2015年 試合速報

2015 J2リーグ 17節 vs.ツエーゲン金沢

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

9 勝
3 分
4 敗
26 得点
17 失点
勝点 30
順位 3

2
  • 1
  • 0

  • 1
  • 1

1
zweigen
zweigen

9 勝
5 分
2 敗
22 得点
9 失点
勝点 32
順位 2

前半
櫻内 渚
11分
伊野波 雅彦
22分
松井 大輔
33分
ハーフタイム 後半
13分
廣井 友信
大槻 優平
25分
佐藤 和弘
田中 パウロ淳一
駒野 友一
川辺 駿
27分
アダイウトン
太田 吉彰
32分
35分
水永 翔馬
ジャーン モーゼル
宮崎 智彦
37分
松井 大輔
松浦 拓弥
ジェイ
39分
45分
清原 翔平
21
カミンスキー
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
4
小林 祐希
7
上田 康太
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
22
松井 大輔
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
35
森下 俊
9
太田 吉彰
11
松浦 拓弥
40
川辺 駿
20
森島 康仁
監督
名波 浩
31
原田 欽庸
3
作田 裕次
4
チャ ヨンファン
5
太田 康介
27
廣井 友信
7
清原 翔平
8
山藤 健太
15
辻尾 真二
30
秋葉 勝
10
佐藤 和弘
13
水永 翔馬
SUB
21
大橋 基史
2
阿渡 真也
20
嶺岸 佳介
24
大槻 優平
25
星野 有亮
49
田中 パウロ淳一
11
ジャーン モーゼル
監督
森下 仁之

12,212
スタジアム名 試合日 キックオフ
ヤマハスタジアム 6/6(土) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、水含み 永井 利幸 松尾 一
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 山際 将史 藤井 陽一
気温 湿度 第4の審判員 記録員
24.8度 55% 野村 修 鈴木 良規
19 シュート 4
5 ゴールキック 14
8 コーナーキック 2
11 直接FK 10
1 間接FK 4
1 オフサイド 4
1 PK 0

2位・ツエーゲン金沢との上位対決。大一番をものにし、4試合ぶりの勝利となるか。

スタメン発表を踏まえ、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太と宮崎智彦。中盤2列目右から松井大輔、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。
前節・徳島ヴォルティス戦(5月31日)からの先発入れ替えは1箇所。藤田義明がスタメンに復帰している。

対するツエーゲン金沢の予想フォーメーションは[4-4-2]。GKは原田欽庸。最終ライン右から廣井友信、太田康介、作田裕次、チャ ヨンファン。ダブルボランチに秋葉 勝と山藤健太。中盤2列目右に辻尾真二、同左に清原翔平。2トップに水永翔馬と佐藤和弘という並びか。

ツエーゲン金沢は今季ここまで9勝5分2敗。前節はホームでV・ファーレン長崎と対戦し、1-0で勝利している。勝ち点32の2位でアウェイに乗り込んできた。

試合の舞台はヤマハスタジアム。
天候は晴れ。会場にはやや強い風が吹く。
キックオフは14時。

前半1分、ジュビロボールで前半キックオフ。天候は晴れ。ピッチ上空を巻くような強い風が吹く。
前半2分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKはカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と宮崎智彦。中盤2列目右から松井大輔、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半2分、ジュビロ、敵陣中央でセカンドボールを拾ったアダイウトンが反転してドリブル。これは金沢にクリアされた。
前半4分、ジュビロ、金沢のゴールキックをカット。中盤中央のジェイが左足で超ロングシュート。これは原田欽庸にキャッチされた。
前半4分、金沢の布陣は[4-4-2]。GKは原田欽庸。最終ライン右から廣井友信、太田康介、作田裕次、チャ ヨンファン。ダブルボランチに秋葉 勝と山藤健太。中盤2列目右に辻尾真二、同左に清原翔平。2トップに水永翔馬と佐藤和弘。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは赤。
前半5分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太がキック。これはゴール前でジュビロにファウルの判定。金沢のFKに。
前半7分、金沢、中盤の左サイドで清原翔平がFKを獲得。辻尾真二が右足でキック。ゴール前に合わせる。これはカミンスキーが直接キャッチ。
前半8分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置で小林祐希のスルーパスを受けた櫻内 渚が右足でクロス。ファーサイドへ。これにアダイウトンが飛び込むが、合わず、金沢のスローインに。
前半11分、ジュビロに先制点。敵陣右サイドの高い位置で小林祐希がFKを獲得。これを上田康太が左足でキック。ゴール前に合わせる。原田欽庸にパンチングでクリアされたボールをファーサイドの櫻内 渚が右足でボレーシュート。これが逆サイドのサイドネットに突き刺さった。【1-0】
前半14分、ジュビロにチャンス。自陣右サイドの櫻内 渚が縦にスルーパス。これにジェイが走り込み、インサイドへカットイン。そのままエリア内に侵入。エリア内で相手に激しいチャージを受けたが、これはノーファウルの判定。金沢にクリアされた。
前半16分、ジュビロ、自陣左サイドの駒野友一が前線にクリア。これを金沢がクリアミスし、ジェイへ。ジェイが縦にドリブルで運び、エリア内で左足でシュート。これはゴール横に外れた。
前半18分、ジュビロ、敵陣左サイドの高い位置で駒野友一がFKを獲得。これを駒野友一がキック。ゴール前に合わせるが、これは原田欽庸に直接キャッチされた。
前半22分、ジュビロ、中盤中央のコンタクトプレーで伊野波 雅彦にイエローカード。
前半24分、ジュビロにチャンス。小林祐希が相手ゴール前でパスカット。このこぼれ球を拾ったジェイが反転しながら左足でシュート。これは原田欽庸にキャッチされた。
前半25分、金沢、敵陣右サイドの廣井友信がロングパス。逆サイドを狙うが、これはカバーに入った櫻内 渚がヘディングでカミンスキーにパス。これをカミンスキーがキャッチした。
前半27分、金沢、敵陣右サイドから攻撃。最後はスルーパスに秋葉 勝が飛び出し、クロス。これはジュビロがクリア。
前半29分、ジュビロ、敵陣右サイドで松井大輔、櫻内 渚、アダイウトンとパスがつながり、CKを獲得。メインスタンド側からのCKを上田康太がキック。これは金沢にクリアされた。このこぼれ球に反応した宮崎智彦が左足でボレー。これも金沢にクリアされた。
前半31分、ジュビロ、相手ゴール前で小林祐希がセカンドボールを粘ってつなぎ、最後はアダイウトンがドリブル。CKを獲得。メインスタンド側からのCKを上田康太がキック。これをジェイが頭で合わせるが、金沢にクリアされた。
前半32分、ジュビロ、DFラインからビルドアップ。最後は藤田義明が左サイドへ展開。駒野友一を狙うが、これは合わず、金沢ボールに。
前半33分、ジュビロ、敵陣右サイドでのコンタクトプレーで松井大輔にイエローカード。
前半34分、ジュビロ、前線で上田康太の縦パスを受けたジェイがヒールでつなぐ。これを受けた小林祐希が右サイドへ展開。これを受けた松井大輔が右足でクロスを上げるが、金沢にクリアされた。
前半35分、ここまでジュビロがより長い時間ボールを支配している。
前半37分、ジュビロ、中盤でビルドアップ。最後はジェイの落としを受けた伊野波雅彦が右足でミドルパス。右サイドのアダイウトンを走らせるが、わずかにパスが長く、金沢のゴールキックに。
前半39分、金沢、辻尾真二のクロスからCKを獲得。バックスタンド側からのCKを佐藤和弘が右足でキック。これは駒野友一がヘディングでクリア。
前半41分、ジュビロ、相手を押し込み、中盤からビルドアップ。最後は伊野波雅彦がゴール前に浮きパス。これをジェイが頭で合わせるが、原田欽庸に正面でキャッチされた。
前半43分、ジュビロにチャンス。敵陣に攻撃参加した藤田義明が縦にスルーパス。これに反応したアダイウトンが相手DFラインの裏に走り込み、ゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。
前半45分、前半のアディショナルタイムは2分。
前半アディショナルタイム1分、金沢に決定機。カウンターから清原翔平、佐藤和弘とつなぎ、最後はチャ ヨンファンがクロス。これをエリア内でフリーとなった清原翔平が右足でシュート。これはカミンスキーがキャッチした。
前半アディショナルタイム3分、ジュビロの攻撃を金沢がクリアしたところで前半終了のホイッスル。【1-0】
後半1分、金沢ボールで後半キックオフ。ハーフタイムでの選手交代は両チームなし。
後半3分、金沢、敵陣右サイドの高い位置で佐藤和弘がFKを獲得。これを辻尾真二がキック。ゴール前に合わせる。これはジュビロがクリア。
後半4分、金沢、敵陣左サイドから攻撃し、アーリークロス。これに水永翔馬が走り込むが、藤田義明がしっかりブロックし、カミンスキーがキャッチした。
後半6分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でジェイが巧みなドリブルを仕掛け、FKを獲得。これを駒野友一がキック。ファーサイドに合わせるが、誰もボールにタッチできず、金沢のゴールキックに。
後半9分、ジュビロ、中盤の左サイドでボールを受けたジェイがドリブルし、エリア内からクロス。これは中と合わず、ファーサイドへ流れた。
後半10分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置で宮崎智彦のパスを受けた松井大輔がクロス。これは金沢にクリアされた。
後半10分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドの高い位置の松井大輔がドリブル。エリア内へ侵入し、右足でクロス。これをアダイウトンが頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
後半12分、ジュビロ、アダイウトンのドリブルからCKを獲得。メインスタンド側からのCKを駒野友一がキック。2本連続。1本目は金沢にクリアされ、2本目はジェイが頭で合わせるが、原田欽庸にキャッチされた。
後半13分、金沢、選手交代、廣井友信に代わり大槻優平を投入。
後半14分、金沢、中盤右サイドからFK、これを山藤健太がキック。ファーサイドを狙うが、中と合わず、ジュビロのゴールキックに。
後半15分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「後半、相手は必ず出てくる。ピンチを未然に防ぐこと」、「攻撃はシンプルに」、「全員で勝ち点3を取るぞ」。

金沢、森下仁之監督、「球際の競り合いに負けないこと」、「攻守においてより距離感を保とう」。
後半16分、金沢は辻尾真二が右サイドバックにスライド。
後半19分、ジュビロにチャンス。上田康太の縦パスを前線のジェイが流し、小林祐希へ。最後は小林祐希の横パスを相手ゴール前で受けたアダイウトンが右足でシュート。これはゴール横に外れた。
後半20分、金沢にチャンス。敵陣右サイドの辻尾真二がゴール前に浮きパス。これに水永翔馬が走り込むが、カミンスキーが飛び出し、クリア。
後半21分、ジュビロ、左サイドを突破した駒野友一のクロスにジェイが飛び込む。際どいクロスだったが、金沢にクリアされ、ジュビロのCKに。バックスタンド側からのCKを上田康太がキック。これは金沢にクリアされた。
後半22分、ジュビロ、松井大輔の強烈なミドルからCKを獲得。バックスタンド側からのCKを駒野友一がキック。これは原田欽庸にキャッチされた。
後半23分、ジュビロに決定機。敵陣左サイドの高い位置で駒野友一がセカンドボールを拾い、パス。これを受けた小林祐希がクロス。これをジェイが左足で合わせるが、原田欽庸の正面。
後半25分、金沢、選手交代、佐藤和弘に代わり田中 パウロ淳一を投入。
後半26分、ジュビロ、ジェイのスルーパスを受けたアダイウトンが敵陣左サイドの深い位置からクロス。これは金沢にクリアされた。
後半27分、ジュビロ、選手交代、駒野友一に代わり川辺 駿を投入。
後半28分、ジュビロ、宮崎智彦が左サイドバックへスライド。川辺 駿はボランチに。
後半29分、ジュビロ、太田吉彰がスタンバイ。
後半32分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり太田吉彰を投入。
後半34分、ジュビロにチャンス。敵陣右サイドを太田吉彰が松井大輔とのパス交換で突破し、クロス。これをジェイが頭で合わせるが、ゴール横に外れた。
後半35分、金沢、選手交代、水永翔馬に代わりジャーン モーゼルを投入。
後半36分、金沢、敵陣中央の太田康介が右足でロングシュート。これはカミンスキーの正面。
後半37分、ジュビロ、自陣左サイドでのコンタクトプレーで宮崎智彦にイエローカード。
後半37分、金沢、敵陣右サイドからFK、これを辻尾真二がキック。ニアサイドに合わせるが、これはジュビロがクリア。ジュビロは松浦拓弥がスタンバイ。
後半39分、ジュビロ、カウンター、敵陣右サイドで上田康太のパスを受けた太田吉彰がドリブルからクロス。これにジェイが飛び込む。金沢のハンドにより、ジュビロにPK。
後半39分、ジュビロ、PKの前に選手交代、松井大輔に代わり松浦拓弥を投入。
後半39分、ジュビロに追加点。ジェイがPKを左足で決めた。【2-0】
後半45分、金沢、CK、メインスタンド側から山藤健太がキック。これをゴール前の太田康介に頭で合わされ、こぼれ球を清原翔平に頭で押し込まれた。【2-1】
後半45分、後半アディショナルタイムは4分。
後半アディショナルタイム3分、金沢、敵陣右サイドからスローイン。その後、クロス。これはカミンスキーがキャッチ。
後半アディショナルタイム5分、金沢、敵陣左サイドからクロス。これをカミンスキーがキャッチ。そして、前線にロングキックを蹴ったところで、試合終了のホイッスル。【2-1】
名波 浩 監督

――感想
まずは、金沢が13試合連続負けなしで来てくれ、我々のモチベーションを1つ上に上げてくれたのかなと。止めるのは我々のホームで、しかも内容を濃く勝ちたいなという中で、12000人以上のお客さんの下、非常にサポーター・ファンの方の後押し、それから小学生の大声援が力になったと思います。
内容としてはここ何試合かで1番ボールに行けていたと思います。密集の速さが開幕からの特長的だったと思いますが、ここ何試合かは出ていなくて、そこをおそらく金沢も面を食らったのではないかと。(金沢が)前への選択肢をなかなか持つことができず、横に逃げて、我々が上手くボールを奪えたシーンが何度もありましたし、ここは評価できるところです。1点が前半に入った後に、シュートは枠に行っていたかもしれませんが、思いのほか追加点が遅かったので、そこは選手たちもストレスを感じたのではないかと。2点目が上手く取れていれば、もう少し楽に運べたゲームだったと思います。ただ、トータル的に見て、最後の1点はいらない失点です。僕自身は喜び半減です。

――守備はコンパクトに、攻撃はワイドにという意志統一ができていたと思います。勝てていないという危機感もあったのでしょうか?
そういうメンタル的なものはあったと思いますし、昨日選手だけで青空ミーティングをして、そういったものを確認したと思います。密集と分散という部分は僕が就任してからずっと言い続けてきたことで、その特長的なものが今日出せていたと思います。フィニッシュの前の崩しとクロスという意味でもそんなに悪い形ではなかったと思います。あとは決めるだけ、という場面は何度もあったと思います。

――ボールアプローチという部分が出せた要因は?
冒頭に言った通り、金沢という相手をけしてJ3から昇格してきたばかりのチームとは見ず、強い相手、難しい相手だというスタンスでやりきったことが、それ(ボールアプローチ)が継続できた要因だと思います。ミーティングでもチャレンジャーの気持ちを忘れるな、我々はチャレンジャーということを常に言っていました。(勝てば)順位がひっくり返るということもモチベーションになったと思いますが、それ以上に金沢という相手をけして見下すことなく、というスタンスでできたことがよかったのではないかと思います。

――攻撃ではジェイ選手をいつも以上にシンプルに使っていましたが?
そこも戦前、金沢のセンターバックとセンターバックの間とか、背負っている状態でもそうですが、そこもシンプルに使えば有効だと思いました。サポートアングルとして松井と小林が重ならなければセカンドボール、サポートした人間を上手く使えてさらに2次攻撃につながると強く思っていました。そこは金沢の横のスライドが遅かったので、上手く使えた要因だったと思います。これはスカウティングの中でも開幕から4試合目ぐらいから、金沢のスライドという意味ではそこまで激しくスライドしてこない守備だったので、上手くそこを利用できたと思います。

櫻内 渚 選手

櫻内 渚 ――先制点の場面について
(シュートを)枠に飛ばすことを意識していました。ゴールがあまり見えていなかったので、イメージで打ったら、アダ(アダイウトン)が上手くつめてくれていたので、そのまま入ったゴールかなと思います。ゴールというできる予感があったわけではありませんが、今日磐田市の小学生が見に来てくれるということで、いつも以上に力が入りました。絶対に負けたくないという気持ちがありましたし、それがゴールという形になってよかったと思います。

――試合前日に選手ミーティングを行っていたが?
ここ数試合を振り返って、球際の部分でちょっと緩くなっているなと話が出たので、今日球際の部分から初心に帰ろうと話していました。それがゲームの最初からしっかり行けましたし、昨日ミーティングしたことがよかったと思います。

――手応えは?
失点するまでは手応えがありましたが、前半の最後のピンチなど自分のところで止めることができていれば、という場面もありました。反省点はありますが、しっかり勝てたことは前向きに捉えたいと思います。順位が上の金沢が相手でしたし、負けたら差が広がるということはみんなわかっていたので、その意味でも勝ててよかったです。今週の1週間を振り返っても、(金沢の負けなしを)絶対に止めるという強い気持ちが出ていましたし、それが結果として出てよかったです。

――磐田市内の小学生がたくさん応援に来てくれました。
小学生に大きなパワーをいただきました。小学校を訪問した時もたくさんのパワーをもらっていました。自分は初めて一斉観戦の時に試合に出たので、素晴らしい経験ができましたし、勝利につながってよかったです。

ジェイ 選手

ジェイ 今日は大一番でした。我々はここしばらく勝てていませんでしたし、勝ち点3を獲得できたことが大きいと思います。いいパフォーマンスを見せることができたと思いますし、いい試合をできたと思います。その意味ではもう少し点が入ればという思いもありますが、いずれにしてもたくさんの小学生が見に来てくれた中で勝ち点3を取れたことは嬉しいです。感謝の気持ちを込めてサポーターのみなさんに捧げたいと思います。

――スタンドの声援は届いていましたか?
今日、たくさんのサポーター、そして、小学生のみなさんに後押ししてもらい、我々はいいパフォーマンスを出すことができました。金沢というチームは2位という順位を見てもわかるように、素晴らしいチームです。そこを叩けたということは非常に満足のいく結果だと思います。ただ、勝利だけではなく、内容面でも相手を圧倒できました。大きな勝利だったと思います。

――自分自身のプレーについて
多くのシュートを打つことができましたが、1得点でしたので、さらに得点を決めたかったという思いもあります。ただ、いいポジションにいたからこそ、多くのシュートチャンスがあったのだと思います。いいパフォーマンスだったと思います。大事なことはこれを続けることです。毎試合このようなパフォーマンスを続けていくと。それができればJ1に昇格できると信じています。

上田 康太 選手

上田 康太 ――守備面について
後ろの選手がすごく声をかけてくれましたし、前線の選手も(プレッシャーに)行けないという時は自分のポジションに戻ってくれたので、いい形を作れたと思います。こういった部分をどんな試合でもチームとして統一感を持ってできればと思います。

――ジェイ選手をシンプルに使って攻撃しているように見えましたが?
名波さんからもそういった指示がありました。ジェイが前半から何度も裏に抜けてくれていたので、そこでチャンスができていました。上手くいったと思います。

――試合前日に選手ミーティングを行っていましたが?
自分たちが金沢の負けなしを止めるという気持ちもありましたし、それプラス、自分たちの確認ができたので、非常によかったと思います。

――自分自身の課題について
後半疲れてきてボールを拾えなかった場面もありましたし、自分のところで止めることができず、味方に負担をかけてしまった場面もあったので、そこはまだまだ課題です。攻撃面でもゴールにつながるパスを出していきたいですし、まだまだです。

――磐田市内の小学生がたくさん応援に来てくれました。
声援はすごく聞こえていました。小学校に訪問した時もジュビロのユニフォームを着てくれていた子どもたちもいました。感謝しています。

駒野 友一 選手

駒野 友一 立ち上がりからどの選手も強い気持ちを持ってプレーしていました。そこが相手のプレッシャーになったと思いますし、それを90分できたことはよかったと思います。J2では先に点を取るとしっかり守ってくるチームが多いですし、その中で先に点を取ることができました。そうなるとやはり相手が前に出てこなければいけませんし、その意味でも先制点が取れてよかったです。
勝てていない時には今日のような気迫が足りなかったと思いますし、立ち上がりの入りの部分で相手のカウンターを食らう場面が多かったのですが、今日はそういった場面が少なく、しっかりと自分たちでボールを動かすことができました。これを続けることができればと思います。

松井 大輔 選手

松井 大輔 なかなか勝てない時期が続いていましたし、最後に1点取られたので『気持ちよく』とは言えませんが、でも、勝つことが一番大事だったので、よかったです。これを続けていくことが大事ですし、続けていきたいです。

――自分自身のプレーについて
チームのためにできることをやるだけですし、これを続けるだけです。風が吹いていたので、そこまで暑さは感じませんでした。いけるところまでいくという気持ちでした。

ツエーゲン金沢 ■森下仁之監督
 

――感想
まず、勝ち負けを抜きにして、こういう雰囲気で戦えました。うちのクラブも何年後かにこういうスタジアムで、こういう雰囲気で試合ができればいいなと思いました。
ゲームの方ですが、11分に先制されましたが、うちの狙いとしては少しでも0-0の均衡を保ったまま、後半や終盤にかけて粘り強く戦いながら、カウンターもしくはリスタートを含めて自分たちが1つ得点を奪った中で勝ち点3にしたかったと。
前半、非常に全体を広げられ、サイドハーフも最終ラインに吸収されたりした中で、ボランチの脇だったりギャップを走られ、非常に上手く攻撃されたなと。比較的もう少し間、間を取りながらというよりは、早めにサイドに長いボールを振ったり、ジェイを起点にしたりという攻撃をちょっと自分たちの思惑とは違うところで攻撃され、前半非常に苦しかったです。
ただ、幸運なことに(失点が)1点で済んだので、後半何とか状況を打開したかったのですが、交代選手が入ったところで少し自分たちのボールだったり、全体に前に圧力をかけることができて、何とかチャンスをものにできると思っていましたが、2点目のPKは非常に痛かったなと。
ただ、ここまで選手たちは13試合負けなしでしたし、14試合ぶりの敗戦ですが、今日の磐田さんとの戦いの中で1つ負けたからと言って自分たちがやってきたことが全てなくなるわけではないので、しっかりと次に向けてやりたいと思います。ジュビロさんは本当に強かったなという印象です。