2010年 試合速報

2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第4節

bellmare
bellmare

0 勝
0 分
2 敗
1 得点
4 失点
勝点 0
順位 6

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
1 分
0 敗
3 得点
2 失点
勝点 4
順位 3

前半
24分
上田 康太
ハーフタイム 後半
武田 英二郎
小澤 雄希
14分
前田 遼一
中山 元気
田原 豊
15分
三平 和司
新居 辰基
28分
29分
荒田 智之
松浦 拓弥
33分
ジウシーニョ
船谷 圭祐
40分
成岡 翔
田原 豊
43分
44分
成岡 翔
岡田 隆
金沢 浄
32
松本 拓也
4
山口 貴弘
5
臼井 幸平
6
村松 大輔
37
武田 英二郎
7
寺川 能人
15
ハン グギョン
21
永田 亮太
11
阿部 吉朗
27
中山 元気
36
三平 和司
SUB
25
金 永基
24
小澤 雄希
30
島村 毅
8
坂本 紘司
17
馬場 賢治
9
田原 豊
18
新居 辰基
監督
反町 康治
21
八田 直樹
2
加賀 健一
13
イ ガンジン
16
金沢 浄
23
山本 康裕
6
那須 大亮
8
ジウシーニョ
10
成岡 翔
27
上田 康太
18
前田 遼一
19
荒田 智之
SUB
31
竹重 安希彦
3
岡田 隆
4
大井 健太郎
17
犬塚 友輔
20
山本 脩斗
24
松浦 拓弥
28
船谷 圭祐
監督
柳下 正明

5,184
スタジアム名 試合日 キックオフ
平塚 5/26(水) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 不破 信 岡田 正義
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 中原 美智雄 前田 敦
気温 湿度 第4の審判員 記録員
15.3度 82% 荒城 巧 井澤 法子
12 シュート 10
10 ゴールキック 12
2 コーナーキック 5
14 直接FK 10
3 間接FK 3
3 オフサイド 2
0 PK 0

ヤマザキナビスコカップ第4節がまもなく始まる。

今日の対戦相手は反町監督率いる湘南ベルマーレ。

今シーズンのJリーグでは一度対戦をしている湘南ベルマーレ、このときの結果は0-0のスコアレスドローに終わっており、アウェイながら基調な勝点1を手に入れている。
この試合を機にジュビロのDFが安定、それまで失点が多かったが、この試合で何かを掴んだのかそれ以降の試合では、神戸戦を除き1失点以下の試合を続けている。
逆に、攻撃陣は、湘南の堅いDFを崩すことが出来ずにスコアレスに終わってしまっており、今回の対戦では攻撃陣の爆発に期待したい。
イグノが代表に参加しており、チームを離れているが、先日怪我から復帰し早速点を決めてくれたジウシーニョや、常日頃から準備を怠らない荒田智之、期待の若手FWの山崎亮平らがおり、新しい戦力を発掘することが出来れば今後のJの試合でも生かせるだけに、アピールに期待したい。

今季2度目の対戦も会場はアウェイの平塚。
海風が吹き付けるスタジアムではあるが、今シーズン1度経験しているスタジアムだけにその経験を生かし勝利を手に入れたいところ。

この試合が終わった後には、もう一度湘南との対戦が待ち構えている。
それだけに、この試合では相手に隙をみせることなく、相手の弱点を見つけるつもりで試合に臨みたい。
イグノ、駒野友一、川口能活が代表で抜けてしまっているが、バックアッパーに甘んじてしまっていた選手にとってはこれとないチャンスであり絶好のアピールの場。
アウェイとはいえ、決して消極的にはならず、積極的なプレーをしてもらいたい。

平日開催のナビスコカップ。
ここはぜひ、スタジアムに足を運んでいただき、ジュビロの選手に力を与えてほしい。

試合は午後7時00分キックオフ!

前半0分、ジュビロボールで前半キックオフ!
前半2分、ジュビロ、八田直樹がゴールキックを蹴る。今は雨は降っていないが、試合前に降っていた雨でピッチ上は水分を含んでいる。少しスリッピーなグラウンド状況となっている。
前半5分、ジュビロ、湘南のパス回しに前田遼一が前線からプレッシャーをかける。両チームともコンパクトなフィールドでゲームが繰り広げられている。
前半7分、湘南、松本拓也のゴールキックのこぼれ球から湘南がフリーキックを獲得。寺川能人がキック。セカンドボールを八田直樹がキャッチした。
前半10分、ジュビロ、イガンジンの縦パスを前田遼一がキープし、ジウシーニョにパス。チャンスにはつながらなかったが、攻撃のリズムを感じさせた。
前半13分、前田遼一を起点に右サイドに展開。成岡翔がパスを受けると、サイドをオーバーラップした山本康裕へパス。惜しくもカットされたが積極的なサイド攻撃を続けたい。
前半15分、湘南、臼井幸平のフリーキック。ロングボールを蹴ってきたが、八田直樹がしっかりとパンチングで防いだ。
前半16分、ジュビロ、那須大亮がミドルシュート。枠に入っていたものの、湘南のゴールキーパー松本拓也が防いだ。
前半18分、ジュビロ、湘南の最終ラインからのロングボールを加賀健一がヘディングでクリア。セカンドボールを前田遼一がキープしようとするが、相手にプレッシャーかけられボールを失ってしまう。この時間帯は湘南が多くボールを保持している。
前半22分、湘南、自陣でボールを奪うと一気にカウンターを仕掛け、コーナーを獲得。寺川能人がキックするも、ペナルティエリア内で湘南のファウルがありジュビロボールに。
前半24分、ジュビロ、相手のゴール前でフリーキックを獲得。上田康太がキック。一度は壁に当たるも、跳ね返ってきたボールを再び上田康太が左足でシュート。湘南ゴールに突き刺さり、ジュビロが先制!!!【1-0】
前半27分、湘南、阿部吉朗がペナルティエリアでシュート。枠を外れたが、得点後の時間帯は一段と集中してプレーしたいところだ。
前半31分、ジュビロ、柳下監督はテクニカルエリアの最前線に立ち戦況を見つめている。上田康太に指示を出す場面も見られた。
前半32分、湘南、この試合湘南は最終ラインからロングボールを交えて攻撃を展開してくる。セカンドボールの行方が試合を左右するかもしれない。
前半35分、湘南、サイドの深い位置からのアーリークロスにファーサイドから三平和司が飛び込む。スライディングをするもボールに触ることができるずボールアウト。
前半37分、湘南、左サイドを駆け上がってきた武田英二郎がパスを受けてそのままクロス。これに山本康裕がしっかりと寄せてブロック。ボールはタッチラインの外に。
前半41分、湘南、サイドでフリーキックを得る。寺川能人のキックしたボールはジュビロがクリアした。
前半43分、ジュビロ、前半も残りわずかとなった。コンパクトな陣形を維持したまま、ゲームを進めることができている。このまま前半を終えたいところだ。
前半44分、ロスタイムの表示は1分。
前半アディショナルタイム1分、湘南、フリーキックをつながれフィニッシュまで持ち込まれたが、枠を外れた。八田直樹がゴールキックの準備をするところで前半終了。
後半0分、湘南ボールで後半キックオフ!
後半2分、ジュビロ、ジウシーニョが中央へドリブルで侵入し、成岡翔へパス。成岡翔のシュートは惜しくも枠を外れた。
後半5分、ジュビロ、上田康太のコーナーキックに荒田智之が飛び込む。競り勝つもファウルとなってしまった。
後半6分、ジュビロ、湘南の最終ラインから出るパスに対して高い集中力を持って対応できている。パスコースを効果的に限定できている。
後半9分、湘南、最終ラインでパスコースを探っている。ジュビロのプレッシャーを受け、縦パスを後ろ向きでもらう場面が多くなっている。ロングフィードでも今のところ攻撃の起点を作るまでには至っていない。
後半14分、ジュビロ、ドリブルで持ち上がった前田遼一が相手ゴールキーパーと1対1に。右足で軽くボールを浮かせたシュートは相手ゴールキーパーをかわしてゴールネットへ。ジュビロが追加点を挙げた【2-0】

湘南、武田英二郎に代わり、小澤雄希を投入。
後半15分、湘南、中山元気に代わり、田原豊を投入。
後半19分、湘南、右サイドでボールを受けた臼井幸平が左足でシュート。ボールは枠を外れたが、勢いのあるシュートだった。
後半22分、ジュビロ、この時間帯、湘南は短いパスで攻撃を組み立ててくる。ジュビロはコンパクトな陣形を維持し、連係したディフェンスで隙を見せていない。
後半25分、ジュビロのリードが続いている。両チームのベンチメンバーがベンチ後ろでウォーミングアップをしている。
後半28分、湘南、三平和司に代わり、新居辰基を投入。
後半29分、ジュビロ、荒田智之に代わり、松浦拓也を投入。そのまま前線にポジションを取っている。
後半31分、湘南、最終ラインからのロングフィードのセカンドボールにつめた阿部吉朗がダイレクトシュート。枠を外れたがジュビロにとっては危ない場面だった。
後半33分、ジウシーニョに代わり、船谷圭祐を投入。
後半35分、船谷圭祐は中盤の左サイドでプレーしている。ドリブルから強引に左足でシュート!コーナーキックを獲得した。
後半36分、ジュビロ、上田康太のコーナーキックは相手にクリアされた。止まることなくジュビロサポーターの声援が続いている。
後半37分、湘南、寺川能人が左サイドからゴール前に鋭いクロス。このボールに新居辰基は触ることができず、ボールはラインの外へ。
後半39分、湘南、寺川能人の左サイドからのクロスボールにゴール前で田原豊が競り勝ち、こぼれ球をそのままシュート!シュートの軌道に入り、ブロックすることはできたが、田原豊の高さには十分な警戒が必要だ。
後半43分、湘南、左サイドからのボールをフリーとなった田原豊がダイレクトシュート。湘南が1点を返した。【2-1】
後半44分、ジュビロ、成岡翔に代わり、岡田隆を投入。ロスタイムは3分の表示
後半アディショナルタイム1分、松浦拓也からパスを受けた前田遼一がシュート。ボール枠を外れた。両チームの指揮官がテクニカルエリアの最前線で戦況を見つめている。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロが大きくボールを蹴りだしたところで試合終了。1点差を守りきりジュビロが2-1で勝利!!!
柳下 正明 監督

――感想
非常にグラウンドコンディションの良い場所でやっていたのですがまだまだミスが多いと。これだけボールが走るグラウンドでやるということはなかなかないのでもう少し落ち着いてボールをつなぐことができればもう少し相手を崩してチャンスができたと思います。湘南の方のミスに助けられてフィニッシュにいかなかったことが結構あったので、そのあたり、守備の面でも切り替えの早さを修正していきたいと思っています。素晴らしいシュートで先制し、追加点も取れて、ゲームの流れとしてはそのまま失点0で終えなければいけなかったのですがまだまだそのあたり甘さ、弱さがあるのかなと思っています。次のゲームが中2日であるので、できるだけ早くコンディションを取り戻して、勝ち点3を取れるようにやっていきたいと思っています。

――上田選手が先制点を挙げましたが、FW以外の選手が得点を決めて、今後、攻撃のバリエーションが広がるのでは?
康太(上田)はトレーニングの中でもしばらく前から非常にミドルシュートの精度が上がっていて、ゲームの中でもっと打つように伝えていました。今までなかなか打たなかったのですが今日は練習通りという感じで打てたのでいい状態でしたし、まぐれというシュートではないと。今後のゲームでも積極的に狙っていっていい選手です。

――代表メンバー抜けた中で代役の選手の働きは?
両サイドバックの浄(金沢)と康裕(山本)に関しては良かったです。浄(金沢)は経験がありますし、ナイターで涼しい中での試合ということもあったので、十分やれていたと思います。康裕(山本)に関しても集中を切らさずにピリピリしたプレーが出ていましたし、良い感じでプレーしていたと思います。荒田に関しては、前半、少しボールに絡むことがなくて、もう少し思いきっていくように伝えましたが、なかなか普段のプレーが出せなかったかなと。一度裏に抜けてシュートがありましたけど、もっともっとああいったプレーを出せる選手なので、次に期待したいと思います。

――サイドを起点とした攻撃について。
もう少し落ち着いてボールを動かそうと。グラウンドコンディションが非常に良かったですし、慌てずに動かすことができればチャンスができると伝えましたが、なかなか。そこが我々の課題でもう少し時間をかけてやっていきたいです。

――残り3試合の戦い方について
ホームゲームが2試合あるのでぜひとも勝ち点3を取りたいです。残り3試合というよりも近くのゲームで全力を尽くしてプレーすることが大事だと思います

上田 康太 選手

上田 康太 後半2点リードしたところで1点返されてしまったのが悔しいです。
イージーミスも多かったし、反省することもありますが、得点できたこと、勝利できたことがうれしく思います。
決勝トーナメントへ行けるよう、ナビスコ杯でも結果を残していきたいと思います。

前田 遼一 選手

前田 遼一 康太からのパスが良かったのでゴールすることができました。GKの位置が冷静に見れたことが良かった。もっと連勝できるよう頑張ります。次節、神戸はJリーグで負けているので次こそは勝ちたいと思います。

加賀 健一 選手

加賀 健一 早い時間帯で康太(上田)が先制点を取ってくれましたし、相手のミスから追加点を奪うことができました。ただ、終盤の失点は必要なかったと思います。ナビスコカップ3試合を戦いましたが、いい形で勝ち点を積み重ねることができたと思います。(グループリーグ突破へ向けて)勝ち点12以上が目標ですね。

イ ガンジン 選手

イ ガンジン コンパクトにしないとスペースができてしまうので意識していました。相手のパスコースをボランチと連係しながら消すことができればチャンスができると思っていました。(次節・ヴィッセル神戸戦へ向けて)リーグ戦で負けた相手ですし勝ちたいです。勝つことができればグループリーグ突破につながると思います。

金沢 浄 選手

金沢 浄 なかなか落ち着かない展開となった中で先制することができました。公式戦で連勝できたことは弾みになると思います。ただ、終盤失点してしまいましたし、そのあたりはしっかりと締めていかなければいけません。ボールへの寄せも甘かった場面もありましたし、自分達のペースでボールを持てず少しリアクションになってしまった場面もありました。(次節・ヴィッセル神戸戦へ向けて)リーグ戦では何もできずに負けてしまったので、勝ち点3を取りたいです。他のチームの結果よりもまずは自分達の試合に集中したいです。

山本 康裕 選手

山本 康裕 難しい相手でしたし、スリッピーなピッチコンディションでしたが、修正を加えながら自分達のサッカーを90分できたと思います。完封できればよかったのですが、粘り強くプレーできたと思います。(次節・ヴィッセル神戸戦へ向けて)リーグ戦では負けているので勝ちに行きたいです。ホームゲームですし、サポーターが後押ししてくれると思います。ホームでは必ず勝ちたいです。

湘南ベルマーレ 反町康治監督
 

カメラが1台になってしまいましたね(苦笑)。いつも言っていることの繰り返しになりますし、何とも言い難いのですがなかなか結果がついてこないことをしっかりと受け止めなければいけません。ボールを保持していても、チャンスをいくつか作ってもゴールネットを揺らすシーンがなければゲームには勝てないわけですしもう少しトレーニングの中からと。この前の試合でもそう感じたのですがアタッキングサードのところでもう少しやらなくてはいけないと感じています。中盤でもボールを動かされていますし、今日は涼しかったので相手の前線の2人が最終ラインにプレッシャーをかけてきました。プレッシャーが来たら当然、前に出すことを忘れて横に逃げてしまうと単に(ボールを)持たされているというパターンになってしまいます。別の言い方をすれば、我々がポゼッション率で勝っているということはあってはいけないわけであって。そうしているうちに2失点のような感じになったと思います。結局、そういった形だったので残り10分はもう開き直って豊(田原)の頭という形にしました。本当は元気(中山)が元気であれば、前線を2枚にしてターゲットを2枚起きたかったのですが怪我してしまいましたし、武田の足も痙攣してしまったので、そこで(交代カードを)使わなければいかなったことは少し想定外だったかなと。ナビスコの4試合を終えてこの位置にいるということは私の力不足だと感じていますし非常に反省しています。今日、浦和レッズや清水エスパルスが敗れたことで数字的にはチャンスが残っている状況ですし、次の横浜F・マリノス戦で上に行ける可能性がどうか決まってくると思うので、そこはアウェイゲームですし強豪ですが我々にとっては大きなゲームになると感じています。