2015年 試合速報

2015 明治安田生命J2リーグ 2節 vs.京都サンガF.C.

sanga
sanga

1 勝
0 分
0 敗
3 得点
1 失点
勝点 3
順位 2

0
  • 0
  • 2

  • 0
  • 0

2
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

1 勝
0 分
0 敗
3 得点
1 失点
勝点 3
順位 2

前半
佐々木 勇人
18分
21分
藤田 義明
28分
アダイウトン
ハーフタイム
有田 光希
ダニエル ロビーニョ
後半
22分
宮崎 智彦
田中 裕人
原川 力
宮吉 拓実
28分
29分
アダイウトン
松井 大輔
41分
ジェイ
森島 康仁
佐々木 勇人
黄 辰成
44分
21
清水 圭介
3
山口 智
6
黄 大城
20
バヤリッツァ
30
石櫃 洋祐
5
金 南一
7
駒井 善成
10
原川 力
17
有田 光希
32
佐々木 勇人
31
大黒 将志
SUB
1
杉本 大地
2
菅沼 駿哉
24
内田 恭兵
8
黄 辰成
11
伊藤 優汰
9
ダニエル ロビーニョ
13
宮吉 拓実
監督
和田 昌裕
21
カミンスキー
5
駒野 友一
19
伊野波 雅彦
25
櫻内 渚
33
藤田 義明
4
小林 祐希
7
上田 康太
9
太田 吉彰
13
宮崎 智彦
15
アダイウトン
8
ジェイ
SUB
1
八田 直樹
14
坪内 秀介
6
田中 裕人
11
松浦 拓弥
22
松井 大輔
40
川辺 駿
20
森島 康仁
監督
名波 浩

16,920
スタジアム名 試合日 キックオフ
西京極 3/15(日) 14:00
ピッチ状態 コミッショナー 主審
全面良芝、乾燥 加藤 光雄 木村 博之
天候 試合時間 副審 副審
曇り 90分 蒲澤 淳一 清水 崇之
気温 湿度 第4の審判員 記録員
10.9度 43% 高橋 佳久 末石 智哉
7 シュート 5
5 ゴールキック 8
3 コーナーキック 4
21 直接FK 11
5 間接FK 3
4 オフサイド 3
0 PK 0

開幕2連勝を懸けた試合になる。

ジュビロ磐田は前節(3月8日)、ホームでギラヴァンツ北九州と対戦。新加入のジェイの2得点、同じく新加入のアダイウトンのゴールで3-1と勝利。今季を白星でスタートさせた。

この試合、ジュビロ磐田の予想フォーメーションは[4-2-3-1]。GKにカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太と宮崎智彦。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイという並びか。

対する京都サンガF.C.も開幕戦に勝利。アウェイでアビスパ福岡と対戦し、3-1で制した。前半に新加入の山口 智、さらに石櫃洋祐がゴールを決め、後半の立ち上がりに相手のオウンゴールでリードを広げた。今季より指揮を取る和田昌裕新監督の初陣を勝利で飾っている。

この試合、京都サンガF.C.の予想フォーメーションは[4-4-1-1]に近い並びか。GKに清水圭介。最終ラインは右から石櫃洋祐、山口 智、バヤリッツァ、黄 大城。ダブルボランチに原川 力と金 南一。中盤右サイドに有田光希、同左に駒井善成。トップ下に佐々木 勇人。1トップに大黒将志という並びか。

試合の舞台は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場。試合開始前の天候はくもり。やや肌寒さを感じる。風はほぼない。

キックオフは14時。

前半1分、京都ボールで前半キックオフ。天候はくもり。風はほぼない。
前半1分、ジュビロの布陣は[4-2-3-1]。GKにカミンスキー。最終ライン右から櫻内 渚、伊野波雅彦、藤田義明、駒野友一。ダブルボランチに上田康太(キャプテン)と宮崎智彦。中盤2列目右サイドから太田吉彰、小林祐希、アダイウトン。1トップにジェイ。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーはサックスブルー。
前半1分、京都、敵陣左サイドで駒井善成がドリブル突破から縦パス。これは太田吉彰がクリアした。
前半2分、京都、敵陣右サイドの高い位置でボールを受けた石櫃洋祐が右足でクロス。これはニアサイドの藤田義明が頭でクリアした。
前半3分、京都の布陣は[4-4-1-1]。GKは清水圭介。最終ラインは右から石櫃洋祐、山口 智(キャプテン)、バヤリッツァ、黄 大城。ダブルボランチに原川 力と金 南一。中盤右サイドに有田光希、同左に駒井善成。トップ下に佐々木 勇人。1トップに大黒将志。フィールドプレーヤーのユニフォームカラーは紫。
前半3分、京都、中盤右サイドからFK、石櫃洋祐が右足でゴール前に合わせてきたが、これは伊野波雅彦がクリアした。
前半5分、ジュビロ、敵陣右サイドから攻撃。ジェイ、太田吉彰、櫻内 渚とパスをつなぎ、最後はジェイが右サイドからドリブル。しかし、これは相手に囲まれ、クリアされた。
前半5分、ジュビロ、敵陣右サイドでのコンタクトプレーでジェイが首のあたりを痛め、ピッチに倒れ込んだ。これにより一時プレーが中断。ジェイはしばらくメディカルスタッフのケアを受け、プレーを再開させた。
前半8分、ジュビロ、名波 浩監督はピッチサイドに立ち、戦況を見続けている。
前半10分、ジュビロ、中盤左サイドのアダイウトンがドリブル突破。相手2人をかわし、縦にスルーパス。これに小林祐希が走り込むが、バヤリッツァにカットされた。
前半11分、ジュビロ、敵陣で相手にプレッシャーをかけ、ボール奪取。そのままショートカウンター。最後はジェイがエリア内でドリブルを仕掛けるが、相手にブロックされ、京都のゴールキックに。
前半12分、京都、敵陣右サイドの高い位置でボールを受けた石櫃洋祐が右足でクロス。これはゴール前の藤田義明がヘディングでクリアした。
前半13分、京都、前線へロングボール。これに佐々木 勇人が走り込むが、ジュビロがクリアした。
前半14分、ジュビロ、自陣でボールを失い、京都のショートカウンターを受ける。最後は大黒将志がゴール左から左足でシュート。これはカミンスキーがキャッチ。
前半18分、ジュビロ、最終ラインからビルドアップ。最後は藤田義明が右足で右サイドへ大きく展開。サイドに流れたジェイを狙うが、これは黄 大城にカットされた。
前半18分、京都、中盤でのコンタクトプレーで佐々木 勇人にイエローカード。
前半20分、京都、中盤中央の原川 力が右サイドへ展開。これに大黒将志が走り込み、右足でクロス。これはジュビロがクリアした。
前半21分、ジュビロ、敵陣右サイドの深い位置から太田吉彰がクロス。ファーサイドへ。これをアダイウトンが頭で合わせる。ジュビロのCKに。
前半21分、ジュビロに先制点。メインスタンド側からのCKを駒野友一が右足でキック。ニアサイドへ。これをジェイが頭で流し、ファーサイドの藤田義明が右足で押し込んだ。【1-0】
前半24分、京都、敵陣左サイドへのスルーパスに反応した黄 大城がクロス。これに大黒将志が走り込むが、これはジュビロがクリアした。
前半26分、京都、敵陣右サイドの高い位置から石櫃洋祐がロングスロー。一度は藤田義明がクリアするが、このこぼれ球に反応した佐々木 勇人が右足でミドルシュート。これは枠の上に外れた。
前半28分、ジュビロに追加点。相手のパスを中盤の左サイドでカットしたのはアダイウトン。そのまま単独でドリブル。スピードに乗った仕掛けで相手3人をかわし、最後は右足でゴールを決めた。【2-0】
前半30分、ジュビロ、リード後も落ち着いたゲーム運びを見せている。
前半35分、ジュビロ、敵陣左サイドの深い位置でアダイウトンがドリブルを仕掛ける。石櫃洋祐をかわし、マイナス方向にクロスを上げるが、これは京都にカットされた。
前半37分、京都、中盤右サイドの石櫃洋祐が縦に浮きパス。これに有田光希が走り込むが、藤田義明がカットした。
前半37分、ジュビロ、京都のビルドアップに対し、しっかりとブロックを組んで対応。守備面でも集中力をキープしている。
前半38分、ジュビロ、メインスタンド側からCK、駒野友一がショートコーナーから右足でクロス。これは京都にクリアされた。
前半42分、京都、最終ラインからビルドアップ。最後は前線の大黒将志へ縦パスを入れるが、これに対応した宮崎智彦がカットした。
前半44分、京都、敵陣左サイドからクロス。これをエリア内の大黒将志がトラップするが、伊野波雅彦がカット。
前半45分、前半のアディショナルタイムは1分。
前半アディショナルタイム2分、中盤でジュビロが京都のビルドアップをクリアしたところで、前半終了のホイッスル。【2-0】
後半1分、ジュビロボールで後半キックオフ。
後半1分、京都、ハーフタイムに選手交代あり。有田光希に代わりダニエル ロビーニョを投入している。
後半2分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でFKを獲得。上田康太が左足でキック。ゴール前に合わせるが、これはゴール前でジュビロにファウルの判定。京都のFKに。
後半3分、ジュビロ、敵陣右サイドの高い位置でこぼれ球を拾った櫻内 渚がミドルシュート。これは大きく枠の横に外れた。
後半4分、ジュビロ、ロングボールのこぼれ球を前線で拾ったのはジェイ。そのままドリブルを仕掛け、強引にエリアへ切れ込むが、シュートは打てず。京都にクリアされた。
後半5分、京都、敵陣右サイドから攻撃。最後は大黒将志が最終ラインの背後へ飛び出してボールを受けるが、オフサイドの判定。
後半6分、京都、中盤で大黒将志、金 南一とつなぎ、右サイドへ展開。最後は石櫃洋祐がクロスを上げるが、これは駒野友一がブロック。
後半7分、京都、佐々木 勇人のパスを受けた黄 大城が敵陣左サイドの深い位置からクロス。これはブロックに入った櫻内 渚の体に当たり、最後はカミンスキーがキャッチした。
後半8分、ジュビロ、CK、メインスタンド側から上田康太が左足でキック。ゴール前へ。これは清水圭介に直接キャッチされた。
後半10分、京都、後半開始から[4-4-2]のようなフォーメーションへチェンジ。前線に大黒将志とダニエル ロビーニョの2トップ。中盤の右サイドに佐々木 勇人、同左サイドに駒井善成という並びに。
後半11分、ジュビロ、中盤の中央まで上がってきた伊野波雅彦が縦パス。これにジェイが反応するが、京都にクリアされた。
後半12分、京都、CK、バックスタンド側から石櫃洋祐が右足でキック。ニアサイドへ。これはジュビロがクリア。
後半12分、京都に決定機。敵陣でパスをつなぎ、最後は黄 大城が左足でクロス。ファーサイドへ。これをダニエル ロビーニョが頭で合わせるが、枠の横に外れた。
後半14分、京都、敵陣左サイドの高い位置でボールを受けた駒井善成が左足でクロス。これはジュビロがクリアした。
後半15分、ジュビロ、中盤でパスをつなぎ、最後は敵陣左サイドのアダイウトンが縦パス。これに前線の太田吉彰が走り込むが、合わず、京都にカットされた。
後半16分、京都、前線で大黒将志がキープし、パス。これを受けた敵陣右サイドの石櫃洋祐がクロス。これはジュビロがクリアした。
後半17分、ジュビロ、櫻内 渚の果敢な飛び出しからCKを獲得。メインスタンド側から上田康太が左足でキック。ゴール正面へ。これは清水圭介に直接キャッチされた。
後半19分、京都、敵陣右サイドから攻撃。最後は石櫃洋祐がドリブルを仕掛けるが、これはアダイウトンがクリア。献身的な守備を見せた。
後半22分、京都、中盤でボールを動かす。最後は前線に縦パスを狙うが、これはこのパスを読んでいた上田康太がカットした。
後半22分、ジュビロ、選手交代、宮崎智彦に代わり田中裕人を投入。
後半23分、京都、CK、バックスタンド側から石櫃洋祐が右足でキック。これのこぼれ球を拾った原川 力が左サイドから右足でクロス。これはカミンスキーが直接キャッチ。
後半25分、ハーフタイムコメント。ジュビロ、名波 浩監督、「相手のクロスボールへの対応はできている。継続していこう」、「セカンドボールの予測を徹底しよう」、「ラインコントロールを恐がらずに」、「後半、集中していこう」。

京都、和田昌裕監督、「内容自体は悪くないが、シュートを打てていない」、「チャレンジ&カバーを続けること。必ずチャンスはくる」、「絶対にバラバラになってはいけない。どんな状況でも最後までチームとして闘うこと」。
後半28分、京都、選手交代、原川 力に代わり宮吉拓実を投入。
後半29分、ジュビロ、選手交代、アダイウトンに代わり松井大輔を投入。
後半31分、京都、敵陣中央でFKを獲得。石櫃洋祐が右足でキック。ファーサイドへ。これはジュビロがクリア。
後半32分、京都、敵陣左サイドの高い位置でFKを獲得。石櫃洋祐が右足でキック。ニアサイドへライナー性のボールを入れてきたが、ジュビロがしっかり対応し、ジュビロのゴールキックに。
後半33分、ジュビロ、途中出場の田中裕人はボランチ、松井大輔は中盤2列目の左サイドでプレー。
後半34分、京都、敵陣左サイドへのスルーパスに反応したのは佐々木 勇人。高い位置まで駆け上がり、マイナス方向へパス。これを受けた金 南一が右足でミドルシュート。これはカミンスキーが直接キャッチ。
後半38分、京都に決定機。敵陣左サイドからのクロスのこぼれ球に宮吉拓実が反応。左足でボレーシュート。これはポストに直撃し、外れた。
後半40分、京都にチャンス。中盤中央でボールをカットし、そのままショートカウンター。最後はダニエル ロビーニョが右足でシュートを打つが、枠の上に外れた。
後半41分、ジュビロ、選手交代、ジェイに代わり森島康仁を投入。
後半42分、ジュビロ、前線で相手のクリアボールを拾った上田康太が縦にスルーパス。これに森島康仁が走り込むが、オフサイドの判定。
後半43分、京都、敵陣右サイドの深い位置から石櫃洋祐がクロス。ファーサイドへ。これを黄 大城が頭で合わせるが、大きく枠の上に外れた。
後半44分、京都、選手交代、佐々木 勇人に代わり黄 辰成を投入。
後半45分、後半アディショナルタイムは3分。
後半アディショナルタイム2分、京都、最終ラインのバヤリッツァが縦にロングボール。これはジュビロがクリア。
後半アディショナルタイム3分、ジュビロに決定機。敵陣右サイドから太田吉彰がクロス。このボールに反応したのは小林祐希。ゴール前でフリーとなり、左足でシュート。これはわずかに枠の横に外れた。
後半アディショナルタイム4分、京都の攻撃をジュビロがクリアしたところで、試合終了のホイッスル。【2-0】
名波 浩 監督

――感想
前半の出来は、非常に良かったです。スカウティングの成果だと思いますが、セットプレーについて試合前にも言いましたし、番記者の方は分かると思いますがトレーニングしていたので、それがはまったことが1つです。それから、アダイウトンの2点目もあそこのギャップは空いてくると、試合前や試合のスカウティングの時にも言っていたので、分析の勝利でもあったかなと。あとはボールもよく動き、背後へ飛び出す人間とサポートの人間のバランスも良い時は、良い攻めにつながったと思います。
後半は相手が押し込んできたこともありますが、選手交代も含めて、相手の圧力にちょっと押された場面もあります。みんなを集め、まずは反省のところで後半の10分過ぎあたりからの戦い方はちょっと改善しなければいけないと伝えました。
――守備面で集中力が切れていないこと、ボールアプローチという部分の評価は?
集中力という意味では、スターティングポジションからバランスのいい守備ということは、昨季からずっと言っていることです。ボールアプローチの面では今日もクロスに対して、それからシュートブロックに対して相当いけていたと思います。必ずだれかの体に当たってCKになったり、GKがケアできていました。これも試合前のミーティングで伝えていましたが、J1との決定的な違いはボールアプローチの距離と、行ききる決断力だと思っています。それは選手たちが90分を通して、宮吉選手のボレー以外は非常によくやってくれたと思います。
――2連勝となったことの評価は?
僕自身、アウェイ初勝利ですし、連勝したことがありませんでした。ずっと勝ち続けてきたサッカー人生の中で、ここまで勝てていなかったことも初めてだったので、その意味でも素晴らしい入りをしてくれたと思います。選手の努力に頭が下がる思いですし、感謝の思いしかないです。
――後半10分過ぎに良くない流れになってしまった要因は?
アダイウトンとジェイの距離がちょっと離れたり、(小林)祐希が飛び出すタイミングが早すぎて、ジェイに入った時のサポートのアングルが誰もいなかったりと。そして、2秒、3秒とこねる間に失い、失った瞬間の味方との距離が遠いのでボールアプローチに行ききれなかったと。そして、相手により良い選択肢を取られてしまいました。特に(櫻内)渚の方にボールが来たりして崩されそうになりましたが、ヨシ(太田吉彰)の戻りと(櫻内)渚のボールアプローチはほぼ完璧だったと思います。
――1ゴールのアダイウトン選手の評価は?
非常に分析力に長け、探求心旺盛で、温厚な性格の選手です。陽気さと真面目さという部分では、今の我々に非常にアジャストしていると思います。今後、グループ戦術の中で彼の良さを引き立たせるようなボール回しだったり、動き出しが出てくると思います。とにかく中盤のエリアはシンプルにと。何度かミスはありましたが、ただ、シンプルにやろうとしていた中でのミスでしたし、僕自身ポジティブに捉えています。

藤田 義明 選手

藤田 義明 ――先制点の場面について
(ニアサイドで)ジェイが触ってくれると信じていましたし、練習通りです。いいボールが来ましたし、慎重に合わせるだけでした。しっかり足に当たって枠にいってくれました。
――守備面について
この1週間、大黒さんの動きに関する映像を作っていただき、繰り返し見ました。イノ(伊野波)とも話していましたし、いい準備ができたと思います。
――失点ゼロについて
失点ゼロでいくということはDFとしてやはり嬉しいですし、チームとしてもゼロで終えることができてよかったです。
――アウェイで久々の勝利になりましたが?
そうですね。去年の途中からアウェイでは勝てていなかったので、勝ててよかったです。改めて『去年とは違う』ということを見せていきたいですし、また勝てるようにしっかり準備していきたいです。
――修正点について
後半、相手は負けていて、前に行かなければいけないという状況でした。ただ、その中でも自分たちがもっともっとしっかりボールを保持できたかなと思いますし、そのあたりはまだまだだと思います。

アダイウトン 選手

アダイウトン 自分の力を上手く出すことができました。我々のチームには、素晴らしい選手たちがたくさんいます。今年は昨年と違った結果になると信じています。ただ、今日のことは忘れ、すぐに次の試合のことを考えていきたいです。
――ゴールシーンについて
自分の力を最大限に使うためには、ボールを奪った瞬間に前にいかなければいけないと思っています。ですから、狙いとしてはボールを奪った瞬間に前を見て、DFの間にスペースが空いていたので、思いきり突進しました。自分自身、ボールを持った瞬間にはゴールを目指さなければいけない選手だと思っていますし、パスやクロスというアイディアもありましたが、気づいたらゴールの近くにいたので、迷わずフィニッシュしました。
――献身的な守備も見せていたが?
守備は私の課題の一つですし、頑張らなくてはいけないという思いでした。守備のところは、これからも求められていくと思いますし、しっかり休養して、次の試合に挑みたいと思います。

上田 康太 選手

上田 康太 全てうまくいった、とは思いませんが、しっかり結果を出せたことはよかったです。2-0というスコアは難しいスコアですし、1点入れられたら相手に勢いが出るので。ただ、ハーフタイムにみんなで声を出せていましたし、『もう一度引き締めてやろう』と話すことができていたと思います。
――後半のゲーム運びについて
相手も前がかりになってきて、こちらも前であまり時間を作れなくなってしまったという部分はあります。もっともっと前に出ていき、攻撃の時間を増やさなければいけなかったのですが、なかなかそういう時間を作れませんでした。どんな状況でも自分たちからアクションをおこし、もっともっとボールを動かせれば、自分たちの時間が長くなると思います。

櫻内 渚 選手

櫻内 渚 前半、いい時間帯で得点が取れ、いい流れで終えることができました。後半も立ち上がりからクロスの対応ができていました。よくない時間帯もありましたが、その中で失点しなかったことは大きいと思います。キャンプの前からチームとして、積極的な守備でボールを取ろうということを言っていたので、それが徐々に形になっているのかなと思います。
――相手の大黒選手への対応で意識したことは?
常に背後を狙っているので、隣のイノ(伊野波)さんとコミュニケーションを取り、カバーリングを意識していました。イノ(伊野波)さんが出た時には自分がスペースをケアするようにずっとコミュニケーションを取っていました。ただ、何度か危ないシーンもあったので、それをゼロにするためには、さらにコミュニケーションを取っていかなければいけないと思います。

駒野 友一 選手

駒野 友一 前半は、点を取っていい形で終わりましたが、後半はミスが絡んでしまった場面もありました。アダ(アダイウトン)の個人技も絡めて追加点を取れましたが、後半あれだけ攻められてしまったので、そこは修正する必要があると思います。守りきることも必要だと思いますが、やはりチームとしては守りきるというよりも、攻め続けることを大事にしていますし、修正すべき部分は修正していきたいです。

京都サンガF.C.■和田昌裕監督
 

――感想
ホーム開幕戦ということでしたが、ファン、サポーター、スポンサーの方々に勝利をプレゼントできず、非常に残念ですし、申し訳なく思っています。
選手たちは開幕戦ということは関係なく、ゲームとして本当によく戦ってくれたと思います。ただ、今日はゴールが遠かったと。前半の2回のピンチで、確実にゴールをしてくるジュビロさんの質の高さを目の当たりにしました。
後半、とにかく1点取らないといけないというところで攻撃的にゲームを進めてきましたが、最後の精度のところでシュートだったり、クロスだったりという部分は、まだまだ課題かなと思います。しっかりとまずは切り替えること。そして、次のゲームまで修正点を分析し、トレーニングして、次の試合に臨みたいと思います。選手たちはゴールを目指して、よく戦ってくれたと思います。