2019年 試合速報

明治安田J1 第15節 vs. ガンバ大阪

試合ハイライト
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
5 分
7 敗
11 得点
16 失点
勝点 14

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 0

0
gamba
gamba

3 勝
5 分
7 敗
17 得点
23 失点
勝点 14

前半
森下 俊
17分
ハーフタイム 後半
7分
倉田 秋
中山 仁斗
ロドリゲス
20分
髙江 麗央
遠藤 保仁
24分
食野 亮太郎
アデミウソン
山本 康裕
上原 力也
28分
ロドリゲス
30分
山田 大記
大久保 嘉人
38分
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
24
小川 大貴
35
森下 俊
41
高橋 祥平
7
田口 泰士
14
松本 昌也
15
アダイウトン
19
山田 大記
23
山本 康裕
32
中山 仁斗
SUB
36
三浦 龍輝
5
櫻内 渚
6
エレン
27
荒木 大吾
30
上原 力也
11
ロドリゲス
22
大久保 嘉人
監督
名波 浩
1
東口 順昭
5
三浦 弦太
19
金 英權
27
髙尾 瑠
10
倉田 秋
21
矢島 慎也
29
髙江 麗央
34
福田 湧矢
16
ファン ウィジョ
38
中村 敬斗
40
食野 亮太郎
SUB
23
林 瑞輝
13
菅沼 駿哉
22
オ ジェソク
6
田中 達也
7
遠藤 保仁
15
今野 泰幸
9
アデミウソン
監督
宮本 恒靖

12,352
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハ 6/15(土) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 河本 弘 東城 穣
天候 試合時間 副審 副審
90分 和角 敏之 塚越 由貴
気温 湿度 第4の審判員 記録員
22.0度 66% 櫻井 大輔 花澤 秀登
7 シュート 12
13 ゴールキック 8
2 コーナーキック 4
10 直接FK 14
7 間接FK 1
7 オフサイド 1
0 PK 0

2週間の中断期間を経て、J1リーグが再開。ジュビロはヤマハスタジアムにガンバ大阪を迎えて、勝点3奪取を目指す。

前節のヴィッセル神戸戦は相手の倍以上となる15本のシュートを放つなど、ジュビロが終始相手ゴールへと迫ったが、結果は1対1の引き分け。試合後、名波監督は「自分たちの足りないところは、得点力ということは明らか」と語った。そうした課題を克服するべく、中断期間には改めてプレーの“質”や“精度”を高め、攻撃面のすり合わせを行ってきた。今日は積み上げてきた練習の成果をピッチで披露し、攻撃陣を筆頭にゴール前で迫力あるプレーを見せてくれるはずだ。
注目は、前節アンカーのポジションを務めた山本康裕。中盤の底で攻守に渡って舵を取り、的確な配球を見せたことで、山田大記と田口泰士がより攻撃に比重を置きながらプレーすることが可能となった。「ジュビロの伝統ある背番号23を、このままくすぶらせるわけにはいかない」と決意を語る山本が、今日も味方をサポートしながらピッチで輝きを放ってくれるだろう。
また、今日は累積による出場停止の新里亮に変わり、最終ラインには森下俊が入る。起用を決めた指揮官は、「すごく気持ちが入っているし、やってくれると思う」と期待を口にした。そして、2015シーズンよりジュビロの絶対的守護神としてゴールマウスを守っているカミンスキーが、今日の試合でJ1リーグ通算100試合出場となる。これまで幾度となくチームを救うスーパーセーブを見せてきたカミンスキーの、節目の試合での活躍にも期待したい。

対するG大阪とは勝点で並んでおり、今日はホームでの勝利が必須。雨風が心配されるが、選手たちはジュビロサポーターの熱い応援を力に変えて、最後まで力を尽くして戦い抜く覚悟だ。

キックオフはこのあと19時。今節からナイターゲームが続く。スタジアム周辺の天候は雨。風も強く少し肌寒い。悪天候の中でもしっかりと勝ち切り、歓喜の瞬間を共にしたい。

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名波 浩 監督

――試合の総括
ゲームのプランとしては、コンパクトさを保って相手のワイドに前体重を持たせないように、スピードを上げさせないようにということを念頭に置きながら、高い位置から自分たちがボールを奪いに行くと。ガシャガシャとなるシーンが何回か起り得るぞという中で、セカンドボールを積極的に拾いに行こう、反応しようというプランでした。前半はそのプラン通り非常にコンパクトにやってくれたと思っています。最終ラインのラインコントロール、上げ下げが非常にマメに出来ていたと思いましたし、5人並んだ時でも、3バックの時でも確実に相手のトップ、もしくはオフサイドになる人間に対して、しっかり自分たちの確認作業が出来ていたと。セカンドボールも拾えていましたし、特に左サイドですが田口や山本が絡んだ時に、人数をかけた突破の形が何回か生まれて、非常にリズムが良かった前半だったと思います。
後半立ち上がりにちょっと押し込まれましたけど、そこからまた盛り返して、(前半と)同じようにセカンドボールを拾ってワイド、駄目なら下げて逆サイドということを繰り返しながらゲームは進んでいたと思いますが、まずは決定的なシーンが少なかったなと。前半もそうでしたけど、シュートを打てるシーンでもう一度こねたり、クロスを挙げられるシーンで下げてしまったりということが何回か続いていくうちに、自分たちのミスでピンチが何回か重なってしまって。ゲームが終わった後の印象でいくと、額面で言えば五分五分だと思うのですが、最後押し込まれて終わったなという感情が生まれてしまうような内容だったと思います。
改善策として、まず先に点を取ることが大事ですし、1点取って自信を持った中で、前からプレッシングに行ってセカンドボールを拾って、駄目ならしっかり帰陣してポジションについてということを連続して行わない限り、なかなか自分たちが自信を持って3ポイントと、大きな声で言えないと思うので、そこをもう一回やり切りたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――今日の試合を振り返って
勝たなければいけない試合でしたし、終盤押し込まれてしまった場面もありましたが、自分たちのチャンスもあった中で、悔しい勝点1です。

――前半は特に良い守備から良い攻撃へと繋ぐ場面が多かったのでは?
前半から集中して入ること、そして相手に先制点を許さないこと、自分たちが先制点を取れるようにアグレッシブに行こうと話していた中で、そこは意識して戦うことが出来ていたと思います。良い守備から良い攻撃にということを、出来ている時間帯が今日に限らず増えているので、それを自信に繋げながらも、勝ち切れていないのが今のチーム力です。そこをさらに上積みしていけるように、チームとして、もちろん個人としても取り組んでいかなくてはいけません。

――2週間準備してきた中で、成果が出た部分は?
攻守に渡ってトレーニングしてきましたが、特に守備の部分ではミーティングで話していたことが出来て、それがゲームをある程度コントロール出来た要因になったと思っています。反対に攻撃も練習してきた中では、点を取れていないことは力不足です。しっかりと課題として持ちながら、取り組んでいきたいと思います。

カミンスキー 選手

カミンスキー ――J1通算100試合出場おめでとうございます
そのことは嬉しいのですが、やはり勝ちたかった、勝ってこの試合を祝いたかったという気持ちはあります。ただ、キーパーとして無失点で終わるということは出来たので、最低限の1ポイントは取れたかなと思います。

――今日も素晴らしいセーブがありました
今日は前半にチームとして1点を取っておかなければいけない展開だったと思います。そこで点を取れなかったのが悔やまれます。後半はガンバに押し込まれてしまい、終盤は2、3回決定的なチャンスを作られてしまいました。そこでゴールを割らせなかったということは良かったのですが、ただやはり3ポイントを目指して試合に臨んでいるので、そのことに関してはもちろん満足出来ないですし、残念な気持ちです。次の試合では、必ず勝点3を取ることを目指して、また準備していきたいと思います。

――最後に相手のヘディングシュートをセーブした場面について
あのシュートはそんなに強くなかったというのもありますが、自分がゴールの真ん中にいて目の前からのものでした。自分が動かずに最後の瞬間まで待って、なんとか反応出来たのですが、クロスが入った時に自分が前に出てシュートを打たれる前に何か出来たんじゃないかという想いがあります。まだそこの判断が出来なくて、これからハイライトを見たり、GKコーチと話しながら、あそこは出ることが出来たのかどうかを検証したいです。ただ、あのシュートに対してゴールを割らせなかったということは、なんとかチームの助けになることが出来ましたし、最後の最後という場面だったので、あそこでなんとか1ポイントを守ることが出来て良かったです。

――100試合出場を達成しましたが、今後もどのようにジュビロに貢献していきたいと思いますか?
日本に来てから本当に素晴らしいサポーターに囲まれて、素晴らしいコーチングスタッフに恵まれて、ここまでやってきました。特にサポーターは素晴らしく、いつでも我々のことを後押ししてくれて自分を勇気付けてくれます。昨年は非常に厳しいシーズンを送ったにも関わらず、サポーターはいつでも声援を送り続けてくれました。昨年のこともあったので、今年は試合ごとにチームを盛り上げていきたいと思いますし、試合ごとにサポーターに幸せな気持ちを与えたいと思います。“Rimitless support”、すなわち無限のサポートをジュビロのサポーターはしてくれます。

森下 俊 選手

森下 俊 ――DF陣として完封という結果は?
勝ちたかったというのが一番です。今の状況では勝たなければ全く意味がないと思っているので、悔しいです。

――良い守備から良い攻撃にということは体現出来ていたのでは?
そうですね。最後のところでみんなで身体を張ってという部分もありますし、連動した守備が出来ていた部分もあったと思うので、そこから次はゴールに繋げられるように、またチームとして取り組んでいきたいと思います。

――どんな想いでピッチに立ちましたか?
特別なことはなく、いつも通りじゃないですが、気負い過ぎずにとにかく自分の出せる力を100%出すことが出来るようにと思っていました。ただ、やっぱり今は勝たなければ何の意味もないと思うので、次の試合で勝てるようにまた努力するだけです。

高橋 祥平 選手

高橋 祥平 ――今日の試合を振り返って
立ち上がり、前半は特に自分たちのペースで試合を進めることが出来たのですが、点を決め切ることが出来ませんでした。そういう部分が勝点3に繋がらなかった要因だと思います。

――後半の山田選手へのスルーパスを振り返って
中山(仁斗)が見えていて、その真横に(山田)大記くんがいたのですが、相手のディフェンスの体の向きを考えて、大記くんの方がゴールに直結すると思ったので、通ればチャンスになるし、駆け引きした結果あそこに出しました。

――ここから過密日程が続きますが、意気込みを
まだリーグ戦では下の順位ですし、ルヴァンカップはプレーオフがあって上に行けるチャンスがあるので、どんな日程だろうとリーグ戦もルヴァンカップも両方勝っていきたいと思います。

ガンバ大阪 宮本恒靖監督
 

――スコアレスドローという結果について
後半は特にチャンスがたくさんあった中で、決めたかった、勝ち切りたかったというのが正直なところです。