2019年 試合速報

明治安田J1 第13節 vs. 横浜F・マリノス

試合ハイライト
fmarinos
fmarinos

7 勝
3 分
3 敗
22 得点
16 失点
勝点 24

4
  • 1
  • 0

  • 3
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

3 勝
3 分
7 敗
10 得点
15 失点
勝点 12

前半
マルコス ジュニオール
40分
ハーフタイム 後半
扇原 貴宏
6分
11分
中山 仁斗
小川 航基
仲川 輝人
15分
エジガル ジュニオ
20分
アダイウトン
荒木 大吾
エジガル ジュニオ
29分
31分
小川 大貴
山本 康裕
エジガル ジュニオ
天野 純
仲川 輝人
三好 康児
34分
39分
大井 健太郎
マルコス ジュニオール
李 忠成
43分
1
朴 一圭
5
ティーラトン
13
チアゴ マルチンス
33
和田 拓也
44
畠中 槙之輔
6
扇原 貴宏
8
喜田 拓也
9
マルコス ジュニオール
11
遠藤 渓太
23
仲川 輝人
30
エジガル ジュニオ
SUB
31
杉本 大地
18
広瀬 陸斗
7
大津 祐樹
10
天野 純
41
三好 康児
20
李 忠成
26
イッペイ シノヅカ
監督
アンジェ ポステコグルー
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
4
新里 亮
24
小川 大貴
41
高橋 祥平
7
田口 泰士
14
松本 昌也
15
アダイウトン
19
山田 大記
11
ロドリゲス
32
中山 仁斗
SUB
36
三浦 龍輝
5
櫻内 渚
25
大南 拓磨
23
山本 康裕
27
荒木 大吾
30
上原 力也
18
小川 航基
監督
名波 浩

26,046
スタジアム名 試合日 キックオフ
日産ス 5/26(日) 13:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 磯谷 正人 飯田 淳平
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 山内 宏志 唐紙 学志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
32.6度 31% 岡部 拓人 佐伯 満
21 シュート 12
6 ゴールキック 11
4 コーナーキック 5
16 直接FK 14
5 間接FK 4
5 オフサイド 4
1 PK 0

前節のJ1リーグ・ベガルタ仙台戦は、アダイウトンが先制点を奪いジュビロに流れを呼び込むと、中山仁斗にもJ1リーグ初ゴールが生まれて追加点を奪取。守ってもディフェンス陣が最後まで身体を張り、2対0で完封勝利を手にした。今日はリーグ戦連勝を目指し、横浜F・マリノス戦へと臨む。

注目は勢いに乗ってきた攻撃陣だ。中でも、前節ゴールを決めただけではなく、前線へのドリブル突破やゴール前でのアグレッシブなプレーなど、持ち味を存分に示したアダイウトンのさらなる活躍に期待がかかる。「コンディションは日に日に良くなっている」と語るアタッカーが、今日も積極的な仕掛けを見せてくれるはずだ。また、楽しみなのは前節後半途中から出場し、少し停滞気味だったジュビロの攻撃を活性化させたロドリゲス。今日も、独特のボールワークで相手を翻弄し、果敢にゴールを目指し続けてくれるだろう。二人の強力アタッカーに加えて、前節1ゴール1アシストと結果を残した中山の、ゴールに直結するような活躍はもちろん、献身的な姿勢でチームを助けるようなプレーにも注目したい。

対する横浜FMは現在6位。ポステコグルー監督のもと築き上げてきた攻撃的なサッカーを披露し、コンスタントに勝点を重ねている。ジュビロとしては、横浜FMの特徴ある攻撃を粘り強く封じながら、相手の最終ラインの背後を積極的に狙うことで得点のチャンスを生み出したい。

キックオフはこのあと13時。日産スタジアム周辺の天候は晴れ。5月とは思えない暑さだが、ジュビロの選手たちは最後まで走り抜き、“リーグ戦連勝”という最高の結果を磐田に持ち帰ってくれるはずだ。

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名波 浩 監督

――試合の総括
一言で言って完敗だったなと思っています。相手がやりたいこと、それは自陣からのビルドアップで、そこをはめに行った我々の間を通されて、ほとんどが(マリノスの)マルコス選手経由でワイドに持っていかれると。そこからスピードのある仕掛け、厚みのある2次、3次攻撃を仕掛けられていたなと。前半1点の失点でおさまったのが不思議なくらい押しこまれていたと思いますし、このゲームの、我々にとってのキーファクターであったラインコントロールとセカンドボール、それから奪った後のファーストプレーの質、これは普段も言っていますけど、普段以上に相手最終ラインの背後(を狙う)、この3つがほとんど出来ない0点くらいの状況だったなと。
後半失点するまでの13、4分までが、我々の一番の(良い)状況だったと思っています。セカンドラインでセカンドボールを拾えて、サイドを使えたと思いますし、背後の意識も共有出来ていたと思いますし、相手もなかなか押し込める状況ではなかったなと。少し体力がきつい時間だったと思うのですが、あそこの時間がもう少し長ければ良かったのではと思っています。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 ――後半の入りについて
もっとセカンドボールを拾えるように、前の選手を楽させられるように頑張ろうという話をして後半に入りました。最初はピンチもありましたが、後ろがなんとか耐えるからラインを高くしようという話をしていたので、そこから少しボールを動かせるようになりました。そういう中での失点だったので、少しプランが崩れてしまいましたし、3失点目は自分のところでPKを与えてしまったので個人としても反省しなくてはいけません。あとはもう少し、ブロックを組む時と言いますか、(新里)亮と(高橋)祥平と自分が揃って守備している時は問題無く出来ていると思うのですが、ああいうカウンターでやられないようにしなければいけないということと、揃っていればしっかり守ることが出来るという自信は崩さなくてもいいと思います。もっと前からボールを取りにいくことを意識して、ダメだったらしっかり戻る、最初は前からしっかりいってラインを高くして、一つ外されたら戻るという作業を、もう少し自分がコントロール出来たら良かったと感じています。

――ここからの戦いに向けて
昨年もこういう失点が多いゲームが続いてしまったことがあったので、そういうことをまた繰り返さないようにしなければいけません。試合が終わってからディフェンスラインでも話しましたが、今は後ろが耐えなければいけない時間も多いですし、中盤の選手もそれを分かってしっかり守備してくれている中で、こういうゲームは本当にやってはいけなかったと思います。しっかり反省して次に繋げます。

小川 航基 選手

小川 航基 ――後半途中からピッチに立ちましたが、前半を見ていて感じたことと、監督からの指示は?
相手のウィークポイントがディフェンスラインの背後ということは明確でしたし、他のチームとの試合を見ていても裏というのが今回の試合のカギだと感じていました。監督からも、点を取って来いということと、最終ラインの背後ということについてはすごく指示を受けて入りました。そこをもっとシンプルに使うことが出来れば、もう少し流れを変えることが出来たと感じています。

――自身のプレーを振り返って
後半立ち上がりは自分たちの時間帯があったと思うのですが、自分が入って追加点を取られてしまったという現実があるので、たくさん反省しなければいけないところがありますし、不合格というか、これだけ時間をもらって何も出来ない、結果を残せないようではいけないと感じています。

――次はトゥーロン国際大会が控えています
勝って良いイメージでトゥーロンに行くということは出来ませんでしたが、良い風を吹かせられるように、自分の役割をしっかり果たしてきたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――試合を振り返って
自分たちが狙いを持って取り組んできたこと、裏のスペースをいかに有効に使うかというところが出せなかったりタイミングを逃してしまったり、質が悪かったりということがすごく、そういう練習をしてきたことをしっかり出せなかったことが悔やまれますし、残念です。準備してきたことを出しての結果じゃなかったということが本当に悔しいです。守備をもう少しコンパクトにすることが出来れば良い攻撃にも繋がりやすかったかなという部分もありますが、逃してしまったと言ったように、局面の個人の判断や技術的なミスも多かったので、自分自身もちろんそうですし、反省しなければいけません。ハーフタイムに監督からもう一度、タイミングを逃してるからそこで取りに行こうという話があって、そういった意識をチームとして統一して出せていたと思うので、2失点目が本当に悔やまれます。自分のミスからカウンターを喰らってしまったので、自分自身すごく反省していますし、ゲームの流れとして大きかったので本当に悔やまれます。

――次の試合に向けて
しっかり反省して切り替えるしかない結果ですし、自分たちのこの状況、この悔しさをしっかり受け止めて、次はホームで勝てるようにまた頑張って準備したいと思います。

小川 大貴 選手

小川 大貴 ――試合を振り返って
悔しいです。0対4になってしまうようなゲームではなかったと思いますし、そうしてしまったのは自分たちだと思うので、反省しなければいけないことがたくさんあります。しっかり反省して、切り替えて次の試合に向けた準備をしていきたいと思います。

――自身の攻守のバランスについて
サイドのケアを意識しなければいけない時間が多く、ポジショニングも低くなってしまいましたし、相手のサイドの選手をケアしていることが多かったので、なかなか前に出づらい状況になってしまいました。

――後半最初は良い時間帯もあったのでは?
後半の入りや失点するまでの時間というのは、少し前に行くための縦のスライドが出来ていましたし、少しボールを持つことも出来ていたので、失点してしまうまでは悪くなかったと思います。

――チームとして前に行ききれない時間が多かったという印象でしょうか?
前から行くという中で、前半は積極的に自分たちのバランスを多少崩してでも前からプレスをかけに行こうとしていましたし、そういう中で剥がされて押し込まれる局面も多かったですが、それも想定内として前半は0で守ろうと。その中で失点はもったいなかったですが、それもある意味想定内と切り替えた中で、後半の入りでああいった戦い方が出来たので、その後の失点がもったいなかったと反省しています。

――ハーフタイムには改めてどのような意思統一を?
相手の背後は常に狙っていた中で、前半はその質や回数があまり多くなくて。そこをもっと全員で意識していこうと。それから、セカンドボールであったり中締めといった部分を再確認しました。

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー監督
 

――試合の総括
良いゲームが出来たと思います。この難しい天候の中、一人ではなくチーム全体で最後まで走り切ったのかなと思いますし、たくさんチャンスを作り点も取れました。みんなの頑張りが勝利に値する結果だと思いますし、本当に良かったと思います。