第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)予選第1戦
試合日時:2005年07月30日(土) 10時30分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 80分
- Jヴィレッジ Pitch3
- 100人
- 31℃/69%
- 晴れ,弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 橋本 宗明
- 清野 裕介
- 松井 健太郎、大槻 孝宏
- 木下 英則
- 中村 有岐
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 猪狩 祐貴 | 前半24分[得点] | |
高原 伸介 |
前半39分[警告] | |
| 加藤 敦士 | 後半20分[得点] | |
| 後半24分[交代] | 田中 将太(in) ← 大竹 祐矢(out) | |
| 後半26分[交代] | 渡辺 恵吾(in) ← 稲葉 真人(out) | |
| 後半26分[交代] | 山本 康裕(in) ← 茂内 建祐(out) | |
| 後半29分[交代] | 白井 洋樹(in) ← 押谷 祐樹(out) | |
| 北村 尚人(out) → 岡 正道(in) | 後半30分[交代] | |
| 後半35分[得点] | 石神 啓 | |
| 林 慧(out) → 鎌田 翔雅(in) | 後半38分[交代] | |
| 加藤 敦士(out) → 中嶋 拓紀(in) | 後半39分[交代] | |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| 高田 哲也 | 監 督 | 内山 篤 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- 試合前
- 昨夜の天気予報は「午前中は雨」と伝えていたが、今日のＪヴィレッジは快晴。午前10時の段階で、すでに太陽の光が痛いほど降り注いでいる。
第29回日本クラブユースサッカー選手権大会。
昨年の準優勝したこの大会に、ジュビロユースは東海第3位として乗り込んできた。今日の対戦相手は、湘南ベルマーレユース(関東4位）。昨年のＪユース杯などでも対戦経験はあるが、今年になってからは未対戦。いずれにしても強豪の集まる関東ブロックを勝ち抜いてきただけに、力があるチームであることは間違いない。試合前のミーティングでは、内山監督が「すべてはチームのために」と、チーム一丸で戦うことを強調した。
さあ、いよいよ第1戦。猛暑の中での試合になるが、暑いのは相手も同じ。ハートは熱く、頭は冷静に。大事な1戦目を、なんとか白星で飾り、波に乗りたい！がんばれ！ジュビロユース！
- 前半15分まで
- 10時30分、Ｊヴィレッジ内のピッチで一斉にホイッスルが響く。同時に花火が上がり、日本クラブユース選手権の開幕を告げる。
立ち上がり、ジュビロユースは積極的に相手ゴール前に攻め込む。角度のないところからのＦＫを得るが、これは湘南ＧＫがクリア。続くＣＫもチャンスにはつながらず。その直後、湘南がゴール前に攻め上がりシュートを放つが、わずかに枠の外。危なかった。8分、湘南ＣＫ．しかしこれは落ち着いてクリア。湘南は、サイドからの積極的に攻め込んでくる。「集中しろ！」というＧＫ伊藤の声が、ピッチに響く。ジュビロユース今日の布陣は、ＧＫ伊藤、センターバック須崎、右に茂内、左に飯田。ダブルボランチは、キャプテンマークをつけた宮本と大竹。中盤右は押谷、左に中島。トップは稲葉でその下に増田と石神。前線の３人が巧みにポジションを替えながら、攻撃に絡む。14分、中島が左サイドをドリブル突破。相手クリアでＣＫ．このＣＫも、ゴール前で合わず、チャンスにならず。
- 前半３０分まで
- １６分、右サイド押谷から、ゴール前にロングフィード、わずかに稲葉の頭に合わず湘南ＧＫキャッチ。17分、湘南ＦＫ．ジュビロＤＦがゴール前で身体をはってクリア。18分、湘南シュートをGK伊藤が積極的に前に出てキャッチ。ジュビロユースはおとなしい選手が多いが、今日はよく声が出ている。21分、中盤で奪ったボールから速攻。右サイドの押谷がロングシュートを放つが、惜しくも枠の外。積極的なプレーに拍手が沸く。24分、中盤でのルーズボールを奪われ、湘南速攻。そのままシュート。これが伊藤の右脇を通りゴール。先制点を奪われてしまった。27分、石神から前のスペースにスルーパス。稲葉がうまく走りこむが、湘南DFがクリア。CKのチャンス。キッカーは中島。しかしこのボールは湘南GKがキャッチ。29分、湘南がボールをつなぎ、左サイドからシュート。ボールはわずかにポストにはじかれて外へ。危ない！
- 前半終了まで
- 31分、立て続けにジュビロCKのチャンス。しかし、なかなかチャンスを生かすことができない。中盤で湘南にボールを奪われることが多くなってきた。ここはぐっと集中したい。34分、湘南のシュートも、伊藤が何なくキャッチ。ジュビロはなかなか攻撃の糸口がつかめない。36分、ボランチ大竹からゴール前にフィードするが、受けた選手がファウルを取られてしまう。37分、ジュビロDFの裏にパスを出されるが、GK伊藤が前に出てクリア。38分、ジュビロゴール前で増田がチャンス。しかし、シュートを打てず。39分、飯田がファウルを受け倒れ、ヒヤッとするが、すぐに立ち上がる。相手選手に警告。ロスタイムなしで前半終了。
- 後半15分まで
- 円陣を組み、掛け声をかけて選手が再びピッチに向かう。気温はどんどん上がっている。後半に向けて両チーム選手交代はなし。ジュビロユースのキックオフで後半スタート。立ち上がりから、中盤での攻防。縦パスに反応した押谷がドリブル突破を試みるが、相手のタックルでスローイン。スローインのこぼれ球を押谷がゴール前にクロスを上げるが、稲葉のヘディングは力なく、湘南GKキャッチ。6分、中盤でボールを拾った宮本が、ロングシュート！ゴール上へ外れたものの、積極的なプレーにジュビロベンチから拍手。後半8分、ジュビロの攻撃の後の湘南の速攻。シュートは枠を外れたものの、DFが戻りきれていなかった。ピンチだった。こぼれ球を拾えなくなったジュビロユース。我慢の時間帯が続く。湘南の選手は球際での強さを見せ、ジュビロの選手はなかなかボールが奪えない。12分、茂内からのスルーパスに石神が自分で仕掛けるが、湘南DFに阻まれてしまう。直後、湘南CK。ショートコーナーからの攻撃をインターセプトし、自分達の攻撃を仕掛けたいが、これもセンターライン付近で、湘南DFに阻まれてしまう。
- 後半30分まで
- 15分、ジュビロの久々の波状攻撃。宮本、石神、増田が絡み、湘南ゴール前に攻め込むが、フィニッシュに至らない。16分、増田がゴール正面でミドルシュート。これはバーをたたいて外へ。17分、ゴール前でのFWの落としに反応してシュートしようとした石神が、負傷。担架でピッチ外に運ばれる。ひざを打ったか？一人少ない状態でのジュビロ。ジュビロDFの裏に上がったボールに、湘南FWがバックヘッドであわせ、ふわりと浮いたボールが、ジュビロゴールに吸い込まれた。痛い2失点目！石神はピッチに戻る。ここで、ジュビロ選手交代。大竹に替えて田中を投入。続けて25分、FW稲葉→渡辺恵吾。DF茂内→山本。ジュビロの苦しい時間は続いている。内山監督、ここでもう一人、押谷に替えて白井投入。ここでCKのチャンス。早速白井のキックは、湘南DFにクリアされる。
- 後半終了まで
- 途中交代で入った白井が積極的な攻撃を仕掛ける。白井が粘って落としたボールを、増田が反転してシュート。GKにキャッチされるが、いい攻撃ができた。後半33分、同じく途中交代の田中がミドルシュート！枠の上に外れる。35分、こぼれ球にうまく詰めた白井が田中にパス。最後は石神がうまくあわせ、ゴール！1点取ってから、ムードは一気にジュビロへ！見違えるような攻撃を繰り広げる。白井が積極的に前に攻める。それに石神、増田、田中がよく絡む。ゲームキャプテン宮本も、必死でボールを追う。渡辺恵吾も身体を投げ出してシュートを放つが、うまくミートしない。時計が気になる。圧倒的に攻めるジュビロ。守り一辺倒のベルマーレ。湘南はここで選手交代をして時間を稼ぐ。ここで試合終了。日本クラブユース選手権第1戦は、１－２で惜しくも黒星。終盤の怒涛の攻撃が見事だっただけに、なぜもっと早くこの攻撃ができなかったのかが悔やまれる。しかし、まだ予選は２戦残されている。次こそしっかり勝って、決勝トーナメントへと駒を進めたい。
選手、監督コメント
