2011年 試合速報

2011 J1リーグ 32節 vs.ヴァンフォーレ甲府

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

11 勝
8 分
12 敗
48 得点
40 失点
勝点 41
順位 9

2
  • 2
  • 1

  • 0
  • 0

1
vanforet
vanforet

8 勝
6 分
17 敗
37 得点
58 失点
勝点 30
順位 16

前半
2分
10分
16分
井澤 惇
金園 英学
30分
34分
松橋 優
柏 好文
35分
片桐 淳至
37分
ハーフナー マイク
ハーフタイム 後半
ロドリゴ ソウト
22分
西 紀寛
山本 脩斗
25分
津田 琢磨
ダヴィ
山本 脩斗
26分
ジウシーニョ
金沢 浄
31分
32分
山本 英臣
34分
井澤 惇
阿部 吉朗
金沢 浄
40分
金園 英学
荒田 智之
44分
48分
ハーフナー マイク
1
川口 能活
5
駒野 友一
6
那須 大亮
33
藤田 義明
50
古賀 正紘
8
ジウシーニョ
11
西 紀寛
22
小林 裕紀
49
ロドリゴ ソウト
17
金園 英学
18
前田 遼一
SUB
21
八田 直樹
2
加賀 健一
3
岡田 隆
16
金沢 浄
20
山本 脩斗
28
船谷 圭祐
19
荒田 智之
監督
柳下 正明
21
荒谷 弘樹
3
冨田 大介
5
ダニエル
6
吉田 豊
17
津田 琢磨
4
山本 英臣
7
石原 克哉
16
松橋 優
28
井澤 惇
14
ハーフナー マイク
20
片桐 淳至
SUB
1
荻 晃太
13
内山 俊彦
8
養父 雄仁
18
柏 好文
27
伊東 輝悦
11
ダヴィ
26
阿部 吉朗
監督
佐久間 悟

7,244
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 11/19(土) 14:04
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 松浦 敏夫 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
90分 八木 あかね 中野 卓
気温 湿度 第4の審判員 記録員
21.6度 93% 間島 宗一 花澤 秀登
15 シュート 10
12 ゴールキック 12
7 コーナーキック 4
11 直接FK 23
1 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0

2011年Jリーグ第32節が間もなくキックオフされる。
今日の対戦相手は、ブァンフォーレ甲府。
ここまで8勝6分17敗の勝点30で降格圏内である16位に沈んでいる。
ジュビロとしては下位チーム相手に取りこぼしだけは避けたい。

日本代表や天皇杯が行われたため、比較的緩やかな日程となっているJリーグ。
残り試合も少なくなっており、いい形でシーズンを終えたい。

対戦相手の甲府はやはりなんといっても長身センターフォワードのハーフナーマイクだろう。
ここ最近は日本代表にも選出されており、前田にとってはライバルと言える存在だ。何よりも高さに特徴があるため、センターバックの加賀、藤田は体で止めにいくことが求められる。
彼を抑えることが、勝利への近道と言えるだろう。

一方のジュビロは天皇杯でJ2のジェフ相手にまさかの敗戦。
新人ながら開幕から大活躍を続けていた山田が負傷するなど、散々な試合となってしまった。
さらに試合後には柳下監督の退任も発表された。
それでもシーズンはまだ残っている。
退任する柳下監督のためにも、何よりサポーターのためにも全力で戦うことが求められる。

試合開始は14:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半2分、ジュビロ、左サイドジウシーニョの突破から金園英学へ折り返し、左足でシュート! ボールはネットに突き刺さった!! 【1-0】
前半8分、ジュビロ、左サイドからジウシーニョがクロスを上げるも、GK荒谷弘樹にキャッチされてしまった。
前半10分、ジュビロ、ロドリゴ ソウト、駒野友一と繋ぎ、最後は中央に走りこんだ金園英学に折り返す。
金園英学はそのボールを右足で流し込むのみ! 【2-0】
早くも追加点をゲット!!
前半12分、ジュビロ、前田遼一、西紀寛と繋ぎ、ロドリゴ ソウトが柔らかいシュートを放つ。CKへ。
CKは古賀正紘がヘディングするも枠を外してしまう。
前半14分、甲府、スローインからハーフナーに渡り、ハーフナーが古賀正紘を背負いながらも、左足でシュート。
しかしシュートは川口能活の正面。
前半16分、甲府、右サイドからのクロスを駒野友一がクリアするも、そのこぼれ球を井澤惇が右足でミドルシュート。
ボールは右隅に突き刺さってしまった… 【2-1】
前半17分、甲府、左サイドからFK。ボールはファーで待っていたハーフナー マイクに入れるが、川口能活がパンチングしクリア!!
前半19分、ピッチ上、上空は風が強く舞っている状態。ボールがそれに影響され流されやすくなっている。
前半20分、甲府、右サイドからのCK。ジュビロDFがクリア!
前半22分、ジュビロ、左サイドから前田遼一が走りこんだジウシーニョにパス。ジウシーニョがそのままエリア内に侵入しクロスをあげるも、相手に防がれてしまった。そのこぼれ球をジウシーニョが再び拾いシュートするも、相手に当たりCK。 CKはチャンスならず。
前半24分、ジュビロ、自陣でボールを持った小林裕紀が、前線で動き出した金園英学へスルーパスを送るも、荒谷弘樹にクリアされてしまった…
前半29分、ジュビロ、本日は下がり気味の位置でプレーしているロドリゴ ソウト。献身的な守備で相手の攻撃の芽を摘んでいる。
前半30分、ジュビロ、幾度となくファウルを繰り返していた金園英学に対し、イエローカード。
前半31分、甲府、左サイドサイドから吉田豊が鋭いシュートを放つも、クロスバー直撃。
前半34分、甲府、怪我をしてしまった松橋優に代わり柏好文を投入。
前半35分、ジュビロ、中盤からドリブル突破をする西紀寛に対し、片桐淳至がたまらずファウル。片桐淳至に対しイエローカード。
FKは、駒野友一が直接ゴールを狙うも相手選手の壁に当たり、CK。
CKは、チャンスならず…
前半37分、甲府、駒野友一を倒したハーフナーに対し、イエローカード。
ハーフナーは次節以降出場停止。
前半40分、ジュビロ、片桐淳至からボールを奪った西紀寛がそのままドリブルで突進。左サイドの金園英学にロングパスを送るも、風が強く流されてしまった…
前半42分、ジュビロ、左サイドから那須大亮のクロス。ボールが逆サイドまで流れ、西紀寛が折り返すと前田遼一へ。
前田遼一が、相手選手3人を前にシュートコースを探しシュート。
しかし惜しくもボールはポスト直撃…
前半43分、ジュビロ、左サイドから那須大亮が小林裕紀へパス。
小林裕紀がシュートを放つも荒谷弘樹の正面。
前半45分、アディショナルタイムは、3分。
前半アディショナルタイム1分、ジュビロ、ジウシーニョが倒され足を痛めてしまう…
前半アディショナルタイム3分、ジュビロ、ゴール前金園英学がスルーパスを受けてシュートを放つも、荒谷弘樹が体を張ってセービング。
その後左サイドからジウシーニョがシュート気味のクロスを入れるも、荒谷弘樹の正面。
前半アディショナルタイム4分、ジュビロボールのゴールキックとなったところで前半終了のホイッスル。
後半1分、甲府ボールで後半キックオフ!
後半5分、ジュビロボールの時間が続くも、チャンスを作ることがなかなか出来ない。
後半6分、ジュビロ、左サイドジウシーニョから那須大亮へ。那須大亮がミドルシュートを放つも、枠の外。
後半7分、ジュビロ、ゴール前でボールを繋ぎ最後は金園英学へラストパスを送るも、ボールが長くなってしまった…
後半8分、甲府、ジウシーニョからボールを奪った片桐淳至がクロス。走りこんだ井澤惇がシュートを放つも川口能活がファインセーブ。
後半9分、甲府、後方からのボールをハーフナーが受けるもボールをコントロールすることが出来ず、そのまま川口能活が処理。
後半13分、甲府、左サイドから吉田豊のクロス。川口能活がパンチングでクリア。
後半19分、ジュビロ、速攻からジウシーニョが右サイドの西紀寛へサイドチェンジのパスを送るも、相手DFにクリアされてしまった。
後半20分、ジュビロ、右サイド駒野友一、西紀寛とつなぎ金園英学へ送るも、うまく合わず…
後半21分、甲府、後半はハーフナーを狙ったボールが多い。
後半22分、ジュビロ、片桐淳至を倒したロドリゴ ソウトに対しイエローカード。
甲府、FKは片桐淳至がハーフナーを狙うも合わず。
後半25分、ジュビロ、西紀寛に代わり山本脩斗を投入!
甲府、津田琢磨に代わり、ダヴィを投入。
後半26分、ジュビロ、吉田豊を倒した山本脩斗に対しイエローカード。
後半27分、甲府、エリア付近のこぼれ球を拾ったダヴィが右足でシュートを放つも、枠の外。
後半31分、ジュビロ、ジウシーニョに代わり金沢浄を投入!
後半32分、甲府、山本脩斗を倒した吉田豊に対しイエローカード。
ジュビロ、FKは駒野友一がふわりとファーサイドに上げると、前田遼一がシュートを放とうとするも、クリアされてしまった。
後半34分、甲府、井澤惇に代わり阿部吉朗を投入。
後半35分、甲府、右サイドからのクロスボール。
ハーフナーがトラップから川口能活と一対一となり、左足でシュートを放つも、川口能活がファインセーブ!
こぼれ球を更に狙われるが、ゴールを許さず!
後半37分、ジュビロ、左サイドCK。ファーサイドへボールを入れるも、荒谷弘樹がパンチング。こぼれ球を那須大亮がシュートを放つも、大きく枠を外してしまった。
後半40分、ジュビロ、ダニエルを倒してしまった金沢浄に対し、イエローカード。
CKは、チャンスならず。
後半41分、ジュビロ、速攻から小林裕紀が右足でシュート!相手DFに当たりCKへ。
CKはチャンスならず。
後半44分、ジュビロ、金園英学に代わり荒田智之を投入!
後半45分、アディショナルタイムは4分。
甲府、ダニエルからハーフナーを狙ったロングボールを入れるも、長くなってしまった…
後半アディショナルタイム1分、甲府、右サイドから片桐淳至のFK。ファーサイドにボールを入れるも、流れてしまう。こぼれ球をダニエルからダヴィがヘディングシュートを放つも、僅かにバーの上。
後半アディショナルタイム3分、甲府、小林裕紀を倒したハーフナーがイエローカード。2枚目のイエローカードでレッドカード退場。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロ、スローインから山本脩斗がボールを受け倒されたところで、試合終了のホイッスル。
柳下 正明 監督

――感想
非常に難しいゲームをしのいで勝ちきれたことはよかったと思います。選手達が一つになってプレーができた証拠だと思います。難しいゲーム、というのはこの雨と風、それとリードされている甲府にとっては何とか点数を取りにいかなければいけないということで、相当(ハーフナー)マイクに合わせるロングボールを入れてきて、それに対して他の選手が準備できていることで我々にとってなかなか押し返すことができませんでした。そこを粘り強くやれたので勝点3が取れたと思います。残り2試合、勝点を積み重ねていけるように準備していきたいと思っています。
――甲府・佐久間監督が監督会見で「ジュビロが立ち上がりのところでシンプルに縦に入れてきてそのこぼれ球を拾ってきた、というところで予想外だった」といった内容の話をされていましたが、そのあたり、この雨と風ということでシンプルにプレーすることを強調されたのですか?
そうですね。雨でグランドの状況もどんどん変わるだろうと。もしかした(ピッチが)重くなってボールが伸びないかもしれないので。ただ、ここまでの風は想像できませんでしたが。おそらく雨で視野が狭くなると思います。ですからシンプルに、ボールを受けてから考えるのではなく、受ける前にある程度前の意識を持ってプレーしようと。今日の2トップは前田と金園ですし、ダニエルも相当強いのですが、そんなに簡単にはクリアされないだろうということで。とにかく今言ったように前への意識を持ってシンプルにボールを動かそうということで選手達を送り出しました。
――金園英学選手が通算12得点となりましたが、今季の成長はどのように見ていますか?
今日も2点入れましたけど、3点目、4点目というビッグチャンスはありました。他のゲームでも同じような形(GKとの1対1)で外していますし、そのあたり、成長しなければいけません。また、一つの課題と言うか、もっといい選手になるためにはとにかく自分からアクションを起こすということをずっと言い続けていますが、まだ自分の形になったら動き出せますがボール保持者の状況によって動きを変えるということはできていません。そのあたり、アクションを起こせるようになったらもっともっと点数を取れると思います。今の得点はリアクションでの得点が非常に多いです。ただ、リアクションでこれほど得点を取れることはたいしたものですが。もう一つ成長するためには攻撃も守備もアクションを起こせるようにと。
――古賀選手を先発起用した意図は?
(ハーフナー)マイクが出るということで、マイクに対して今うちにいる最終ラインだったら古賀しかいないということで。天皇杯で起用すると中2日となりやはり厳しいだろうということで天皇杯では起用せず、甲府に対して古賀がいくということで考えていました。

西 紀寛 選手

西 紀寛 前半、早い時間帯で得点を取ったことはよかったのですが、その直後に失点してしまいましたし、ああいうところで失点しないようにしないと。(強風で)前半は裏を蹴ってもボールが止まってしまいましたが、後半は蹴っても流れてしまいました。

古賀 正紘 選手

古賀 正紘 (強風で)多少落下地点が読みづらい部分もありましたが、それはお互いさまです。前半の2点で楽になりましたが、その後に失点した反省点です。2-0のまま前半を折り返したかったのですが。その後は相手が完全にパワープレーにきましたし、ハーフナー選手も深い位置にきていましたし、多少ラインが下がった部分もあったのですが、最終的に失点しないということを意識していました。

川口 能活 選手

川口 能活 サポーターに何とか勝利を捧げることができました。ここのところホームで勝てていなかったので。最後まで冷静に戦えました。早い時間帯に点が入ったことで精神的に余裕を与えてくれました。(悪天候により)セーフティーなプレーを心掛けていました。

藤田 義明 選手

藤田 義明 ホームで勝ててよかったです。2点を取った後に1点を返されてしまいましたが、集中してプレーすることができました。残り2試合ですが全て勝ちたいですし、自分自身の課題を修正できればと思います。この試合の集中力を続けていきたいと思っています。

金園 英学 選手

金園 英学 天皇杯に敗れ、ホームでなかなか勝てていませんでしたし、アグレッシブにいこうと思っていたので、それが開始早々の2点につながったと思います。
(1点目は)いいボールがきて、前田さんにやはり相手が引きつけられていたので、空いたスペースに入って流し込むだけでした。
(2点目は)前田さんが潰れてくれて、空いたスペースに入り、同じような形でした。
(通算12得点となったが?)チームが勝つことが優先なので、チームの勝利に貢献できるようやっていきたいです。

ヴァンフォーレ甲府 佐久間 悟監督
 

今日も多くのサポーターに駆け付けていただき、雨降る中応援していただきましたが、勝点3を取ることができず、非常に残念ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日の試合に関してはリーグ戦の中断期間もあり、天皇杯を挟んでの試合ということで、天皇杯は我々にとってみるとこれまであまり出場機会のなかった選手や怪我から復帰した選手を起用しました。内容的にはレイソルに惨敗しましたが目的は達成できたかなと。そういった中でジュビロ戦も同時進行で準備してきましたが、今日の風、雨は両チームとも条件は一緒だと思いますが、立ち上がり試合の入り方に注意していましたが、予想以上にジュビロがシンプルにバックラインの背後に、2トップの金園選手と前田選手のところにボールを入れてきて、そのセカンドボールを拾いに来ていたところがあったので、私達からするとディフェンスラインと中盤ラインのコンパクトさがなくなり、そこを突かれて前半は非常に厳しい試合だったかなと思っています。ジュビロ相手に早い時間帯で失点2点するということは、今の甲府にとっては厳しいゲームプランになってしまったかなと。しかし、何とか1点返して前半1点のビハインドで終わることができたので、まだ少なくとも同点、上手くいけば逆転できるチャンスがあると思いましたし、選手達にはもう一度スコアは忘れようと。それから(ハーフナー)マイクがああいった形でカードをもらってしまい、彼も非常に落胆していたので、今日の試合で燃焼しきると言うか、頑張り続けようという話をしました。後半に関してはやり方はこの天候でなかなかボールをつなぐということは難しいという部分もあったので、後半に関してはシンプルにトップにボールを入れてセカンドボールを拾いにいくという作業をしました。一人ずつストライカーの枚数を増やしていき、最終的には[4-1-3-2]という形で、片桐はひらいてクロスを上げる役割としましたが、攻める時間は少しは増えたかなと思いますし、決定機もありましたが、なかなか追い付くことができず、残念な結果に終わってしまいました。残り2試合となり、残留ということも数字的には困難と言うか厳しい状況になってきましたが、まだチャンスはあると信じ、サポーターのみなさんのご声援に最後の最後まで応えるよう、選手もコーチもフロントスタッフも一体となって最後の最後までリーグ戦を戦っていきたいと思います。