2008年 試合速報

2008 J1リーグ 18節 VS.大分トリニータ

trinita
trinita

7 勝
4 分
6 敗
17 得点
13 失点
勝点 25
順位 8

2
  • 0
  • 1

  • 2
  • 0

1
ジュビロ磐田
ジュビロ磐田

7 勝
2 分
8 敗
23 得点
24 失点
勝点 23
順位 12

前半
34分
成岡 翔
ハーフタイム 後半
エジミウソン
17分
18分
成岡 翔
犬塚 友輔
前田 俊介
森島 康仁
21分
ウェズレイ
24分
28分
川口 能活
八田 直樹
40分
カレン ロバート
萬代 宏樹
西川 周作
ウェズレイ
ウェズレイ
小林 宏之
金崎 夢生
藤田 義明
44分
1
西川 周作
4
深谷 友基
6
森重 真人
22
上本 大海
3
ホベルト
5
エジミウソン
8
金崎 夢生
11
鈴木 慎吾
20
高橋 大輔
10
ウェズレイ
19
前田 俊介
SUB
16
下川 誠吾
24
山崎 哲也
25
小林 宏之
7
西山 哲平
28
清武 弘嗣
33
藤田 義明
9
森島 康仁
監督
シャムスカ
1
川口 能活
3
茶野 隆行
5
田中 誠
15
加賀 健一
10
成岡 翔
14
村井 慎二
25
駒野 友一
27
上田 康太
8
ジウシーニョ
18
前田 遼一
22
カレン ロバート
SUB
31
八田 直樹
2
鈴木 秀人
16
名波 浩
17
犬塚 友輔
24
松浦 拓弥
9
中山 雅史
32
萬代 宏樹
監督
内山 篤

19,355
スタジアム名 試合日 キックオフ
九石ド 7/20(日) 18:05
ピッチ状態 コミッショナー 主審
良芝 乾燥 細谷 一郎 高山 啓義
天候 試合時間 副審 副審
晴れ 90分 前島 和彦 中原 美智雄
気温 湿度 第4の審判員 記録員
30.6度 64% 小川 直仁 宇野 耕二
6 シュート 7
6 ゴールキック 8
3 コーナーキック 3
10 直接FK 15
1 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0

J1第18節大分トリニータ戦が午後6時にキックオフされる。
相手の大分はここにきて2試合連続完封と、リーグ最少失点のDF陣は鉄壁である。
その中心となっているのが、GKの西川周作とDFの森重真人の北京五輪代表コンビの2人だ。磐田としてはどうにかして、このDF陣を突破しゴールを奪いたい。
スタメンを見てみると大分は前節とメンバーの変更は無し。ベンチメンバーにセレッソ大阪から途中加入した、森島康仁が入った。高さとうまさを持ち合わせてるだけに、途中出場したら気をつけたい選手である。
一方のジュビロは前節累積警告で出場停止だった、加賀健一が戻ってきた。それ以外は変更なし。
復帰してからキレのある動きは見せているもののゴールを奪えていない、前田遼一に相手の鉄壁DFを粉砕してもらいたい。ここにきて2連勝とチームの調子は上がってきているだけに、このエースのゴールが生まれたら、さらに波に乗ってくるだろう。
Jリーグは早いもので折り返しをむかえた。
ここまでのジュビロは中位から下位を彷徨っているものの、チームの状態は上向きである。それだけに今日も勝利し順位をさらに上げ、後半戦でまきかえしたい。

前半0分、ジュビロボールでキックオフ!
前半1分、ジウシーニョが中央突破を試みるもファールで止められる。
前半1分、FKを駒野が速いボールで直接狙うも、ボールは枠の外・・・
前半3分、大分右サイドから攻めるがジュビロ鉄壁の守備でクリア!
前半5分、大分が細かくパス回しするが、ジュビロの中盤のすばやい出足が効いてカットする。
前半7分、右サイドから成岡がファーにセンタリングするが、中で待ってる選手がおらず、そのままゴールキック。
前半8分、大分が森重を中心にパス回し。それをカットするも、その後が続かない。両チームともに小さなミスが目立つ。
前半10分、大分、右サイドからのCKは川口が直接キャッチ!
前半12分、村井が右足でシュートを狙うがボールはバーを越えてしまう・・・
前半14分、ジュビロCK、ニアにいたカレンロバートに合わせるも、DFにカットされてしまう。
前半14分、駒野が右サイドで鈴木をかわし、PA内で切り返すもDFに阻まれる・・・しかしボールを支配しているのはジュビロ!
前半18分、左サイドで村井がスルーパスを受けるが、中に上げることはできない。速い時間に先制点がほしい。
前半21分、ウェズレイがヒールで鈴木へ、そのままドリブルで上がりセンタリングをあげるもジュビロがクリア!
前半22分、ジュビロが中盤でパス回しするが、ジウシーニョへのパスがミスとなり、ボールを奪われてしまう。
前半24分、カレンロバートがPAの外からミドルを狙うが、キーパー西川の正面・・・打つ姿勢は評価したい。
前半26分、ゴール正面から金崎がミドルシュートを放つが、ボールは右サイドに外れる。フリーでシュートは打たせたくない。
前半30分、しばらく膠着状態が続く・・・
前半31分、成岡の浮き球にカレンロバートが競り合うも、パスを受けることができない。
前半33分、カレンロバートから前田へのパスは惜しくもオフサイド。形はできている。
前半34分、上田からのパスを受けた成岡がターンし、そのまま右足を振り抜く!ボールは左隅に突き刺さり、先制ゴール!成岡は2試合連続ゴール!【0-1】
前半41分、大分、右サイドからのFKに高橋がヘディングで合わせるが、ボールはミートせず。セットプレーには気をつけたい。
前半44分、ロスタイムは1分。最後に大分に攻められるも、ジュビロDFがカットしたところでホイッスル!前半はジュビロのリードで折り返す!ボールを支配していたのはジュビロ。うだる様な暑さだが後半もこの姿勢を継続したい。
後半0分、大分ボールで後半キックオフ!
後半1分、右サイドでボールを持ったウェズレイがアーリークロスを上げるが中で待っている選手がいない。
後半3分、中央でボールをもった金崎が左サイドの鈴木にパスを出すが呼吸が合わずサイドラインを割り、ジュビロボールのスローイン。
後半6分、磐田、中盤でボールをカットした前田がそのままドリブル突破し、シュート!しかしゴールマウスを捉えることはできない・・・
後半8分、駒野がボールキープからサイドチェンジし、左サイドの上田へ!上田が中にセンタリングを上げるが、誰も合わせることができない。
後半10分、金崎からのボールをウェズレイがスルーし、高橋がヘディングシュート!それを川口が飛び出し、弾き返す!川口のファインセーブでピンチを免れる・・・
後半12分、カレンロバートがカウンターから長いドリブルで敵陣に攻め込むも、鈴木に体を入れられカットされる。
後半17分、エジミウソンが後ろから磐田の選手に膝蹴りし、イエローカード!審判は近くでちゃんと見ていた!
後半18分、ジュビロ、2試合連続得点を決めた成岡はここでお役ごめん。代わって犬塚が入る!
後半21分、大分、前田に代えて森島が投入される。高さに気をつけたい。
後半24分、大分、縦パスに抜け出したウェズレイが強引に突進し、最後は頭で押し込まれ同点に追いつかれる・・・【1-1】
その際に川口がウェズレイと接触し流血、そのまま八田と交代する・・・
後半30分、代わったばかりの八田がオフサイドと勘違いし、ボールを持ったままペナルティエリアをでてしまいハンドをとられる・・・
後半31分、FKを鈴木が直接狙うが、壁に当たりピンチを免れる!
後半36分、村井のやわらかい浮き球のパスにジウシーニョが走り込むもわずかに合わず・・・
後半37分、右サイドからのCKは上田のミスキックになってしまう・・・早く勝ち越したい。
後半38分、大分に攻め込まれる時間が続くがジュビロDFがどうにか防ぐ!
後半40分、磐田、カレンロバートに代えて萬代が投入される!
後半41分、村井が左サイドに切り込み速いグラウンダーのパスをゴール前に送るもGKにキャッチされる・・・
後半44分、ロスタイムは5分!最後までゴールを狙いたい!
後半44分、西川がゴールラインきわどいところでボールをキャッチするも判定はCK。ボールを叩きつけて悔しがる西川にイエローカードを出される。西川はこれで累積4枚目で次節出場停止。
後半アディショナルタイム1分、犬塚がドリブルで駆け上がり、そのまま思い切りシュートを放つがDFの壁に阻まれる・・・
後半アディショナルタイム4分、ロングボールから森島が胸で落とし、ウェズレイにうまく拾われ、そのままシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれてしまう・・・【1-2】
後半アディショナルタイム4分、決勝ゴールを決めた、ウェズレイに代えて小林、金崎に代えて、藤田が投入される。
後半アディショナルタイム5分、ジウシーニョが右に出し、走り込んだ駒野がミドルシュートを放つもボールはバーの上を越えていく・・・
ここで無常のホイッスルが吹かれてしまう。3連勝を目指し、先制ゴールを決めたジュビロだったが、後半ロスタイムに逆転を許し痛い敗戦・・・次節からまた連勝を目指したい。
内山 篤 監督

連戦と暑さの中で、非常にタフな試合になるというのが戦前から予想されて、前半はバランスがいい形で点を取れた。後半はカウンターによって、2点目を決めるチャンスがあったのですが、決めることができなくて、逆転のきっかけになった。
ゲーム全体としては、2点目を奪うことができなかったのが非常に残念。
前半に点を取っているので、後半は相手も攻撃に出てくるだろうと予想し、前線のバランスから全体をコンパクトにして、途中から森島選手が入ってきた所でクロスの対応をして、奪ってからカウンターを狙って、ここが勝負だよということは言いました。

ジウシーニョ 選手

ジウシーニョ 前半はジュビロの方がよかったと思うが、後半は両方とも攻守一体で、最後にああいう形でやられてしまいました。マークはされていましたけど、動いてチャンスは作れていた。決めるべきところで決められなかったのがこういう結果になった要因。前節までかなりいい形で連勝できていたけど、この負けを引きずってもしょうがないので、次節に向けて一生懸命頑張ります。

八田 直樹 選手

八田 直樹 能活さんからキャプテンマークを託され、口下を押さえながら「頑張れよ」と言われました。
終わってからも先輩たちやスタッフの皆さんに「こういう風に経験していけばいつかデカくなる」と言われたので、それを信じて自分はやるしかない。
思ったより、試合には入りやすかったし最初のキックもよかった。でも、ゼロで押さえていれば引き分けれた。公式戦に出たのは始めてだったので、勝ち点1と勝ち点3の重みはずっしりきます。

大分トリニータ シャムスカ 監督
 

後半戦に入って、ジュビロは安定してきて、成長してきている。そういった質のチームは難しいタフなゲームになると思ってました。チーム自体、技術・質も高い、なおかつ戦術面もバランスの取れたいいチームです。
前半は我々らしくないゲーム内容となりました。しかし、後半に入って我々のサッカーであるスピード、決意、玉際など我々らしいサッカーを取り戻した。それが逆転劇になったと思います。
森島が交代して、それまでウェズレイがファーストボールを競っていたのですが、森島を入れることで、森島にウェズレイがやっていた役をやらせました。セカンドボールの方をウェズレイにやらせました。
それが上手く逆転ゴールに繋がったと思いますし、今日の森島はデビュー戦ながら、すばらしい働きをした。