)今年は上位ではありませんでしたが、鹿島はすごいチームですし、しっかり準備して勝ちたいです。

小林 裕紀 選手

小林 裕紀 ――ゴールを振り返ると?
入ってよかったです。前田さんからパスをもらい、中に何人か選手がいましたが、結果的に『打ってしまった』という感じだったので。
――久々の勝利となったが?
やはり苦しい分だけ喜びも大きかったですし、みんなで乗り越えようと話していました。最後の最後になってしまいましたが、結果として自分たちで一つ乗り越えることができてよかったです。
――ゲーム全体を振り返ると?
相手はどういう状況で来るかはわかっていましたし、それを跳ね返すことができたのはチームとしてよかった点だと思います。(試合展開として)受け身に回っていたというよりは、相手が上手いということはわかっていましたし、相手がどういう形でボールを回してくるということもわかっていました。そのあたり、自分たち一人一人の役割をはっきりさせることができていたので、それほど苦痛ではなかったです。
――サポーターへの思いは?
やはりサポーターの方にはだいぶ迷惑をかけてしまいましたし、最後勝ててよかったです。
――天皇杯へ向けて
まずはリーグ戦が終わったということで、また別の大会ですし、また切り替えていきたいです。

山田 大記 選手

山田 大記 ――今季リーグ戦を終えての心境は?
思うような結果を残せなかったのですごく責任を感じていますし、悔しさが大きいです。
――優勝争いから失速することになった後半戦を振り返ると?
プロとして結果が残すことが一番ですし、結果が出ていないことが全てだと思います。この経験を何かの糧にしなければいけないですし、無駄にしていけないと感じています。生かしていかなければと思います。
――この試合もサポーターが大きな声援を送ってくれたが?
それは去年から感じていますし、やはりサポーターのみなさんあっての自分たちだと思っています。そういった意味では大きな喜びとして恩返ししたかったのですが・・・。まだ天皇杯はありますが、リーグ戦という意味ではふがいなかったですし、申し訳ない気持ちです。
――この試合、勝ちきれた要因は?
正直、よくわからない部分もあります。負けている時も理由がわからない部分もありましたし、今日の試合と負けている試合と何が違うと言われて何か大きな違いがあるとは思えませんし、勝負の運というものもあると思います。正直、何が変わったかということは感じていません。勝ってほっとはしましたが、やはりリーグ最終戦ということでリーグ全体を振り返るべき時が今だと思いますし、そのあたり、喜びはほとんどないです。
――天皇杯へ向けて
天皇杯につなげていかなければいけませんし、この勝点3は大きいと思いますし、大きかったと言えるように天皇杯を勝ち続けて元旦を迎えられるようにやっていきたいです。(試合に)出ていない選手もチームのためにやってくれていますし、本当に素晴らしいチームだと思っています。そのチームで戦う今季最後の大会ですし、元旦に勝って終われるようにやっていきたいです。

ガンバ大阪 松波正信監督
 

――感想
勝たなければいけないゲームで先に点は取られましたが、ボールをしっかり持つことはできていました。ただ、最後のところでの少し崩しという部分で、前半ボールを持った中でボックス付近になった時のアイディアは少し足りなったかなと。後半、少しスピーディーにと言うか、背後を狙いながらいろいろな攻撃の形を出していましたが、最後のボックスの中の質という部分で、うちはそこで取りきらないと勝てないという今シーズンだったと思いますし、それが全てだったのではないかと思います。

試合日程・結果

J2 LEAGUE

天皇杯