2015年 試合速報

2015 J2リーグ 20節 vs.愛媛FC

ehime
ehime

9 勝
2 分
8 敗
23 得点
22 失点
勝点 29
順位 9

0
  • 0
  • 1

  • 0
  • 1

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

11 勝
3 分
5 敗
31 得点
21 失点
勝点 36
順位 3

前半
28分
アダイウトン
ハーフタイム 後半
西岡 大輝
江口 直生
17分
玉林 睦実
近藤 貫太
27分
30分
小林 祐希
清水 貴文
32分
森島 康仁
中村 祐輝
34分
アダイウトン
藤田 息吹
36分
河原 和寿
渡辺 亮太
41分
42分
カミンスキー
44分
アダイウトン
坪内 秀介
清水 貴文
藤田 息吹
岡崎 建哉
48分
1
児玉 剛
2
浦田 延尚
4
西岡 大輝
14
玉林 睦実
23
林堂 眞
5
藤田 息吹
6
三原 向平
10
瀬沼 優司
15
岡崎 建哉
18
西田 剛
20
河原 和寿
SUB
21
曵地 裕哉
33
パク チャニョン
7
村上 巧
16
江口 直生
17
近藤 貴司
22
近藤 貫太
19
渡辺 亮太
監督
木山 隆之
21
カミンスキー
13
宮崎 智彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
35
森下 俊
4
小林 祐希
7
上田 康太
11
松浦 拓弥
15
アダイウトン
40
川辺 駿
20
森島 康仁
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
6
田中 裕人
9
太田 吉彰
17
清水 貴文
22
松井 大輔
34
中村 祐輝
監督
名波 浩

4,508
スタジアム名 試合日 キックオフ
ニンスタ 6/28(日) 19:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 橋本 健一 扇谷 健司
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 清野 裕介 正木 篤志
気温 湿度 第4の審判員 記録員
23.1度 53% 渡辺 智哉 大南 麻里子
9 シュート 10
14 ゴールキック 10
7 コーナーキック 7
14 直接FK 15
0 間接FK 1
0 オフサイド 1
0 PK 0

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁という並びか。
前節のホーム・FC岐阜戦(6月21日)から先発を大幅に入れ替え、この試合に臨む。森下 俊は今季初スタメン。松浦拓弥は11試合ぶりのスタメンとなり、森島康仁と川辺 駿は10試合ぶりのスタメンとなる。なお、ジェイは累積警告により出場停止。

対する愛媛FCの予想フォーメーションは[3-4-2-1]。GKは児玉 剛。3バック右から林堂 眞、西岡大輝、浦田延尚。ダブルボランチに岡崎建哉と藤田息吹。中盤右サイドアウトサイドに玉林睦実、同左に三原向平。トップ下に河原和寿と瀬沼優司。1トップに西田 剛という並びか。

愛媛FCは今季ここまで9勝2分8敗。勝ち点29の9位につける。前節はアウェイでファジアーノ岡山と対戦し、2-1で勝利している。

試合の舞台はニンジニアスタジアム。
天候は晴れ。
キックオフは19時。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。天候は晴れ。風は弱く、時折アウェイゴール裏側からホームゴール裏側へ向かって吹いている。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、藤田義明、森下 俊、宮崎智彦。ダブルボランチに上田康太と川辺 駿。中盤2列目右から松浦拓弥、小林祐希、アダイウトン。1トップに森島康仁。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半1分、愛媛、自陣右サイドからFK、児玉 剛がロングキック。これはジュビロが自陣でクリアした。
前半2分、愛媛、敵陣右サイドから攻撃、最後はサイドのスペースに河原和寿が飛び出すが、オフサイドの判定。
前半5分、序盤は膠着した展開。
前半5分、愛媛、敵陣右サイドの深い位置からクロス。このこぼれ球を左サイドの三原向平が拾い、ドリブル。これはジュビロがブロックし、ジュビロのゴールキックに。
前半6分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。最後は小林祐希が左足でクロス。これは愛媛にクリアされた。
前半7分、ジュビロ、敵陣左サイドから攻撃。サイドからアダイウトン、森島康仁、松浦拓弥とつなぐが、最後は愛媛にクリアされた。
前半8分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。最後は藤田義明が右サイドへ展開。小林祐希を走らせるが、パスが長く、愛媛のゴールキックに。
前半8分、愛媛の布陣は[3-4-2-1]。GKは児玉 剛。3バック右から林堂 眞、西岡大輝、浦田延尚。ダブルボランチに岡崎建哉と藤田息吹。中盤右アウトサイドに玉林睦実、同左に三原向平。トップ下に河原和寿と瀬沼優司。1トップに西田 剛(キャプテン)。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはオレンジ。
前半9分、愛媛、敵陣左サイドの高い位置からFK、これを岡崎建哉が右足でキック。ゴール前に合わせる。カミンスキーがパンチングし、こぼれ球を上田康太が大きくクリア。
前半10分、愛媛、CK、バックスタンド側から岡崎建哉が右足でキック。ライナー性のボールをゴール前に合わせる。これを瀬沼優司が右足でシュート。これはジュビロがブロックし、愛媛のCKに。
前半11分、愛媛、CK、バックスタンド側から岡崎建哉が右足でキック。これはニアサイドでジュビロがクリア。
前半12分、ジュビロ、敵陣中央でボールを持ったアダイウトンが右足でロングシュート。これはゴール横に外れた。
前半13分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置で松浦拓弥のパスを受けたアダイウトンがクロス。これはファーサイドへ流れ、愛媛ボールに。
前半16分、ジュビロ、中盤中央で森島康仁がファウルを受け、ジュビロのFKに。上田康太が左足でキック。ゴール前に合わせるが、児玉 剛にキャッチされた。
前半17分、ジュビロ、自陣からビルドアップ。最後は藤田義明が右足でロングキック。右サイドの櫻内 渚を走らせるが、愛媛にブロックされ、愛媛のゴールキックに。
前半18分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。最後は宮崎智彦が左足で縦パス。森島康仁を走らせるが、パスが長く、愛媛のゴールキックに。
前半19分、愛媛、中盤の中央でこぼれ球を拾い、最後は左サイドの三原向平が縦パス。河原和寿を狙うが、合わず、ジュビロボールに。
前半21分、ジュビロ、敵陣中央でFKを獲得。これを小林祐希が左足で直接狙うが、愛媛の壁にブロックされた。
前半23分、愛媛、CK、バックスタンド側から岡崎建哉がキック、これはジュビロがクリアした。
前半24分、時折、弱い風が吹き、比較的涼しい天候。
前半25分、愛媛、敵陣左サイドでパスを受けた三原向平が松浦拓弥をかわし、クロス。これはジュビロがクリア。
前半26分、愛媛、DFラインから右サイドへ大きく展開。そして、クロス。これはカバーに入った上田康太がブロック。愛媛のスローインに。
前半27分、愛媛、敵陣左サイドの深い位置からFK、岡崎建哉が右足でニアサイドに合わせるが、森島康仁がヘディングでクリアした。
前半28分、ジュビロに先制点。松浦拓弥のクロスからCKを獲得。メインスタンド側から上田康太が左足でキック。これをアダイウトンが頭で豪快に押し込んだ。【1-0】
前半30分、愛媛、敵陣右サイドからアーリークロス。ファーサイドへ。これに三原向平が飛び込むが、シュートは打てず、ジュビロのゴールキックに。
前半31分、愛媛、敵陣左サイドから攻撃、短いパスをつなぐが、最後は宮崎智彦が大きくクリア。
前半32分、愛媛にチャンス。敵陣右サイドからクロス。ファーサイドへ。これを三原向平が左足で合わせるが、カミンスキーがキャッチ。
前半34分、愛媛、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。岡崎建哉が右足でゴール前に合わせるが、これはジュビロがクリア。
前半35分、愛媛に決定機。敵陣中央でボールを持った岡崎建哉が右足でミドルシュート。カミンスキーがブロックしたこぼれ球に反応したゴール前の西田 剛がシュート。これもカミンスキーがブロックした。愛媛のCKに。
前半36分、愛媛、メインスタンド側からCK、これはジュビロがブロックし、ジュビロのゴールキックに。
前半40分、ジュビロ、DFラインからビルドアップし、愛媛のプレッシャーをかわす。そして、上田康太のパスを受けた松浦拓弥が敵陣右サイドからクロス。このこぼれ球に反応したアダイウトンが右足でミドルシュート。これは愛媛にブロックされた。
前半42分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置からスローイン。宮崎智彦、上田康太、さらに松浦拓弥が絡むが、愛媛にブロックされ、愛媛のゴールキックに。
前半43分、ジュビロ、中盤の上田康太が左足でロングキック。小林祐希を走らせるが、愛媛にカットされた。
前半44分、ジュビロ、櫻内 渚のパワフルな攻撃参加からCKを獲得。メインスタンド側から上田康太がキック。ニアサイドへ。これは愛媛にクリアされた。
前半45分、前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、中盤でジュビロがボールを動かしたところで、前半終了のホイッスル。【1-0】
後半1分、愛媛ボールで後半キックオフ。
後半1分、両チーム、ハーフタイムでの交代はなし。
後半1分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置で森島康仁の縦パスを受けた松浦拓弥がクロス。これは愛媛にクリアされた。
後半3分、ジュビロ、敵陣右サイドから中央へパス。小林祐希、森島康仁とつなぎ、最後は川辺 駿が切れ込むが、愛媛にクリアされた。
後半3分、愛媛にチャンス。敵陣右サイドへのスルーパスに河原和寿が反応し、クロス。これはカミンスキーがブロック。このプレーでカミンスキーと愛媛の選手がコンタクトし、ジュビロボールのFKに。
後半4分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「奪った後のボールを下げず、前へ入れること」、「クリアボールの質を意識すること」、「球際、集中力を切らさずいこう」。

愛媛、木山隆之監督、「ピッチをもっと広く使おう」、「後半も集中力を高めてやるべきことを続けよう」。
後半8分、ジュビロにチャンス。相手ゴール正面でこぼれ球に反応した松浦拓弥が右足でミドルシュート。これは愛媛にブロックされ、ジュビロのCKに。上田康太のCKは愛媛にクリアされた。
後半10分、愛媛、バックスタンド側からCK、これはジュビロがクリアした。
後半11分、ジュビロ、敵陣中央で横パスを受けた川辺 駿が右足で思いきりよくミドルシュート。これはゴール横に外れたが、ベンチ前の名波 浩監督は手を叩いて評価した。
後半13分、愛媛に決定機。ジュビロゴール前で短くパスをつなぎ、最後はエリア内でフリーとなった瀬沼優司が右足でシュート。これは枠の上に外れた。
後半14分、ジュビロ、松浦拓弥の仕掛けからCKを獲得。バックスタンド側から上田康太がショートコーナー。最後は左サイドの宮崎智彦がクロスを上げ、ジュビロのCKに。
後半15分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。これを児玉 剛がキャッチし、愛媛のカウンターに。最後は敵陣右サイドから河原和寿がクロス。これは飛び出したカミンスキーがキャッチした。
後半17分、愛媛、選手交代、西岡大輝に代わり江口直生を投入。
後半18分、愛媛、敵陣右サイドから攻撃。狭いエリアで細かくパスをつなぐが、上田康太が体を張ってブロック。ジュビロのゴールキックに。
後半20分、ジュビロ、DFラインの森下 俊が左足でロングキック。前線のアダイウトンを狙うが、愛媛にクリアされた。
後半20分、愛媛、敵陣右サイドからクロス。これはカバーに入った櫻内 渚がクリアした。この時間帯、愛媛の攻撃の時間がやや長い。
後半22分、愛媛、バックスタンド側からCK、このこぼれ球を右サイドの河原和寿がつなぎ、最後はゴール正面の江口直生がミドルシュート。これは枠の上に大きく外れた。森島康仁がしっかりブロックに入っていた。
後半24分、愛媛、玉林睦実のクロスからCKを獲得。メインスタンド側から江口直生が右足でキック。これをゴール前の河原和寿が頭で合わせるが、ゴール上に外れた。決定的なシーンだった。
後半25分、愛媛、敵陣左サイドからクロス。これはカミンスキーがキャッチした。この時間帯、愛媛に押し込まれることが多い。
後半27分、愛媛、選手交代、玉林睦実に代わり近藤貫太を投入。
後半28分、愛媛、敵陣右サイドのコーナーアーク付近からスローイン。パスをつなぎ、最後は岡崎建哉がゴール正面から右足でミドルシュート。これは大きく枠の上。
後半30分、ジュビロ、選手交代、小林祐希に代わり清水貴文を投入。
後半30分、ジュビロ、清水貴文は中盤の右サイドに入った。松浦拓弥がトップ下に入った。
後半32分、愛媛、前線へのロングボールのこぼれ球に反応したのは左サイドの三原向平。右足でミドルシュートを打つが、これは枠の横。
後半32分、ジュビロ、選手交代、森島康仁に代わり中村祐輝を投入。
後半34分、ジュビロに追加点。中盤の左サイドで藤田義明のパスを受けたアダイウトンが相手の股下を抜くドリブルで縦に突破。その後、松浦拓弥とのパス交換でサイドを縦に突破し、右足でゴールネットを揺らした。【2-0】
後半36分、愛媛、中盤の右サイドでのコンタクトプレーで藤田息吹にイエローカード。
後半37分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でボールを受けた清水貴文が右足でクロス。これはファーサイドへ抜けた。
後半37分、ジュビロ、清水貴文のクロスからCKを獲得。バックスタンド側から上田康太がキック。これは児玉 剛にキャッチされた。
後半38分、ジュビロ、敵陣右サイドの清水貴文が右足でクロス。ニアサイドへ。これを中村祐輝が頭で合わせるが、シュートは枠の横。
後半39分、愛媛、渡辺亮太がスタンバイ。
後半41分、愛媛、選手交代、河原和寿に代わり渡辺亮太を投入。
後半42分、ジュビロ、遅延行為でカミンスキーにイエローカード。
後半44分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり坪内秀介を投入。
後半44分、ジュビロ、遅延行為により清水貴文にイエローカード。
後半45分、後半のアディショナルタイムは6分。
後半アディショナルタイム1分、ジュビロ、宮崎智彦がボランチに入り、坪内秀介は左サイドバックに入った。松浦拓弥が中盤の左サイドに。
後半アディショナルタイム3分、愛媛、中盤でのコンタクトプレーで藤田息吹にイエローカード。この試合2度目の警告により、退場となった。
後半アディショナルタイム3分、愛媛、岡崎建哉に異議によるイエローカード。
後半アディショナルタイム5分、ジュビロに決定機。相手DFラインの背後に抜け出した清水貴文がエリア内で横パス。これを中村祐輝が押し込もうとするが、愛媛にブロックされた。
後半アディショナルタイム8分、ジュビロが敵陣右サイドでボールを持ったところで、試合終了のホイッスル。【2-0】
名波 浩 監督

――感想
まず、愛媛FCの方がここ最近調子が良くて、ボールアプローチとか、集団で奪いに行く術がはまっていて、負けた試合でもほとんど守備では主導権を握っていた場面がたくさんありました。それに怯まないだけの球際のボールアプローチだったり、対人での潰しだったりをフォーカスしてゲームに入りましたが、先制点がセットプレーで、しかも相手が体が重そうな状況での先制点だったので、非常にタイミングがよかったなと。そこから目が覚めた愛媛FCの猛攻を受け、ちょっとラインが下がり過ぎた場面が多々ありましたが、カミンスキー中心にしぶとく守りきれたことが今日の試合の勝因だと思います。
――今週の練習で『チームのため』という部分を強調されたと思いますが、そのあたりの評価は?
それに関しては、特にブラインドサイドの人間はよく規律を守ってやってくれたと思いますし、ロジカルというよりまずは体が反応したのかなと。『味方の選手を助けよう』とか、『犠牲心を持とう』というものが第一にきていたと思いますし、そのことでそういうポジショニングが取れたのではないかと思います。逆に、交代した選手は徐々に疲労とともに薄れてきて、それで交代したという形です。
――森下選手、川辺選手、松浦選手の評価は?
まず、森下に関してはゴールデンウィークからメンバーに入って、どこかで使いたいと思っていましたが、ゲームの展開的にちょっと厳しい展開と。センターバックにしても、左サイドバックにしても、そこでプレーしていた選手のパフォーマンスがよくて、なかなか変えるタイミングがなかったのですが。今回は前節負けたこともそうですが、それ以上にいろんなものをリセットしようという僕のスタンスでもありましたし、チームスタッフのスタンスでした。そういったタイミングで今日出て非常に高いパフォーマンス、それから90分間を通して声を出し続けて、チームリーダーとして最終ラインのみならず全体を鼓舞してくれたと思います。
松浦と川辺に関してはいずれああいう斜めの関係でパス交換なり突破なりというものが生まれてくると思ったのですが、タイミング的に小林をかえてからの方がそれがたくさんあったと思います。ここは戦前にアダイウトンを含めてもう少し自由にポジションを入れ替われと言ったところ、ちょっとトップ下、ちょっとアウトサイドというところに固執し過ぎたところがあったので、それを打破するためにも清水を入れて、ああいった形にしました。2点目はそれが上手くはまったと思います。
――今週の練習について、どう評価されていますか?
戦前、ホワイトボードに『今季を占うターニングポイントのゲーム』と書きました。それを選手たちがひしひしと感じてくれました。紅白戦なんかは殺伐とした感じでしたし、僕が就任してから一番ピリピリした紅白戦だったと思います。これは来週以降も続けていきたいと思いますし、誰が出るかわからないという状況を作り出すという意味でも非常に効果があったと思います。ただ、けして“ギャンブル”ではなくて、自信を持って送り出したメンバーです。
――もうじき後半戦ですが、現時点での順位的な状況をどう見ていますか?
スタンスはシーズン前からもそうですし、それからてっぺんにいた時もずっと変わらずに言っているのですが、とにかくトップグループから離されないと。秋口まではトップグループから離されないで、しがみついて、チャレンジャーとしていようということは全く変化はありません。

アダイウトン 選手

アダイウトン ハードワークなくしては勝てなかった試合でした。(2点目の)ゴールの場面は相手DFとの駆け引きをしてそこで勝つことができました。チームとしても今日のようなプレーを続けていきたいです。

――名波監督が今季のターニングポイントと話していましたが?
この試合だけでなく、全ての試合がターニングポイントですが、この試合は大事なものになりました。今日は監督から言われていたことを表現できました。このままハードワークを続ければ、自ずと結果は出ます。

カミンスキー 選手

カミンスキー チームとしていい試合ができましたし、スマートに試合を進めることができたと思います。前節からメンバーが入れ替わった中、最終ラインのメンバーも入れ替わりましたが、相手にやられたという印象はありません。

――完封できた要因は?
チームとして集中を一瞬たりとも切らさなかったことです。攻撃陣も守備に貢献してくれたことも大きかったと思います。

森島 康仁 選手

森島 康仁 平常心でプレーすることを意識していました。勝ち点3を意識して、我慢して戦うことができたと思います。こういう展開になると予想していましたし、セカンドボールを意識していました。前の試合で負けていましたし、今日完封で勝てたことはよかったと思いますし、プラスになると思います。

松浦 拓弥 選手

松浦 拓弥 ――勝因は?
チームとしてハードワークできましたし、あとは気持ちの部分です。チームとして改めて競争があったと感じましたし、その中で先発ということでいつも以上に責任を感じていました。勝ててよかったです。自信につながると思います。

森下 俊 選手

森下 俊 連敗は避けなければいけないと思っていましたし、アウェイでの勝ち点3という意味でも大きいと思います。ただ、ここから連勝していかなければいけません。自分にとっては今季初先発ということで、“開幕戦”のようなものです(苦笑)。自分自身うまくやれと言われても難しいですし、とにかく自分の持ち味を出すことを考えていました。ヨシさん(藤田義明)も声をかけてくれましたし、チームとしてしっかりコミュニケーションが取れたと思います。カミック(カミンスキー)を中心に守ることができましたし、失点ゼロで抑えることができたことはやはり気持ちいいです。

愛媛FC■木山隆之監督
 

――感想
ファンの方たちが非常にいい雰囲気を作ってくれて、選手たちも頑張りました。ただ、結果が伴わなかったと。そこは残念です。勝てたチャンスがなかったとは言えません。ただ、勝負の世界ではチャンスを決めなければ負けるし、ちょっとしたところをやられてしまうと負けると。ゲーム自体はいい方向に持っていけていたと思いますが、少し自分たちの力が足りなかったかなと。ただ、選手たちは出せる力は100パーセントとは言いませんが、ある程度しっかり出してプレーしていましたし、体を張っていましたし、勝とうという意志を見せたと思います。それを先につなげていきたいと思います。