2010年 試合速報

2010 Jリーグヤマザキナビスコカップ Bグループ 第1節

reds
reds

0 勝
0 分
0 敗
0 得点
0 失点
勝点 0
順位 0

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

0 勝
0 分
0 敗
0 得点
0 失点
勝点 0
順位 0

前半
13分
成岡 翔
ハーフタイム
堤 俊輔
ポンテ
後半
19分
成岡 翔
山本 康裕
高崎 寛之
林 勇介
27分
32分
イ グノ
荒田 智之
原口 元気
鈴木 啓太
37分
ポンテ
41分
ポンテ
44分
18
加藤 順大
2
坪井 慶介
4
スピラノビッチ
12
堤 俊輔
33
高橋 峻希
3
細貝 萌
8
柏木 陽介
22
阿部 勇樹
24
原口 元気
16
高崎 寛之
17
エジミウソン
SUB
29
大谷 幸輝
31
岡本 拓也
10
ポンテ
13
鈴木 啓太
20
堀之内 聖
27
西澤 代志也
32
林 勇介
監督
フォルカー フィンケ
21
八田 直樹
2
加賀 健一
5
駒野 友一
13
イ ガンジン
14
パク チュホ
6
那須 大亮
10
成岡 翔
24
松浦 拓弥
27
上田 康太
18
前田 遼一
33
イ グノ
SUB
31
竹重 安希彦
3
岡田 隆
4
大井 健太郎
23
山本 康裕
28
船谷 圭祐
19
荒田 智之
25
山崎 亮平
監督
柳下 正明

22,836
スタジアム名 試合日 キックオフ
埼玉 3/31(水) 19:30
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 川崎 英隆 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 中込 均 二俣 敏明
気温 湿度 第4の審判員 記録員
12.3度 41% 大川 直也 大塚 重徳
12 シュート 7
6 ゴールキック 12
4 コーナーキック 4
13 直接FK 8
4 間接FK 3
3 オフサイド 2
0 PK 0

今シーズンのヤマザキナビスコカップ開幕戦がまもなく始まる。

今シーズン、未だ勝利のないジュビロ磐田。
今日はヤマザキナビスコカップ初戦で浦和レッズと対戦する。
Jリーグではここまで8位とまずまずの成績を残している浦和レッズ。
今シーズンの浦和は広島で活躍していた柏木陽介、サヌ、宇賀神友弥らが新加入し、ポンテ、田中達也も怪我から完全復活。
原口元気、エスクデロ セルヒオなどの若手も順調に成長している。
開幕戦で王者鹿島アントラーズとの試合には敗れたものの、第2節からは負けなしと好調をキープし続けている。
その要因となるのは、柏木陽介はもちろんであるが、エジミウソンが完全復活したことにあるのではないだろうか。
ここまでリーグ戦全試合先発出場している、このブラジル人フォワードはここまで3得点と好調。
高さにうまさもあるだけに、この選手には注意したいところである。

一方のジュビロは、開幕から未だ白星なしと苦戦が続いてしまっている。
しかし、試合内容は日に日によくなっており、シーズンもまだ始まったばかり。
ここから調整を重ね、対話を用いれば必ず調子は上向きになってくるはずである。
一勝さえすることが出来れば、波に乗ってくることは間違いない。

平日夜の開催であるものの、サポーターの皆さんには最後までジュビロ戦士に力を与え続けて欲しい!

試合は午後7時30分キックオフ!

前半0分、浦和ボールで前半キックオフ!
前半2分、ジュビロ、松浦拓弥が右足でシュート!枠には入らず、ゴールラインを割ってしまう。
前半7分、パク チュホと松浦拓弥が前線から積極的に相手DFにプレッシャーをかける。
前半8分、上田康太とパク チュホの連係で、左サイドを突破、中央の前田遼一へラストパスを出すが、惜しくも相手GKにキャッチされてしまう。
前半11分、ジュビロ、前田遼一が相手DFと競り合い、セカンドボールを成岡翔が拾うと、そのままドリブルで持ち込みシュート!しかし、惜しくも枠には入らず・・・。
前半13分、駒野友一からのクロスを、前田遼一が競り合い、そのこぼれ球を成岡翔が左足ボレーで合わせる。ゴール右隅に決まり、ジュビロが先制!【1-0】
前半18分、ほぼ互角の展開。両チームともバックラインでパスを回す時間帯が続いている。
前半18分、浦和のボールキープの時間が次第に長くなってきた。バックライン、中盤でパスを回し、チャンスをうかがっている。
前半20分、浦和、柏木陽介のコーナーキックのセカンドボールを原口元気がシュート!枠には入らなかったが、ジュビロは受け身にならずに試合を運びたい!
前半23分、浦和、原口元気が左サイドからドリブル突破を狙ったが、加賀健一がしっかり対応!持ち味のスピードでは負けない!
前半25分、ジュビロ、松浦拓弥、パクチュホで左サイドから攻撃、最後はイグノがドリブル突破を図るが、惜しくも相手DFにカットされてしまう。
前半27分、ジュビロ、再び左サイドから攻撃!松浦拓弥がパクチュホとの連係で、相手をかわし、左足でセンタリング、中央のイグノがボレーで合わせる!惜しくも相手DFにブロックされたが、決定的なチャンスだった。
前半31分、浦和、柏木陽介のコーナーキックを、八田直樹がしっかりとパンチングでクリア!左足からの精度の高いキックには十分注意を払いたい。
前半35分、浦和のボール支配が上回っている。左からのクロスを高崎寛之が頭で合わせたが、枠を捉えることはできなかった。
前半40分、均衡した展開が続いている。互いに見せ場を作れずに進んでいる。残り5分!前半をリードで折り返したい!
前半43分、浦和の攻撃の組み立てに対して、しっかりと対応できている。相手の縦パスにも加賀健一が集中したプレーで防いでいる。
前半44分、ロスタイムは2分の表示。ジュビロ、上田康太の縦パスに、前田遼一が走り込む。頭で落としたボールは相手にカットされたが、惜しい形だった。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロボールで攻撃を組み立てているところで、前半終了のホイッスル。
ジュビロの1点リードで前半を終えた!

ボランチで先発している上田康太が中盤でリズムを作っている。セットプレーの場面でも、正確なキックに期待できそうだ!左サイドの松浦拓弥とパクチュホの連係も良好。残り45分、集中を切らさずにプレーを続けたい!その先には今シーズン初勝利が待っている。
後半0分、ジュビロボールで後半キックオフ!

浦和、堤俊輔に代わり、ポンテを投入。阿部勇樹をセンターバックに配置している。
後半2分、駒野友一が右サイドを駆け上がる!センタリングは惜しくも相手GKにキャッチされたが、積極的なスタートを切った。
後半9分、浦和、ポンテのフリーキックのチャンス!低いボールをニアサイドに走りこんだ高崎寛之がヘディングシュート!ゴール左に外れ、事なきを得た・・・。
後半11分、浦和、左サイドから原口元気がドリブルを仕掛けたきた!駒野友一と成岡翔が落ちついて対応。ボールを奪った。
後半13分、ジュビロ、前線で前田遼一とイグノのパス交換で起点を作ったが、松浦拓弥へのパスは相手DFにカットされた。
後半15分、ジュビロ、駒野友一のセンタリングのセカンドボールを成岡翔が拾う。イ グノへ出したスルーパスは惜しくも通らず。
後半16分、浦和、ポンテのクロスボールにエジミウソンが頭で合わせたが、八田直樹がしっかりとキャッチ。この二人は要注意!
後半19分、ジュビロ、成岡翔に代わり、山本康裕を投入。右サイドに入った。
後半21分、浦和、エジミウソンがタッチライン際で粘られ、ボールを奪われた。シュートまで持って行かれたが、ジュビロDFがブロック!
後半23分、浦和、右サイドからのセンタリングにエジミウソンが頭で合わせる。枠には入らず。
後半25分、浦和、中盤でボールが回り始めてきた。左サイドからクロスボールを上げられ、ファーサイドで合わられたが、八田直樹がキャッチした。
後半27分、浦和に選手交代。高崎寛之に代わり、林勇介を投入。
後半28分、ジュビロ、ゴールライン際で前田遼一が粘ってキープするがボールアウト、相手ゴールキックに。サポートの数を多くしたい。
後半32分、浦和、右サイドを突破、中央で合わされたが、八田直樹がファインプレー!ジュビロにとって落ち着かない時間帯が続く・・・。

ジュビロに交代。イ グノに代わり、荒田智之が投入された。
後半34分、ジュビロ、上田康太のバックパスが後方と合わず、危ない場面があったが、八田直樹が大きくクリア。
後半36分、ジュビロ、荒田智之が右サイドのスペースに走りこみパスを受ける。ドリブルでシュート!相手GKにキャッチされたが、積極的にプレーしている。
後半37分、浦和に交代。原口元気に代わり、鈴木啓太を投入。
後半39分、浦和、左サイドからクロスボールをゴール前に上げられるが、オフサイドの判定。
後半41分、浦和、エジミウソンとポンテの連係でジュビロゴールに迫ってくるが、仕事をさせず。残り数分の戦い!

ポンテに対してイエローカード。
後半44分、浦和ボールの時間帯が続いてる。ここが正念場。粘り強く対応したい!勝利まで残りわずか!

ロスタイムに突入・・・。ロスタイムの表示は4分。
後半アディショナルタイム2分、ロスタイム2分、浦和、バックラインでパスを回し、前線のエジミウソンへフィード。セカンドボールに反応したポンテがゴール。【1-1】
後半アディショナルタイム3分、ジュビロ、上田康太のフリーキックから、コーナーキックを獲得!しかし、相手DFにクリアされてしまう。
後半アディショナルタイム4分、ロスタイム、ジュビロ、スローインは相手ボールに。右サイドのセンタリングのこぼれ球をエジミウソンが拾い、シュート!八田直樹が正面でキャッチ。ここで試合終了。

1点ビハンドの浦和が攻勢に。
後半から投入されたポンテが存在感を発揮。
エジミウソンとチャンスを作る場面が目立った。
今季初勝利ならず・・・。

柳下 正明 監督

――感想
正直、勝ち点3を取れずに悔しいです。選手達もかなり悔しがっています、ただ、悔しい気持ちがあるということは、成長するということなので、次のリーグ戦に向けて頑張っていきたいです。前半、ボールをサイドに散らしながら、自分達のリズムできたと思いますし、選手達も良い感じでプレーできていたと思います。後半、ポンテが入って、相手のリズムになりましたが、しっかりと、慌てずに、粘り強く守備をしていましたが、最後にやられてしまいました。ただ、全体的には、相手のリズムになっても慌てずにプレーできていたと思います。すぐに、リーグ戦のガンバ戦があるので、それに向けてトレーニングしていきたいと思います。

――上田康太の評価について
前半、ボールを散らすこともできましたし、落ち着きができたと思います。

――粘り強い守備も見せていたと思います。そういった中で、リーグで最下位となっている原因は?
私たちも非常に残念です。立ち上がりの失点や、今日もそうですが、ゲーム終盤の失点もありました。集中力を切らせているわけではありませんが、そのあたり、まだまだいろんな面で足りないと思っています。ただ、去年のように、得点した後、失点した後に、前がかりにならずに、落ち着いて、ゲームを運べるようになっているということは、これから安定したゲームしていく上で大事なことですし、そのあたりは、良い感じでプレーできていると思います。

――1点先制した後の展開について
このスタジアムでやると圧倒されることはあると思いますが、外から見ていて、慌てている感じはなかったので、そのあたり、昨年あたりは、1点入れた後、入れられた後、前がかりになって、バランスを崩して、失点してしまうということが多々ありましたし、そのあたりは、ゲームコントロールということで、選手達に伝えています。そういう意味では、1-0でいいということはありませんが、前半は、ゲームコンロ-ルができていたと思います。

――3人の韓国籍選手について
ジュビロの選手は、どちらかと言えば、大人しい選手が多いので、3人ともメンタル面が強くて、プレーや声で引っ張って行く感じですし、パクチュホあたりは非常にメンタルが強くて、声も出してプレーできます。そのあたり、他の日本人に影響を与えていると思います。ガンジンはプレーの面で、激しさがありますし、良い影響を与えてくれていると思います。

那須 大亮 選手

那須 大亮 だいぶボールは回っていたと思います。フィニッシュをもう少し増やしたかったです。運動量が後半なくなってきた時に、前線でキープできた瞬間に、もう少し全体を押し上げて、ボールを回せたら良かったと思います。後半、だいぶ運動量が落ちてきて、足が止まり、トップに入った時のフォローが遅れてしまいました。全体的に運動量を増やして、ボールが動けばチャンスはできると思います。守備のラインもだいぶブロックを形成できていたので、そういった意味では収穫もありましたが、やはり悔しいです。切り替えていきたいです。

成岡 翔 選手

成岡 翔 ギャップでパスを受けて、攻撃を組み立てようと思いました。前半に関して言えば、何度かチャンスがありましたし、それを90分続けられるようにしていきたいです。
(上田康太選手との連携について)自分を見てくれますし、もう少し顔を出して、短いパスでリズムを作りながら、展開していく回数を増やしたかったです。

イ グノ 選手

イ グノ 前半、さらにゴールが決まっていれば、もっと楽に試合を運ぶことができたと思います。攻撃の課題もありましたし、それ以外の課題もありましたが、全体的に見て、どの選手も頑張っていましたし、収穫もあったと思います。次はホームゲームなので、必ず勝てるようにトレーニングしていきたいです。

上田 康太 選手

上田 康太 求められていたボールをさばくということはある程度できたと思いますが、もっとゴール前に絡みたかったです。少しずつ、動けばボールを動かせるということを感れたので、あとは、どうやってゴールまで行くかということだと思います。1点リードしていたし、相手も前がかりに来ていたので、我慢する時間があるのはしょうがないと思っていました。ただ、ボールを奪った時に、簡単に失うこともあったので、もう少しラインを上げて、サポートできれば良かったと思います。勝てなかったことは残念ですが、負けなかったので、この悔しさを忘れずに、次の試合、勝利したいです。

浦和レッズ フォルカー・フィンケ監督
 

「前半と後半は違う内容になりました。ローテーションで4、5人の選手を入れ替え、彼らが主力級の選手であるとアピールしてくれると思いましたが、それがあのような前半のプレーにつながりました。ハーフタイムで前半の試合を分析することはしませんでした。ここから新しい試合を始めようと考え直しました。後半からポンテを起用することは事前に話し合っていました。彼はすぐに良いパフォーマンスを見せてくれました。すると、チームのパフォーマンスも前半と比較して改善することができました。決して前半の内容を忘れたいわけではありません。久しぶりに出た選手にとっては大きな経験になりました。新しい選手はしばらく先発の経験をしていませんでした。強いチームを送り出そうとはしていますが、前半は私もがっかりするパフォーマンスでした。そのなかでも高橋峻希は90分間で見れば、良いパフォーマンスを見せたのではないかと思います。」