2018年 試合速報

明治安田J1 第28節 vs. 湘南ベルマーレ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
10 分
11 敗
31 得点
42 失点
勝点 37
順位 13

1
  • 1
  • 0

  • 0
  • 0

0
bellmare
bellmare

9 勝
12 分
9 敗
34 得点
39 失点
勝点 36
順位 14

前半
川又 堅碁
34分
ハーフタイム 後半
1分
秋野 央樹
イ ジョンヒョプ
エレン
櫻内 渚
11分
12分
梅崎 司
菊地 俊介
34分
金子 大毅
小川 慶治朗
大久保 嘉人
大久保 嘉人
松本 昌也
35分
松浦 拓弥
大南 拓磨
40分
上原 力也
45分
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
6
エレン
24
小川 大貴
41
高橋 祥平
7
田口 泰士
11
松浦 拓弥
19
山田 大記
30
上原 力也
20
川又 堅碁
22
大久保 嘉人
SUB
36
三浦 龍輝
5
櫻内 渚
25
大南 拓磨
14
松本 昌也
23
山本 康裕
27
荒木 大吾
18
小川 航基
監督
名波 浩
1
秋元 陽太
8
大野 和成
13
山根 視来
20
坂 圭祐
10
秋野 央樹
29
杉岡 大暉
34
金子 大毅
36
岡本 拓也
6
石川 俊輝
7
梅崎 司
38
山﨑 凌吾
SUB
21
富居 大樹
4
アンドレ バイア
41
ミキッチ
2
菊地 俊介
9
イ ジョンヒョプ
23
高山 薫
50
小川 慶治朗
監督
曺 貴裁

9,026
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 10/30(火) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 臼井 郁夫 村上 伸次
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 大塚 晴弘 鈴木 規志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
17.4度 39% 上村 篤史 花澤 秀登
10 シュート 6
5 ゴールキック 10
4 コーナーキック 5
14 直接FK 11
3 間接FK 1
3 オフサイド 1
0 PK 0

リーグ戦も残すところあと5試合となった。今日の湘南ベルマーレ戦は、熾烈な残留争いから一歩抜け出すためにも、勝利が必須。現在勝点34で15位のジュビロだが、勝てば勝点36で13位の湘南を上回ることができる。台風の影響で延期になり、平日開催となった今日の一戦だが、ヤマハスタジアムに集まった多くのジュビロサポーターとともに、何としても勝点3を掴み取りたい。

ジュビロは、前節のV・ファーレン長崎戦と同様、4バックの布陣でスタートする。ゲームをコントロールしてきた中村俊輔を怪我で欠くことになってしまったが、山田大記、松浦拓弥、そして大久保嘉人といった2列目の攻撃的な選手たちが、果敢なプレーで相手ゴールへと迫ってくれるはずだ。
対する湘南は、土曜日に行われたルヴァンカップ決勝戦に勝利し、リーグカップ戦初のタイトルを獲得。攻守にハードワークを惜しまない“湘南スタイル”へのさらなる自信を得て乗り込んでくることは間違いないが、「相手どうこうではなく、自分たちがやるべきことを勝利のために90分間やり切るだけ」と大井健太郎は言う。「大切なのは、球際や運動量、さぼらない、諦めないなど、サッカーの本質的な部分で絶対に負けないこと」。メンタル、フィジカルともに相手を上回ることが出来れば、勝利は自ずとついてくる。今シーズンを占う、重要な一戦。選手たちは、最後まで前を向いた積極的なサッカーを見せてくれるはずだ。

キックオフは19時。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。少し風が強く、これからさらに冷え込みそうだ。

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名波 浩 監督

――試合の総括
湘南がルヴァンカップを優勝してこのゲームに臨むという、疲労感よりも勝者のメンタリティ、それから積み上げた経験というのものが、このゲームのパワーとして大きく出てくるのではないかなという予想で入りました。システム、メンバーなど細かいことは言いませんが、我々はそれに負けない反骨心を持ってやっていこうと選手に伝えましたし、とにかく後ろ向きな、相手を待つサッカーをせずに前から積極的に行って、前選択の多いボール回し、それから背後への動き出し、ゴールに直結する、ゴールに向かう回数を増やしていこうということでゲームに入りました。
前半何回か良い形がある中で、今シーズンは中央を崩してのゴールはなかなか無かったのですが、個人的に今日のキーと思っていた山田と松浦のコンビネーションで真ん中をこじ開けましたし、川又も今週、先週と同じような形のシュート練習をやっていたので、リラックスして良いシュートを打ってくれたのではないかと。後半は相手が出てくるだろう、もしくは大きい選手を使ってくるだろうという中で、まずは中央を固めること、それから上原、田口、トップ下に入るであろうシャドウの3人のうちの誰か、そのトライアングルをとにかく強固にしていようということを、後半はずっとピッチに向かって伝えていました。それ通り選手がやってくれたのではと思っています。欲を言えば、2対0でフィニッシュのゲームだったと思うのですが、そこがまだまだ甘いところだと思うし、ラストはサイドでキープ出来るものを無理やり縦パスを狙ってしまったり、クリアの質が悪かったりと、まだまだ課題の多いゲームになってしまったなと。ただ、この(勝点)3は、8月の柏戦以来ですし、この3で色々なものが好転するのではないかなと思っています。
湘南に対しては、非常に総合力の高いチームだなと思いましたし、我々もやっぱり諦めず、さぼらず、切らさず、それから色々な我慢を背負って、犠牲心を持って、湘南と同等にやっていく中で、唯一足りないのは3ポイント取り切る力だと選手に伝えた中で、今日はしっかり勝点を取ってくれたので、また次節広島戦に向けて良い形で臨めるのではないかと思っています。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 ――先制点をアシストした場面を振り返って
ヤマ(山田)がああいう感じで出してくれるかなと思っていました。(川又)堅碁が走ってくれていて良かったです。イメージは合っていたと思います。堅碁が前向きに入ってきてくれたのは、多分アイツなら入ってくると思っていたので、良かったです。

――真ん中から崩しました
今日は割と真ん中から行けていたと思います。ただ、もっともっと合わせられる場面もいっぱいありましたし、みんなのイメージというか、それぞれゴール前でやりたいことがいっぱいあったので、少しバタバタした部分もありました。次は、今日以上のプレーというか、土曜日の試合までの間に色々話せると思います。とにかく、今日はみんなが前向きにプレー出来ていましたし、何より一番必要だったのは勝点3だったので、それが一番大きいと思っています。

――前節の長崎戦と比較して
より前に向かえたかなと思います。ホームでしたし、この試合が一番重要だったので。もちろん長崎戦も欲しかったですが、その悔しさをここで晴らせて良かったです。次も勝点3を取ったら残留により近づくと思いますし、ホームですし、自信を持って臨みたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――久しぶりの勝利の味はいかがでしたか?
最高です。すごく嬉しいです。チームとしてすごく大事な試合だったので、勝点3は本当に大きいですし、それが取れて本当に嬉しいです。

――山田選手の攻守で気持ちの入ったプレーが印象的でした
最近若手選手に、「(山田)大記君は技術系だと思っていたけど、気持ち系ですね」と言われるのですが、気持ちを前面に出して、こういう状況なのでチームが勝てればそれでいいと思っていますし、そういう気持ちの部分でも、自分ではチームに対して働きかけるつもりでプレーしています。

――得点に絡んだシーンを振り返って
松浦が良い落としで走り込んでくれたので、少し思ったより高くなってしまったのですが、上手く落としてくれて、先制点に繋がったので良かったです。あの場面は流れが多少良かったというか、周りの選手が一気に動き出していたので、それで2タッチしてしまうと流れが止まってしまうなと。そうした中で、ダイレクトの選択肢は、松浦しか自分が見えてる範囲ではなかったので、あそこを浮き球で通そうという判断になりました。

――残留に向けて大きな勝利となりました
非常に大きいのですが、これでまだ残留が決まったわけでもないですし、次の勝利を約束してくれるものでもないので、しっかりと切り替えて、中3日しかないので良い準備をして、次もホームで勝てるように頑張りたいです。

――ここから上位チームとの対戦が続きます
簡単な試合は無いと思うのですが、今日のようにとにかくチーム一丸となって、必死に食らいついて頑張りたいと思います。

川又 堅碁 選手

川又 堅碁 ――久しぶりの勝利となりましたが、今の率直な気持ちを
良かったです。この勝点3で、残留出来るチャンスを自分たちでつかんだので、このまま気を引き締めて次の試合も勝ちたいと思います。

――勝利を手繰り寄せる先制ゴールが決まりました
今シーズンは、真ん中から崩す場面が無かったので、ああやって崩せたことが本当に良かったです。練習していたシュートだったので、上手く当たってくれました。

――これで今シーズンも二桁得点となりました
10点と20点の2桁では全然違うので、それはまだまだだと思います。

――最後まで全員で1点を守り抜きました
今日は平日にも関わらず、多くのサポーターが駆けつけてくれて、残留したいという気持ちがサポーターからも本当に伝わってきて。声で背中を押してくれたので、それがみんなの一歩であったり、球際の勝負であったり、負けたくないという気持ちが全部出たなと。その力をもらって、最後まで走り切れたと思います。

――残りの試合に向けて
どこと勝負しても、今日のように自分たちで勝負していくような姿勢を貫きたいですし、最後はギリギリ守った形になりましたが、それでも自分たちで試合を進めていくことが出来たので、こういう戦いを進めていきたいです。

小川 大貴 選手

小川 大貴 ――球際など最後まで相手に負けていなかったと思います
そうですね。今日はもう、テクニカルなところ云々よりも、気持ちの部分で相手に負けないことが重要だと思って臨みました。自分が思うような、良いパフォーマンスは出来なかったかもしれませんが、そうやって気持ちを前面に押し出してプレーしようと思っていたので、その気持ちは体現出来たのかなと思います。相手のリズムに合わせることなく、自分たちのサッカーを、湘南を上回るような気迫でプレーしようというのは、みんなに浸透していましたし、それを90分出来た結果が勝利に繋がったのかなと思います。

――天皇杯の悔しさも無駄にはならなかったのでは?
やっぱりあの試合は、普段リーグ戦に出ていない選手が気持ちで負けないで戦うというものを出して臨みましたが、やはりそうした部分がリーグ戦を戦っている選手たちにも良い影響が出たのではないかなと思います。週末の広島戦に勝てるように、中3日、しっかり整えて切り替えてやっていきたいです。目の前の一戦一戦、最後まで諦めずに戦っていきます。

高橋 祥平 選手

高橋 祥平 ――気持ちがこもった試合でした
前半に先制点を取れたというのが、チーム全体に安心感というか、プラスの方向に持っていくことが出来たかなと思っています。相手は中2日という厳しいコンディションの中で戦っていて、自分たちが気持ちで負けてしまっていたら、ゲームにならないと思っていましたし、残留するためにみんなが死に物狂いでやっていて、みんなが同じ方向を向いた結果が勝利に繋がったと思います。

――大きな勝点3になりました
そうですね。この勝点3は大きいですが、まだまだ試合がありますし、まだ何も決まっていません。この試合をきっかけに、残留を決められるように頑張りたいと思っています。

――2試合続けての完封という結果について
4バックになると、本当に最後はセンターバックの自分が止めなければいけませんし、(大井)健太郎さんもそう思ってプレーしてくれていると思います。そこはもう、自分の中で改めて締まったかなと思います。判断もそうですが、自分が抜かれたらゴールに直結してしまうので、絶対に抑えなければいけない、頑張らないといけないと思ってプレーしていました。

湘南ベルマーレ 曺貴裁監督
 

3日前にルヴァンカップを戦って中2日でしたが、やれることは全部やったと思いますし、選手は短い準備の時間の中で、しっかり理解してやってくれたと思います。自分たちのイージーミスで点を取られたのもありますけど、それ以外は相手の攻撃に蓋をして、自分たちの良さを活かしてゴール前にボールを運ぶことも出来ました。負けたことは残念ですが、頑張ってくれたという印象です。今日は身体を張って守備をされた磐田さんの気力というものが目立った試合だったと思うのですが、お互い残り4試合良い結果を残せるように、磐田さんには知っているスタッフ、選手も多いので、生意気ですが、お互い良いシーズンになるようにと思っています。

本日の受賞選手
いわしんマン・オブ・ザ・マッチ
協賛:磐田信用金庫
ナイス パス!ナイス アシスト!賞
協賛:ヤマハ発動機株式会社

川又 堅碁 選手

山田 大記 選手