2016年 試合速報

ナビスコカップ第6節 vs.鹿島アントラーズ

antlers
antlers

1 勝
1 分
3 敗
8 得点
11 失点
勝点 4
順位 6

1
  • 0
  • 1

  • 1
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
2 分
2 敗
3 得点
4 失点
勝点 5
順位 5

前半
17分
藤田 義明
18分
藤田 義明
鈴木 優磨
33分
ハーフタイム 後半
杉本 太郎
13分
15分
森島 康仁
中村 祐輝
赤﨑 秀平
カイオ
24分
25分
藤田 義明
松井 大輔
西 大伍
伊東 幸敏
29分
町田 浩樹
30分
大橋 尚志
小笠原 満男
43分
44分
中村 太亮
岡田 隆
29
川俣 慎一郎
5
青木 剛
20
三竿 健斗
22
西 大伍
28
町田 浩樹
30
大橋 尚志
32
杉本 太郎
34
鈴木 優磨
35
平戸 太貴
18
赤﨑 秀平
37
垣田 裕暉
SUB
31
小泉 勇人
3
昌子 源
24
伊東 幸敏
7
カイオ
26
久保田 和音
36
田中 稔也
40
小笠原 満男
監督
石井 正忠
31
志村 滉
2
中村 太亮
14
高木 和道
25
大南 拓磨
28
石田 崚真
33
藤田 義明
7
上田 康太
17
清水 貴文
40
川辺 駿
16
齊藤 和樹
20
森島 康仁
SUB
36
奥田 達朗
4
小林 祐希
19
岡田 隆
22
松井 大輔
30
上原 力也
18
小川 航基
34
中村 祐輝
監督
名波 浩

5272
スタジアム名 試合日 キックオフ
カシマ 5/25(水) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 高橋 信光 家本 政明
天候 試合時間 副審 副審
くもり 90分 村上 孝治 作本 貴典
気温 湿度 第4の審判員 記録員
22.5度 76% 西尾 英朗 齋藤 和代
18 シュート 7
4 ゴールキック 14
7 コーナーキック 5
17 直接FK 19
1 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0

直近のJ1リーグ、ヴァンフォーレ甲府戦で3点を奪って勝利したジュビロは、中3日でヤマザキナビスコカップ、鹿島アントラーズ戦に臨む。現在ジュビロはAグループ5位。グループステージ突破の条件はかなり厳しいが、若手選手たちの実践経験を積むためにも、有意義な戦いにしたい。

ジュビロの予想フォーメーションは【3-4-2-1】。GKに志村滉。最終ラインは右から大南拓磨、高木和道、藤田義明。ダブルボランチは、 川辺駿と上田康太。中盤右ワイドに石田崚真、左ワイドに中村太亮。2シャドウに、清水貴文と齊藤和樹。ワントップに、森島康仁という並びか。
プロ2年目の志村と、高卒ルーキーの大南がジュビロでの公式戦デビュー。日頃のトレーニングの成果を充分に発揮し、今後のシーズンに向けて良いアピールの場となるか。二人のプレーに注目だ。

対する鹿島アントラーズの予想フォーメーションは【4-4-2】。GKに川俣慎一郎。最終ラインは右から西大伍、青木剛、町田浩樹、三竿健斗。ダブルボランチに、平戸太貴と大橋尚志。中盤右サイドに鈴木優磨。左サイドに杉本太郎。2トップに赤﨑秀平と垣田裕暉という並びが予想される。

キックオフは19時。県立カシマサッカースタジアムの天候は曇り。風があり、半袖だと少し肌寒さを感じる天気だ。

ジュビロ磐田
前半1分、ホームの鹿島ボールで前半キックオフ。
前半1分、ジュビロ、開始早々に右サイドから攻撃。清水貴文がドリブルで駆け上がり、エリア内右に侵入。しかし、町田浩樹にスライディングでボールを奪われた。
前半2分、鹿島、敵陣左サイドでパスを受けた三竿健斗が右足でファーサイドにクロス。ここは中村太亮がヘディングでクリアする。鹿島ボールのCKに。
前半3分、鹿島、右サイドからの平戸太貴のCKはジュビロにクリアされ、もう一度CKに。逆サイドから再び平戸太貴がCKを蹴るも、ファーサイドに流れた。
前半5分、ジュビロ、敵陣右サイドで空中戦の競り合いの際に森島康仁が町田浩樹に倒されてFKを獲得。
前半5分、ジュビロ、FKを蹴るのは上田康太。ゴール前に送るが、高木和道がオフサイドの判定に。
前半7分、ジュビロ、敵陣右サイドからFKを獲得。蹴るのは上田康太。柔らかいボールをゴール前に送ると、GK川俣慎一郎がファンブル。こぼれ球にジュビロの選手が詰めるが、あと一歩というところでクリアされた。
前半10分、鹿島、鈴木優磨が敵陣右サイドでボールを受けてゴール前にクロス。垣田裕暉がエリア内でボールを受けてコントロールしようとするが、ボールを落ち着かせることができなかった。
前半12分、鹿島、敵陣中央やや右からFK。平戸太貴がゴール前に送ると、ヘディングでの折り返しから町田浩樹がシュートを放つが、枠をとらえきれなかった。
前半14分、鹿島、敵陣左サイドでボールをキープすると、最終ラインの裏へスルーパスを通す。赤崎秀平が走り込むが飛び出してきたGK志村滉がキャッチした。
前半17分、ジュビロ、敵陣左サイド深い位置でFKを獲得。蹴るのは中村太亮。ファーサイドに送ると、藤田義明がヘディングで合わせて、先制点を奪う!0-1
前半18分、鹿島、敵陣右サイドでFKを獲得。平戸太貴がゴール前に送るが、大南拓磨がヘディングで弾き返した。
前半20分、鹿島に決定機。西大伍がラストパスを送ると、これに垣田裕暉が反応。エリア内右から右足でシュートを放つが、ポストに当たり、ゴールには結びつかなかった。
前半24分、鹿島、鈴木優磨と西大伍がパス交換し、右サイドを崩そうとする。ゴール前にクロスを送るが、高木和道がクリアした。
前半26分、ジュビロ、藤田義明の縦パスを受けた中村太亮が左サイドからグラウンダーのクロスを送る。しかし、鹿島DFにクリアされてしまった。
前半27分、鹿島、左サイドでボールをキープした杉本太郎が中央へ横パス。これを受けた赤崎秀平がワントラップから強烈なシュートを放つが、クロスバーに弾き返された。
前半28分、ジュビロ、左サイドからカットインした中村太亮が右足でクロス。ゴール前の齊藤和樹が巧みなアウトサイドボレーで合わせるが、惜しくもGK川俣慎一郎にブロックされた。
前半30分、ジュビロ、センターサークル付近で齊藤和樹がボールを奪い、一気にカウンター。前線の清水貴文へ預けると、ここからドリブルで縦に仕掛けるが、ボールを奪われてしまった。
前半33分、鹿島、自陣から青木剛がロングフィード。右サイドの西大伍が抜け出し、ゴール前にクロスを送るが、ジュビロ守備陣が弾き返した。
前半35分、鹿島、左サイドをオーバーラップした三竿健斗がクロスを送ろうとするが、石田崚真が対応し、CKに。左サイドからのCK。平戸太貴がゴール前に送るが、ボールはファーサイドに流れてしまった。
前半39分、鹿島、敵陣右サイドでボールを持った平戸太貴が裏へスルーパス。赤崎秀平が抜け出すが、オフサイドの判定となった。
前半43分、鹿島、右サイドで細かくパスを繋ぎ、中央の杉本太郎へ。杉本太郎はダイレクトで浮き球のスルーパスを送ると、赤崎秀平がエリア内右に抜け出しシュートを放つが、GK志村滉のファインセーブに阻まれた。
前半45分、鹿島、敵陣中央やや右からFK。平戸太貴がゴール前に送ると、鈴木優磨がヘディングシュートで合わせるが、オフサイドの判定となった。
前半45分、前半アディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム2分、ジュビロが敵陣左サイドでスローインを得たところで、前半終了のホイッスル。
後半1分、アウェイのジュビロボールで後半キックオフ。両チームともに選手交代はなし。
後半3分、鹿島、バイタルエリアで杉本太郎がボールを受けてドリブル突破を仕掛けるが、ジュビロ守備陣がうまく挟み、ボールを奪い返した。
後半5分、鹿島、赤崎秀平がゴール前で縦パスを受ける。反転し、左足でミドルを放つが、枠を大きく外れた。
後半6分、ジュビロ、自陣から中村太亮がライナー性のボールを前線に送る。齊藤和樹が裏でボールを受けるが、鹿島DFが戻り、ブロックされてしまった。
後半8分、鹿島、右サイドを崩し、垣田裕暉がゴール前にグラウンダーのクロス。これに飛び込んだ杉本太郎がシュートを放つが、GK志村滉がスーパーセーブでブロックした。
後半11分、ジュビロ、藤田義明が攻撃参加し、縦パス。左サイドの中村太亮がエリア内左に抜け出し、クロスを送ろうとするが、ゴールラインを割り、鹿島ボールに。
後半12分、鹿島、敵陣右サイドから大橋尚志がゴール前にクロス。ニアの赤崎秀平がヘディングで合わせるが、ゴール左に外れた。
後半13分、鹿島、エリア内右から西大伍がゴール前にクロス。平戸太貴のヘディングシュートはGK志村滉がブロックするが、こぼれ球を杉本太郎が詰めて、鹿島が同点に追いつく。1-1
後半16分、鹿島、最前線でボールを受けた垣田裕暉がドリブルで粘り強くボールをキープ。ジュビロがボールを奪い返すが、ルーズボールを拾った杉本太郎がゴール前からミドルを放つ。ここはGK志村滉が正面でキャッチした。
後半17分、磐田・名波監督
「相手両ボランチの背後を有効に使うこと。最終ラインは、もっとコミュニケーションを取ってプレーすること。奪ったあとのファーストプレーを大事にしよう」

鹿島・石井監督
「時間はまだある。後半必ず逆転しよう。ピッチがスリッピーなので、まずは前線でボールをおさめて、よいテンポで攻撃していこう。リスクマネジメントしながら攻撃の形を作り出そう」
後半21分、ジュビロ、中央の川辺駿が右サイドへ展開。石田崚真がボールを受けてクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだ中村祐輝が打点の高いヘッドで合わせるが、わずかに枠を外れた。
後半23分、鹿島、右サイドからのCK。平戸太貴のボールに青木剛がダイビングヘッドで飛び込むが、枠をとらえきれず。
後半25分、ジュビロ、上田康太が右サイドに展開。石田崚真が受けて、ゴール前に精度の高いクロスを送る。齊藤和樹がフリーでヘッドを放つが、GK川俣慎一郎の正面に。
後半28分、ジュビロ、清水貴文が右サイドで粘りCKを獲得。蹴るのは上田康太。ショートコーナーからリターンパスを受けて、ファーサイドにクロスを送る。高木和道が合わせるが、枠をとらえきれなかった。
後半31分、ジュビロ、ゴール前やや右で清水貴文が倒されてFKを獲得。蹴るのは上田康太。狙いすましたシュートでゴールを狙うが、ポストに弾かれてしまった。
後半34分、ジュビロ、右サイドからCK。上田康太が左足でゴール前にボールを送る。これは弾かれるが、清水貴文がボールを拾い、再びクロスを入れる。しかし、鹿島に跳ね返された。
後半36分、鹿島、ゴール前でセカンドボールを拾ったカイオ。キックフェイントでDFを振り切りシュートを放つが、ジュビロDFが懸命に戻りブロックする。
後半38分、鹿島、カイオが敵陣左サイド深い位置でボールをキープしてゴール前にパス。杉本太郎が受けると、反転して左足でシュート。これはジュビロ守備陣がブロックする。こぼれ球を拾った平戸太貴がミドルシュートを放つが、ゴール左に外れた。
後半41分、鹿島、左サイドでボールを受けた杉本太郎がゴール前にパスを送る。垣田裕暉が受けると、縦に突破を仕掛けるが、ジュビロがブロックする。
後半45分、ジュビロ、右サイドから上田康太のCK。ゴール前に送ると、中央の大南拓磨がヘディングで合わせるが、GK川俣 慎一郎のファインセーブに阻まれてしまった。
後半45分、後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム1分、鹿島、カイオが左サイドでボールを持つと、カットインから右足でミドルを放つが、枠を大きく外れた。
後半アディショナルタイム3分、鹿島、右サイドからのCK。平戸太貴が中央に送ると、青木剛がヘディングで合わせるが、GK志村滉が防ぐ。
後半アディショナルタイム4分、鹿島、小笠原満男の縦パスを受けた杉本太郎がゴール前から左足でグラウンダーのミドルを放つが、GK志村滉が落ち着いてキャッチする。
後半アディショナルタイム4分、鹿島、カイオが最前線でボールを受ける。ここで後半終了のホイッスル。
名波 浩 監督

――試合の総括
ゲームの総括の前に、我々としてはJ1の水にいち早く慣れるということが、J1の常連になるための絶対的な条件だと思っているので、そういう意味では色々な選手にJ1で(自分を)試すというか、挑戦してほしいなと思っています。今日のゲームまでで、怪我をしているオリビエ、奥田以外は全員(J1で)使えたので、チーム力という意味でも非常に(意義のある)良いゲームだったと思います。もちろんこの大会を決して軽視するわけではなく、3ポイントへの執着心をもって戦ってきました。それらが球際で、また対人で生まれてきているので、これをリーグ戦に引き継いでいきたいと思います。
ゲームの総括としては、先制ゴールをセットプレーから上手く奪えましたが、その直後、後半カイオが出てくるくらいまで主導権を握られてしまいました。ラインコントロール、それから前線の選手のボールアプローチといった部分で前後関係の甘さが出てしまって、コンパクトサイズを保てなかったのが一番の原因かなと。ただ、そこからはかなり主導権も握れましたし、深い位置での仕掛け、コンビネーションのイメージというものが出てきたと思うので、1本決まっていればなというゲームだったと思います。

―― 今日出場した選手たちの評価は
やる気は非常にあったと思いますし、時間と共にゲームに入れていたと思います。ただ押し込まれていた時間帯を、完全に受けてしまったので、あの辺りも“やんちゃ”にボールを奪いに行ったり、つぶしてリセットということを考えることがすこし少なかったなと。それから相手の前線の動きだしの早さとサポートの早さにより、数的同数の局面ができてしまったり、ドリブラ―への対応の中で1対1で飛び込んでしまい、あっさり剥がされてしまったというシーンが何度もあったので、そこは十分に反省しなくてはいけないなと。ただ、試合終盤には「やらなくては。見せなきゃ」というスイッチは入ったかなと思います。

―― 志村選手、大南選手を起用したポイントは
まず志村に関しては練習試合から非常に良くて、いつか必ず使おうと思っていました。前を走っているライバルGKたちとの差を客観的に見られる選手だと思いますし、このゲームに対する強い想いもあったと思うので、失点シーンはキャッチに行ってミスしたかもしれませんけど、それ以外はパーフェクトだったなと思います。あとは、もう少しコーチングで自分が触らない状況を作りだすということが大事なのかなと思います。
大南に関しては韓国で2ゲーム(U-19代表遠征)やってきて、海外の選手たちと戦った自信とか、課題が明確になって帰って来ました。入団当初の面談では“もごもご”しゃべる選手だったのですけど、一昨日の帰国時にどうだったと聞いてみたら、自分のことを客観的に判断できていましたし、(韓国での)チームの状況や失点シーンの振り返りかたなども非常に良かったので、そうした対応をみて今日トライさせてみようと思いました。ヘディングシュートが入っていれば非常に印象深いデビュー戦になったのにな、と思います。

森島 康仁 選手

森島 康仁 ――試合を振り返って
勝ちたかったので残念です。前にどんどん上がっていく(清水)貴文を生かしたかったので、時間をつくれるときは、しっかりと時間をつくっていこうと選手間では話をしていました。もっと工夫できたのではないかと思います。自分がピッチに立っていたときは劣勢だったので、何とか点を決めることができればと思っていたのですが、なかなか難しく、自分ももっと努力していかなければいけません。これからのリーグ戦に向けて、しっかりとアピールしていきたいですし、そのためにはゴールを決めないといけないので、はやくそうした場面をつくれるようにしたいです。

大南 拓磨  選手

大南 拓磨	――プロデビュー戦を振り返って
試合前は少し緊張しましたが、試合が始まるとそんなに緊張はありませんでした。先輩方も「思い切ってやれ」と声をかけてくれて、とても心強かったです。U-19代表を経験する中で、90分通して試合に出場することはすごく大事なことだと実感しました。今日は試合に出られる喜びや、試合でしか身につかないものがあるということを改めて感じました。失点はしてしまいましたが、やり切ったという自信になったので、この試合をこれからもずっと忘れず、これからの練習でもしっかりと声を出して、チャンスをつかめるようにしたいと思います。

志村 滉 選手

志村 滉 ――プロデビュー戦を振り返って
試合が始まるまでは緊張しましたが、笛が鳴った瞬間から落ち着いてプレーすることができました。ミスは多かったのですが、悪くなかったと思います。ただ、改善点はいっぱいあるので、磐田に帰ってまた練習からしっかりやっていきたいです。1対1の飛び出しは自分のストロングポイントだと思っているので、それを少しは出せたのはよかったと思います。とにかく今日は、ミスキックをしないようにと心がけていたのですが、何本もあったので、それを0本にすることが課題です。Jリーグデビューできたこと、大きなスタジアムで試合をできたことは、これからに向けてよい経験になりました。今後は、もっとゲームコントロールを自分がリーダーシップをとってやっていけるようになりたいです。

藤田 義明 選手

藤田 義明 ――ゴールシーンを振り返って
(高木)和道さんやデカ(森島康仁)が前で競ってくれていて、後ろにそのままこぼれてくるかなと思って構えていたので、あとはしっかりと当てるだけでした。いつも名波さんには、ヘディングのときに首を振り過ぎだと言われていたので、あの場面はとにかく当てることだけを考えて、コースをしっかり狙うことができたかなと思います。

――今日は志村選手と大南選手のデビュー戦となりましたが、ディフェンス陣として心がけたことは?
とにかく1プレー1プレーしっかりと声をかけていこうと思って試合に入りました。まだまだ細かい部分で修正点はありますが、(志村)滉は何度も止めていたし、(大南)拓磨も最後に惜しいシーンを作っていたし、二人にとって良いデビュー戦だったと思います。

――試合全体を振り返って
後半の立ち上がりから失点するまでの流れがすごく悪くなってしまい。もっと自分たちが流れを変えていかないといけないのに、それができず結果的に失点してしまったことが、とても悔しかったです。またすぐにリーグ戦がありますが、名波監督のもと積み上げてきたものを、日々の練習から意識して、取り組んでいきたいと思います。

鹿島アントラーズ 石井正忠監督
 

――試合の総括
今日はメンバーを大幅に変えて若いメンバーで戦った訳ですけど、試合内容としては全体的には非常によかったと思います。前半にセットプレーで失点しましたが、チームがやろうとしている組織的な守備が出来ていましたので、そういう面でも非常に良かったと思います。後半、崩しの形から得点も取れましたし、最後は押し込む形も出来ていましたので、プレーの精度と、最後決め切れていれば勝てた試合だと思います。