2019年 試合速報

明治安田J1 第2節 vs. サンフレッチェ広島

試合ハイライト
sanfrecce
sanfrecce

2 分
1 得点
1 失点
勝点 2

0
  • 0
  • 0

  • 0
  • 0

0
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

2 分
1 得点
1 失点
勝点 2

前半
吉野 恭平
8分
ハーフタイム 後半
野津田 岳人
ドウグラス ヴィエイラ
16分
パトリック
24分
ロドリゲス
荒木 大吾
柴﨑 晃誠
東 俊希
29分
31分
大久保 嘉人
石田 崚真
36分
上原 力也
ムサエフ
柏 好文
松本 大弥
39分
38
大迫 敬介
2
野上 結貴
5
吉野 恭平
19
佐々木 翔
3
エミル サロモンソン
7
野津田 岳人
17
松本 泰志
18
柏 好文
30
柴﨑 晃誠
40
川辺 駿
10
パトリック
SUB
34
中林 洋次
4
水本 裕貴
24
東 俊希
25
松本 大弥
27
清水 航平
16
渡 大生
20
ドウグラス ヴィエイラ
監督
城福 浩
21
カミンスキー
4
新里 亮
25
大南 拓磨
41
高橋 祥平
14
松本 昌也
15
アダイウトン
19
山田 大記
30
上原 力也
11
ロドリゲス
20
川又 堅碁
22
大久保 嘉人
SUB
36
三浦 龍輝
5
櫻内 渚
28
石田 崚真
8
ムサエフ
10
中村 俊輔
27
荒木 大吾
16
中野 誠也
監督
名波 浩

7,741
スタジアム名 試合日 キックオフ
Eスタ 3/1(金) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 江角 直樹 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 平間 亮 和角 敏之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
8.8度 76% 堀 格郎 木原 一郎
7 シュート 8
8 ゴールキック 6
7 コーナーキック 6
14 直接FK 18
1 間接FK 0
1 オフサイド 0
0 PK 0

今シーズンのアウェイゲーム初戦は、サンフレッチェ広島のホームに乗り込み、3ポイント獲得を目指す。

先週の開幕戦は、序盤にセットプレーから先制を許したが、後半途中からピッチに立った川又堅碁が山田大記のクロスに頭で合わせて同点に。ホームで勝点1を手にした。試合後、「もっと勝利に執着して、何が何でも勝つという気持ち、プレーを次の試合では見せたい」と語った川又。今日はそうした想いをピッチで体現し、ジュビロの今シーズン初勝利を手繰り寄せる活躍を見せてくれるだろう。
また、今日は最終ラインに新里亮が入った。昨シーズン後半は怪我で長期離脱を余儀なくされたが、厳しいリハビリを経てしっかりとコンディションを整えてきた。この試合が公式戦の復帰戦。安定した守備を見せて、相手の攻撃を封じてほしい。また、広島とは鹿児島キャンプのトレーニングマッチでも対戦している。選手たちはその時に得た課題と収穫をしっかりと整理し、今日の一戦へと臨んでくれるはずだ。

対する広島は、清水エスパルスとの開幕戦を1対1で引き分けた。相手に先行を許しながらも、新加入のサロモンソンが豪快なボレーシュートを決めて、ホームで勝点1を獲得した。

キックオフは19時。スタジアム周辺の天候は晴れ。今日はJリーグフライデーナイトということで、平日開催のゲームだが、遠い敵地までジュビロサポーターが駆けつけてくれている。そうした期待に応えるためにも、そしてシーズン序盤戦に弾みをつけるためにも、必ず勝点3を磐田に持ち帰りたい。

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名波 浩 監督

――試合の総括
決定機はうちの方が多かったと思います。後半の1対1になった2回のシーンですけど、あそこでGKのファインセーブがあったので、こういう結果になったと。我々のやりたいこと、もしくはやろうとしていることを、選手は90分通して具現化してくれたのではないかなと思います。逆にピンチの数という意味では、最後にクロスがゴール前を横切った位しか思い浮かばないので、セットプレー以外で怖いシーンを作らせなかったのは、GKも含めてDF陣を評価出来ることだと思いますし、守備のトレーニングをほとんどしていない中で、こうして0で終えられたのは非常に大きいかなと思っています。
システムを変えたところから、体重的には前がかりになったのですが、有効に使えたかといえばそうでもなかったなと。代わって入った選手がちょっとテンションが上がり過ぎていて、上手く機能しなかったこともありますが、この2試合目で3バックも4バックも両方あるよというところを、身内の選手はもちろん他クラブにも示したことは大きいですし、選手の中には尻に火がついて、危機感、そして競争意識を煽れたと思うので、これからも継続していきたいと思います。最後に総括として、(勝点)2を失ったのは我々の方だと自覚しています。

新里 亮 選手

新里 亮 ――どのようなことを意識して試合に入りましたか?
ストレスなく守備が出来て、前向きにアプローチが出来てというオーガナイズを作ろうということは試合前から思っていました。試合の入り方で、相手がプレッシャーをかけてくるのかリトリートしてくるのかは分からなかったので、入ってから(大南)拓磨や(高橋)祥平、(山田)大記君など周りの選手とコミュニケーションを取ってやり方を変えていこうと思って試合に入っていたので、相手に合わせてというか、そういう守り方の部分は良いコミュニケーションが取れていたと思います。

――昨年の怪我を経て公式戦復帰となりました
まだ自分も試合でどれくらい身体が動くか、パフォーマンス出来るかというのは分からなかったので、周りの選手に助けてもらいながらとは思っていました。チーム全体のオーガナイズというのは特に気を使って入りましたし、いつもは(大井)健太郎君が声をかけながらやっている部分が今日は無いというところで言うと、自分がリーダーシップをとってディフェンスラインもチーム全体も統率しないといけないと感じていたので、そこは特に自分に近い選手に声をかけながらプレー出来たと思います。リハビリ中にたくさんの協力があってここまで来ることが出来ましたし、トレーナー陣はもちろん、スタッフや選手も声をかけてくれましたし、サポーターの方からも「待ってる」という声、手紙をたくさんもらいました。家族も支えてくれましたし、そういう人たちへの感謝という意味では、今日復帰出来て良かったなと思います。ここから試合に出て、もっとチームに貢献して勝利を増やしていくことが目標です。そういう意味では今日は引き分けだったのでまだまだですが、感謝の想いをピッチで表現出来たというのはすごく良かったと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン ――今日の試合を振り返って
勝てなかったことは残念ですが、試合を支配していたのは自分たちだと思います。チャンスも多く作ることが出来た中でゴールは生まれませんでしたが、これを続けていくことが大切です。攻撃面に関しても良くなっていると思いますし、自分たちがやろうとしていることがピッチで出せているという感覚もあります。これからもやり続けることが秘訣だと思っています。

――次の試合に向けて
今日は勝点3を得るために全員がハードワークしましたが、次の試合は必ず勝点3を得たいと思います。そのためにも、今日のように最後までチーム全員でハードワークしていくことが大切だと思っています。

大南 拓磨  選手

大南 拓磨	――今日の試合を振り返って
自分自身、開幕戦の反省を活かして、入りはシンプルに自分たちのペースになるようにしようとやっていく中で、初戦よりは自分たちのペースで試合運びが出来たのではと思っています。前回は後ろからの簡単なビルドアップの場面で、もたついてしまったところがあったので、そこは今日しっかりと修正出来ていたと思いますし、まずは無失点で終わることが出来たので、そこが何より良かったなと思います。

――今後への手応えと課題は?
もちろんまだまだ中締めの部分や、縦へスライドしてアタックさせるなど、突き詰めてやっていかなくてはいけませんが、無失点という部分に関しては今後も継続して続けていきたいと思います。攻撃面は、アタックゾーンに入ったら、もっと厚みが出るような攻撃を練習中からやっているので、そういうのをもっともっと出していければと思います。

――無失点で終えることが出来た要因は?
カミック(カミンスキー)も被シュート数が少なかったと言っていましたが、キーパーも含めてディフェンスライン全体が常に声をかけ合って集中して戦うことが出来ていたので、そこは今日ディフェンス陣にとっては一番良かったところだと感じています。

石田 崚真 選手

石田 崚真 ――後半途中からの出場でした
いつも通りにやれば出来るからと監督に言われていましたし、そこを意識して試合に入りました。やはり、チャンスでしっかり結果を出さないといけないですし、途中交代の難しさも分かったので、次はルヴァンカップがありますが、そこに合わせていきたいと思います。試合の展開としても、今日はジュビロが押していた場面が多かったと思います。決め切れるチャンスがあったので、今度はホームで勝ちたいです。

――チーム内の競争も激しいと思います
サイドは特徴がある選手がたくさんいるので、厳しい戦いですが、自分も競争に勝ってもっと試合に出場出来るように頑張っていきたいです。

サンフレッチェ広島 城福浩監督
 

――試合の総括
このチームは得点に対する課題を突き付けられていると思いますし、そこは辛抱しながら積み上げていかなくてはいけないことが明確になった試合だと思います。ただ、こういう試合でも辛抱して0に抑える、勝点1を取るという経験は、特に若い選手にとって大きな経験だと思いますし、辛抱しながらチームを前に進めていくという意味では、価値のある勝点1だったと思っています。