2010年 試合速報
2010 J1リーグ 18節 VS.大宮アルディージャ
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鈴木 規郎
石原 直樹
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那須 大亮
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西 紀寛
菅沼 実
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パク チュホ
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イ ガンジン
古賀 正紘
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船谷 圭祐
山本 康裕
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村上 和弘
李 浩
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市川 雅彦
杉山 新
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スタジアム名 | 試合日 | キックオフ | |
NACK | 8/15(日) | 18:00 | |
ピッチ状態 | コミッショナー | 主審 | |
全面良芝、乾燥 | 福村 吉正 | 吉田 寿光 | |
天候 | 試合時間 | 副審 | 副審 |
晴れ | 90分 | 手塚 洋 | 入部 進也 |
気温 | 湿度 | 第4の審判員 | 記録員 |
32.5度 | 62% | 中込 均 | 善村 勝矢 |
10 | シュート | 8 |
9 | ゴールキック | 8 |
3 | コーナーキック | 6 |
20 | 直接FK | 12 |
4 | 間接FK | 3 |
4 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
Jリーグ Division 1第18節がまもなく始まる。
対戦相手も一巡し、いよいよ後半戦に突入する2010年のJリーグ。
ジュビロ磐田の後半最初の戦いはアウェイでの大宮アルディージャ戦から始まる。
早くワールドカップ後の初勝利を手にしたいジュビロ磐田は、またもや補強を行い、J2の柏レイソルからDFの古賀正紘をチームに加え、ここのところ若干不安定であったDFラインの充実を図ることに成功した。
後ろが安定することにより、守備に追われていた攻撃陣やボランチも攻撃に目を向けることができ、チームにとっては効果的な補強といえるだろう。
一方の対戦相手である大宮も韓国代表経験もあるイ チョンスを補強。前線に厚みがまし、もともと評価の高かった守備陣に得点力が増せば上位進出も見えてくるチームなだけに適材適所の補強と言える。
両チーム共に補強に成功したが、順位は大宮が14位でジュビロが15位と下位に低迷してしまっている。この補強により、どちらが低迷を打開できるのか、この試合が運命を握っていることは間違いない。ジュビロにとってはアウェイでの試合ではあるが、上位を目指す上で負けられない相手、負けられない試合となってくるだろう。
さきほども述べたように、大宮の守備は強固なものをもっている。
これをどう切り開いていくか、これがこの試合の課題と言えるかもしれない。
重要になってくるのはサイドからの攻撃だろう。
相手のセンターバックには高さのある深谷友基、マト、坪内秀介らが揃っているだけに、サイドから早いボールを送り込み、相手DFを惑わしたいところである。
試合開始は18:00
みなさんの熱い声援よろしくお願いします!
スタジアムは水色とオレンジ色に染まっている。
これはジュビロDFが通させなかったものの、李天秀の裏に抜けるスピードには気をつけたい。
中央の李天秀に合わせるがボールに届かず、チャンスにはならない。
ゴールに向かっていくボールを蹴りこむが、北野貴之が下がりながら落ち着いてキャッチ。
しかし、サイドからのクロスは有効になる。
前田遼一へ合わせるも、シュートまで持ち込むことが出来ない。
そのまま思い切りよく右足でゴールを狙うが惜しくも枠の上。
右サイドバックの駒野友一がクロスを上げるも北野貴之にキャッチされてしまう。
上田康太を経由して駒野友一へ。
駒野友一が相手を一人交わして左足でゴールを狙うが相手のDFがブロック。
走りこんできた上田康太へマイナスのボール。
上田康太がダイレクトでゴールを狙うが、相手DFがブロック。
サイドに張っていた西紀寛へ渡し、前田遼一のスペースに走り込んだ船谷圭祐へ繋ぐが、惜しくもオフサイドの判定。
連動した動きが出来ている。
前田遼一に合わせるボールが多くなるが、ことごとく跳ね返されてしまう。
やはり大宮のDFラインが固いだけに、サイドから早いボールを放り込みたい。
素早いドリブルから折り返しのクロスを上げるが、大井健太郎が何とか足に当てピンチを防ぐ!
頭で飛び込むが、少しボールが長くなってしまいミートすることができない。
ボールを細かく繋ぎ、右サイドへのスルーパスを送るがパク チュホがこれをカット!
船谷圭祐がファーサイドのイ ガンジンに当て、イ ガンジンが大井健太郎へ。
大井健太郎の落としに那須大亮がシュートを放つが、ボールは枠の上。
駒野友一がニアサイドに早いボールを蹴りこむが成岡翔には合わない。
しかしこれは北野貴之にファインセーブされてしまう。
今日の上田康太の動きは素晴らしい。
フェイントをしながらエリア内に入ると、左足でシュートを放つがジュビロDFが頭でクリア!
船谷圭祐がダイレクトでクロスを入れるが、ボールが長くなってしまい相手ボールのゴールキック…
ロスタイムは1分。
ゴールキックとなったところで前半終了のホイッスル。
しっかりとマークし、裏を取らせないようにしたい。
しかし大井健太郎が体を入れてしっかり対応。
ボールを少し前に出し、村上和弘が右足で狙うが、川口能活がしっかり対応!
青木拓矢がそのまま持ち込みシュートを放つが、わずかに右に外れ事なきを得る。
イ ガンジンは少し体調が悪そうに見え、心配される。
藤本主税が右足でシュートを放つがジュビロDFがしっかり対応!
しかしボールは前田遼一に届かず。
駒野友一がファーサイドの大井健太郎へ。
しかし大井健太郎は折り返すことが出来ない。
藤本主税が直接狙ったボールはゴール右を捉えるが、川口能活がパンチングでナイスセーブ!
中央で待っていた成岡翔がヘディングシュートを放つも、枠には入らず。
浮き球をゴール前に送るが、ジュビロDFがヘディングクリア!
0-0の引き分けに終わった。
――感想
前半に関してはボールの動きも非常に良く、サイドチェンジしながらサイドから崩すなど我々の方がボールを保持してゲームの主導権を握れていたと思います。ただ、クロスが何本も入っていましたが、そのあたりの精度を上げていかなければいけないのと、アタッキングサードのところでクロスだけではなく、もう少しペナルティエリアの角を使い、そのあたりで工夫したりもう少しコンビネーションを出せればさらに崩して良いチャンスが作れたと思います。後半に関してはアクシデントで多少メンバーが代わったこともあり、少しボールの動きが悪くなりました。逆に大宮アルディージャの方がサイドを使いながら崩してきました。前半はジュビロ磐田、後半は大宮アルディージャというようなペースだったと思います。ジュビロ磐田の現状を考えると勝ち点3が欲しい試合でしたが、アウェイですし勝ち点1でよしとして、次のゲームにつなげたいと思います。
――3試合連続で無得点ですが攻撃の修正点は?
アタッキングサードでの工夫です。ペナルティエリアの角の攻略ということでずっとやっていますが、そのあたりのコンビネーションというのはもっともっと上げていきたいと思っています。
――ここ数試合無得点の前田遼一選手のパフォーマンスについて。
多少プレッシャーのきつい中でミスもありますが、運動量も多いですしチームを助ける動きをずっと続けてくれていると思います。
――今週取り組んでいたセットプレーについて。
1週間でできればそれほど簡単なことはありません。やはり、やり続けていき、キッカーと中の選手のタイミングを合わせていければチャンスを作れると思います。
――川口能活選手を含め、無失点に抑えた守備面について。
後半サイドを崩されたり、長いボールから背後を取られる場面もありましたが、中の選手がしっかりマークしたり、クリアしたり防いだり危ない場面を防いでいたと思います。ここ数試合、後半の立ち上がりに失点しているので、ハーフタイムにそのあたり集中していこうと伝えて送り出しましたが、後半45分もまずまず集中してやってくれたと思います。川口能活についてはやはり落ち着いてどっしり構えて危なげなくやってくれたので、ディフェンスラインを含めて周りの選手達が非常に安定感を持ってプレーしていたのではないかと思います。川口能活はトレーニングでもセービングやクロスボールに対するキャッチングなども全く問題ありませんでした。あとは、最終ラインとのコミュニケーションのところでした。ディフェンスラインの背後に出たボールに対して、どちらが処理するのか、というコミュニケーションをしっかり取れるかどうかというところでしたが、今日の試合を見るとスムーズにやっていると思います。
熱い中みんなで頑張ってたが、結果に出なくて残念。
個人的には誕生日ということもあり勝利したかったのは当然。
しかし、守備陣としては無失点に抑えられたことはよかった。
35歳になったので年相応な振る舞いができるようここからまた頑張ります。
次はホームでの試合、ジュビロサポーターの前で必ず勝利したい。
自分のパフォーマンスとしてはもっともっと上を目指したい。課題も多くある。
チーム全体での連携を深め、必ず次節は勝ち点3を取りたい。サポーターの皆さん、熱い中アウェイの地で最後まで応援してくれありがとうございました。
勝ち点1は良い部分も悪い部分も両方があったと思います。アウェイですがやはり勝ち点3がほしかったです。連戦になりますが、個人的には問題ありませんし、どのチームも同じことですからチームとしても言い訳できません。しっかり頑張りたいです。
やはり、もっと決定的な仕事をしたかったです。互いに攻め合う展開でしたが、その中で得点を決めたかったです。あとはフィニッシュの部分だと思います。すぐに次の試合があるので切り替えていきたいです。
やはり勝ち切りたかった試合でした。ここ数試合勝てていないので、やはり姿勢で示していきたいですし、どんな形でも勝ち点3をとりたいです。
フリーキックでピンチもありましたが、能活(川口)さんが防いでくれましたし、みんなで体を張って守れました。失点0で抑えてことはよかったと思います。
相手の2トップの李天秀選手と市川雅彦選手が一度引いてから飛び出してくるタイプの選手だったので、そのあたりを意識して対応することができました。チャンスはありますし、ディフェンスはしっかり失点を0に抑えていきたいです。セットプレーでは自分も積極的に絡んでいきたいです。
しっかりボールをつなぐことができ、前半は良い形でボールの支配率を高くすることができましたが、最後のところで得点につなげることはできませんでした。失点を0に抑えることができたことはよかったのですが、次につなげることが大事だと思っています。内容よりも勝ちにこだわりたいです。連戦になるのでコンディションをしっかりと整えていきたいです。
前半、非常に良い戦いができたと思いますし、チャンスもありました。やはり、そこで決め切ることだと思います。勝ちたい試合でしたが、アウェイで勝ち点1は大きいと思います。大宮アルディージャとは順位も近いので、負ければ差が広がってしまいますし、負けないことも大事になってきます。次のヴィッセル神戸戦ではホームゲームですし、勝つという強い気持ちを持って臨みたいです。
非常に暑い中で選手も非常によく頑張ってくれました。それからサポーターも暑い中たくさん駆け付けてくれ後押ししてくれました。勝つことはできませんでしたが、前半非常に苦しい展開の中でよくしのぎ、後半少し選手を入れ替えたりして、だいぶゴール前に迫ることができたと思います。決定的な場面も何度か作ることができましたが、全体的なゲームの展開などを考えると勝ち点1で満足しなくてはいけない内容だったかなと思います。連戦で選手も大変ですが、常に勝ち点3を追求してまた次のゲームを戦っていきたいと思います。