2018年 試合速報

明治安田J1 第1節 vs.川崎フロンターレ

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 敗
3 失点
順位 18

0
  • 0
  • 3

  • 0
  • 0

3
frontale
frontale

1 勝
3 得点
勝点 3
順位 1

前半
12分
エドゥアルド ネット
24分
中村 憲剛
43分
谷口 彰悟
大井 健太郎
44分
45分
エドゥアルド
ハーフタイム 後半
森下 俊
松本 昌也
1分
9分
エドゥアルド
櫻内 渚
田口 泰士
13分
22分
エドゥアルド ネット
守田 英正
ムサエフ
上原 力也
25分
33分
知念 慶
大久保 嘉人
40分
中村 憲剛
登里 享平
21
カミンスキー
3
大井 健太郎
5
櫻内 渚
6
ギレルメ
35
森下 俊
41
高橋 祥平
8
ムサエフ
10
中村 俊輔
15
アダイウトン
19
山田 大記
20
川又 堅碁
SUB
36
三浦 龍輝
4
新里 亮
7
田口 泰士
11
松浦 拓弥
14
松本 昌也
30
上原 力也
34
針谷 岳晃
監督
名波 浩
1
チョン ソンリョン
5
谷口 彰悟
7
車屋 紳太郎
18
エウシーニョ
23
エドゥアルド
10
大島 僚太
14
中村 憲剛
21
エドゥアルド ネット
41
家長 昭博
11
小林 悠
20
知念 慶
SUB
30
新井 章太
2
登里 享平
3
奈良 竜樹
8
阿部 浩之
16
長谷川 竜也
25
守田 英正
4
大久保 嘉人
監督
鬼木 達

31,375
スタジアム名 試合日 キックオフ
エコパ 2/25(日) 15:30
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 河本 弘 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 岡野 宇広 数原 武志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
13.8度 33% 上田 益也 花澤 秀登
8 シュート 8
8 ゴールキック 7
8 コーナーキック 3
10 直接FK 11
4 間接FK 0
4 オフサイド 0
0 PK 0

J1リーグトップ5を目指したジュビロの2018シーズンが、いよいよ開幕。エコパスタジアムに昨年のリーグ王者・川崎フロンターレを迎え、初戦に臨む。

ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKにカミンスキー、最終ラインは右から、高橋祥平、大井健太郎、森下俊。右ワイドに、櫻内渚、左にギレルメ。ダブルボランチにムサエフと山田大記。2シャドウに中村俊輔とアダイウトン。1トップに川又堅碁という並びが予想される。

対する川崎の予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにチョン ソンリョン。最終ラインは右から、エウシーニョ、谷口彰悟、エドゥアルド、車屋紳太郎。ダブルボランチに、大島僚太とエドゥアルド ネット。中盤2列目に、知念慶、中村憲剛、家長昭博。1トップに小林悠という並びか。

川崎は各ポジションに実力者が揃い、中でも前線の選手たちの攻撃力は脅威だが、「90分間集中を切らさず、自陣に引きこもらず、逃げずに積極的に仕掛けたい」と名波監督。ジュビロは“挑戦者”として、昨年覇者に真っ向から勝負を挑む。また、「自分たちが積み上げてきたものを、ピッチでどう表現出来るかが楽しみ」と櫻内が話すように、選手たちは昨シーズン自信を得た“攻守でアグレッシブに仕掛けるサッカー”をベースに、さらにパワーアップした姿を見せてくれるはずだ。中でも注目は、ボランチを務める山田。今シーズンは始動から好調を維持し、開幕戦に向けて万全のコンディションを整えてきた。川崎とのマッチアップについては、「相手の攻撃が機能したと言われる試合になるか、ジュビロの守備が機能したと言われる試合になるか、そこが結果に直結してくると思う」と言い、「チームとしてどう戦うかをしっかり整理して試合に入りたいし、チャレンジャーとして自分たちが持っているものを出していきたい」と意気込みを語っている。

キックオフはこのあと15時半。天候は曇りで空気は冷たく、冬の寒さが少し戻ったようだ。
いよいよ始まる今シーズンの戦い。エコパスタジアムに集まった大勢のジュビロサポーターの大声援を力に変えて、一丸となって勝利を掴みたい。

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名波 浩 監督

――試合の総括を
プラン的にいえば、70分までがゼロの時間を長くしようというリミットで、そこから4バックに変えて、攻撃的に、前がかりに行けるかなと思っていました。1失点目は確かに虚をつかれた感じはありましたけど、まぁ、ビューティフルだったなと。問題は2点目で。あの時間帯は相手が前がかりになって奪いにきていたので、シンプルにやらなくてはいけない時間帯でしたし、エリアでした。そんなに難しい処理でもなかったと思うのですが、シンプルに、前線に、ボックス脇にという意識が少し足りなかったなと。そこからコーナーキックになって失点してしまいました。選手達に伝えたのは「ここがオフィシャルのゲーム(公式戦)をやっているか、やっていないかの差だ」と。彼らは4試合目で、我々はまだ1試合目だというところが、ゲームのポイントだったと思っています。
後半4バックにして松本、田口、上原を入れて前向きなシーンが増えましたし、相手も中盤でミスが増えてきて、ちょっといらついている時間帯もありました。あそこで1点取れていればより攻撃的になれたと思いますし、もう少しフィニッシュの回数が増えたのではないかと思います。
交代に関しては調子の良い選手をどんどん出していったので、非常に前向きなプレーが多くて、良くやってくれたのではないかと。次の名古屋戦に向けてのメンバー構成を考えた時、新たにスターティングメンバーに入ってくる選手がいるのではないかと思っています。

大井 健太郎 選手

大井 健太郎 ――今日の試合を振り返って
前半のうちに3点取られてしまって非常に難しい展開になってしまいました。後半攻めることは出来ましたが、前半を0対1のままで終えて後半1点取ることが出来れば同点、というところまで耐えたかったなと。前半の最後にセットプレー2本でやられてしまったのは、非常にもったいなかったなと思います。

――次の一戦に向けて
名古屋も非常にボールを動かしてくるチームですし、ボールを保持される時間が長いかもしれませんが、もう少ししっかりとブロックを組んだ中で、相手のボールホルダーに対してもう少しプレッシャーに行ってもらって、今日の1失点目のように一発で裏を抜かれて、というようなことがないように、修正していきたいと思います。

――ジュビロサポーターにメッセージを
今日も非常に良い雰囲気を作ってもらいました。開幕戦、ホームでサポーターに勝利を届けることが出来ず非常に残念ですが、また切り替えて次のゲームに臨みたいと思います。まずひとつ、しっかり勝ちたいですし、名古屋は昇格してきたチームですが、非常にクオリティも高いチームです。良い選手も多くいるので、しっかりと自分たちのサッカーをしていきたいと思います。

ギレルメ 選手

ギレルメ ――自身のプレーを振り返って
自分自身良くならなければいけないのは、試合感というか試合のためのフィジカルだと思っています。また練習から、試合のためのフィジカルをしっかり上げていきたいと思います。今日の試合で手ごたえを得たのは、攻撃の部分です。アダと(川又)堅碁とのコンビネーションプレーを色々と共有することは出来たと思います。ただ、もっともっと良くなると思うので、日々の練習から努力していきたいです。自分はジュビロというチームの、ひとつの歯車にならなくてはいけないと思ってやってきました。自分の経験、そして日々の努力によって良くなることはたくさんあると思います。

――Jリーグのサッカーについて
とてもスピーディでダイナミックな展開をするサッカーだと思います。自分も速いプレーヤーでもありますし、パワーもあると思っているので、Jリーグのサッカーにフィットさせることが出来ると思っています。そして何より、自分の周りには素晴らしい仲間がいるので、ここからまた1試合1試合戦って行く中で、チームメイトと色々なことを共有していきたいと思います。

田口 泰士 選手

田口 泰士 ――ジュビロでのデビュー戦となりました
結果は残念でしたが、ジュビロの一員として今日プレー出来たことは嬉しかったですし、今後に繋げていきたいと思います。サポーターの皆さんには、試合前から自分のチャントも歌っていただいていたので、すごく嬉しかったですし、その期待に応えたかったのですが、今日はこういう結果になってしまって残念です。

――改めて試合を振り返って
前半の1失点目は相手の技術が高く、すぐに切り替えることが出来る失点だったと思うのですが、2失点目3失点目がすごくもったいなくて。あそこで耐えられなかった部分が、結果に響いてしまったかなと思います。ただ、チームとして得られたものは大きいと思うので、それをしっかり次の試合に生かしたいです。

――次の一戦に向けて
結果が大事になってくると思うので、1週間しっかり準備をして、次はアウェイですが、チーム一丸となって勝てるよう、次の90分に全力をぶつけられるよう、またしっかり準備をして、頑張りたいです。

松本 昌也 選手

松本 昌也 ――後半途中からピッチに立ちました
0対3で負けていて、まずは1点返したかったので、ピッチに入ったら積極的にどんどんボールに向かっていきたいと思っていました。流れもあまり良くなかったので、どうにか自分たちに流れを持ってきたいなと。積極的に前にどんどんトライしていこうという思いでした。それが結果として得点に繋がっていないので、次は得点に繋がるように結果に結びつけられるように頑張りたいと思います。

――ボランチからサイドへ途中からポジションも変わりました
色んなポジションを普段からやっているので、与えられたところで自分の色を出して、チームの力になれたらなと思っています。サイドバックはキャンプでもやっていましたし、紅白戦でもやっていたので、慣れていました。ただ、少し高い位置をとり過ぎたかなという気持ちもありますが、どうしてもチームとして点が欲しかったので、どちらかというと少し高い位置をとるようにしていました。終盤のシュートをしっかりゴールへと飛ばすことと、しっかり味方に合わせられるように、ゴールに結びつけられるようなクロスを上げられるように、また練習していきたいと思います。

――次の試合に向けて
試合に出たらやれる自信はありますし、まずはチームが勝つことが一番です。しっかりチームみんなで修正して、次の試合に臨みたいと思います。

山田 大記 選手

山田 大記 ――今日の試合を振り返って
ゲームプランとして、前半粘り強く戦うというところで3失点してしまったので、それが全てだったかなと思います。自分自身、Jリーグの開幕戦というと4年ぶりで、J1は5年ぶりだったのですが、そこまで気負うこともなく、相手もチャンピオンなので、胸を借りるつもりで戦おうと思っていました。後半は0対3と失うものが無い状況だったので前からトライして、攻守において前向きなプレーが出来たことは良かったです。ただ、やはり時間帯も含めて良くなかったのは2点目3点目の失点です。1失点目は少しショッキングだったと思うのですが、そこで0対1で終わることが出来れば、まだ後半にチャンスがあったと思うので、2点目3点目のやられ方は良くなかったと思います。

――川崎との差を感じた部分は?
川崎は強さ、長所がはっきりしているので、そこをしっかりと出していたと思います。自分たちは組織的な守備が強みですが、そこをしっかり機能させられず3失点してしまったので、強いて言うならその長所を出し切るというのが相手との差なのかなと思います。ただ、やっていても自分たちにもチャンスはあったと思いますし、自分たちはこれからのチームなので、決して悲観的には捉えていないです。

――田口選手との連係について
田口はキャンプの時から結構一緒にプレーしていますし、コミュニケーションをずっと取ってきているので、距離間だったり関係性はすごく良いと思います。これからもっともっと良くなっていくと思いますし、田口自身もチームのサッカーを理解してどんどんチームに馴染んできているので、連係も含めて楽しみにしてもらっていいのかなと思います。

――次の試合に向けて
こういう形で開幕してしまったので、まずは白星が欲しいなと。しっかりと戦ってアウェイで勝点3を取りたいと思います。

川崎フロンターレ 鬼木達監督
 

今日の勝利は、選手たちがこの苦しい状況の中、プレッシャーのある中で勇気を持ってピッチに立ってくれた事が全てです。良い時間帯で、良い形で点が取れたことに尽きると思いますし、昨年まで続けていた体を張る事とか走る事とかを、選手が最後までやり続けてくれた事が良かったと思います。課題はありますが、しっかりと勝てたので次に繋げていきたいと思っています。